【六甲探索25；鍋蓋山】地獄谷から極楽谷へ、道なき谷＆尾根をバリ三昧

2019年09月28日(土) [日帰り]

• GPS: 05:32
• 距離: 12.6km
• 登り: 865m
• 下り: 1,131m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:15
• 休憩: 0:18
• 合計: 5:33

8:08 水呑バス停
8:13 8:13 鍋蓋地獄谷入口
9:05 9:13 鍋蓋山
9:48 9:48 極楽谷入口
10:21 10:21 標高366m水準点近くの鉄塔
11:58 12:01 二本松
12:41 12:41 堂徳山
12:54 13:01 市章山
13:05 13:05 錨山
13:15 13:15 諏訪山
13:40 13:40 神戸クアハウス
13:41 ゴール地点

天候

曇り雨予報が、予想外の曇りときどき晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

07:19明石
電車JR神戸線新快速300円
07:30着　神戸(兵庫県)
07:40発　神戸駅南口/阪急バス鈴蘭台線61(大学病院前経由)・鈴蘭台行350円
08:10着　水呑バス停

コース状況／危険箇所等

詳細は写真参照。

鍋蓋山の前後の六甲全山縦走路、最後の再度山から諏訪山への登山道以外はほとんどバリルートあるいは道や踏み跡のない斜面ですので、道を歩きたい方は参考にしにしないでください。

地獄谷については、nanfutsuさんのレコ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-379531.html
gpz1000rxさんのレコ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-841933.html
を参考にさせていただきました。
ありがとうございました。

写真

9/28 7:33

神戸駅南口バス停。六甲山地登山25回目にして初めてバスに乗ります。今24回はすべて駅から駅まででした。

9/28 8:08

水呑バス停を出発。電車で鈴蘭台まで行ってここまで歩いてくるより早くて安い！

9/28 8:10

9/28 8:10

国道428有馬街道（バス通り）のトンネルの右へダムの方へ入ります

9/28 8:14

このT字路は左へ

9/28 8:14

すぐに道路は行き止まりになり、右の踏み跡へ

9/28 8:16

涸れ沢沿いの踏み跡を少し登ると・・・

9/28 8:17

左にこの関電火の用心標識があり、左上のコルに登ります（写真は振り返っているので、左から来て右に登ります）

9/28 8:19

すぐに尾根を乗り越しますが、その尾根上にとても立派な道がありました。そのうちここを辿ってみたい。今回は横切って沢へ

9/28 8:28

これが溯上する鍋蓋地獄谷

9/28 8:30

石gorogoroを過ぎると滑沢が現れます

9/28 8:32

9/28 8:34

おおっと！堰堤に突き当たる手前で小さなマムシが通せんぼ。全く動かないので、気が付かづに踏んづける、あるいは噛まれる可能性がありとっても危険。気づいてよかった。

9/28 8:35

マムシの場所から右へ急な枝沢を登りこの巻き道に出て堰堤を超えました。

9/28 8:36

その巻道から堰堤を見下ろします

9/28 8:36

堰堤の上

9/28 8:38

堰堤の上流側に降り立って、下ってきた斜面を振り返ります

9/28 8:38

堰堤に開いている穴。数年前はこの中に大きなスズメバチの巣があったそうですが、今はありません。ちょっと心配だったのでよかった。

9/28 8:40

堰堤の上はしばらく涸れ沢

9/28 8:43

人工物

9/28 8:43

1m滝

9/28 8:44

右側になんと石垣が出現。昔は道があったようです

9/28 8:47

地獄谷核心部。一番大きい滝、高さ2m

9/28 8:48

その上の滝。水がほとんどないので直登します

9/28 8:49

上から見下ろします

9/28 8:55

水がなくなり倒木

9/28 8:57

過去レコでは皆さん東へ登ってますが、私は南へ、鍋蓋山直下に向かう沢を詰めますが倒木が。

9/28 8:58

さらに倒木

9/28 8:58

右側からここを通って突破

9/28 9:00

最後は緩やかな植林帯の中のしっかりした獣道を登ります

9/28 9:02

その獣の住処のようです

9/28 9:03

そして六甲全山縦走路に合流。写真右側から出てきました。

9/28 9:05

鍋蓋山山頂

9/28 9:05

自撮り証拠

9/28 9:06

神戸の展望

9/28 9:06

六甲全山縦走路起点の鉢伏山と明石海峡、淡路島

9/28 9:07

明石海峡大橋をアップ

9/28 9:13

ポートアイランドと神戸空港。遠くに大坂の山

9/28 9:17

こんなと所に1輪のヒガンバナ発見

9/28 9:19

しばし快適な縦走路でしたが、ここから南（写真右）へバリルート（地理院地図の破線）に入ります。入口は藪＆はっきりした尾根ではなく、わかりにくい。

9/28 9:21

少し下ると尾根らしくなり、

9/28 9:22

岩もあって歩きやすい

9/28 9:23

9/28 9:31

鉄塔巡視路を辿り、地理院破線ルートから外れて東側の小尾根へ向かいましたが、踏み跡はその尾根との間の沢へ向かって急降下していたので、尾根に向かってトラバースしましたが、地形図にない深い小谷に入り込み難儀。

9/28 9:34

急斜面よじ登って目指す尾根へ

9/28 9:35

尾根に出ました

9/28 9:41

この鉄塔が地図にあったので巡視路があるとおもってこの尾根を目指しました。

9/28 9:41

最後は緩やかな植林に

9/28 9:42

9/28 9:43

極楽谷の林道が足下に現れました

9/28 9:44

林道に降りました。鍋蓋山を挟んで地獄谷と極楽谷、なにか所以があるのでしょうか。

9/28 9:48

朝バスで通った有馬街道が見えてきました。そしてこの石碑の後ろから尾根に取付きます。

9/28 9:49

最初は急斜面

9/28 9:51

意外といい道

9/28 9:53

尾根に出ると緩やかで快適に

9/28 9:55

鉄塔

9/28 10:00

送電線がクロスしているダブル鉄塔。

9/28 10:05

いきなり林道に出ました。そしてここは右へ

9/28 10:05

平野谷西尾根の登山道にでました。

9/28 10:06

その登山道は横切り、直ぐに反対側の斜面を適当に下ります

9/28 10:08

谷を下ります

9/28 10:09

鹿の頭蓋骨

9/28 10:10

平野谷の二本松林道にでました。

9/28 10:20

少しだけこの道路を進み、すぐまた火の用心の標識に従って巡視路へ

9/28 10:23

平野谷東尾根の山道に出たと思っていましたが、その枝尾根の道のようです

9/28 10:24

平野谷東尾根上の鉄塔に到着

9/28 10:25

9/28 10:25

東の枝尾根に入ります

9/28 10:29

踏み跡はありますが、ものすごく急な斜面を慎重に下ります。左下に大きな堰堤

9/28 10:30

堰堤のすぐ上を下ります

9/28 10:35

藪をくぐって谷に降りました

9/28 10:35

降りてきた方を振り返ります。地形図ではこの谷は緩やかに大師堂コースの沢に下っているのでこれを降りるつもりでしたが、藪と堰堤に阻まれて下れず。藪が枯れた季節にトライしたい。

9/28 10:36

下流側の堰堤を左から超えます

9/28 10:36

堰堤の下側は急斜面

9/28 10:36

なんと、とても古い木段の山道がありましたので、これを登ります。

9/28 10:39

ところどころ残っている木段の道をたどって北東側の尾根へ

9/28 10:42

最後はこんな根っこが露出した急斜面

9/28 10:43

尾根にでると、木に青い→があり、これを辿ります

9/28 10:43

急斜面にはロープもあります

9/28 10:45

快適な尾根

9/28 10:45

今回3回目となるマムートのゴアシューズ。今回は柔らかい土の急斜面を上り下りしたので、中に土が入って汚れました。

9/28 10:51

最初からこの尾根を目指して下ればよかった

9/28 10:53

下に大師堂コースの立派な道が見えてきました

9/28 10:54

9/28 10:55

この左の斜面から降りてきましたが、石垣で道に降りられず、少し下流側に行って飛び降りました。

9/28 10:58

少し大師堂コースを登ってから右の沢へ

9/28 11:00

滑の向こうに堰堤。右から超えました

9/28 11:03

その先で岩を渡り

9/28 11:06

また巨大な堰堤。これは来られず、右の斜面よじ登って尾根へ。

9/28 11:12

猪の罠

9/28 11:13

このベンチで休憩

9/28 11:21

再び二本松林道にでました。手に持っているのは蜘蛛の巣避けの枝。ずっと道なき道を辿っているので、すさまじい蜘蛛の巣でしたから。

9/28 11:23

林道は突っ切って斜面の踏み跡を辿ります

9/28 11:27

藪を突破すると尾根上の巡視路に出ました

9/28 11:27

倒木

9/28 11:30

またまた鉄塔

9/28 11:31

蜘蛛の巣避けの枝に付いたあ蜘蛛。次々に蜘蛛の巣が重なっていくので、なんと蜘蛛自身が蜘蛛の巣に絡まって動けなくなっているのにはびっくりです。

9/28 11:33

再度山からの登山道とドライブウェイが左下に見えてきました

9/28 11:34

並行している尾根を進みます

9/28 11:37

巡視路らしいプラ階段

9/28 11:37

前方に再度山からのハイウェイのような登山道が見えてきました

9/28 11:38

降りてきた尾根

9/28 11:59

少しだけ歩道を歩いていったんどうろへ

9/28 12:00

すぐに道路の右わきから谷へ

9/28 12:03

緩やかですが倒木と堰堤が阻みます

9/28 12:07

堰堤の上の土は猪にぼこぼこに掘られてます

9/28 12:11

倒木

9/28 12:14

堰堤

9/28 12:14

尾根からの道に合流

9/28 12:14

また大師堂コースに出ました。さっき通ったところのすぐ下流側です

9/28 12:18

大師堂コースで橋を渡ってすぐに左の斜面に見える石段の道へ登ります

9/28 12:19

少しだけ古い道跡

9/28 12:25

すぐに道がなくなり、急な尾根をよじ登ります

9/28 12:30

しばらく急登を凌ぐと平坦な尾根に

9/28 12:40

また猪の罠

9/28 12:40

で道路に出ました

9/28 12:40

ここから出てきました

9/28 12:42

すぐ対岸に遊歩道

9/28 12:43

登るとこの分岐。行き止まりの方へ

9/28 12:44

堂徳山の三角点。標識ない

9/28 12:56

戻って遊歩道をくだり、また道路を横切り

9/28 12:57

市章山

9/28 12:57

展望台になっています

9/28 12:58

神戸はすぐそこ

9/28 13:05

9/28 13:06

錨山の展望台から

9/28 13:06

9/28 13:08

眺めのいい下り

9/28 13:12

9/28 13:12

地図にない歩道を降りると

9/28 13:15

行き止まりの道路に出ました

9/28 13:27

神戸の観光地に出ました

9/28 13:28

細い路地を通り

9/28 13:41

神戸クアハウスを目指しました

9/28 13:42

汗と蜘蛛の巣と泥だらけのからだを洗ってさっぱりしました。
硼酸泉、硫酸塩泉、ローズ、泡、サウナ等あり、980円ですが値段なりのいい温泉でした。

撮影機器：

HIGH SPEED EXILIM EX-ZR3100 カシオ

装備

個人装備

GPS(ルート登録済) ヘッドランプ カメラ 飲料(コーラ500 水500) ファーストエイドキット スマホ 折りたたみ傘 レインスーツ（ヤッケをかねる） 時計 日除け帽子 日焼け止め サングラス 沢用シューズ タオル 下着 財布(貴重品)

備考

虫除け,ストック

感想

shigetoshi

午後から雨予報のこの日、翌日曜よりはましそうだったので、どこか手軽で良い所は無いかとヤマレコ記録を調べて見つけた鍋蓋山の北の地獄谷へ薮覚悟で行くことに。
ただ、ここだけでは手軽すぎるので、この付近で未踏のルート、未踏の沢や尾根を適当に繋いだバリルート訓練も。
また、最近運動不足？のためか急に体重が増えたので、減量トレーニングも兼ね、帰宅まで一切食べず、コースもアップダウンを気にしないルート取りとしました。

今の時期は雑草が生い茂って枯れる前で、蜘蛛の活動も活発で蜘蛛の巣が多いので、藪が最も厄介で、行く前はあまり藪ルートには気が進まなかったのですが、最初の地獄谷で軽い藪を歩くうちに慣れてきて、鍋蓋山から極楽谷へ下るバリ区間で全く踏み跡がない土の急斜面を突破するころにはお構いなしになってきました。
その後はGPSで地形図を見ながら歩けそうな尾根や谷をその場の思い付きで登ったり下ったりして道のない山の中を歩くトレーニング＆プチ探検を楽しみました。
同時に減量トレーニングで、パンは持ってきているものの、空腹に耐えて食べない覚悟で行き、暑かったので冷凍コーラ500mlは飲んでしまったものの、行動中のカロリー摂取はこの225kcalのみで頑張りました。帰宅後の夕食も少なめで我慢したので、あとはリバウンドに気を付けてこの状態を続けていきたいと思います。

この日は気温が30℃近く、風も全くなく曇天で湿度も高い、とあって絶えず滝汗状態で、その汗に、蜘蛛の巣、乾燥していて舞い上がる土埃、急斜面で手や足に着く泥、草や枝との葉っぱや種、等々が付着してぐちゃぐちゃ状態となりましたので、
下山後は神戸クアハウスへ一直線、きれいさっぱりしました。以前一度行ったときと印象が違っていて（改装した？料金も980円で前より高くなったような…今調べたらnetで割引前売り券880円がありました→
https://www.asoview.com/channel/tickets/8pCcXdB1BR/?utm_source=ticket_direct）
重曹泉と硼酸泉の2種類の天然温泉や露天風呂、サウナ、水風呂等もあり、特に弱アルカリの硼酸泉は肌がツルツルになっていい感じで、広くてそこそこ空いていて、ゆっくりできました。