平湯温泉から登る乗鞍岳
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- GPS
- 08:53
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 2,066m
- 下り
- 681m
コースタイム
- 山行
- 7:32
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 8:54
天候 | ほぼ快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
・帰りは畳平から平湯温泉行のバスに乗車。(季節や天気により、運行時間が変わります。また、ほおのき平止まりのものもあります)。乗客数が多いと、ちゃんと臨時バスも出してくれるようです(私が乗った時も2台態勢だった)。 https://www.nouhibus.co.jp/route_bus/norikura-line/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山道は、乗鞍権現社を過ぎて硫黄岳の登りに差し掛かるまでは、深い森の中を歩く感じです。日が昇っても薄暗いです。時々、見晴らしの良い所に出ますが、振り返ると槍穂高の絶景が眺められます。 ・登山道は明瞭ですので迷う箇所はないと思いますが、刈り払いされていないためか、かなりのヤブです。よって朝露も激しく、腰から下は結構濡れますので防水性のあるパンツやスパッツ併用の方が良いかと思います(私はタイツ&トレランシューズだったので冷たかった!)。 ・硫黄岳の登りからはハイマツ帯となり展望が開けます。ここまで来るとうるさいヤブもなく、左右に槍穂高や南アルプスなどを眺めながらの気持ちの好い稜線歩きが楽しめます。 ・畳平から肩ノ小屋までは、少し勾配の付いた平らな砂利道を歩きます。肩ノ小屋からいよいよ通常の登山道です。今回は三連休という事もあり、激混みでした。服装からしても100%観光の方もおられるので、登山道は始終渋滞しています。 |
その他周辺情報 | 下山後温泉は、毎度の「ひらゆの森」。 三連休の中日という事もあってか、ここも激混みでした。露天風呂もあんなにたくさんあるのに、どれもがいっぱいになるくらいでした。何度も来ていますが、これだけ混んでいる時に来たのは初めてかも。湯上りに自販機でジュースを買おうと思ったら、目ぼしいものは軒並み売り切れ! |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
エマージェンシーシート
ストック
カメラ
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感想
去年の10月に友人と乗鞍に行こうとしたが、快晴にもかかわらず路面凍結でバスが運休して行けず。それ以外も行く機会がないでもなかったが、なかなか実現せず。乗鞍は遠い訳でもないのに、小さい頃に親に車で連れて行ってもらった幽かな記憶があるくらい。
今度こそはという事で計画してみたが、畳平から散歩するものいいが、もっとどっぷりと味わうには麓から登った方がいいのではと。ただ、平湯からは結構なロングコース、標高差もそれなり、登山道がヤブっぽい、熊が多いなどの情報があり、以前からこのルートに興味があったが、なかなか足が動かなかった。
それでも最近はヤマレコでもこのルートで登る人も多くなり、詳しいレコもたくさんあったのでかなり自分が登っているイメージも湧いてきた。そして、紅葉の時季は畳平から上の混雑がひどくなると思ったので、その前に行っておこうという算段。
まず駐車場問題。レコを見ていると、平湯IC横のトイレのある駐車スペースに停めている人が多いようだ。それから、あんき屋の駐車場利用。だが、近くに大きな駐車場があることが判明。平湯大滝駐車場との事だが、スキー場の駐車場でもあるのだろうか? 無料で停められるみたいなので今回、利用してみた。朝の5時前に着いた時には他に1台しかいなかったが、午後4時に帰って来てみたら10数台以上停まっていた。滝の見物の人が多いだろうから、登山者はどれくらいか分からない。
登山中のこと。
スキー場のトップまで行くには結構時間が掛かり、登りも単調で気持ち的にちょっとつらい。羊がいるとの事だが下の方には全くおらず、リフトトップに着いてもまだ見つからなかった(途中から糞はたくさん落ちていた)。それより上に行くと漸くのんびり草を食んでいる姿が見られた。ゲレンデを外れて、かなりの急斜面にへばりつくようにして草を食べている羊もいた。アイベックスかよ!かなり自由に行動しているようだ。
ゲレンデ中腹にはまだ新しい熊の糞もあった。やはり生息地なのである。
登山道は、最初は歩きやすいと思ったが、どんどんヤブ化してきて急登も続くようになった。トラバース箇所も急な草付きで足運びが慎重になる。
道はハッキリとしているので、道迷いするほどのコースではない。が、鬱蒼とした薄暗い森の中を長い間歩くので、少々寂しい感じもする。
硫黄岳の稜線に出てからはとても快適になる。なので、権現社の先の鞍部を登り返す所まで来られれば少し安心してもいいかなと思った。
同じ方向に歩いていた人は1人しか見なかったが、下山して来る人とは5〜6人すれ違った。
紅葉時の混雑を避けるつもりで来た筈なのに、畳平から上は混雑の極みだった。山頂直下はとてもゆっくり寛げる感じではないが、それだけ乗鞍が人気があるという事か。同じように比較的楽に登れる3000m峰である立山とは違い、ここではジーパン姿の人もかなり見受けられた。「いちばん楽に登れる3000m峰」と宣伝しているから仕方ないのだろう。
平湯ルートの森閑とした静けさと、山頂付近の喧騒と、ギャップが凄くて笑ってしまった。
持参水分:水1.5ℓ、スポーツドリンク500ml×2、朝食の残りのオレンジジュース少々。(計2.7ℓくらい)
消費:水500ml、スポーツドリンク500ml×1、ジュース。(計1.2ℓくらい)
カラッとした秋のようだった先週と違い、今回は8月に戻ったかのような蒸し暑さだったが、案外飲まなかった。異常なまでに気温が上がることがなかったからか。
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