岩手山
- GPS
- 09:18
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,459m
- 下り
- 1,446m
コースタイム
※2000m峰初心者+お花に惹かれてのwaiwai山行
天候 | 曇り時々雨、駐車場帰着して晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
大駐車場有り、トイレ工事中でした。仮設トイレあり |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は整備されているが、火山礫のため慣れないと歩き難い。 特に危険箇所はない。 |
写真
感想
私に登山することを決意させた山、岩手山の初登頂を目指す。
登山を始めて丁度1年、とはいえ岩手山は大きな山、体力的にも技量的にも単独山行はまだ自信がない、そんな時サイトで知り合ったNさんが今回の山行を計画してくれた。まずはありがとうの感謝である。
結果男性4名、女性3名のメンバーとなったが、Nさん含め3名が登頂経験者で私を含め残り4名は標高差1000m超えの登山さえあまり経験がない初級者?
経験者3名を頼りに出発。
しばらくはミズナラやブナ林を進む。身体慣らしに最適な傾らかな道が暫く続き心地よく歩行できる。
女性3人組は顔なじみらしくお口の回転が素晴らしい。漫才なみの掛け合いで景色に変化のない林の中ではラジオ変わりになり飽きない。(#^.^#)
5分ほど歩いたら突然、サイレンが鳴り響いた。村の「時報」だろうなんて無責任な事を言ってみたが、何回も繰り返し鳴っている。「もしかして火山情報???、本物のラジオは」なんて言っているうちにサイレンは止まった。
暫くすると今度はロック風の大音響が聞こえてくる、こんな山奥までと驚いたが登山口付近にある国際交流施設を会場にイベントが開催されていたらしい。
登山道の所々に馴染みのない花が咲いているとその都度脚を止めカメラ、花の名前を知らない悲しさ、同じ花でも場所が変わると違う花と勘違いし同じ花を何回も撮ってしまう。
途中雨が強くなり合羽を着用。
約2時間ほどで林を抜け、植物保護区域ロープが張られた斜面に出る。
コマクサの大群生地である。晴れている時の景観は見事だろうなと天を仰ぐが灰色のまま。
ランニングシューズを履いた、トレイルランナーが次々と下ってくる。
大会ではなく同好者の練習で集まったらしい。
歩いて登っても苦しいのに、山を走って移動するなんて?理解できないが、登山愛好者は変人と思っていた去年の自分が今の自分を見ているようなものだろう。
「やってみなきゃ分からないよ」と言われそうだ。
コマクサに見とれながらゆったり約50分で上坊コースとの合流点ツルハシ到着。
ダケカンバ林のいたるところにシラネアオイの大群生が見られる。
ツルハシから平笠不動避難小屋まで約1時間、途中に急登があり脚が哭き出しそうである。
小屋で休憩、暫くすると10名程の団体が到着、交代で出発。
避難小屋の50m程手前に六合目の標柱があったのが話題になり、4時間も歩いてまだ六合目という現実に意気消沈(つд⊂)
気を取り直して35分ほど登るとお鉢の周回路と思われる尾根に到着、別ルートからの登山者も続々と見える。小学低学年と思われる子供なんか走っている。
登山口から5時間20分、平成24年6月24日11時35分岩手山初登頂達成。
ガスに覆われ展望がないのが残念だが、次回に期待である。
天候が良くないとはいえ次々と登山者が来る、さすが日本百名山である。
この天候で長居は無用、来た道を戻るはずが視界が悪く方向を勘違いして危うくお鉢巡りしそうに、すぐ気がつき引き返し再び山頂を経由して焼け走り分岐へ途中ガスが薄くなり視界が広がってお鉢の中が一瞬見えた。ラッキー(#^.^#)
下りは砂礫が滑り易く慎重に下る。
平笠避難小屋まで来ると視界もかなり良くなり、先には見えなかった小屋の傍にそびえる険しい岩山がはっきり見える。名がついているのだろうか?
ここで小休憩、合羽を脱ぐ。
下りになると膝に負担がかかるが、最近不安を抱える私は慎重に脚膝と折り合いをつけながら歩く。
三女組は軽快な足取りである、最終路の平坦路に来ると追い抜かれそうな勢いである。当方もそれなりに普通に歩いていたはずなのに。目標が見えた時の女性のパワーの強さを再認識させられた。
山頂から下り始めて約3時間30分全員無事帰着。
記念すべき一日となった。同行してくれたメンバーにあらためて感謝いたします。
waiwai5963さん、はじめまして!
岩手山初登頂おめでとうございます
山行記録を拝見させていただき、あぁ!第一噴出口跡付近(木々が無くなる寸前)で追い越させていただいたパーティですね
当日は、雨模様で残念ではありましたが、猛暑でグタグタになるよりは体力を温存できて良かったかも?と良い方に考えてみました
けど、そうは言っても「ぱぁ〜」っと視界が開けた岩手山も見てみたいですよね
今度は、馬返しからチャレンジしてみたいなぁ〜と思いました。
今度は晴れの日を祈って・・・
山頂まで行ったのと行かないのでは、見える景色が違います。
きっと、感慨ひとしおでしょうね
(昨年の私がそうでした )
お花たちとにぎやかなメンバーから、最後まで力をいただけたご様子ですね。
30番目はツクバネウツギだと思います。
スイカズラ科で、そういえば、同じスイカズラ科のピンクのタニウツギより、スイカズラの花に似ているかも。
こんにちは!
初登頂おめでとうございます。
このコース、長いですね。
コマクサがそろそろ良いかな、と思っています。
え〜と・・・
30番の花はウコンウツギと思います。
この辺りでは岩手山、早池峰山、八幡平、焼石岳で見られるようです。
私は早池峰山と岩手山御神坂コース、鬼ヶ城コース、焼走りコースで確認しています。
ウコンウツギとコマクサが見たくなりました
mitugasiwaさん、ありがとうございます。
去年、五葉山で同じ花を見かけて調べたのですが
間違って覚えてました
(または五葉山のがツクバネウツギで、これとは別だったのかな?)
ウツギの仲間はたくさんあるようですね。
それにしても、岩手山は がいっぱいですね
taku-jiroさんありがとうございます。
やっぱり山頂から取り巻く山々の景観を見たいです。
私も次回は馬返しからかな?と思っています。
pomchan4さんありがとうございます。
花って親戚が沢山いて覚えるのが大変です。
これからもいろいろ教えて下さい。
mitugasiwaさんありがとうございます。
山行記録を拝見してサンカヨウという花を知りました。
実物をこの目で見れてとても嬉しかったです。
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