残った3000m(上高地-岳沢-前穂-奥穂-北穂-涸沢-横尾-上高地)

2019年10月08日(火) ~ 2019年10月11日(金)

• GPS: 67:50
• 距離: 26.5km
• 登り: 2,317m
• 下り: 2,307m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:58
• 休憩: 0:07
• 合計: 3:05

12:25 上高地バスターミナル
12:26 無料トイレ
12:31 河童橋
12:35 日本山岳会上高地山岳研究所
12:48 12:55 岳沢湿原・岳沢登山口
13:30 7番標識
14:20 見晴台
15:30 岳沢小屋

2日目

• 山行: 8:35
• 休憩: 1:05
• 合計: 9:40

4:35 岳沢小屋
8:35 8:41 紀美子平
9:28 9:38 前穂高岳
10:12 10:30 紀美子平
12:54 12:55 南稜の頭
13:05 13:35 穂高岳
14:15 穂高岳山荘

3日目

• 山行: 7:34
• 休憩: 1:36
• 合計: 9:10

6:00 穂高岳山荘
6:22 6:36 涸沢岳
7:30 7:35 最低鞍部
9:17 9:18 北穂登山道合流
9:29 9:32 北穂高岳(北峰)
9:33 10:11 北穂高小屋
10:12 北穂高岳(北峰)
10:25 10:33 北穂高岳・天場
12:23 12:40 涸沢小屋
12:45 12:50 涸沢
13:10 Sガレ
14:15 14:20 本谷橋
14:50 横尾岩小屋跡
15:10 横尾 (横尾山荘)

4日目

• 山行: 2:21
• 休憩: 0:18
• 合計: 2:39

5:36 横尾 (横尾山荘)
6:11 新村橋(パノラマ分岐)
6:21 6:22 徳澤園
6:25 徳沢公衆トイレ
7:00 7:01 徳本口(徳本峠分岐)
7:04 7:16 明神館
7:49 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
7:58 8:02 河童橋
8:13 無料トイレ
8:15 上高地バスターミナル

台風19号の到来前の記録です。2019年10月14日以降、相当状況が変化していると考えられますのでご注意ください。

天候

8日雨、9日-11日晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：松本から新島々経由上高地
帰り：上高地から中の湯経由松本

写真

10/8 9:27

松本近くで車窓前方の北アルプスのスカイライン近くに彩雲が出ていた。なかなか綺麗であった。

10/8 12:31

上高地BTに到着。まだボソボソと雨が降っている。

10/8 12:40

予報は雨が止む方向であったので、傘だけで歩き出した。

10/8 12:43

この辺りも明神方面から帰ってくる散策の方々が多い。以前に比べて外国の方も多いようだ。

10/8 12:46

雨の中のこの辺りは時間さえあればもっとゆっくりしてみたい場所である

10/8 12:49

そのようなことを考えているうちに少し雨が強くなってきたので、とうとう合羽を着る。結局小屋まで止むことは無かった。

10/8 13:06

最初はそれほど急坂でもなかったが、結構登っている道である。汗でぐっしょりになりながら上がっていく。

10/8 13:19

マユミの実が落ちた後でしょうか？　赤い色が目立っていましたが、枝が折られていました。

10/8 13:22

岳沢小屋まで10合に分けて目印があります

10/8 13:37

このルートで唯一の見どころ、風穴

10/8 14:04

ガマズミでしょうか？　赤い実の木が多いように思います。

10/8 14:11

沢筋の様子

10/8 15:15

小屋が近くなってきました。上の方に滝が見えます。

10/9 5:32

今日は重太郎新道にかかります

10/9 5:45

鎖場や梯子がありますが、基本的には急坂の続く良く整備された道であり、危険な個所はそれほど無いルートであると認識しました。

10/9 5:56

乗鞍岳と焼岳

10/9 5:57

まだ焼岳の高さにもなっていない

10/9 5:59

10/9 6:03

西穂の稜線の一部に光が当たり始める

10/9 6:04

乗鞍も日が当たってきた

10/9 6:10

全面的に日の出です

10/9 6:11

目の前の木にホシガラスが止まったのですが、シルエットになっているだけで

10/9 6:41

カモシカの立場

10/9 6:45

西穂の尾根が明るくなってきた

10/9 7:03

焼岳が低くなってきた

10/9 7:03

西穂からの稜線も近づいている

10/9 7:13

夏の残り、イワギキョウと思われる

10/9 7:24

明神岳からの稜線。ゴツゴツの岩場だ。

10/9 7:24

眼下の上高地を見下ろす

10/9 8:28

紀美子平着。もうバテバテです。

10/9 9:08

前穂への登りから槍ヶ岳方面を見る

10/9 9:33

前穂山頂から南側。手前に明神岳の岩場とその先に霞沢岳。

10/9 9:37

前穂山頂から常念岳の山並み。蝶ヶ岳から燕岳まで見えている。

10/9 9:37

その西側、北ア北部の山並み。正面左に針ノ木岳、中央奥に白馬岳、中央右に鹿島槍ヶ岳が確認できる。

10/9 9:39

前穂から奥穂。どんな道が待っているのやら。

10/9 9:40

山頂標識を撮って下山

10/9 9:41

そして槍ヶ岳

10/9 9:42

南部の奥から、御嶽、乗鞍、焼岳(右)、霞沢岳

10/9 9:52

これも忘れずに、この地区唯一の一等三角点

10/9 10:42

紀美子平の先で西穂からの尾根を撮影。これを見ると尖ったピークである。

10/9 11:15

吊尾根の最低鞍部。ここから前穂に上がるルートがあったようだ。

10/9 11:41

時々涸沢側が見える場所がある

10/9 11:41

奥穂への登りが続くが、なかなか近づかない

10/9 12:49

奥穂、南陵の頭付近から槍ヶ岳方面の眺め

10/9 12:51

南陵の頭付近から西穂方面を見る

10/9 12:53

いよいよ奥穂山頂が見えてきた

10/9 12:58

ジャンダルムの上にも登山者が見える

10/9 13:18

山頂到着

10/9 13:31

奥穂から槍ヶ岳

10/9 13:41

同じく笠ヶ岳

10/9 14:10

穂高山荘と涸沢岳

10/9 17:43

計画では今日北穂まで行く予定であったが、この先をこの疲れた状態で超えるのは無理と判断し、ここ穂高山荘泊りとする。

10/10 5:48

日の出を山荘で迎える

10/10 5:51

ジャンダルムに朝日が当る

10/10 6:22

涸沢岳に到着。槍と北穂を望む。北穂までどんな道が待っているのだろうか。

10/10 6:27

槍の左に立山、右に白馬と鹿島槍が確認できるが、いずれもここより低く感じる。当然と言えば当然か！

10/10 6:34

涸沢岳山頂標識。狭いため周りの方にご迷惑をかけます。

10/10 6:52

涸沢岳の下りを下から見上げる。途中に下る人と鎖が見えている。

10/10 6:52

同上

10/10 6:58

下ったところから前方を見る。最低鞍部はもう少し先だ。

10/10 7:00

北穂と槍ヶ岳

10/10 7:02

最低鞍部の少し手前から下ってきた岩場を振返る

10/10 7:11

この先の道を見上げる。左には槍ヶ岳が「ここだここだ」と呼んでいるよう。

10/10 7:12

この辺りが最低鞍部

10/10 7:23

ほぼ同じ個所。休んではまた登る、を繰り返します。

10/10 7:30

まだ先は長い

10/10 7:31

この先は涸沢側を登って行き、先のピークの手前で滝谷側に回り込む

10/10 7:49

ルートを示す印は沢山付けてあるので、少し見当たらなくなったらルートを外れている可能性が高い。したがって、慎重に周りに気を配るのが重要になる。

10/10 8:02

ここは涸沢側。下に涸沢が確認でき、斜面をそのまま下って行けば着けそうな気もしてくる。

10/10 8:25

ここから滝谷側にルートが付けられている(振返っている)

10/10 8:41

一休みして奥穂を撮影

10/10 8:41

壁を入れて撮影

10/10 8:49

ここから滝谷側を通る(振返って撮影)

10/10 9:20

この岩の左側面を上がってきた。下っていく方で岩を登って行った人がいたので、上から大声で注意する。

10/10 9:29

ようやく涸沢からのルートに合流。ここからは一般道である。

10/10 9:32

北穂山頂に到着。まずは吊尾根を撮影。

10/10 9:32

続いて笠

10/10 9:32

槍とキレット

10/10 9:33

同上

10/10 9:33

槍とその右に北ア北部の峰々

10/10 9:34

常念岳

10/10 9:42

山頂標識

10/10 9:53

前穂

10/10 10:08

小屋に降りて槍を撮影

10/10 10:10

笠も

10/10 10:15

そしてコーヒーでしばらくマッタリ

10/10 10:28

山頂に戻るとヘリが荷揚げするとの情報。早速テン場付近で待っているとやってきました。

10/10 10:42

涸沢に降りる途中で大天井岳

10/10 10:48

同じく奥穂

10/10 11:21

同じく屏風の頭と蝶ヶ岳の稜線

10/10 11:41

北穂の下り

10/10 12:07

ナナカマドと北穂

10/10 12:13

ナナカマドと前穂

10/10 12:18

紅葉と屏風の尾根

10/10 12:36

涸沢小屋に降りてきた。ちょっと腹ごしらえをする。

10/10 12:45

涸沢小屋を後に横尾に向かう

10/10 12:49

ナナカマドが美しい

10/10 12:50

ナナカマドと大天井岳方面

10/10 12:52

北穂を見上げる

10/10 12:56

同上

10/10 13:00

実だけは赤いのに葉っぱは緑のナナカマド

10/10 13:06

違う紅葉もあります

10/10 13:08

穂高連峰を見上げる

10/10 13:12

同上

10/10 13:56

Sガレ

10/10 16:18

横尾に到着。今日はここで汗を流します。

10/10 16:17

前穂の上を飛行機が飛ぶのを見ながら・・

10/10 16:19

これです

10/11 6:40

翌朝は一番で朝飯を食べて、上高地に向かいました。やはり台風の影響で雲が出ています。

10/11 7:30

明神岳の説明を見て少しお勉強

10/11 7:56

上高地に到着

10/11 8:06

3日前に上がった岳沢を見上げる

10/11 8:43

バスが遅かったので、タクシーで中の湯のバス停まで。後で考えたら沢渡行のバスで沢渡で乗り換えれば良かったのでした。

10/11 10:47

午前中の松本でちょっと一杯

10/11 12:18

昼前の電車で穂高まで取って返し、池田町の美術館に立寄りました。

10/11 14:51

松本からの特急で帰宅しましたが、この翌日に来た台風19号であんな状況になるとは、この時は知る由もありませんでした。朝方上高地までの間にすれ違った方々がおられましたがどうされたか心配です。

撮影機器：

NIKON D750 NIKON CORPORATION

Canon PowerShot G7 X Mark II Canon

感想

occhanyama

今回は残る3000m峰3座を登る計画を組んだ。当初は北穂からキレットを通り南岳から新穂高に降りる予定であったが、2日目に疲労のため北穂まで行けなかったこと、台風が近づいており1日延ばすのはリスクがあったことで、予定を変更して北穂から涸沢経由で上高地に下った。12日の首都圏の交通網はズタズタであったので結果的には正解であった。
ただ、上記のような疲労が私の体に与えたダメージも相当なものがあり、回復には数日を要したのも事実である。
またしばらくの間、長野方面のみならず奥多摩等関東地域の登山ルートもかなりの被害を受けていると考えられるので、体力が整ったらまた近場から出かけて調べてみたいと思っている。