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Yamareco

記録ID: 2039719
全員に公開
ハイキング
富士・御坂

富士山、厳冬期下見

2019年09月26日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
09:27
距離
17.1km
登り
2,391m
下り
2,309m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:11
休憩
1:11
合計
9:22
距離 17.1km 登り 2,391m 下り 2,309m
5:58
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ゴール地点
一般の三連休の後に三連休を取り、八ヶへテン泊に行こうかと思ったのだが、今年の2月に初めて富士山に登頂したが、イメトレしていたものの、やはり真夜中の現地はままならない。ジオグラ片手に「ながらスマホ」での山行は無駄な動きがあった。二度目の厳冬期富士は山梨県側からと思い、正攻法でリートの下見をしたいと以前から思っていた。
馬返の駐車場はジオグラやカーナビで設定出来ず、不安だったが、ネットで調べて中の茶屋を直進。ほぼ一本道で迷う事なく到着。1台あり。思ったより狭いが、キレイに清掃されたユニットトイレが三器あり、安心。水場があるともっと良いのだが。駐車していたオッチャンが降りてきて、朝4時発で12時間掛かったらしい。私は所詮下見目的なので、登頂は二の次。どこに居ようとも昼12時に折り返す予定。
車中泊して、明るくなった朝6時に出立。駐車場が1合目だと思ったが、かなり先が一合目で、夜は怖そうな小屋がある。佐藤小屋までは傾斜も緩く、足も進むが、要所で夜は怖そうな廃墟などを通過する。この辺の積雪は大した事はないだろう。冬にショートカット出来るかは怪しそう、迷うかも。ネットで見た舗装路に出る。行く先は見えないが、とにかく前進、大きくU字に回った先にはっきり看板された登山口があった。冬なら柵から直行出来るかも。佐藤小屋に到着すると、夏場でも安心感が出る。今まで廃墟を通過してきたからだろう。小屋前を過ぎると、上部が一望出来た。空が抜けるように青い。
上の星観荘を過ぎると樹林帯を抜け、スバルラインからの登山道と合流し、いよいよ富士登山がはじまる。行く手が仰げ、ルートが見えやすい。小屋が並ぶ稜線を上がる事になるが、普通の山なら楽そうに見えるが、そこが富士山の厳しいところか。右手の谷が気になる。厳冬期なら下から取り付いて、中腹の傾斜が緩い箇所でトラバースすると楽かも知れない。ここからは焦らず、じっくり上がる。一つ一つ小屋を縫うように上がるが、中腹の岩場直登がキツイ。土面の九折でペースを稼ぐ。意外と登山者が多く、スバルラインから来たのだろう。あちこちで工事や修繕が行われており、通禁も張られているが、全く構わず、怒るオジさんもいない。やっとこ狛犬様の歓迎?を頂く。
久須志神社から奥の小さな鳥居まで行き、ここで良しと思ったが、まだ時間に余裕があったので、お鉢巡りで頂上を目指す事に。しかし、ここでミス。いわゆる「逆巡り」をしたが故に、上り方向で巡る事になってしまった。丁度、予定の折り返し時間に登頂。頂上ではクライマーズハイなオジさん達が騒いでいた。モグモグタイムを取って、早々に下る。と言っても、やはり上り方向でツライ。
お鉢からの下りはペースを上げるが、どうも岩場はツライ。膝が痛くなる。何とか、次の移動に向けられる時間までに降りれた。それにしても、外国人が多い。時間的に多くの人が登頂を断念するか夜間決行だろう。しかし、とても、そんな装備を持っているとも思えないが。
翌日は金峰山へ上がろうと思ったが、体力と帰宅時間を考えて、茅ヶ岳にした。百名山ではないが、山屋ならば上がっておきたい山だ。
どうやら近場に良さげな日帰り温泉は無いらしいので、馬返で休む間もなく韮崎に向かい、温泉に浸かって、茅ヶ岳の登山口がある深田公園駐車場に入った。
天候 晴れ。
過去天気図(気象庁) 2019年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
時に危険な箇所はないが、そこは富士山って事で。ヘルメットは着用しよう。
その他周辺情報 富士吉田市には良さげな日帰り温泉が無い? 意外と不便。
予約できる山小屋
里見平★星観荘
駐車場からのゲート。一合目から結構ある。簡易トイレが綺麗。駐車場は雨溝の深い場所があり、FFだと注意。
2019年09月26日 05:57撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/26 5:57
駐車場からのゲート。一合目から結構ある。簡易トイレが綺麗。駐車場は雨溝の深い場所があり、FFだと注意。
直ぐの神社。零合目といったところか。
2019年09月26日 05:59撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/26 5:59
直ぐの神社。零合目といったところか。
やっとの一合目。夜中にここを通るのはちょっと怖い。
2019年09月26日 06:07撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/26 6:07
やっとの一合目。夜中にここを通るのはちょっと怖い。
三合目手前にある林道の横断箇所。ここにもトイレがある。ひょっとして、ここまで車で来れるかも。柵を背にして、斜め右に登山道の入り口。
2019年09月26日 06:37撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/26 6:37
三合目手前にある林道の横断箇所。ここにもトイレがある。ひょっとして、ここまで車で来れるかも。柵を背にして、斜め右に登山道の入り口。
所々で展望があり、八ヶ岳が見えだす。
2019年09月26日 07:01撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/26 7:01
所々で展望があり、八ヶ岳が見えだす。
佐藤小屋手前にある舗装された林道との合流箇所。
2019年09月26日 07:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/26 7:26
佐藤小屋手前にある舗装された林道との合流箇所。
林道をU字カーブに回った先で登山道の入り口。
2019年09月26日 07:31撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/26 7:31
林道をU字カーブに回った先で登山道の入り口。
厳冬期のオアシス、佐藤小屋。ここまでは傾斜も緩く、楽に来れる。
2019年09月26日 07:33撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/26 7:33
厳冬期のオアシス、佐藤小屋。ここまでは傾斜も緩く、楽に来れる。
小屋の前を通ると、行く手が聳える。
2019年09月26日 07:35撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/26 7:35
小屋の前を通ると、行く手が聳える。
樹林帯を越える。遠くに見える繁華街がスバルラインの五合目らしい。
2019年09月26日 07:54撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/26 7:54
樹林帯を越える。遠くに見える繁華街がスバルラインの五合目らしい。
スバルラインからの登山道との合流点。ここからルートが一望でき、中央の稜線上の小屋を繋ぎ上がる。複雑なので、厳冬期なら右手の谷を利用すると楽かも。
2019年09月26日 07:56撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/26 7:56
スバルラインからの登山道との合流点。ここからルートが一望でき、中央の稜線上の小屋を繋ぎ上がる。複雑なので、厳冬期なら右手の谷を利用すると楽かも。
中腹の岩場。ここが辛く、上がりも下りもペースが落ちる。アイスの冬場は使いたくない。
2019年09月26日 08:31撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/26 8:31
中腹の岩場。ここが辛く、上がりも下りもペースが落ちる。アイスの冬場は使いたくない。
最初の鳥居。
2019年09月26日 10:49撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/26 10:49
最初の鳥居。
名物の小銭差し。
2019年09月26日 10:49撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/26 10:49
名物の小銭差し。
上部から下を見下ろす。通過した小屋が小さく並ぶ。滑落したら止まらんな。
2019年09月26日 10:58撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/26 10:58
上部から下を見下ろす。通過した小屋が小さく並ぶ。滑落したら止まらんな。
ようやく上の鳥居。狛犬様に出迎えて頂く。
2019年09月26日 11:15撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/26 11:15
ようやく上の鳥居。狛犬様に出迎えて頂く。
久須志神社の奥にある小さな鳥居。
2019年09月26日 11:20撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/26 11:20
久須志神社の奥にある小さな鳥居。
その先にある火口。全く柵などは無く、足元が崩れそうになる。ここまでにしようと思ったが。
2019年09月26日 11:21撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/26 11:21
その先にある火口。全く柵などは無く、足元が崩れそうになる。ここまでにしようと思ったが。
時間の余裕をみて、お鉢巡りをする。いわゆる「逆回り」をしてしまったのだが、終始登り方向になり、シンドイ。
2019年09月26日 11:31撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/26 11:31
時間の余裕をみて、お鉢巡りをする。いわゆる「逆回り」をしてしまったのだが、終始登り方向になり、シンドイ。
鞍部の右手も小さな火口があり、丁度、大きな火口の中央にある稜線を渡る事になる。
2019年09月26日 11:34撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/26 11:34
鞍部の右手も小さな火口があり、丁度、大きな火口の中央にある稜線を渡る事になる。
逆回りはキツイ。ヘロヘロで到着。辛うじて設定時間に到着。はしゃぐオッちゃん軍団の横でモグモグタイム。
2019年09月26日 11:57撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/26 11:57
逆回りはキツイ。ヘロヘロで到着。辛うじて設定時間に到着。はしゃぐオッちゃん軍団の横でモグモグタイム。
下って、富士山に拝顔。
2019年09月26日 12:17撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/26 12:17
下って、富士山に拝顔。
ノコンギク。
樹林帯全域に多い。
2019年09月25日 15:47撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/25 15:47
ノコンギク。
樹林帯全域に多い。
ダイコンソウ。
駐車場近くで1株だけ見つけた。
2019年09月25日 15:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/25 15:50
ダイコンソウ。
駐車場近くで1株だけ見つけた。
ハンゴンソウ。
駐車場の近く。キオンより少ない。一見似ているので、葉に注意。
2019年09月25日 15:51撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/25 15:51
ハンゴンソウ。
駐車場の近く。キオンより少ない。一見似ているので、葉に注意。
キオン。
樹林帯に少なくない。もう時期遅れ。
2019年09月26日 14:13撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/26 14:13
キオン。
樹林帯に少なくない。もう時期遅れ。
ヤマトリカブト。
樹林帯に多い。この時期を代表している。
2019年09月26日 15:03撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/26 15:03
ヤマトリカブト。
樹林帯に多い。この時期を代表している。
セキヤノアキチョウジ。
北陸にはない。樹林帯の中腹に多い。清々しい青。
2019年09月26日 15:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/26 15:02
セキヤノアキチョウジ。
北陸にはない。樹林帯の中腹に多い。清々しい青。
タムラソウ。
樹林帯でアザミ類に混じっている。初見は葉で気付く。
2019年09月26日 14:16撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/26 14:16
タムラソウ。
樹林帯でアザミ類に混じっている。初見は葉で気付く。
ヤマホタルブクロ。
萼の状態で判断。背の低い株が多い。樹林帯の上部、特に佐藤小屋の上に少なくない。
2019年09月26日 14:13撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/26 14:13
ヤマホタルブクロ。
萼の状態で判断。背の低い株が多い。樹林帯の上部、特に佐藤小屋の上に少なくない。
トモエシオガマ。
星観荘の庭にあった。
2019年09月26日 14:16撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/26 14:16
トモエシオガマ。
星観荘の庭にあった。
フジアザミ。
どうにか見つけた本場のフジ。これでも小さい方だろう。
2019年09月26日 14:22撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/26 14:22
フジアザミ。
どうにか見つけた本場のフジ。これでも小さい方だろう。
撮影機器:

感想

厳冬期では、吉田口ルートは御殿場ルートより使われているかも。佐藤小屋があるので、安全が確保しやすい。ただ、御殿場より雪が深い気がする。まぁ無気に上がる事もないけど。

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