大蔵経寺山〜要害山
- GPS
- 07:04
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 1,416m
- 下り
- 1,339m
コースタイム
- 10:25 大蔵経寺山頂上 - 12:12 鹿穴南分岐 - 12:38 岩堂峠 13:00
- 13:10 深草観音 13:20 - 14:13 要害山 - 14:40 武田の杜・遊歩道
- 15:59 武田神社
天候 | 曇ときどき雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
戻りは、武田神社から甲府駅北口行きのバスとJR中央線で甲府から石和温泉駅まで戻ってます。そこからイオンへ |
コース状況/ 危険箇所等 |
大蔵経寺山から鹿穴南分岐までのあいだは道が不明瞭なところがあります。 他は道で迷うことはないですが、全般的にあまり人が歩いていないか 草木の生長が著しいか雨の日は草木で下半身は濡れます。 また、雨のせいか何箇所か道が崩れかかっており通行に難儀しました。 (晴れてれ、乾燥していればなんて事はないと思う) |
写真
感想
最近、週末は雨が続き、出かけるに出かけられなかったので
くもりでもいい、雨さえ降らなければokだ!ということで
標高の低い山(標高の高い山は完全に雲の中・・つまり降ってるね)に狙いを定め、
大蔵経寺山から要害山まで尾根を歩くコースに行ってみました。
このコースは高くても標高1000mくらいなのでまあ、雨に降られても大丈夫だろう
とタカをくくって出発しました。
石和温泉駅前のイオンに車を置いて、歩き始める
陸橋で線路の反対側に行き、横断歩道で国道140号線を渡り、右手へ少し歩くと
ガソリンスタンドとパチンコ屋の間の道に「大蔵経寺山」の看板を見て入る。
すぐに、大蔵経寺の石碑があり、それを横に歩く
しばらく歩くとゲートがあり、くぐっていく。閉め忘れに注意です。
山神宮社までは舗装された単純な道ですが、ここからいよいよ山道です。
しかし、すこし雨が降ってきたので慌てて雨装備です。
そこからは普通の登山道です、雨も森の中に入ればそれほど気になりませんが
道が濡れて滑らないか心配です。でも、まあ、登りは大丈夫かな
しばらく歩くと積石塚古墳というところを通り過ぎて、大蔵経寺山山頂に到着
山梨100名山の標柱があり、三角点もあるがなんか尾根の一部に
とってつけたような頂上で少し拍子抜けです。
でもここからが本番です。
ここまでは道も明確でしたが、ここから先は少し不明瞭になります。
たぶん、歩く人も少ないのではないかと思います。
赤テープがあるのでそれを確認しながら進むのですが、906mピークを少し過ぎた尾根で
テープを見ながら進んでいくと明らかに違う方向に進んで行きます。
基本的に北西に尾根沿いに行くはずですが、
コンパスで確認すると北東に尾根を降る方向に進んでいきます。
確かに赤テープはあるんだけどね、違う道に迷い込んだかなと思い、尾根まで戻りました。
尾根沿いのルートで一箇所とんがっている所がそうです。
尾根まで戻ってみると尾根沿いに道はありそうです。ただし、赤テープは無し。
尾根沿いでもちょうど降るであろう場所ですが方向的に北東はありえないので
自分を信じて、赤テープのないルートを進む。
しばらく進んでも赤テープは出てこなかったです。というかここから後はず〜っと無いです。
でもまあ、踏み跡はあるのでそれを頼りに進んでいくと分岐の標識があって一安心です。
このへんは国土地理院の地図とは違う道がたくさんあるようです。
また、無くなっている道もあるようですが・・・つまり、当てにならんということです
それでも何も無いと困るので現在地を予想しながら、
標識の行き先を信じて進むしかありません。
鹿穴と1042mピークは登らずに巻く道があり、ちょっと助かりました。
いつのまにか雨も止んでいたのですが、岩堂峠に着くとまた降られてしまいました
そこで少し休んでいると今日初めての登山者と出会う。
その人は地図に無い道を歩いてきた、どこから来たのか聞くのを忘れましたが
そして、すぐ近くの深草観音へ行きました、まあ、よさそうな雰囲気です
こんど天気のいい日にはあの階段を登ってみようと思う。
その後、ちょっと積翠寺方向へ歩いていくと要害山に行く分岐があり、要害山へ向かいます。
ちなみにこの道は、国土地理院の地図にも山と高原地図にも載ってません。
道はぬかるんでいます。
歩みを進めていくと足が地面に着いた瞬間に柔らかい感触で反発が無く
さらに荷重を加えると地面がずれて谷の方へ土が落ちていきます。やばっ
どうも地面が緩んでるようです。そんなこんなを数回経験していると
本日最大級にやばそうな場面に遭遇しました。
雨はしとしと降ってます。
歩くところが完全にぬかるんでいて、しかも水平ではなく斜めになっており
泥の斜面になっています、そんなところが幅2〜3mくらいでしょうか
そのまま歩いたら絶対滑って谷に落ちるって確信できそうな状況です。
谷って言ったって崖じゃなくて、普通の斜面なので逆にそっちに降りて
迂回できないかとも考えましたが、降りたら登ってくるのが大変そうだし
どこまで下がれば泥を越えられそうな場所になるのかも分からないので
逆に上に登り、かすかに伸びている細くしなる木の枝にしがみついて
なんとかやり過ごすことにしてみました。
木の枝は伸びている方向には結構強いと思うので変な方向に力を入れて
貴重な枝を折らないように、めちゃめちゃ真剣に泥渡りをしました。
めちゃめちゃ長く感じましたが、たぶん実際にはほんの一瞬だったと思います。
その後は問題なく要害山を経由して、武田神社に着くことができました。
甲府盆地の裏山、里山で大した事無いだろ〜、余裕だろ〜って
なめてましたが、けっこう手ごわかったです。
道は間違えるし、泥斜面と格闘するし。
無事に帰ってこれて何よりです。でも、そのぶん楽しかったですけどね。
papakuriさん
purippuと申します.実は,私もその泥の斜面に先日(7月4日),遭遇しました.私は少し小走りでそのまま突っ込んだために,斜面に転げ落ちそうな状況に実際なりました.間一髪,態勢を立て直せたので,転げ落ちずに済みましたが,本当に危なかったです.場所は,要害山と県道との分岐の手前のあたりだったと思います.
この周辺の山ですが,赤テープが至る所にあるので,本当に信用できないですよね.まったく同感です.
puripupuさん
そうです、要害山と分岐の間です。
あれを小走りで・・・特攻したんですね。でも体勢を立て直せてよかったですね。
いや、あれみて今日は引き返すかって思いましたから
でも無事で何よりです。
あのへんああいうのが多いです。
武田の杜をずいぶんと歩いてらっしゃるのですね
たしかにずいぶんと分岐の標識もあったから
いろいろルートもありそうでうすよね
でも、地図の道とかもほんと当てにならないし、困ったものです。
街からほんとうにちょっと足を踏み入れると静かな森でいいんですけどねぇ
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