ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 205741
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

槍ヶ岳(日帰り表銀座ピストン)18時間半…(;^ω^)

2012年07月10日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
18:28
距離
37.6km
登り
3,773m
下り
3,759m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1:05中房温泉登山口-2:26合戦小屋-3:03燕山荘(休憩20分)-3:40蛙岩-4:00大下りの頭-5:23切通分岐-6:01大天井ヒュッテ(休憩20分)-6:36ビックリ平-7:56西岳山頂-8:00ヒュッテ西岳-8:30水俣乗越-9:37ヒュッテ大槍-10:21槍ヶ岳山荘(休憩10分)-10:47槍ヶ岳山頂(休憩10分)

-11:08槍ヶ岳山荘(休憩15分)-12:30水俣乗越-13:20ヒュッテ西岳(休憩5分)-14:41ビックリ平-15:05大天井ヒュッテ(休憩5分)-15:38切通分岐-16:48大下りの頭-17:11蛙岩-17:40燕山荘(休憩20分)-18:19合戦小屋-19:28中房温泉登山口
天候 晴れ時々ガス
過去天気図(気象庁) 2012年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中房温泉登山口。
登山口手前に第1〜第3の無料駐車場あり。
到着は平日の深夜でしたが、第1駐車場は8割方埋まっていました。
泊まりで登っている方と、車中泊で翌朝出発の方がけっこう居るようです。
高速で来る場合の最寄ICは長野自動車道豊科IC。
IC降りてから一般道を30分程、若干狭い山道を30分程で中房に到着します。
コース状況/
危険箇所等
登山ポストは登山口道標の真横にあります。

また、道標の正面には、夜間でも自動で電灯のつく綺麗なトイレあり。

道標の真後ろには日帰り入浴者用の中房温泉立ち寄り湯がありますが、19:30に下山した時には既に閉まっていました。
後で調べたら、営業時間は9時半〜16時だそうです。
駐車場から少し下った先の有明荘でも立ち寄り湯をやっていて、こちらの営業時間は10時〜17時。
有明荘は燕岳の燕山荘と同じ燕山荘グループの為、燕山荘に泊まった人は入浴料金が割引になるそうです。
自分のように遅い時間に下山して、それでも温泉に入って帰りたいという場合には、若干離れていますが蝶ヶ岳温泉ほりでーゆ〜が営業時間10時〜21時半(受付終了21時)までで都合が良いです。
場所は蝶ヶ岳へ登る三又登山口へ向かう途中で、中房から豊科ICへ向かう途中で寄れる位置です。


・中房温泉登山口〜燕山荘
北アルプス三大急登と呼ばれているそうで、登山口からいきなり急登が続きます。
ただ、普段から登山者が多く良く整備された登山道でとても歩きやすい道です。
途中に第一ベンチ、第二ベンチ、第三ベンチ、富士見ベンチ、合戦小屋の休憩ポイントあり。
合戦小屋を過ぎて、燕山荘の手前まで行くと若干ですが残雪の上を歩く箇所がありましたが、アイゼン等は必要なし。

・燕山荘〜ヒュッテ西岳
適度なアップダウンを繰り返しながらの気持ちのいい稜線歩きです。
登りの箇所は、行きの時は元気があって楽しめましたが、帰りにはヒィヒィ言いながら登りました。
燕山荘付近は時期が良かったようで、コマクサが咲き乱れていました。
大天井手前の大下りの頭を過ぎた4時頃から周囲が明るくなりはじめ4時40分頃に日の出。
天気の良い日のこの稜線から見る北アルプスの大パノラマは最高です。
切通分岐から大天井ヒュッテまでの巻道には切り立った岩場がけっこうあり、鎖場もあるので滑落に注意です。
大天井ヒュッテから西岳までの道では、ハイマツの茂みの中で可愛い雷鳥の親子(母と子)に会いました。
帰りにも別の場所で雷鳥の親子(父と子)に会いましたが、雷鳥達は今が子育ての時期なんですね。
ヒュッテ西岳手前に西岳山頂への分岐あり。

・ヒュッテ西岳〜槍ヶ岳
ヒュッテ西岳から水俣乗越まで梯子と鎖場があり、かなり急激に下ります。
地図で見ると高度差250メートルほどみたいですが、ここを帰りに登り返すと思うとちょっと泣きたくなるレベルですw
水俣乗越から槍ヶ岳への道にも同様に梯子と鎖場があるので慎重に。
因みにこちらは高度差700メートル近い登りです。
槍ヶ岳山荘に到着したら、荷物を置かせてもらって槍ヶ岳山頂へ。
槍の穂先への登りは見ての通りの切り立った岩場ですが、登り下りのルートがしっかり決まっていて足場もしっかりしているので、慎重に行けば問題ありません。一番上の梯子から下を見たらかなり怖かったですがw
深夜の登山口。当然のように真っ暗です。
2012年07月11日 23:06撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
7/11 23:06
深夜の登山口。当然のように真っ暗です。
燕山荘までの間には休憩ポイントが5箇所ほどあります。
2012年07月11日 23:05撮影 by  iPhone 4S, Apple
7/11 23:05
燕山荘までの間には休憩ポイントが5箇所ほどあります。
合戦小屋着。
2012年07月11日 23:05撮影 by  iPhone 4S, Apple
7/11 23:05
合戦小屋着。
ここはスイカが名物だったはずなんですが、さすがにこの時間では売ってませんでした…(´・ω・`)
2012年07月11日 23:06撮影 by  iPhone 4S, Apple
2
7/11 23:06
ここはスイカが名物だったはずなんですが、さすがにこの時間では売ってませんでした…(´・ω・`)
燕山荘手前に残雪あり。
2012年07月11日 23:06撮影 by  iPhone 4S, Apple
7/11 23:06
燕山荘手前に残雪あり。
燕山荘着。
2012年07月11日 23:05撮影 by  iPhone 4S, Apple
7/11 23:05
燕山荘着。
ちょっと早いですが朝食をw
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
7/11 23:05
ちょっと早いですが朝食をw
燕山荘から、これから向かう槍方面を。
星が綺麗でした。
(写真では明るいですが、実際は真っ暗です。)
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
11
7/11 23:05
燕山荘から、これから向かう槍方面を。
星が綺麗でした。
(写真では明るいですが、実際は真っ暗です。)
こちらは燕岳山頂。
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
3
7/11 23:05
こちらは燕岳山頂。
蛙岩と書いて、げえろいわと読むそうです。
2012年07月11日 23:06撮影 by  iPhone 4S, Apple
7/11 23:06
蛙岩と書いて、げえろいわと読むそうです。
夜が明けてきた。有明山と安曇野。
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
1
7/11 23:05
夜が明けてきた。有明山と安曇野。
振り返って燕方面。
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
2
7/11 23:05
振り返って燕方面。
槍も見えてきた。
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
2
7/11 23:05
槍も見えてきた。
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
3
7/11 23:05
まだ暗い中、大下りの頭。
2012年07月11日 23:06撮影 by  iPhone 4S, Apple
7/11 23:06
まだ暗い中、大下りの頭。
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
1
7/11 23:05
大天井。
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
7/11 23:05
大天井。
大天井と槍。
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
2
7/11 23:05
大天井と槍。
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
4
7/11 23:05
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
7/11 23:05
振り返って燕方面。
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
7/11 23:05
振り返って燕方面。
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
7/11 23:05
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
7/11 23:05
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
7/11 23:05
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
7/11 23:05
日の出。
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
2
7/11 23:05
日の出。
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
7/11 23:05
微妙に赤く染まる槍。
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
7/11 23:05
微妙に赤く染まる槍。
大天井と槍。
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
1
7/11 23:05
大天井と槍。
大天井。大天荘が見えてます。
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
1
7/11 23:05
大天井。大天荘が見えてます。
太陽、完璧に昇りました。
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
7/11 23:05
太陽、完璧に昇りました。
大天井、切通分岐手前。
2012年07月11日 23:06撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
7/11 23:06
大天井、切通分岐手前。
喜作レリーフ。
2012年07月11日 23:06撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
7/11 23:06
喜作レリーフ。
切通分岐。左に行くと大天荘。今日は右の巻道へ。
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
7/11 23:05
切通分岐。左に行くと大天荘。今日は右の巻道へ。
大天井。
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
7/11 23:05
大天井。
槍が段々と近づいてくるのが表銀座の良い所ですね。
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
2
7/11 23:05
槍が段々と近づいてくるのが表銀座の良い所ですね。
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
7/11 23:05
滑落注意!
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
2
7/11 23:05
滑落注意!
下を見下ろすとこんな感じ。
2012年07月11日 23:06撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
1
7/11 23:06
下を見下ろすとこんな感じ。
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
7/11 23:05
大天井ヒュッテが見えてきました。
その先の登りも…
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
7/11 23:05
大天井ヒュッテが見えてきました。
その先の登りも…
大天井ヒュッテへ下ります。
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
7/11 23:05
大天井ヒュッテへ下ります。
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
7/11 23:05
大天井ヒュッテ着。
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
1
7/11 23:05
大天井ヒュッテ着。
大天井ヒュッテ前の←ヤリ道標。
2012年07月11日 23:06撮影 by  iPhone 4S, Apple
7/11 23:06
大天井ヒュッテ前の←ヤリ道標。
ビックリ平。眺めが良いからでしょうか?
2012年07月11日 23:05撮影 by  iPhone 4S, Apple
1
7/11 23:05
ビックリ平。眺めが良いからでしょうか?
西岳方面。
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
2
7/11 23:05
西岳方面。
雷鳥の親子が居ました。
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
2
7/11 23:05
雷鳥の親子が居ました。
こちらを警戒してます。
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
5
7/11 23:05
こちらを警戒してます。
でも、何か食ってます。
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
2
7/11 23:05
でも、何か食ってます。
ひよこ三兄弟!
いや、本当はもっと居ましたけど。
2012年07月11日 23:06撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
13
7/11 23:06
ひよこ三兄弟!
いや、本当はもっと居ましたけど。
雷鳥と槍。
2012年07月11日 23:06撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
14
7/11 23:06
雷鳥と槍。
ちょっと寄り道して西岳山頂へ。
この辺りから槍に雲が掛かりました、
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
7/11 23:05
ちょっと寄り道して西岳山頂へ。
この辺りから槍に雲が掛かりました、
西岳山頂から常念?
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
7/11 23:05
西岳山頂から常念?
ヒュッテ西岳着。
2012年07月11日 23:05撮影 by  iPhone 4S, Apple
7/11 23:05
ヒュッテ西岳着。
2012年07月11日 23:05撮影 by  iPhone 4S, Apple
7/11 23:05
水俣乗越への下り。
2012年07月11日 23:06撮影 by  iPhone 4S, Apple
1
7/11 23:06
水俣乗越への下り。
相変わらず槍は雲の中。
2012年07月11日 23:06撮影 by  iPhone 4S, Apple
7/11 23:06
相変わらず槍は雲の中。
水俣乗越着。ここからの登りがまたキツイ。
2012年07月11日 23:06撮影 by  iPhone 4S, Apple
7/11 23:06
水俣乗越着。ここからの登りがまたキツイ。
2012年07月11日 23:05撮影 by  iPhone 4S, Apple
2
7/11 23:05
槍ヶ岳ビューポイントらしいですが…
2012年07月11日 23:05撮影 by  iPhone 4S, Apple
7/11 23:05
槍ヶ岳ビューポイントらしいですが…
槍はやっぱり雲の中。
2012年07月11日 23:05撮影 by  iPhone 4S, Apple
7/11 23:05
槍はやっぱり雲の中。
ヒュッテ大槍着。
2012年07月11日 23:05撮影 by  iPhone 4S, Apple
7/11 23:05
ヒュッテ大槍着。
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
1
7/11 23:05
近づくと分かる槍のでかさ!
2012年07月11日 23:06撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
2
7/11 23:06
近づくと分かる槍のでかさ!
見下ろすと殺生ヒュッテ。雪渓を歩いている人達が居ます。
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
7/11 23:05
見下ろすと殺生ヒュッテ。雪渓を歩いている人達が居ます。
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
7/11 23:05
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
7/11 23:05
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
7/11 23:05
槍ヶ岳山荘着。
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
7/11 23:05
槍ヶ岳山荘着。
槍が目と鼻の先です。
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
2
7/11 23:05
槍が目と鼻の先です。
200メートル先の頂上に向かいます。
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
7/11 23:05
200メートル先の頂上に向かいます。
ガスの中の岩と梯子。
2012年07月11日 23:06撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
7/11 23:06
ガスの中の岩と梯子。
この梯子を上りきれば山頂です。
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
7/11 23:05
この梯子を上りきれば山頂です。
ついに槍ヶ岳山頂。
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
2
7/11 23:05
ついに槍ヶ岳山頂。
ガスってますが、山頂から見た槍ヶ岳山荘。
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
7/11 23:05
ガスってますが、山頂から見た槍ヶ岳山荘。
時間もあまりないので、早々と降りることに。梯子が本当に垂直恐ろしい…
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
1
7/11 23:05
時間もあまりないので、早々と降りることに。梯子が本当に垂直恐ろしい…
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
1
7/11 23:05
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
1
7/11 23:05
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
7/11 23:05
2012年07月11日 23:06撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
7/11 23:06
2012年07月11日 23:05撮影 by  NIKON D4, NIKON CORPORATION
7/11 23:05
槍ヶ岳山荘宿泊料金表。
2012年07月11日 23:05撮影 by  iPhone 4S, Apple
7/11 23:05
槍ヶ岳山荘宿泊料金表。
ジュースは300円、ビールは500円。ちなみに水は1リットル200円でした。
2012年07月11日 23:05撮影 by  iPhone 4S, Apple
7/11 23:05
ジュースは300円、ビールは500円。ちなみに水は1リットル200円でした。
西岳への登り返し。疲れた身体にはキツ過ぎます。
2012年07月11日 23:06撮影 by  iPhone 4S, Apple
2
7/11 23:06
西岳への登り返し。疲れた身体にはキツ過ぎます。
ひたすら歩いて、蛙岩着。
2012年07月11日 23:06撮影 by  iPhone 4S, Apple
7/11 23:06
ひたすら歩いて、蛙岩着。
こんな感じの巨岩がそこら中にあって、どれが蛙岩かわかりません(;^ω^)
2012年07月11日 23:06撮影 by  iPhone 4S, Apple
7/11 23:06
こんな感じの巨岩がそこら中にあって、どれが蛙岩かわかりません(;^ω^)
燕山荘前の謎の置物。
2012年07月11日 23:06撮影 by  iPhone 4S, Apple
7/11 23:06
燕山荘前の謎の置物。
ガスの中の燕山荘。
2012年07月11日 23:05撮影 by  iPhone 4S, Apple
7/11 23:05
ガスの中の燕山荘。
ガスの中の合戦小屋。残念ながらもう営業終了してました。
2012年07月11日 23:05撮影 by  iPhone 4S, Apple
7/11 23:05
ガスの中の合戦小屋。残念ながらもう営業終了してました。
何とか真っ暗になる前に登山口まで戻ってこれました。
2012年07月11日 23:06撮影 by  iPhone 4S, Apple
1
7/11 23:06
何とか真っ暗になる前に登山口まで戻ってこれました。

感想

去年、初めての本格的な登山として常念岳に登ったのですが、その時にヒィヒィ言いながら常念乗越まで辿り着いた自分の目に一番に飛び込んできたのが遥か彼方にそびえる槍の勇姿でした。
それ以来、何処の山から見ても一目でそれと分かるあの山容に憧れ続けて一年余り。
ついに、自分の足であの槍の頂を踏む事にしたわけです。

槍ヶ岳に登るルートはいくつか有りますが、今回は思いつきと勢いだけで、ガッツリにも程がある中房からの表銀座縦走を選びました。
ヤマレコで山行記録を調べると、2011年にMATSUさんとsugibozuさんが同じルートを歩いていらっしゃったので、その時のレコを大いに参考にさせて頂きました。
(MATSUさん、sugibozuさん、ありがとうございます)

今回のルート、かなりの長時間山行になることは最初から分かっていたので、気をつけた事が2つ。
1つはあまり急ぎ過ぎない事。
登りで飛ばし過ぎて、下りではバテバテになるのが普段の自分のパターンなんですが、今回は先が長いのでバテると帰れなくなる可能性があるので。
もう1つは食事と水分をこまめにしっかり取ること。
シャリバテで足が進まなくなるのもこれまた普段の自分のパターンなんで、今回は思い切ってコンビニおにぎりを6個も持っていきました。
おにぎり1個で3時間くらいは動けそうな気がしたので、3時間×6個で18時間分です(;^ω^)

前日が普通に仕事だったので、帰宅して色々と準備してから自宅を出発したのは日付が変わった頃。
中房温泉登山口に到着したのが0時50分頃で、準備を済ませて実際に出発したのは1時過ぎになってしまいました。
日付が変わると同時に歩き出す予定だったのですが、最初から1時間余りの遅れになってしまい、さらに時間が無かったので一睡もしていない状態で、はっきり言って不安要素だらけでしたが、とりあえず勢いだけで先に進みました。
真っ暗な中ヘッドライトの明かりで燕山荘までの急登を登っていくと、思いの他良いペースで2時間程で到着。
涼しくて登りやすかったのと、暗闇が怖いので身体が勝手に急いだんだと思います(;^ω^)
午前3時の誰もいない燕山荘前のベンチでさっそくおにぎりを食べて休憩しました。

コマクサが咲き乱れる燕山荘周辺から大天井に向かう途中で夜が明けてきたので、ここぞとばかりに写真を撮りまくっていたら、案の定かなりのタイムロスになりました。
まあ、でも、せっかく夜暗いうちから歩くなら、この夜明けの素晴らしい景色を楽しまなきゃもったいないですからね!
これは致し方ないです。
因みに太陽が昇ってから物凄い眠気が襲ってきて、しばらく気持ち悪くて動けないくらいになってましたw
暫く休憩していたら気持ち悪さは無くなって、普通に行動できるようになりましたが、やっぱり登山前には睡眠をしっかり取った方が良いですね。

大天井ヒュッテから、ヒュッテ西岳に向かう途中の道では、雷鳥の親子に遭遇して癒されました。
雷鳥のひよこめちゃくちゃ可愛かったです…(´∀`*)
ヒュッテ西岳の手前に西岳山頂への分岐があって、きっと帰りには登る気力もないだろうと思い、ここで西岳山頂へ。
西岳山頂は槍をバックに記念写真が撮れるような感じでしたが、この時には槍に雲が掛かってしまい、残念な写真しか撮れませんでした。

ヒュッテ西岳から槍ヶ岳山荘までの道は、とにかくよく下ってよく登る道です。
そりゃもう本当に嫌になるくらい。
しかも、今回はピストンなので帰りにも同じ道を逆向きに通るわけで…
自分で選んだルートとはいえ、本当に気が滅入りますw
ただ、この道は進んで行けば行くほど槍が目に見えて大きくなってきて、自分は今まさに槍に登っているんだ!という実感が物凄い沸きますね。

ヘロヘロになりながらも何とか槍ヶ岳山荘に到着し、しばし休憩した後に荷物を山荘に置かせてもらって、身軽な格好で槍ヶ岳山頂へ向かいました。
実はここで1つ失敗がありまして、リュックの天蓋に入れておいたGPSを山荘に置いていってしまった為、地図上のルート図を見ても槍ヶ岳山頂へのルートが延びていなかったりします。
何か非常に残念です…(´・ω・`)
槍ヶ岳山頂への道は切り立った岩場ですが、鎖と梯子が物凄くしっかりしているので、難無く通過できました。
内心はかなりびびってても、意外と行けるもんですね。
山頂には自分の他に先客のおじさんが1人、それから後から登ってきた女性が1人の3人だけでした。
せっかく空いてる日にちょっと残念ですが、自分は早々と記念写真を撮って下ることに。
何せここからの帰り道がまた長いので。

槍ヶ岳山荘で水の補給をさせてもらい、ここからの帰り道は写真もほとんど撮らず、ただひたすらゴールを目指して歩きました。
因みに行きに下ってきた西岳への登り返しももちろん辛かったのですが、それよりもヒュッテ西岳から大天井、燕山荘までの区間の細かい登り返しが地味に辛く思えました。
途中で再びの眠気が襲ってきて、完璧に歩きながら寝ている居眠り登山状態の時もありましたし(;^ω^)
結局、登山口に着いたのは19時半、周囲はかなり暗くなっていましたが、一応ヘッドライト無しで下りて来られました。

こんな感じでけっきょく、時間的には18時間半の長い長い山行になりました。
相当疲れましたが、夜中に登って、夜明けを見て、雷鳥に逢い、憧れの槍に登り、嫌というほどガッツリと歩いて物凄く楽しい山行でした。
槍ヶ岳の日帰り表銀座ピストン。
簡単に人に勧められるものではないですが、たくさんの楽しさが詰まった素晴らしいルートでした。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2168人

コメント

南ヤツといい、黒戸といい、今度は表銀座縦走ピストンかい!
また凄いことを
表銀座日帰りって 私にはとてもマネできませんよ 今度笠ヶ岳の笠新道日帰りピストンやってよ!どのくらいで歩く?走る?のか見てみたいわ
2012/7/16 22:39
走るのは苦手です(;^ω^)
早歩き程度は良いんですけど、昔から走るのはあまり得意じゃないんですよね…
あ、先日、笠ヶ岳行ってきましたよw
後ほどレコアップしますので。
2012/7/20 7:07
RE: 槍ヶ岳(日帰り表銀座ピストン)18時間半…(;^ω^)
ムム!笠ヶ岳に行ったと!きっともの凄いペースで降りてるんだろなsweat01記録楽しみにしてますよhappy01
2012/7/20 9:57
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
燕岳〜大天井岳〜常念岳〜蝶ヶ岳、常念山脈縦走
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
燕岳ー常念岳 縦走
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
燕〜常念の縦走
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら