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ハイキング
甲斐駒・北岳
ついに出逢った雷鳥 丹渓新道〜仙丈ヶ岳〜北沢峠
2019年10月06日(日) [日帰り]



体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 09:11
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,762m
- 下り
- 1,500m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
南アルプス林道バス http://www.inacity.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_jikokuhyo.html <行き> 【始発】5:30 仙流荘BS. ⇒ 丹渓新道登山口BS. 【実測】5:16 仙流荘BS. ⇒ 5:52 丹渓新道登山口BS. 〇臨時便の運行について 時刻表では 5:30 が始発ですが、混雑具合を見極めて臨時便を出してました。4:30 に仙流荘のバス停到着時、バス待ち順は60番目くらいでした。バスは25人乗りのマイクロバスが10台あるそうです。当日は8台出た内、3台目に乗車できました。前日の土曜日は好天で始発待ちの乗客が250人超えたらしく、10台目に乗り切れなかった人は1台目が往復するのを待ったそうです。 〇乗車の仕方について 乗り方は乗車券を購入してバス待ちの列に並びますが、ザックでバス待ちの列に順番を確保するようです。つまり、まずザックをバスの乗車順番待ちの列にデポして、それから乗車券購入の列に並ぶということです。 朝来た時、バス待ちのザックが並んだ列と、乗車券購入の人間の列、2つの列がありました。仙流荘に前泊した我々は前日の内に乗車券は購入済みだったのですが、事情が分からず人の列に並びそうになりました。そしてザックで順番が確保できると知っていたら、部屋で朝食を食べたり身支度をする前にザックだけ置きに来れたのですが。ちょっと悔しい。ご参考までに。 ※乗車券は購入から5日間有効だそうです 〇下車が北沢峠でない場合 ほとんどの人が終点の北沢峠で降ります。バスは補助席まで使って完全に満席にして運行するため、事前に下車位置を申告せずに乗ると、奥まった座席に押し込められてしまい、下車できなくなってしまう可能性もあります。必ず乗車前に乗車券を回収する係員か運転手に伝えてください。補助席の最前列に案内されます。 ※戸台大橋〜北沢峠はフリー乗降区間です、どこでも乗降可能。 <帰り> 【最終】16:00 北沢峠BS. ⇒ 仙流荘BS. 【実測】15:24 北沢峠BS. ⇒ 16:15 仙流荘BS. こちらも臨時便が運行されました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
踏み跡明瞭で迷い易い所はほぼありません。 ・丹渓新道登山口〜5合目道標 バス停(正確には自由乗降区間なのでバス停ではない?)からはコンクリートで固められた斜面に設けられた階段を上っていきます。その後は極スタンダードな登山道で危険個所等ありません。苔が多く良い雰囲気です。終盤、露岩の尾根筋に出る手前で踏み跡が分岐している箇所がありましたが、テープがしっかりあります。テープを頼りに行けば問題ありません。 ・5合目道標〜北沢峠からの道と合流点 尾根筋を外して東側斜面をトラバース気味に登っていきます。写真にもあるように狭く湿っていて木がところどころ迫り出していて歩きにくいです。斜面も急な箇所も有るので滑落注意です。何度か尾根筋へ出て展望が利きます。しかし西側斜面は崩落地なので激危険です。滑らないよう慎重に通ります。やがてハイマツ帯になり、下りに転じて、植生保護柵が出てくると北沢峠から上がってくる道との合流点へと至ります。 |
その他周辺情報 | ・仙流荘 前泊しました。お風呂は夕方下山者で混雑してそうだったので、北沢峠からの最終バス16:00発が、仙流荘に到着する17時頃から入浴し終わる18時頃を過ぎてから行くことにしました。計算通り空いてました。浴槽は露天は小さく気持ち程度です。内湯は中程度のサイズ。脱衣所も浴室もきれいで、空いていたのでゆったりできました。 ・高遠そば 華留運(けるん) 仙流荘のバス停に周辺お蕎麦のパンフレットがあったので日曜の夕方に営業しているお店をピックアップして見つけました。仙流荘からは15分程度で着きます。蕎麦湯に味噌を溶いたつゆやクルミの汁でいただく独特なものでした。美味しかったです。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
撮影機器:
感想
久しぶりの三千メートル峰。比較的ライトな印象の仙丈ケ岳。確認すると5年前に計画したものの、天候不順か何かで流れてそのままになっていました。やはり北沢峠までのバス移動がネックでしたが、偶然にも土曜日に仙流荘の予約がとれた事、同行者を得た事で改めて計画しました。
ルートは北沢峠ピストンでは味気ない&混雑もすごそうですので、丹渓新道を辿ることにしました。これが大正解。北沢峠からの登山道と合流するまでに下山者わずかに一名と会っただけでした。騒がしいイメージの南アルプス主要峰を、部分的とはいえ静かに歩けました。
天気は微妙で直前まで中止するか悩みました。結局実行したのですが、雨にも降られず、風もほぼ無風で運が良かったです。そして運が良かったといえば、今回はなんといっても雷鳥に逢えたこと。いつか逢いたいと思っていましたが、ついに今回お逢いできました。興奮しながらシャッターを切りました。
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あまりレコの上がらない丹渓新道。詳しいご説明ありがとうございました。トラバース状の個所は注意が要りそうですね。
このルートを歩きたくてバスに乗りましたが、ドライバーさんが昨日の雨で時間と注意も必要だなと言っておられたのと、今日も午後から雨とのこと。
翌日は蓼科山・霧ケ峰・美ヶ原の三座を1日で踏もうと計画しておりましたので、安全策で太平山荘前で下車し藪沢新道で上がりました。
8月にならないと通行解除になりませんが、静かで割と歩き易く、沢沿いを上がるいい感じのルートでした。
バスは10台もあるんですね。ここは平日にしか行かないので、毎回1番席が取れておりますが、前回は初めて助手席に座らせていただきました。小さい方のマイクロバスのようで助手席があるタイプだったんです。ドライバーさんから色々とお話ししながら進みましたが、助手席からしか見えないという滝もあったりとか得した気分でした。
バスの乗り方もご説明いただいたようで。前々回は、太平山荘前で下りようと思っていたグループが、ドライバーさんに告げていなかったのか奥の方に乗られており、降りられず北沢峠から折り返して下りられたようです。
華留運に寄られたんですね。辛み大根汁に焼味噌を溶いて食べられました? 華留運のご主人は、山岳救助隊をリタイヤされてから蕎麦屋をされたとか言っておられました。
冬毛に変わりつつある雷鳥も綺麗に撮影できたのですね。両足に足環が付いているのもバッチリ写っています。どうも雷鳥には縁遠い様で、ここでも先月の五竜・唐松でも逢えませんでした。羨ましいです。
長文すみません。レコを拝見していて行きたくなりました。
no2さま
コメント誠にありがとうございます!
拙いレコお読みくださりまして恐縮です。
少しでもお役に立てることが出来ましたら嬉しいです。
確かに丹渓新道は検索すると少し古いのが出てきますね。
しかし狙い通り人も少なく静かで良いコースでした。
ぜひ行ってみてください!レコ楽しみにしております。
藪沢新道もいいコースなのですね、次行くときは通ってみたいです。
バスの運転手さんは観光バスガイドさんの役目も果たしていて、
その地点から見える景色や地層の事などいろいろ解説してくれました。
助手席に座れるなんて羨ましいですね、特等席ですね。
バスの乗車については、事前に下車箇所を告げることに関して、バス停に表示やHPに解説があればいいのですが無かったような気がします。
我々も危うく奥へ押し込まれそうになったので「ヤバい」と思った次第です。
ここに記述しておけば読んだ方にも役に立ちますし、私自身の備忘録にもなります!
華留運、ご存じなのですね。辛み大根汁に焼味噌を溶いて食べました!
クルミ汁のつけダレもあり面白かったです。
なるほど、山岳救助隊のご出身の方のお店なのですね。
どおりで店名と言い、店内にも山関連のものが随所に貼られてました。
雷鳥は私もやっとお目にかかることが出来ました。
いつか逢いたいと願っていましたが、本当にやっと逢えた感じです。
私は耳が遠くて聞き取れませんでしたが、妻曰く小さな鳴き声で鳴いていたそうです。
可愛かったです!
コメントありがとうございました。
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