夏の北海道遠征(3)羅臼岳
- GPS
- 06:10
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,474m
- 下り
- 1,463m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り、山頂部は霧 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道はよく整備されており、良好だった。 |
写真
感想
【山行NO 148(3)】
※ 北海道への遠征も、最後の羅臼岳を残すのみとなった。
最後の山ぐらいは晴れないかな、と期待しつつ..
・朝起きると、なんと、今日も上空はドンヨリしている。さすがにガッカリ。
8:20 網走発
・今日も、レンタカーを借りて出発する。
・羅臼岳の登山口、岩尾別温泉まではなかなか遠い。距離93kmもあった。
オホーツク海沿いに車を走らせていると、北側からしだいに青空が広がってきて、期待できそうな感じになってきた。
9:50-10:00 岩尾別温泉登山口(標高=約100m)
・ホテルの前の広場に車を停める。すでに数台の車あり。
・さっそく登山開始。今日は出発が少し遅くなったのと、標高差1500mの上り下りが控えているので、
ややハイペースで登ってゆく。
・道は遊歩道のように広く、登りが急な道の割には歩きやすい。
エゾハルゼミの声を聴きながら登ってゆく。
久々に青空を見ながらの登山だ。青空のせいで森の緑も鮮やかな色をしており、最後にようやく、北国の夏を味わうことができた。
11:20-30 弥三吉水(水場)
・飲んでも大丈夫かな?と思いながらも飲んでみる。冷たくておいしい。
・途中、熊よけとして笛を吹きながら登って行っていると、コガラがなにを思ったか、近くに寄ってきた。
12:00-10 銀冷水(水場)
・ここでも少々水を飲む。
・ここからしばらく行くと、大沢という沢状の地形となり、森林限界もぬけて、
小さいながらもお花畑が広がっている。
チシマキキョウの深い紫色が目に鮮やかだ。ほかにもいろいろ花は咲いていたが、名前はよく解らなかった。
12:50-13:00 羅臼平
・ハイマツの広場となっている。今日初めての下山者とすれ違う。
・ここから羅臼岳の山頂までは一登り。山頂部は霧に覆われており、霧の中を黙々と登る。
登りが岩がゴロゴロとして結構歩きにくい。
13:30-40 羅臼岳山頂(標高=1661m、気温=15℃)
・せっかくたどり着いた、この遠征3個目の山だが、またしても山頂部は霧に覆われて視界がない。
岩がゴロゴロと重なり合った山頂部の風景は、高山的で、ちょっと宝剣岳にもにている感じ。
羅臼岳には、1987年の5月に挑み、天気不良で敗退しただけに、
展望はないが、北国の峰にようやくたどり着けたな、と感慨深い。
14:10羅臼平
・下りは、登りと同じ道を、高山植物を写真に写しながら、ややのんびりと下る。
下の方には、遠く、知床五胡と、オホーツクの海が見えている。
山腹を覆う原生林は、深々と静まり返っている。
・オホーツク展望台付近で、アマツバメが20〜30羽ほど飛び交っているのも見かけた。
16:10-20 岩尾別温泉登山口着
・出発時間が遅くなった割には、いいペースで登れたので、標高差 約1500mを、
登り3.5時間、下り2.5時間で下れた。
・せっかくなので、ふもとの知床五胡も見物した。
池の表に、先ほど登った羅臼岳が写っている風景は感じ良かったが、
なんせ、観光客が山盛り状態なので、その点は少し興ざめだった。
・あとは、来た道をレンタカーで網走へと戻る。
19:00 網走着
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[以下は、帰路の旅路のメモより]
8月18日(土)
・今日は午前中がフリーで午後から札幌に移動の日。
帰る日になってようやく、スッキリした夏空が広がるのも、皮肉っぽい。
・AMは観光バスで網走の町を観光。水族館、能取美岬、天都山、監獄博物館などを、パタパタとまわって観光した。
14:00 網走発
・車窓からは、爽やかに明るい、北国の夏空が広がっていた。
なんで山に入る日に、このような天気が来てくれなかったのか、とちょっと悔しい。
19:00-21:55 札幌
・次の電車まで時間がだいぶあるので、駅ビル内のレストランで、ウニ丼を食す。
・青森まで行く夜行急行の「はまなす」号は、結構混んでいた。自分は行列に並んで、なんとか席を確保できたが、
あとから来た人たちは通路にゴロゴロしている人も多い。
8月19日(日)
・「はまなす」号は、夜の内に函館、青函トンネルを通り、早朝に青森着
5:00-5:50 青森
・青森からの特急「白鳥」は、始発だし、乗り換え時間もあるので安心しきっていたが、
自分の乗っていた車両はホームにかからず、ドアが開かないではないか!
そうこうしているうち、白鳥号はすぐに満員となり、席を確保できなかった。
・行きと同様、日本海側を延々と電車は走り続ける。
これもまた行きと同様、冷房の利きが悪く、車内は30℃を大きく超えるほど暑い。
・お金をケチらずに、東北新幹線、東海道新幹線を使ってサクッと帰ったら良かったな、と後悔してももう遅い。
夕方まで車内は満員で、ようやく座席にありつけたのは、終点も近い、敦賀を過ぎてからだった。
18:10-40 京都
・ここで新幹線に乗り換える。冷房が利いていて天国のようだ。ビールもうまい。
・岡山を経由して新居浜に戻る。新居浜に到着したのは、22時。
・行きと同様、帰りも非常に疲れる遠征だった。
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