白馬三山(不帰ノ瞼)
- GPS
- --:--
- 距離
- 21.0km
- 登り
- 2,704m
- 下り
- 2,106m
コースタイム
- 山行
- 8:25
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 9:35
天候 | 1日目:ガス&霧雨、たまに青空 2日目:快晴&強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
八方BT到着5:30頃 八方BTから猿倉まではタクシー利用(3210円) 帰りは無渋滞ながら、SAのバスレーンが満車のため、梓川、諏訪湖ともに停車できず、双葉でのみ休憩 |
コース状況/ 危険箇所等 |
□白馬尻→白馬岳 大雪渓はごく一部のみ(砂利道と化しており、アイゼン不要。クラック注意)。 夏道はザレていて歩きにくいところもありました。 □杓子岳 白馬岳からの直登ルートは、ガレ場にむりやりつけられた九十九折。登りはしんどい、下りは怖い。 魅力的な巻き道あり。 □白馬槍ヶ岳 麓からみるととんがった槍だけど、縦走ルート上にあるため、ものすごくがんばってたどり着く感があまりなく(笑) □その他 白馬岳山荘、唐松頂上小屋ともに10月第2週までの営業(らしい)。 白馬村村営の小屋はいずれも9月末でクローズ。天狗山荘は小屋の入り口(とトイレ)のみ開放、水も無料でどうぞのポリタンクが置かれていました(残量わずか)。 https://yamagoya.hakubakousha.com/facility/ |
その他周辺情報 | 日帰り湯 ・八方の湯(八方BT前)、みみずくの湯(白馬駅近く)、郷の湯(第3駐車場近く) 食事 ・ローソン(八方BT近く) ・RW近くに冬の海外スキー客を意識したお店が数件あります |
写真
感想
大先輩にお誘いいただき、大キレットに続き、不帰ノ瞼にも挑戦してみました。
白馬岳は初めてテントを担いで登った山ですが、あいにくのお天気で白馬三山周回を諦め、白馬岳ピストン。
快晴だった2度目は二十名ほどの団体だったため、より安全な白馬大池方面へ降りました。
それからも白馬三山は麓から眺める機会はちょいちょいあるものの登る機会はなかったので、不帰ノ瞼に行くなら三山とセットで行くことをリクエスト(槍温泉はいろいろとハードル高いし)!
むしろ不帰ノ瞼はおまけでOK(*^-^*)
<秋の大雪渓>
聞いてはいたけど、どこが小雪渓なのかも全くわからず。
<初めての杓子岳と白馬槍ヶ岳>
八方池から見ると白馬岳より目立つ白馬槍、その隣がおおらかな杓子岳という印象でしたが、裏側から見ると大違い。杓子はこれ悪い冗談では?と思うようなガレ場の九十九折。
しかも見るからに楽そうな巻き道がある!
もう来ることはないかも、もし来ても登らなくていいから、の一心で登りました(笑)
逆に白馬槍は稜線からほんの数メートル先にある小高い丘が山頂で拍子抜け(もちろんそこまで登るのに青息吐息だったけど)。
<天狗山荘>
既に営業は終了していますが、トイレ前の空間と室内トイレは開放してくれていました。
水場もなくなってましたが、ポリタンクがおかれており、数リットルは残ってました(私たちは白馬山荘で購入して担いできました)。
白馬岳付近で会った人たち数人が、頂上宿舎が営業終了していることを知らなかったり、天狗山荘が営業していると思っていたり(天狗は元々売店のみ)。
テントがあればまだしも小屋をアテにしてくると、10月半ばからは白馬山荘や唐松頂上小屋もクローズするので、要計画見直しです。
トイレがなくても生きていけるけど、寒さをしのげる装備は水より大事です。
<不帰ノ瞼>
岩場は安定しているので、登り下りどちらでも慎重に対処すればOK。
といっても得意じゃない人は来ないほうが(他の人のためにも)いいと思います。
岩場よりもガレた下りは落石&スリップに気を付けて歩いたので、疲れました。
<唐松岳〜八方尾根>
猿倉から唐松岳まではごく少数の人としか会わなかったのに、唐松に登ってくる人はそれなりにいました。
もちろんすれ違い渋滞が起こるほどではないものの、平日なのにすごいな、唐松!
「10月中旬になると稜線ではいつ雪になってもおかしくありません」と言われますが、その通りだと思いました。
最初から冬山を想定して登るのとは異なり、3000m近い稜線は低温・強風・逃げ場なしです。
今回は頼もしい先輩たちと一緒だったので安心して登れましたが、山を甘く見てはいけないと感じる有意義な山行でした。
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