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Yamareco

記録ID: 202907
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ハイキング
尾瀬・奥利根

残雪の燧ケ岳と尾瀬沼周回 湿原巡り

2012年06月30日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:00
距離
18.7km
登り
1,098m
下り
887m

コースタイム

7:00御池駐車場-8:00広沢田代-8:50熊沢田代-10:20俎-10:45柴安-12:10俎瑤茲蟆嫉崖始-13:45尾瀬沼-14:20沼尻休憩所-15:30大江湿原付近-16:30沼山峠
天候 晴れ〜曇り、一時小雨
過去天気図(気象庁) 2012年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
西那須野塩原ICから100km程。御池(みいけ)に数百台の駐車場(1000円/回)があります。沼山峠〜御池のシャトルバスは500円、降りる時に支払いです。
コース状況/
危険箇所等
御池側にはポスト無い様です。
熊沢田代を過ぎ急登にさしかかると、登山道が雪渓を横切る場面が数度出た後、1度長い雪渓登りがあります。ステップの跡を踏んでいけばアイゼンまでは無くても大丈夫ですが、滑るとタイヘンなのでストックでもあった方がバランス補助にはいいかもしれません。その後3,4度雪渓のトラバースが出ます。俎堯措動濁間は雪もほぼ融けて、10m程度の雪渓と同じ要領で雪の上を歩くのみなので、ノーアイゼンで大丈夫だと思います。ミノブチ岳付近で親子熊目撃情報があるらしいので熊鈴あった方が安心かと思います。長英新道では、表土がえぐれて粘土質の茶色っぽい土の所は、物凄く滑り易く注意が必要です。
下山後は、会津側に少し下ると檜枝岐に燧の湯、もう少し下ると駒の湯等あります。他にもいろいろ多そうです。
御池の駐車場。広いです。
空は快晴、清清しくて涼しい朝。良い山行の予感。
2012年06月30日 07:02撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 7:02
御池の駐車場。広いです。
空は快晴、清清しくて涼しい朝。良い山行の予感。
今日は北側からのアプローチ
2012年06月30日 07:03撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 7:03
今日は北側からのアプローチ
駐車場の隅から森の中へ。木道は右側通行、入山者カウント中
2012年06月30日 07:05撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 7:05
駐車場の隅から森の中へ。木道は右側通行、入山者カウント中
直ぐに燧ケ岳への分岐を左に折れる。
2012年06月30日 07:07撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 7:07
直ぐに燧ケ岳への分岐を左に折れる。
木道と苔生す山道を交互に登る
2012年06月30日 07:12撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 7:12
木道と苔生す山道を交互に登る
水芭蕉…のオバケ。
2012年06月30日 07:47撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 7:47
水芭蕉…のオバケ。
こちらはまだまだ水芭蕉
2012年06月30日 07:50撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/30 7:50
こちらはまだまだ水芭蕉
イワカガミも。
2012年06月30日 07:51撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/30 7:51
イワカガミも。
バイケイソウ
2012年06月30日 07:55撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 7:55
バイケイソウ
森を抜けると空は青く
2012年06月30日 07:57撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 7:57
森を抜けると空は青く
うわあ・・・ため息の出る様な湿原
2012年06月30日 07:58撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/30 7:58
うわあ・・・ため息の出る様な湿原
ワタスゲのふわふわが一面に
2012年06月30日 07:59撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 7:59
ワタスゲのふわふわが一面に
花達
2012年06月30日 07:59撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/30 7:59
花達
2012年06月30日 07:59撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2012年06月30日 08:00撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 8:00
2012年06月30日 08:00撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/30 8:00
2012年06月30日 08:01撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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広沢田代をのんびり進む
2012年06月30日 08:02撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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広沢田代をのんびり進む
2012年06月30日 08:03撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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池塘
2012年06月30日 08:04撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 8:04
池塘
2012年06月30日 08:04撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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石楠花も
2012年06月30日 08:06撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/30 8:06
石楠花も
ひと登りした後、広沢田代を見下ろす。向こうには会津駒ケ岳
2012年06月30日 08:35撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 8:35
ひと登りした後、広沢田代を見下ろす。向こうには会津駒ケ岳
熊沢田代まで登ると、燧ケ岳のピークが見えてくる
2012年06月30日 08:39撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 8:39
熊沢田代まで登ると、燧ケ岳のピークが見えてくる
日光方面…白根山?
2012年06月30日 08:43撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/30 8:43
日光方面…白根山?
広々とした美しい湿原をテクテク歩く
2012年06月30日 08:44撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/30 8:44
広々とした美しい湿原をテクテク歩く
Windowsの壁紙?
2012年06月30日 08:46撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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Windowsの壁紙?
澄んだ水
2012年06月30日 08:47撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/30 8:47
澄んだ水
登りに差し掛かると、数度の雪渓渉り。踏み跡を外し膝まで潜ったり。
2012年06月30日 09:05撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/30 9:05
登りに差し掛かると、数度の雪渓渉り。踏み跡を外し膝まで潜ったり。
わわわ…かなり長い雪渓の急斜面登りが。
2012年06月30日 09:35撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 9:35
わわわ…かなり長い雪渓の急斜面登りが。
ツルンといったら下まで「あーれー」でしょうか。あー緊張した。
2012年06月30日 09:49撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 9:49
ツルンといったら下まで「あーれー」でしょうか。あー緊張した。
今度はトラバースを慎重に数度。
2012年06月30日 09:58撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 9:58
今度はトラバースを慎重に数度。
俎山頂に着きました。読めなかった…まないたぐら、です。尾瀬沼を見下ろす。
2012年06月30日 10:24撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/30 10:24
俎山頂に着きました。読めなかった…まないたぐら、です。尾瀬沼を見下ろす。
赤ナグレ岳を見下ろしつつ右に目をやると
2012年06月30日 10:25撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 10:25
赤ナグレ岳を見下ろしつつ右に目をやると
お隣には柴安瑤離圈璽が。
2012年06月30日 10:28撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/30 10:28
お隣には柴安瑤離圈璽が。
鞍部へ降りるとバイケイソウがわらわらと
2012年06月30日 10:37撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 10:37
鞍部へ降りるとバイケイソウがわらわらと
あと1登り、あの雪の塊を越えれば…
2012年06月30日 10:37撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 10:37
あと1登り、あの雪の塊を越えれば…
東北最高峰、燧ケ岳柴安瑤離圈璽に到達。
いつものあのポーズで。
2012年06月30日 10:55撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/30 10:55
東北最高峰、燧ケ岳柴安瑤離圈璽に到達。
いつものあのポーズで。
反対側にも。
2012年06月30日 10:56撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/30 10:56
反対側にも。
遥か眼下に伸びる尾瀬ヶ原と、その向こうに至仏山。
2012年06月30日 10:58撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/30 10:58
遥か眼下に伸びる尾瀬ヶ原と、その向こうに至仏山。
越後方面の山々
2012年06月30日 10:58撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/30 10:58
越後方面の山々
尾瀬沼全景
2012年06月30日 11:00撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/30 11:00
尾瀬沼全景
その上に広がり始めた夏の空
2012年06月30日 11:01撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 11:01
その上に広がり始めた夏の空
柴安瑤ら、さっきの俎瑤鮨兇衒屬襦
左の方は荒々しい斜面
2012年06月30日 11:02撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 11:02
柴安瑤ら、さっきの俎瑤鮨兇衒屬襦
左の方は荒々しい斜面
ピーク周辺はこんな感じ
2012年06月30日 11:30撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 11:30
ピーク周辺はこんな感じ
遥か下の方に、湿原の中を通る木道が。
2012年06月30日 11:52撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/30 11:52
遥か下の方に、湿原の中を通る木道が。
黄色い花が咲き乱れる。
2012年06月30日 11:58撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 11:58
黄色い花が咲き乱れる。
2012年06月30日 11:58撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ミノブチ岳の方を目指して岩の急斜面を下る
2012年06月30日 12:09撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/30 12:09
ミノブチ岳の方を目指して岩の急斜面を下る
桜が丁度満開
2012年06月30日 12:16撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 12:16
桜が丁度満開
雪渓も端の方は融けかかり空洞が
2012年06月30日 12:18撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 12:18
雪渓も端の方は融けかかり空洞が
ここは緩やか
2012年06月30日 12:18撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 12:18
ここは緩やか
衣笠草の花びらは形が整い美しい
2012年06月30日 12:20撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/30 12:20
衣笠草の花びらは形が整い美しい
分岐。ナデッ窪は残雪期通行禁止。やっぱ滑り易く危ないからかな。
2012年06月30日 12:22撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 12:22
分岐。ナデッ窪は残雪期通行禁止。やっぱ滑り易く危ないからかな。
俎瑤鮨兇衒屬
2012年06月30日 12:23撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 12:23
俎瑤鮨兇衒屬
道は90度に折れて、ミノブチ岳へ。熊さん生息地だとか。鈴を付け直し。
2012年06月30日 12:27撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 12:27
道は90度に折れて、ミノブチ岳へ。熊さん生息地だとか。鈴を付け直し。
沼も大分大きく見えるように。
2012年06月30日 12:29撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 12:29
沼も大分大きく見えるように。
俎瑤離圈璽には人々
2012年06月30日 12:30撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 12:30
俎瑤離圈璽には人々
雪渓は斜面を続く
2012年06月30日 12:37撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 12:37
雪渓は斜面を続く
段々緑濃い森へ
2012年06月30日 12:39撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 12:39
段々緑濃い森へ
粘土注意!メチャメチャ滑ります。少しでも斜めのトコだと立ってられません。
2012年06月30日 13:03撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 13:03
粘土注意!メチャメチャ滑ります。少しでも斜めのトコだと立ってられません。
上に乗り上げてしまい、50cm以上スケート状態でヌルっと滑る
2012年06月30日 13:34撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 13:34
上に乗り上げてしまい、50cm以上スケート状態でヌルっと滑る
やっと沼のほとりに。
2012年06月30日 13:46撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 13:46
やっと沼のほとりに。
穏やかな湿原
2012年06月30日 13:47撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 13:47
穏やかな湿原
ゲコゲコ…大型の蛙の鳴く声が、鳥のさえずりに混ざって、穏やかな湿原をわたる。風が心地よい。
2012年06月30日 13:47撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 13:47
ゲコゲコ…大型の蛙の鳴く声が、鳥のさえずりに混ざって、穏やかな湿原をわたる。風が心地よい。
水芭蕉の群落
2012年06月30日 13:47撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 13:47
水芭蕉の群落
ちょっとオバケになりかかり
2012年06月30日 13:49撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 13:49
ちょっとオバケになりかかり
2012年06月30日 13:50撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 13:50
2012年06月30日 13:50撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/30 13:50
2012年06月30日 13:59撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 13:59
2012年06月30日 14:03撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/30 14:03
2012年06月30日 14:04撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2012年06月30日 14:10撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 14:10
2012年06月30日 14:11撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 14:11
山頂から見下ろしていた沼尻の辺りに到着
2012年06月30日 14:17撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 14:17
山頂から見下ろしていた沼尻の辺りに到着
2012年06月30日 14:18撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 14:18
沼尻休憩所
2012年06月30日 14:18撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 14:18
沼尻休憩所
2012年06月30日 14:18撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/30 14:18
姫石楠花の淡いピンクの花
2012年06月30日 14:19撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 14:19
姫石楠花の淡いピンクの花
小屋の付近から沼を見る。極楽とかひょっとしてこんな所か。
2012年06月30日 14:19撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/30 14:19
小屋の付近から沼を見る。極楽とかひょっとしてこんな所か。
コーヒーを飲み、落ち着いた気持ちで沼を眺める。
風も穏やかで心地良い午後のひととき。
2012年06月30日 14:24撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/30 14:24
コーヒーを飲み、落ち着いた気持ちで沼を眺める。
風も穏やかで心地良い午後のひととき。
ダッシュでぐるっと沼を回り、もうすぐ沼ともお別れ。
2012年06月30日 15:07撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
6/30 15:07
ダッシュでぐるっと沼を回り、もうすぐ沼ともお別れ。
大江湿原へ差し掛かる。ニッコウキスゲのシーズンはもう少し先か…
2012年06月30日 15:11撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
6/30 15:11
大江湿原へ差し掛かる。ニッコウキスゲのシーズンはもう少し先か…
長い長い木道。黄色一面になるのはこの辺りか…?
2012年06月30日 15:20撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/30 15:20
長い長い木道。黄色一面になるのはこの辺りか…?
ヘロヘロになりながら峠を越えて、降りてきたら丁度バスが。
2012年06月30日 15:54撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 15:54
ヘロヘロになりながら峠を越えて、降りてきたら丁度バスが。
シャトルバスで御池まで15分。今日も一日お疲れ様でした。
2012年06月30日 16:18撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/30 16:18
シャトルバスで御池まで15分。今日も一日お疲れ様でした。

感想

今回の目的は、水芭蕉。

残雪も終わりがけの今、高山植物が咲き乱れる季節。
のんびり丸一日ゆっくりしたくて、遠距離なので前日から移動しました。

朝。
空も青く、涼しい。

駐車場にも人は割と多いですが、歩き始めるとごった返す程ではなく、燧ケ岳登山ともなると疎らで丁度良いぐらいでした。

初めて見る水芭蕉。
花も終わり葉が大きなオバケミズバショウになってて、最初はそれと分かりませんでした。日向でない所は涼しいのか、まだ花をつけている所もありました。

階段状に高度を上げ、丘を登れば台地で湿原。そしてその向こうにまた残雪の丘。

湿原の美しさには、ただ圧倒されました。
草。水。微風。光。穏やかさ。音。雪。空。そして、花。
美しいものを一堂に集めた様な、自然の不思議。

そんな気持ちの良い中を、木道をトコトコと歩いて行きました。
木道の脇では、風に揺れて色々な花が迎えてくれます。

熊代田代を過ぎ、一際大きな山体を登り始めると、所々に雪渓の横切り。
数度横切る内に、今度は、道が、長い雪渓そのものの上に続いていました。
雪解け水が流れ涼しくもありますが、光が照ると照り返しが眩しい。
また雪の上に踏み跡のステップがあるのでストックでバランスを取りつつ、
それでも不安な箇所はキックステップで登っていけましたが、
あの斜面では先行者の痕跡がないとつらいかも。

踏み跡周辺はシャーベット状でノーアイゼンでも大丈夫でしたが、
ストックをつくその脇は、所々厚い氷になっていました。

燧ケ岳山頂。
ここから見下ろす尾瀬の風景を楽しみにしていました。

梅雨真っ只中の合間、絶好の晴れ。下には雲もなく、
南の方は尾瀬沼や、湿原の中を貫く木道も上から確認出来ました。
双耳峰のもうひとつのピーク、柴安瑤悗肋し渋滞。

西の方に目をやれば、尾瀬ヶ原の向こう側、至仏山も伸びやかな感じです。
小虫が沢山飛来する中でしたが、おにぎりを食べながら、しばしの間、
光景を楽しみました。

俎瑤慳瓩蝓▲乾張乾弔靴心箴譴髻尾瀬沼への下山ルートを探すも見つからず。
人の多いピークで聞きながら探す内、柴安側へ数m降りた所に、南側への分岐の
矢印が見つかりました。
最初ペンキを見た時は、岩場上をピークへ登るルートが2つありますよ、って
事かと思ってしまいました。

急な岩場をひとくだりした後は、割と緩やかめの下り。
雪渓の付近では、桜の花が咲いていました。
衣笠草ほか、高山植物も咲いています。
そこを超えると分岐点へ。
ナデッ窪(雪崩っ窪)は急峻なので残雪期通行禁止のロープが。
長英新道側へと向かうとすぐにミノブチ岳上の広場。沼も良く見えます。

更に下り始めると、小雨。道は割と緩やか目で木道や木段の整備がされていて、
ペースが上げられました。下りきってほぼ平地になってからがこれまた長い。
段々ヌルヌルして足場の悪い箇所も出てきました。

特に、黒土がえぐれて溝状になり、その下の粘土層が露出している辺り。
必ずと言っていいぐらい滑った靴跡が着いていました。
出来るだけ股越しながら、平地を選んで進んでいたのですが、久々に大ゴケを
やってしまいました。窪の中に降りる所で、大丈夫かな…と緩い傾斜に足を
乗せた瞬間、滑り始め、止まりません。氷の上と変わらない感じです。

「ヤバい!」とっさに横受身、手もついてショック多少は吸収したものの、
でも木の根が右の地面に露出していて、そこに右の太ももを思い切り打ち
つけました。「〜〜〜〜っ!!」昔空手をやってた頃、有段者のローキックを
クリーンヒットされた時そう言えばこんな痛さでした。いや、あれより痛いかも…
幸いとがったトコにぶつけたとかではなく単純打撲ですが、暫くピョンピョン
飛び跳ねてました。粘土は敵です。
(帰って後日見ると、青痣模様がアンドロメダ星雲の様に広がっていました)

スリップにさえ気をつければ、穏やかなの樹林帯。長い長い平地を進んで行くと、
やがて尾瀬沼のほとりに出ました。

湿原には一面の緑。花が合間に咲き、水の溜まった畔には、水芭蕉の花が沢山
咲いている。かえるの鳴く声が「ケロロロ…ケロロロ…」と聞こえる。
ここの湿原も、さっきの田代に負けず劣らず美しい。

山を見上げれば山頂はガスがかかって、少し涼しい感じに。
木道にのって、沼の周回ルートに入りました。

半周して沼尻の休憩所へ。
コーヒーを注文し、席に腰掛け荷物を下ろし、しばし沼の光景に見とれました。
穏やかで優しく花も咲いていて、極楽もかくや、という様な時間でした。

外に出て裏手へ向かうと、トイレは200円。建設、維持はやはり大変な様です。
帰りの時間があるので名残惜しくも、帰路を急ぎました。

大江湿原からは、沼を離れます。とても広く、沢山のワタスゲや、ちらほらと
イワカガミが見られましたが、もう暫くしたらニッコウキスゲの大群落で、
黄色一色に野が染まる事でしょう。

朝早かった事もありそろそろ少し疲れて来て、沼山峠越えはちょっとしんどく
感じました。峠を降りて、バス出発まで5分あったので水を買いました。

尾瀬の水は喉を潤すのにも美味しかったです。
帰りのバスは15分で御池へ。バスに揺られながらうたた寝して、今日の景色を
振り返っていました。

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