焼山(新潟焼山/杉野沢橋からのピストン)
- GPS
- 11:54
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 1,675m
- 下り
- 1,676m
コースタイム
- 山行
- 10:07
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 11:52
天候 | 晴れ&ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●コース全般 最近まで入山規制されていたため、登山道は荒れています。 特に裏金山谷から先は道形はうっすらあるものの、 下は伸び放題の薮、上は枝に覆われていて、ほぼ隠れてしまっており、 ある程度のルーファイが必要でした。 ●杉野沢橋〜焼沢 石のゲートを通過して河原に出る手前の踏み跡を樹林の方に入っていきます。 (いきなり間違えて、真川を遡上してしまいました)。 真川の堰堤を越えて滝沢までは、平坦な道を進みます。 滝沢(飛び石でオッケー)を渡渉後、金山谷までは真川に沿ってトラバースします。 要所にはお助けロープが付いています。 金山谷を渡渉(こちらも飛び石オッケー)後、尾根(焼見台)を一つ乗り越え、 しばらく沢脇の平坦地を進みます。道が不明瞭になり始めます。 裏金山谷は、渡渉ポイントに薄いペンキマークがありますが、 ここを渡渉しようとすると靴を濡らさなければなりません (行きは裸足で渡渉、帰りは少し上流で飛び石伝いに渡れました)。 地獄谷(靴脱ぐ必要あり)を過ぎると、地獄谷とヌルイ沢の間を進み、 1630m付近で焼沢(水場)を渡ります。 地獄谷の渡渉後、ルートは一層ワイルドになります。 ●焼沢〜富士見峠 焼沢を過ぎるとトラバース気味に進み、1680m付近から九十九折に登っていきます。 1890m付近は道間違いしやすいポイントだと思います。 正規ルートは山腹を巻いていきますが、ガレ沢を直登していく方に引き込まれます。 2000m付近からは、富士見峠に向けてトラバースします。 富士見峠直前のザレた崩落地は要注意。 ●富士見峠〜焼山 富士見峠で縦走路に合流し、水無沢を経て泊岩分岐まで緩やかに下ります。 泊岩分岐から山頂までは高低差350mほどの登り。 2200m付近で森林限界を超えると、ザレ場を直登して火口縁に出ます。 火口縁を時計回りに進み、2400mピークを経て焼山山頂へと至ります。 |
写真
感想
夏休みに北アから頸城山塊がよく見えていました。
そういえば新潟焼山って最近規制が解除されたんだよね。
火山は、いつまた規制がかかるかホントわかんないんだよなぁ。
ということで登れるうちに行ってみることにしました。
当初は、杉野沢橋から焼山を登って火打まで稜線を辿り、
笹ヶ峰に降りて周回するつもりでした。
しかし、杉野沢橋からのルートがなかなかワイルド。
この日は水量が多かったのでしょうか靴を脱ぐ渡渉が2回、
その後は、足元はほぼ見えず、下草と枝を払い除けてルーファイしながら。
道間違いも2度ほど犯し富士見峠まで思いの外時間がかかってしまいました。
また、長い入山規制のせいで、焼山から胴抜切戸までの夏道も消えていて、
強引に下ってみましたが、胴抜切戸までは草付きのかなりの急斜面でズル滑りして危険。
鞍部まで下れたとしてもガスの間から時折見えた胴抜切戸から影火打までは藪漕ぎ必至。
これは時間的にも体力的にもキビシそう。
進む戻るでkomemameとひと悶着したのちに、来た道を戻ることに。
道が道だけに戻るのもかなり憂鬱でしたが、他に良いルートがなくてしかたなし。
こんなに険しい道だとは思いもよらず、
半袖で臨んでしまい(帰りは長袖に着替えましたが…)腕は生傷だらけ。トホホ。
でも、たちばなの豚汁は疲れた体に沁みたなぁ。
夏の暑さはどこへやら、とたんに秋らしい空気の1日。
山は変わり身が早すぎる。
暑過ぎるのはイヤだけど、早々に秋だなんてちょっと寂しい。
今回はこのひんやりした空気に救われました。
だってとにかくすごい藪漕ぎ状態!水量多く徒渉あり。
強烈な自然の力に苦しめられました。
これが本来の山の姿であること、
こうして山に入れることにありがたさは分かっちゃいるけど、
もうやだーーー、勘弁ーって何度思ったことか。
思ったんじゃなくて、思いっきりに口に出してました。
これで暑かったら…。
しかし久々に(?)泣き言を言いながらの山歩きとなり、ちょっと反省もしています。
やっぱり楽しまなくちゃ!
苦しくても楽しさを見つけよう!
と、あらためて思ったのでした。
そういえば帰りに食べたとん汁も、
玉ねぎ本来の自然な甘みが強烈でした。沁みたー。
超自然満喫。
おしまい。
コメント
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