岩手山(二日目)
- GPS
- 08:45
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 668m
- 下り
- 1,825m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
山泊の良いところは、早寝早起きなのだろうか?
小屋の外に出てご来光を待つ。下に厚い雲がかかっていてなかなか顔を出してくれない。やがて雲の中に薄らと赤い丸いものが現れてくる、雲がかかっている分幻想的な雰囲気だ。
やがて雲の上に太陽が出ると一面が急に明るくなる。小屋も御鉢も一斉に照らし出される。オー!ラッキーの今日の始まりのはずだったが????
とりあえず朝食だ。といっても昨日に続きラーメンだ。今日はチキンラーメンだから直接クッカーで煮る、これも初めてのことだ。
しかし始めから水にラーメンを入れて煮たので出来上がるまで時間がかかった、インスタント麺はお湯に入れるに限る。
初心者には小屋で荷物をたたむのも一苦労で、なんかザックの荷物が増えたようでなかなか収まらない。
なんとか収めて小屋を出発、山頂は既にガスで覆われていたが周辺は明るく、午前中はなんとか天候は持ちそうの淡い期待とともにお花畑を目指すが標高で400m位下ることになる、昨日の疲れもあり降りだから楽なわけではないし、途中元気な花々にも出会い撮影にけっこう時間を使う。
お花畑と呼ばれる場所は朝早いため、あまりの静けさに圧倒されたがチングルマやイワカガミが群れ咲き花好きにはたまらない場所だろう。
分岐を左に進むとやがて御釜湖と平笠不動の分岐がある。
御釜湖は小さいがエメラルドグリーンの湖面は美しい。更に10m位進むと御苗代湖に着く、周囲がオオシラビソやブナに囲まれ、湖畔には高山植物が咲き静寂な雰囲気が心地よい。
ここで分岐に戻り平笠不動を目指す、少しガスが切れ鬼ヶ城の岩稜がはっきり見える。
このコースは平笠不動からお花畑に向かう人は使うだろうが、逆に向かう人は殆どないだろうと思うくらい上り下りが多く標高200m位の登りになり、なかなか手ごわい、今日のようにガスで展望が効かないと林の中を進むだけなので疲労感も溜る。
小屋に近づくにつれ風も強くなり、平笠不動0.4Kmのコースピークのあたりでは風で体が飛ばされるほどの強風に見舞われ、コースを見失いウロウロ、砂礫地帯のため足は滑り疲労感もピークに達する。ようやく小屋に到着するが中は山開き参加の登山者で一杯、「強風のため頂上でのイベント中止なそうだ」、「幟は登ってこないそうだ」など良くない話ばかり、それでも地元の人達が方言で話しているので懐かしさにホットする。
とにかく私は登って馬返し駐車場に降りないといけない、意を決してレインウエアーの下も着用し御鉢を目指す。一週間前も楽な登りとは思わなかったが、今回は吹き付ける風に体が何度もバランスを崩し踏ん張りながらようやく尾根に出た。
尾根に出た途端、更に東南の風が強く当たり山頂を目指している登山者がしゃがんで風を避けている。
ここで、すぐ馬返しコースに向かう事も考えたが、何人か山頂に向かっているのをみると私も山頂に行きたくなった。
何度か風よけにしゃがみ立ち止まりながら山頂へ到着、すぐ後に年配の女性二人が続いて来たのには驚いた。その方から写真撮影を頼まれシャッターを押す。
私もレインウェアーの前を開いて記念Tシャツのマークを出し写真を撮ってもらったが、レンズに雨滴があたり写りは(T_T)
二人は単独で来たそうで、一人は七滝コースを登って来たとのこと。更に驚く!
風に向かって下山をするが、山開きの日で強風の中登って来る人もいる。
不動平につくと大勢の登山者が集まっている、頂上で行う予定のイベントをここで行うらしい。頂上を断念した登山者も大勢いるみたいだ。
八合目小屋に到着したら、私と同じTシャツを来ている若者がいた。
チャリティTシャツを頒布してくれた「Trek up Project 」のイベントスタッフで、10名程来ているそうで12時に記念写真を撮る予定だとのこと。
東京や横浜から参加している人もいるとのこと、せっかくの機会30分ほど待って私も入れてもらうことにする。
記念撮影も終わり下山開始とはいっても大勢の登山者が一斉に下山する、時々渋滞を繰り返しながら下っていく、レインウエアーを着たままでもゆっくりの歩行のため汗はあまりかかなかったが、さすが三合目あたりに来るとガスも薄くなり上を脱ぎ、二合目に来るとすっかりガスは切れ下のレインウェアーも脱いだ。
およそ八合目下山開始から160分ようやくキャンプ場へ、ここでも大勢の方がくつろいでいた。
思った以上に膝に負担をかけた山行になってしまった。<(ToT)>
しっかりストレッチしなければ。
小屋泊いいですね〜!
私も山頂からの朝日や夕日を撮るために泊まってみたいなぁと思っています。
なかなか実行できないんですけどね
お花ですが、6番は花の付き方からマイヅルソウではないかと思います。
ハクサンチドリは花の下に葉っぱが付きますから。
24番はミヤマキンポウゲだと思います。
25番はヒナザクラ、26番はオオカメノキです。
間違っていたらごめんなさい
この時期にお花を撮りに歩くのはとても楽しいですね!
Springさんこんにちは
花の名いろいろ教えて頂きありがとうありがとうございます。
自然に咲いている花は同じ花でも、咲いている場所によって大きさ、花色や花付きが違ったりして図鑑だけのにらめっこだけではとても難しいです。
Springさんのようにアドバイスいただけると、再度図鑑と目の裏の記憶を思い出しながら確認できるのでとても助かります。
あとは記憶力の問題でしょうが
「花を好きになればいい」とアドバイスもらいました。
今は山に登るのが好きで、せっかく登るなら周辺に咲いている花の名を知っていたらもっと楽しくなるのだろうなという程度の動機ですから、まだまだ花を愛していないのかもしれませんね
今後ともよろしくお願いします。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する