比良にもヒルはいたんですね・・・
- GPS
- 07:10
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 847m
- 下り
- 847m
コースタイム
10:01小女郎峠 - 11:08蓬莱山11:33 - 11:49小女郎峠 - 12:22ホッケ山 -
13:00権現山 - 14:02平
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
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アクセス |
平バス停横のスペースに駐車。 |
写真
感想
来週の八ヶ岳を控えて心は先に飛んで行ってるのですが、体のほうは腰の不安に先週サボったつけがあるのかないのか、万全とはいえない心境です。
八ヶ岳は1泊目が山小屋で2泊目がテントという荷物が増えるパターンです。
あれだけ大きな山に登るイメージだけでも持っとかないと・・・てなわけで、歩荷トレをしてみることに。
南比良の稜線をまた歩きたくなっていた私が都合のいい理由をくっつけただけのような気もしますが、思いつくままにテントやシュラフ等の装備を詰め込んで、水も4ℓほどを詰めるとそれなりにザックが「仕事するぞ」という顔になってきました。
一通り詰めてみたものの背負ってみると案外軽い・・・?
ちゃんと量ってはいませんが、10kgそこそこにしか感じません。
思い当たったのが3日分の食料を加えていないこと。
その代わりに、と考えるのが面倒で、そのまま出発することにしました。
前日までの雨模様が収まって青空が覗く朝です。
空気も澄んで行く手には比良の山並みが・・・見えません。
いつものように(?)比良の山だけが雲を被っています。
ま、今日は自分の体と会話をしながら歩くことにしましょう。
平バス停横に車を置いて花折峠から山に入ります。
ほとんど真っすぐな沢に沿った道を登りますが、梅雨の季節の空気はしっとりと潤って緑を際立たせています。
気温がまだ上がっていなくてまとわり付くような不快さはありません。
杉の木の切り株や切り倒されたままの木を覆うコケの緑が本当にきれいです。
足元の新芽や地衣類も含めて山の緑は確かにこの季節を喜んでいます。
花のシーズンはちょっと中休みのようで、咲いている花を見つけることが難しいのですが、いつものように新芽の葉っぱを見ながら充分楽しめます。
権現山までの登りで足腰に感覚を思い出させるように気を使いながら歩いてみます。
腰の負担を軽くするためには体の線を垂直に保ち、重心が前後左右にぶれないほうが良さそうですね。
足の運びは膝を前に持ってくる意識で、その先は膝についてくる感覚でしょうか。
足を下ろすときに真っすぐ下に下ろす。
横に踏ん張るときも腰の線を保つ。
・・・歩きながら体の言うことを聞いているといくつかポイントが見えてきたようです。
(専門家からは叱られかねない自己流ですが・・・)
登りについては特に不安もなく歩けることがわかりました。
一人で黙々と歩いていても頭の中ではあーでもないこーでもないと言葉が渦巻いているものです。
加えて足元や頭上に目をやったりカメラを出したりとか・な・り忙しいです。
この天気でもすれ違う人は案外多くて挨拶を交わすことがいい気分転換にもなっています。
どこのポイントだったかですれ違おうとした男性を見て、前に一度会った?とかすかな印象を感じたのですが、その男性は私よりも早く声をかけてこられました。
「以前にお会いしてますね」
・・・テン泊デビューの時に武奈ヶ岳の山頂で会った方でした!
よく覚えていただいて、びっくりするやら嬉しいやら!
驚異的な記憶力の人ですよ!
比良縦走の様子で歩く人もいたし、尾根で酒を飲むために上がってきている二人のおじいちゃんもいたり、今日もみんなそれぞれの思いでこの山を楽しんでいました。
ガスの切れる隙をうかがいながらホッケ山まで来たときに、残念なものを見ました。
山頂の脇、東側の斜面は風をよけてみんなが座るスペースなんでしょうが、草の間にはかなりの量のゴミが散乱していました。
人がたくさん来る山の現実はこういうことなのかと内心ため息をつきかけましたが、山に「あんた来たんか」と思ってもらえるチャンスだと、少しですがゴミ拾いをしてみました。
八雲ヶ原を拠点にずっと活動しているakihiraさんたちの貢献にあらためて敬意を払います。
小女郎峠から思い立って池に寄り道をしてみます。
ガスが立ち込める中でカエルの声が響いています。
後から来た男性と挨拶を交わすと、私の足を指差して、「やられてますよ」と・・・
ズボンに血が滲んでいました。
めくってみると、両足とも靴下が赤く染まって鮮やかな模様になっています。
あ〜あ・・・と思うのと、比良でヒルにやられたことの驚きが両方でした。
靴下をめくっても血を吸ったヒルは見つからず、絆創膏で応急処置だけしながらその男性と話をすると、その人のヒル対策は万全でした!
シューズにスパッツ、隙間にはすべてテーピング!
私は比良ではほとんど無警戒だったのです(汗)
あまり騒ぎ立てると夏の比良もシーズンオフなんて言われてしまうのですね・・・
ヒルにやられて伝染病の危険などはあまり聞きません。
血が止まらないことや後の洗濯が面倒ではありますが、1匹2匹にやられることはそこまで大騒ぎして避けなきゃいけないことなのか、今回やられてみてかえって疑問に感じたことです。
去年の御池岳ではシューズに数十匹のヒルがひしめく状況に遭遇しました。
さすがにトラウマになりましたが、今回は血が止まらないことと消毒に気を使ったくらいで、帰りに同じルートを歩くことにも特に抵抗はなかったのです。
決してかわいいとは思いませんが・・・
蓬莱山の山頂には数組のハイカーが着いていてそろそろ昼食時でしょうか。
まだ正午にはなっていなかったので、どこかきりのいいところで座ろうと思っていましたが、結局14時に下山するまで食べずじまいでした。
どうもシャリバテで動けなくなることより座って食べることが面倒になる癖があるようです。
日帰りはともかく、長時間や泊まり山行では許されることではありません。
計画の甘さが出ています。
腰のだるさは少し残る程度で足の筋肉痛も出ないので、来週は無防備にとは行きませんが何とかなりそうです。
今回は少しせわしないトレーニングになりましたが、比良の山でまた時間を使って季節を感じたいものです。
こんばんわ yuconです。同時期にタイトルに「ヒル」の文字が偶然なのか 今がシーズン真っ盛りなのか
私は最初から徹底抗戦の構えで行きました。
でも私もmonsieurさんの意見に賛成です。私がこの時期敢えて鈴鹿へ行ったのも「そんなに山ヒルと騒がなくても良いのでは?」という考えがあったからです。山ヒルのために こんな素晴らしい緑を見逃してはもったいないです。御池岳も苔やシダの緑が素晴らしかったです。山ヒルのリスクを差引いてもたくさんおつりがきます。比良の緑も美しそうですね !
梅雨のこの時期しか見られない瑞々しい緑を堪能されたことと思います。
次回からは対策を施して快適な山行を・・・。
by yucon
実際痛みは無いんでしょうけど、
赤く染まった写真、生々し過ぎます
すいません、この写真見ると騒いじゃいます
いよいよ来週ですね!!
自分の事のように楽しみにしています
八ヶ岳はアブさんも多いそうなので、
対策して行かれた方が良いかもしれません
ヒル、確かに気持ち悪く、染みができたり
しますけど、服装に注意したり、
同じ山でも、登山道を変えたり
晴天狙いしたりすれば、それほど・・・とは
思います。ヒルが出ることで
山の魅力を全否定するような
騒ぎ方はいかがなものかと思っています。
ところで、八ヶ岳、僕が行く直前に
登られるんですね〜レコで直前の情報が
いただけそうで、とても楽しみにしております。
ちなみに、先週北八ヶ岳で雨に降られましたが
ヒルはいませんでした。
こんにちは。
歩荷トレって…気合十分ですね。。
私にはそんなストイックなトレーニング、できません!
最近、ウルトラライトハイキングに凝り始めました(笑)
ヒル、まだ一度も見たことないんです。
丹沢もヒルがすごいって聞きますが、そう言われると、ヒルのことよく知らないのに、なんとなく敬遠してしまって。
確かに、ヒルのこと、何にも知らないのに、ヒルがいるってだけで山を諦めるのは良くないですね。
まずは、ヒルのこと、勉強してみます!
レコを書きながら、確かにそれほど騒ぐものではなさそうだとあらためて感じていました。
(だからといって御池、霊仙にはこの季節近寄りませんが )
対策の有効性を知るのにはいい機会かも知れませんね。
まずはスプレー類で・・・
ハチやアブのように痛かったりすると大騒ぎしてしまうのですが、痛みがないとおかしいほど落ち着いてしまいます。
どこに気をつけてケアするか、まずはそこの把握からのようです。
八ヶ岳、行かれるんですね
私にとっても憧れの山でした。
ひと夏佐久から見上げ続けた山の壮大さに惚れてしまって29年です
まずは足でこの山の塊を感じてこようと思います。
komakiさんの参考にはとてもなれるレベルではないですが、この山で感じることを楽しみにしています
そうですか、ヒルは見たことないですか・・・
血を吸われてもほとんど気付かない(痛みがない)ので、気付いたときには靴下やパンツが真っ赤になることもあるらしいです。
・・・てか、今回がそうです
今回は翌日の朝まで出血が続きましたよ。
山のイメージがどんどん大きくなって、今の体力で大丈夫かとムチを入れている次第です
行ってみて想定外にきついよりも、拍子抜けするほうが無事に終われますから!
でも行ってみると想定外に素晴らしいのは間違いないでしょう
いくつ「いいもの」を見つけられるか、五感の働きどころです
叱りませんが^^;
てか、大正解です!
>腰の負担を軽くするためには体の線を垂直に保ち、重心が前後左右にぶれないほうが良さそうですね。
左右にぶれないってのがすごく大切で最近流行っている「体幹」ができていればぶれないのです。
ランナーの走る様子を正面から見ると、速い人ほど左右にぶれていないことが見て取れるはずです。
そのためには骨盤の側面の筋肉を柔らかくしておくといいです!
これで多くの筋筋膜性の腰痛は解消されます。
>夏の比良もシーズンオフ
静かになって山にはやさしいかもと思うのは僕だけですかね^^;
山のゴミ拾いはK日S荘、Mベル、R℃ね、Pくす、ヤマK、G人などなど、いろんなヤマ関係の人がモノ売るだけの視点以外にもっとキャンペーンしてもいいのにね。
ここから始めますか!!
あの件を書きながら、senrakuyaさんがコメントを書いてくれることを確信していましたよ
アドバイスを求める文章ですみません
骨盤の側面の筋肉・・・殴ったり蹴ったりすればほぐれるでしょうか
ゴミについてのご意見、その通りですね
私たちの心がけは問われるべきですが、企業や社会の力も使えれば今よりは・・・
山に申し訳ない光景でした。
去年、栗原でやられて、あの辺りはヤバそうだなって思ってましたが、平にもいてましたか
まぁ北山や鈴鹿ほどの量ではなさそうなので、我が家も先日行っちゃいました
でもジョニーぬりたくりましたけど
蓬莱から打見にかけての草原で鹿の糞を大量に見かけ、ちょっと複雑な気持ちになっちゃいました
やっぱヒルは嫌いっす
来週は八ヶ岳ですか
我が家は向かいの鳳凰に宿題片付けに行こうと思ってます
7/8は比良も雲の中でしたか。
晴れていたのは下界でしたね。
ヒル
平付近は河原近くにもいて、川あそびをしていて、ぶら下がれました
血を吸われて、止まらなくなる位?で痛くも痒くも感染もないのですが、
やっぱり見た目と服の中にまで入り込んでくるのがなんとも、エイリアンのようで・・・
あと、母から聞かされた大杉谷で落ちてくる話が、私はトラウマかもしれません。
小娘どもがやられると、多分山いかへん病になるので、
やっぱり生息域は避けてしまいます
下山、サカ谷道いかれても良かったかもしれませんね。
黄色い花はコナスビですね。
蓬莱山のゲレンデ上は鹿の糞がすごいですね
朝通るとよく鹿に逢います。
その環境からはヒルがいても不思議ではないんですが、なぜか比良でその心配をしたことはなかったんです。
でもそのくらいのことで比良を避けようとは思いませんよね!
ジョニーって訊くんですか?
確かにやられると子供さんにはショックですよね
でも感染などの危険が少ないとするとここまで嫌われる理由に疑問符が付きます。
スズメバチのほうが緊張します。
刺されると無事では澄みませんし・・・
それに比べりゃヒルなんて!
小女郎池でお会いしたものです。
ヤマレコは、yuconさんの捜索でご一緒した方と連絡をとりたかったので登録したばかりです。
なので、そのときの記録は
http://peke2004.sitemix.jp/blog/
にあります。
また、どこかでお会いできるかも知れませんね。
※ここではpekeが登録済みだったのでpekeponになってしまいました。
ヒルに無防備だったmonsieurです
あの時ご指摘をいただいて被害を知った時にはちょっと焦りました
pekeponさんの完全装備はいまだに目に焼きついています!
あの時はせっかく挨拶を交わしながら話題がそれだけだったのが残念です。
ブログを見せてもらいました。
歩きながら思われることには共通点も感じ、またどこかでお会いした日にはゆっくりお話が出来ればと思った次第です。
そのときにはよろしくお願いします
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