池田山
コースタイム
07:40 池野駅
08:30 池田山登山口(休憩)
08:40 池田山登山口発
10:23 焼石神社
11:06 休憩所
11:30 池田山山頂(休憩)
11:40 池田山山頂発
11:55 休憩所(お昼ごはん)
12:45 休憩所発
14:15 池田山登山口
14:50 池田温泉新館着
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
登山口から池田温泉まで徒歩 約2km 池田温泉〜池野駅まで無料シャトルバス |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所 残雪期には特に危険箇所はない。 |
写真
感想
1 月から、いや昨シーズンから気になっていた場所。電車で西へ向かう時、山頂付近の開け
た場所が真っ白に輝く山がある。池田山だ。私の技量でも雪山を楽しめそう、雪が消えてしまう前に登ってみたかった。3/3ひな祭り、予報は快晴、気温はぐんぐん上がる見込み、ようやくその時が訪れた。池田山は、公共交通機関ハイカーにはギリギリアプローチ可能な山だ。岐阜では超有名な夜景スポットである。雪が消え山頂近くまでの道が開通したあとは、それこそ夜景目当ての人でごったがえしているだろう。冬の夜景を楽しみたいものだが、さすがにまだ避難小屋泊はしたことがない。いつか出来るといいなぁ。
池野駅からのどかな風景の中を1時間近くも散歩する。快晴の空に目指す池田山はどっしりとそびえている。頑張れ、登山口まで歩かねばならぬ。もう少しすれば桜も綺麗な季節となり、お花見ハイカーであふれるだろう道を一人。ようやく登山口に到着した。ここにはもう雪は無い。熊注意の看板から、歩きやすい道をぐんぐん登る。この傾斜は絶妙だ。これならドカ雪直後のラッセルも面白そうだ、と来シーズンへの期待が膨らむ。
池田の森公園辺りまで来ると、ようやくまぁまぁ残雪があり、雪山らしくなった。眺めは超一級であるが、もう少し雪が欲しいところか。出会った人たちとも「ちょっと少ないねぇ」と話す。避難小屋を通過し、ハングライダーの発進基地まで来た。一人で乗るには躊躇われる。雪で滑ればさすがに笑えない。行きはそのまま車道を進むことにした。日陰は雪が締まり、ツボ足でも沈まないが、日向は容赦なくはまる。かといってワカンをつけるまでも無い雪だ。スノーシューのあともたくさん。降雪直後なら楽しいだろう。ほとんど人に会わない道を、奥美濃の山々を眺めながら進む。あれは能郷白山だろうか、やはり雪山は美しい。
やがて伊吹方面に視界が開ける場所に到着した。いやはや素晴らし眺めだ!神々しいくらいだ。伊吹山はいつ見ても格好いいが、北尾根が望めるこの場所は最高じゃないか。こんなに快晴だというのに、殆ど誰もいないというのも素晴らしい。ごったがえす山はソロだとちょっと寂しいものだ。ここはお気に入りの場所の1つに加えておこう。さて、山頂までは尾根道を辿って行く。こんなに暖かくなったのなら、熊が出るんじゃないかとドキドキしながら林の中を進む。ほどなく木立の中の展望台に到着!やった!しかし展望はいまいちなので、伊吹山が見える場所まで戻り、昼ごはんにすることにする。
しかし本当に暖かい。雪の上だというのに、春の日のようだ。最高の伊吹山を眺めながら、1時間近くもグダグダしてしまう。今日はずいぶん登っているのだろうな。グズグズに溶けて歩きにくいだろうけど、眺めは最高だろう。もちろんここからの眺めだって負けてはいないが。やがて辺りに人気が無くなってきたので、そろそろ降りることにする。今度は尾根道を進む。やっぱりいいね、ここ。一気に登山口まで降りる。暑い!フルーツカルピス一気飲み。あー、生き返る。
さてここからも遠い。まずは池田温泉まで車道歩き30分。冬靴が辛いが立ち止まるわけには行かない。今度は絶対車を確保してから来るわ・・・。温泉でもそんなにゆっくりはしていられない。1時間後にはシャトルバスで池野駅まで戻らねばならぬ。なんとかバスに乗り、池野からも乗り継ぎ、乗り継ぎ、ようやく自宅に戻ったのである。あぁ楽しかった。雪山最高!おしまい。
(※冬の池田山に公共交通機関で来ることは、オススメしません・・・もちろん夏は車で山頂近くまで行きましょう)
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