霧ヶ峰徘徊
- GPS
- 06:50
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 521m
- 下り
- 511m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
中央道で諏訪ICへ。ビーナスライン強清水の霧の駅駐車場に駐車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険な場所はほとんどない。 ただし車山乗越から八島湿原にかけては笹原の道で、一部雨後にはぬかるみにな利安く、天候によってはスパッツの持参が無難。 レンゲツツジは場所によっては満開だけど、コース全体ではまだまだこれからという感じ。 |
写真
感想
3月に膝を痛め、治りかかったところで今度は右足親指の骨折。
ようやく傷も癒え始めたところで約三カ月ぶりの登山再開。
約三カ月ほとんど運動もできなかったので、復帰第一戦は登山というよりは簡単な山歩きができる霧ヶ峰に。
午前6時ごろに強清水の霧の駅の駐車場に到着。
天気予報は晴れのち曇りだったけど、実際には高曇りの雲の合間からときどき陽が射す程度。
この時間で駐車場は半分くらい埋まっているが、登山者は我々だけで、ほかは朝からビーナスラインを走りに来たやる気満々の後ろに羽をつけたスカイラインやスバルの集団と、そろそろ見頃になったレンゲツツジを目当てにした写真屋さん達。
6時半に駐車場をスタート。
最初は霧ヶ峰自然植物園の中のなだらかな登りをビーナスラインに沿って進む。
強清水周辺はレンゲツツジがほぼ満開ということでどでかい望遠レンズをつけたカメラマンが多い。
1時間ほどで車山の肩。
霧ヶ峰を歩く人の大半はここをベースにするため、立派なバイオトイレも設置してある。
ここから山頂までは標高差100メートルちょっと。
ただ登山道は大巻きして緩やかに登るため意外に時間がかかる。
途中で陽射しが戻り始め、振り返ると北アルプスの槍穂も見える。
山頂は気象レーダードームが設置されちょっと宇宙基地のような様相。
本来は360度の大パノラマが広がるのだが、八ヶ岳方面は雲の中。
階段状の急坂を下りきると白樺湖から信州自然歩道を合わせ車山乗越。
笹原を登ると姫木平への分岐点。
山彦尾根の両耳からゼブラ山へ連なる緩やかな笹原の丘陵が一望できる。
山彦谷の南の耳から北の耳と緩やかな登降を繰り返す。
エコーバレースキー場のゲレンデを挟んで、本当なら蓼科山が正面に見えるはずだけど今日は雲の中。
大笹峰から姫木平に至る道を分け、西に方向転換しいったん下って登り返すと男女倉山、通称ゼブラ山。
このあたりもレンゲツツジの大群落だけど残念ながら花はまだ尚早。
車山の肩からここまで出会った人は10人ちょっと。
レンゲツツジやニッコウキスゲのピーク時は大混雑らしいが、普段は好天でも意外に静かみたい。
眼下の八島湿原に向かって下るとトイレで物見石からの道と合わさる。
さらに一息で奥霧小屋でここで八島湿原を一周する道を合流。
シカよけの柵を抜けると木道となるが、ここからは観光客がぞろぞろ。
写真を撮りながらゆっくり湿原を進む。
ワタスゲとツツジが咲いているが、アヤメはまだ早い。
本当は一旦鷲ヶ峰を往復するつもりだったけど、湿原を半周するのに予定の倍の時間をかけてしまったので山登りはパス。
反時計回りで湿原をほぼ一周してヒュッテ御射山でお昼。
昼食はコンビニで買ったおそばとそうめん。
ここから広い砂利道を30分ほどで沢渡だが、このあたりは路肩に他府県ナンバーの車も含めてかなりの駐車。
道中にもゼンマイや蕗などが結構生えていたけど、天然記念物の八島湿原隣接地でも採取は可能なのかな?
沢渡からカラマツ林を抜けて、ちょっと奥秩父チックな苔むした岩の樹林帯を過ぎて一登りで霧ヶ峰自然植物園の第5園地。
気温も上がり蒸し暑かったのだがここで心地いい風。
朝は半分雲がかかっていた槍穂もはっきり見える。
安山岩の露岩がごろつく中を下り満開のレンゲツツジの群落を抜けるとスタート地点の強清水の駐車場。
駐車場は満杯で空き待ちの車が少し並んでいる大盛況。
膝と右足親指の骨折で約三カ月ぶりの山歩きだったけど、特に体調不良もなく無事ゴール。
もちろん、急な登降もない非常に楽チンなコースではあったけど、やっぱり山る気は楽しいね。
しばらくは間隔をあけながら緩い山登りでリハビリしてゆこう。
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