穂高岳〜上高地からテント泊周回〜

2019年10月15日(火) ~ 2019年10月16日(水)

• GPS: 33:35
• 距離: 26.9km
• 登り: 2,337m
• 下り: 2,332m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:31
• 休憩: 1:49
• 合計: 9:20

距離 17.3km 登り 1,731m 下り 188m

6:45 上高地バスターミナル
6:49 6:50 無料トイレ
6:56 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
7:22 明神館
7:25 徳本口(徳本峠分岐)
7:55 徳沢公衆トイレ
8:15 新村橋(パノラマ分岐)
8:49 9:00 横尾 (横尾山荘)
9:13 横尾岩小屋跡
9:42 9:49 本谷橋
10:38 10:39 Sガレ
11:22 涸沢
11:28 12:08 涸沢小屋
14:42 15:05 北穂高岳・天場
15:18 15:44 北穂高岳(北峰)
16:05 北穂高岳・天場

2日目

• 山行: 6:54
• 休憩: 1:29
• 合計: 8:23

距離 9.5km 登り 607m 下り 2,149m

7:41 北穂高岳・天場
7:52 7:54 北穂高岳(北峰)
7:55 北穂高小屋
7:56 7:57 北穂高岳(北峰)
9:40 9:42 涸沢岳
10:01 10:23 穂高岳山荘
11:07 11:10 穂高岳
11:21 11:30 南稜の頭
12:22 12:55 紀美子平
14:29 14:43 岳沢小屋
15:14 見晴台
15:24 7番標識
15:42 15:43 岳沢湿原・岳沢登山口
15:50 15:51 日本山岳会上高地山岳研究所
15:57 15:58 河童橋
16:04 上高地バスターミナル
16:04 ゴール地点

天候

1日目　曇り→晴れ時々ガス
2日目　強風→ガス→晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

沢渡バスターミナルの駐車場に駐車＠600円/日
沢渡→上高地バスは片道1250円。始発は6：00沢渡発、最終は17：05上高地発

コース状況／危険箇所等

■登山ポスト
　上高地バスターミナルにあります

■登山道
　台風の影響を全く感じませんでした。
　とてもよく整備されています。

■北穂高〜涸沢岳の稜線は、岩に霜が出来始めていて注意が必要です。

その他周辺情報

せせらぎの湯にて入浴
https://ryushima-onsen.jp/

写真

10/15 8:02

これは徳沢周辺かな？
紅葉が綺麗でした。

10/15 8:53

横尾に到着！
早歩きで歩いたため、すでに疲れています。

10/15 10:53

紅葉がいい感じ♫

10/15 11:06

涸沢カール直前。
紅葉ヤバすぎる。

10/15 11:10

たまらんね〜

10/15 11:23

近くて遠い涸沢小屋。
カールにはテントはほぼありませんでした。

10/15 12:35

涸沢小屋から北穂岳へ

10/15 12:55

少し登るとすぐに足が痛くなって、もうバテバテ

10/15 14:27

ガスってきたー

10/15 15:10

こやよりだいぶ手前にテン場があり、そこに荷物をデポして小屋へ向かいます。
途中に北穂分岐があります。

10/15 15:44

あっけなく北穂登頂！
当初目指していた槍ヶ岳があんなに遠くに！

10/15 15:44

槍ヶ岳、かっこええのぅ。

10/16 6:04

朝！
テン場からのモルゲンロート！
絶景！

10/16 6:05

ちなみに、この状態で夜を明かしました。
風が強すぎて（風速18メートル）、フライシートで風を受け止めきれず、思い切ってインナーだけにしました。
それでもテントが飛ばされるかと思うほどの強風でした。

10/16 6:05

テントから見た日の出

10/16 8:13

寝坊して出発が2時間も遅れました。
ガスの中を進みます。

10/16 8:17

北穂高岳〜涸沢岳まではけっこーハードな岩稜でした。

10/16 8:21

10/16 8:26

滑りやすくなってるので慎重に進みます。

10/16 8:31

岩にはこんな感じで霜が！
注意しないと滑落してしまいます。

10/16 8:46

ガスが晴れそう

10/16 8:55

ようやく「最低コル」に到着

10/16 9:10

ここからがかなりの岩場！

10/16 9:15

高度感すごかったです。
正直、怖かったです。

10/16 9:46

ようやく登頂！

10/16 10:03

10/16 10:25

5年ぶりの穂高岳山荘。
手ぬぐい買いました！

10/16 10:45

山荘から奥穂高へ
晴れてきた！

10/16 10:50

10/16 10:50

10/16 10:54

10/16 10:59

登頂！

10/16 11:01

10/16 11:01

登ってきた道を振り返る

10/16 11:15

10/16 11:19

前穂高へ！

10/16 11:45

10/16 11:58

10/16 12:54

紀美子平らに到着。
時間の関係で、前穂高岳は寄らずに降ります！

10/16 12:57

岳沢までかなり降ります。

10/16 13:45

西穂高が、かっこいい

10/16 13:51

カモシカの立場

10/16 14:33

岳沢小屋に到着

10/16 15:45

明神池？

10/16 15:46

明神岳？

10/16 15:56

穂高連峰。
かっこいいー！

10/16 15:58

下山！

撮影機器：

E-P1 OLYMPUS IMAGING CORP.

iPhone 6s Apple

iPhone XS Apple

感想

yurippe_3b26

上高地を出発し
涸沢カール経由で
大キレットを歩き
槍ヶ岳でテント泊し
翌日は表銀座を歩き
大天井岳から常念岳へ
常念岳で友人と合流
一ノ沢へ下山

という夢のようなプランを計画
CT0.6でぎりぎりいける計画

すごく楽しみにスタートしたけど
スタートは予定より遅れるし
思ったほど早く歩けなくて
テントを担いだ自分には無理な山行計画だった

横尾に着いた時点でけっこー足が疲れて
槍沢経由で槍ヶ岳へ直行する選択肢もあったけど
大キレットを諦められなくて
とりあえず予定通り涸沢へ向かった

本谷橋を過ぎて
いよいよ登りが始まった頃
いつもなら得意とする登りで調子がでなくて
進んでは休んでのバテバテ登山

涸沢カールで小休止し
涸沢小屋を出た時間は
予定だと北穂高岳に着いている時間だった

北穂高岳のテント場は山頂手前の稜線にあり
そこに着いた時点で
悔しいけど今日はここまでにしようと決断

時間的に頑張れば南岳を目指せたかもしれないけど
南岳まで行ってしまうと
翌日の行程が大変そうなのと
そもそも、疲れた足で
ガスの中の岩稜を歩ける自信がなかった

思い切ってプラン変更をして正しかったと思う！


そして迎えた夜


涸沢カールを見下ろす絶景スポットのテン場は
小屋まで15分もかかる立地だけど最高だった

ただ、21時頃より風が強くなり
予報だと明け方にかけて風速18m…
雨は降らないものの
テントが吹き飛ばされそうで寝付けない

テントを撤収して小屋に避難するのも考えたが
この天気の中の撤収＆移動は現実的ではない

迷った結果、思い切ってフライシートを外してみた
私のテント（ハバハバnx）はインナーがメッシュのため
フライで風を受けるより
メッシュ部分で風を通過させる方が
耐風面積が少なくてよいという判断からそうした

フライを外し
ストックでテントを補強したら
まだマシになった

それでも吹き飛ばされそうな強風で
正直熟睡はできなかったけど
なんとか朝を迎えることができた

まるでビバークしてるかのような一夜だった


翌日は日の出とともに目が覚め
朝日とモルゲンロートを拝み
予定の2時間遅れでテン場を出発

涸沢岳までの稜線が想像以上にスリリングで
とっても怖かったけど楽しかった

奥穂高岳手前でガスが晴れ
その後は快晴の中歩いた

時間は思ったほどまけなかったけど
なんとか16時頃に下山でき無事バスに乗車

本当にいろんなことがあった2日間だったけど
ある意味いい経験ができたと思う

山行計画の立て方
当日の天気や体調による判断
命を守るための行動
無事下山することの大切さ

たくさん学んだ


台風19号の関係で各地で被災されている人がいる中
山になんかきて良かったのかとも思うが
自粛せずレコをアップしました


9月に山に行けなかった鬱憤を
10月に晴らします

来週もどこかでテント泊できたらいいな

コメント

いぬずや

はじめまして
はじめまして
INUZUYAといいます
僕もあの風の強い夜に
穂高岳山荘にいました。
もの凄い風の強い夜で
小屋の中でも少しビビってました🤣
あの時、北穂高でテン泊されていたなんて
スゴいですね
考えただけでも恐ろしくなりました。
ご無事で何よりです
お疲れ様でした！👍

yurippe_3b26

Inuzuyaさんはじめまして！
コメントありがとうございます😊
同じ日程で穂高岳縦走されていたんですね！
時間的にすれ違ってはいないようですが💦
穂高岳山荘の中でも風の強さを感じられるほどでしたか！

ものすごい風でしたが「なんとかなる！きっと大丈夫」という気持ちがどこかにありました。怖くてほとんど眠れませんでしたが🤣
お互い無事で何よりですね！
お疲れ様でした！