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Yamareco

記録ID: 200807
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ハイキング
中央アルプス

御嶽山 尻セードしすぎ注意

2012年06月23日(土) [日帰り]
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体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:02
距離
8.2km
登り
1,029m
下り
1,028m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

08:00田の原駐車場
09:03 八合目石室小屋
10:10王滝頂上10:37
11:07剣ヶ峰12:10
15:00田の原駐車場
天候 くもり、微風
過去天気図(気象庁) 2012年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
無料で広い駐車場(ここが満車になったことはないby王滝村HP)
コース状況/
危険箇所等
コースに危険箇所はありません。手入れされた安全な登山道です
3000m級の山ゆえ空気は薄い、登山途上で息苦しさを感じます。また硫黄臭が漂っています

田の原駐車場から出発。ここから山の全貌を見ることができます
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田の原駐車場から出発。ここから山の全貌を見ることができます
壮大さに圧倒されます
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壮大さに圧倒されます
王滝頂上山荘もここから見える。こういう山は安心
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王滝頂上山荘もここから見える。こういう山は安心
振り返ると駐車場
振り返ると駐車場
八合目には避難小屋あり
八合目には避難小屋あり
雷鳥いました。多くの方がシャッターしてました
雷鳥いました。多くの方がシャッターしてました
九合目。ここでアイゼンつけます。雪の真ん中を歩く派と端っこ派の二手にわかれました
九合目。ここでアイゼンつけます。雪の真ん中を歩く派と端っこ派の二手にわかれました
後少しで雪登り終わり、この辺りからか息苦しくなってきました
後少しで雪登り終わり、この辺りからか息苦しくなってきました
頂上山荘が目前。ごつい溶岩石がそこら中に
頂上山荘が目前。ごつい溶岩石がそこら中に
王滝頂上に来ました。神社があります
王滝頂上に来ました。神社があります
先週あった雪はなくなっていました。ここで休憩取りましたが、深呼吸しても物足りない、空気の薄さを実感します
先週あった雪はなくなっていました。ここで休憩取りましたが、深呼吸しても物足りない、空気の薄さを実感します
さらに剣ヶ峰を目指します
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さらに剣ヶ峰を目指します
ここでNAV-Uが標高3000mと表示。剣ヶ峰見えてるがここから後少しがきつい
ここでNAV-Uが標高3000mと表示。剣ヶ峰見えてるがここから後少しがきつい
着いた〜。標高高くなるにつれスピード鈍り、最後は息もたえだえ
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着いた〜。標高高くなるにつれスピード鈍り、最後は息もたえだえ
くもり、微風の絶好の天気。頂上は賑わってました
くもり、微風の絶好の天気。頂上は賑わってました
ここで食事にします
ここで食事にします
乗鞍岳と穂高岳。ここまでこないと見れません。天候にも恵まれました。残念ながら富士山は確認できず
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乗鞍岳と穂高岳。ここまでこないと見れません。天候にも恵まれました。残念ながら富士山は確認できず
山がわからないのでiphoneアプリ起動。でもわからない
山がわからないのでiphoneアプリ起動。でもわからない
頂上近辺は硫黄臭がしますが、これが源。
頂上近辺は硫黄臭がしますが、これが源。
行きにアイゼンつけ登った所を尻セードで下り、調子こいてさらに九合目から下へも滑ってきました。下ってきた雪景を振り返ります。ここで後悔
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行きにアイゼンつけ登った所を尻セードで下り、調子こいてさらに九合目から下へも滑ってきました。下ってきた雪景を振り返ります。ここで後悔
ビニールマットを尻に敷いて滑って来ましたがびしょぬれです。それはいいけどルートに戻れない;
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ビニールマットを尻に敷いて滑って来ましたがびしょぬれです。それはいいけどルートに戻れない;
選択肢は3つ。それでも下る、薮を横断する、戻る。で、戻りました。再びアイゼン付け、下ってきた雪道を登ります。写真は登り終えてヤレヤレで振り返ってパチリ。
選択肢は3つ。それでも下る、薮を横断する、戻る。で、戻りました。再びアイゼン付け、下ってきた雪道を登ります。写真は登り終えてヤレヤレで振り返ってパチリ。
疲れ果てやっと下山
疲れ果てやっと下山
駐車場から10分程度のおんたけ休暇村で入浴。背中、尻はびしょぬれだったがさっぱり、あ〜気持ちいい
駐車場から10分程度のおんたけ休暇村で入浴。背中、尻はびしょぬれだったがさっぱり、あ〜気持ちいい

感想

・梅雨の中休みを利用してyamaikuzouさんと今年2回目の山行。7月の富士登山前に高山病が心配だったので、3000m級を体験したく、山仲間から教えてもらった御嶽山へ。自宅を4時にでて駐車場ついたのが8時前、中津川ICからは本当に遠い(>_<)

・八合目あたりからか息苦しい。富士山ではちょっと心配、山荘で少しでも寝て疲れをとることができるかどうか

・先々週の尻セードの動画見て、できたらやってみようぐらいでしたが、下りの途中でどなたかが滑っているのを見てチャレンジ。やってみるとこれが面白い、何もしないと加速していくので、かかとと背中のザックでブレーキをかけ、これを繰り返しながら滑り下ります。方向はうまく制御できなかったので、薮に向かった時はかかとブレーキを最大にします。
九合目のルートまで降りてきて、そこでやめとけば良かったのですが、調子こいてさらに降りていくことにしました。しばらく滑り降りれたが、切れ目の所まできて次の所は、積雪の下を沢水が流れており、ひと目踏み抜く危険あり!ルートから外れ自分の居場所は他からは見えず、ひとりぼっち。どうしよう
1)さらに下る → 段差を降りなければならず、降りたら戻れない、踏み抜くリスクもあり止め
2)藪こぎして正規ルートへ → 最短ルートで戻れるのでやってみたが無理。肩くらいの高さの松のような密集した木。藪こぎは無理で上を歩いていく方法しかないが足を置けない
3)戻る → 体力的にきついが滑り落ちなければ一番確実。気を取り直しアイゼン付け、九合目の正規ルートまで登った(gpxの外れルートはこれ)

幸いだったのは、それほど降りてなかったこと、また電話が通じたためyamaikuzouさんとも連絡取れたこと。これを書いてた時にkomakiさんのヤマレコ見つけた;つくづく事前の情報収集の重要性と予定外の行動は慎むことを実感しました

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コメント

ryukenさん、こんばんは。yamaikuzouさん、お久しぶりです。
御嶽山の眺望、本当バツグンですよね

尻セード、楽しすぎですよね〜
9合目の復帰ポイントなんて
つい、見過ごしてしまいますよね

雪解けがかなり進んでる様子、
そのまま下られてたら、僕の時より
さらに水量の多い、滝の下りに
なってたのではないかと思われます。
ヤブコギも大変だったようで
ルート復帰でご無事な下山、何よりでした
2012/6/24 22:32
komakiさん、こんばんは!!
 実は、ヒップソリ持参しておりました。
現地状況からすると、傾斜が急でこのソリでは加速し過ぎでハイマツに激突、おまけに舵取りが困難であると判断しました。結局シリセードやってみましたが、やはり熟練を要するようです-滑走時間不足(笑)

 さて、ryuken氏の行動の先読みをもっとしておれば
ルート外れを起こさず、帰還出来たのではないか?
反省をしております。
幸い大事に至らず、ホッとしているトコです。
 ルート外れは禁物、切に感じた山行でした。
 
2012/6/24 23:37
komakiさんはじめまして
コメントありがとうございます
久しぶりの雪上ではしゃいでしまいました
ちゃんと読んでおけば止めてたと思います(たぶん)

yamaikuzouさんは持参のヒップソリ9合目まででした。
ご迷惑をおかけしました
2012/6/24 23:46
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