白山釈迦岳(石川県)
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- GPS
- 09:14
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 1,913m
- 下り
- 1,894m
コースタイム
白山釈迦岳登山口:7:24
白山釈迦岳前峰:9:24
湯の谷乗越:10:01
オオサクラソウの湿地着:10:29
同上発11:45
白山釈迦岳山頂:12:41
白山釈迦岳前峰:12:51
白山釈迦岳登山口:14:24
市ノ瀬駐車場着:15:30
天候 | くもり後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特にありません。 登山道はよく整備されています。 林道のボックスカルバートの中を通る部分が斜面崩落のため工事中です。ボックスカルバートは天井に一部穴が空いていますが通行に支障はありません。 |
写真
感想
車は市ノ瀬のビジターセンター近くに停めました。
他には数台の車が停まっていただけです。
前日に用意していた登山地図とガイドブックのコピーを忘れてきてしまい、初めて登る山だというのにと反省しながらも、歩き始めの部分はだいたい頭に入っていたのでなんとかなりました。
まずはつり橋で川を渡り、少し車道を歩くと案内板があって、車道(林道)をショートカットする感じで山道に入ります。はじめは平坦な杉林の中で、ササユリが何本か咲いていました。杉林を過ぎるとブナなどの自然林となり、ややきつい傾斜を登ります。再び杉林となるとまもなく林道に出て、そこからしばらく林道歩きとなります。
林道の途中で斜面が崩落しているところがあり、以前からボックスカルバートが設置されその中を通っていたようですが、そのボックスの天井に大きな穴が空いていました。工事中の看板があり、行きは時間が早かったため誰もいませんでしたが、帰りには道路にトラロープが張られていて、近づくとボックスの反対側と無線で連絡を取って通してくれました。
その崩落箇所を過ぎるとまもなく白山釈迦岳の登山口がありました。
登山口の付近だけはなぜか草ボーボーでしたが、ちょっといくとよく整備された登山道となります。
はじめは大きなブナの木などが多い急斜面ですが、道がジグザグについているのでそれほど急登という感じはありません。しばらくは展望のない林の中です。前日の雨のせいもあり、道は濡れていましたが、スリップの危険を感じるようなところはありません。この間はギンリョウソウなどが見られたくらいで、あまり花はありませんでした。
やがて展望が開けてきますが、朝のうちはガスであまり見えませんでした。上に行くに連れ、アカモノやゴゼンタチバナなどが見られるようになりました。
釈迦岳前峰を過ぎて釈迦岳山頂への分岐点は雪に覆われていて案内板は分からず、そのまま通過してしまいました。その先で会った人に聞いて既に山頂付近を過ぎてしまっていることが分かりました。
釈迦岳山頂付近を過ぎてからは、登山道脇にハクサンチドリやミヤマキンポウゲなどがたくさん咲いており、花を見にくるなら絶対こっちまで足を延ばさなければならないと思いました。
オオサクラソウを見るということも目的だったので、オオサクラソウのところまではと思いながら歩きましたが、釈迦岳山頂付近から結構時間がかかりました。小さな湿地のようなところがあり、そこにリュウキンカと一緒にオオサクラソウが咲いていました。その先も少し歩いてみましたが、登山道脇にもぽつぽつとオオサクラソウが見られました。他にもシナノキンバイなども咲いており、花の種類は多かったです。
戻る途中、白山釈迦岳山頂にも行きました。山頂は小さな木片にそれらしい文字が見えるくらいで、前峰のような標柱などはありませんでした。それと山頂直下の道はササに覆われていて、この日のルートの中では一番歩きにくい箇所でした。
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