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Yamareco

記録ID: 208572
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ハイキング
尾瀬・奥利根

尾瀬至仏山 雨に降られ敗退で見つけた花

2012年07月20日(金) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
11.3km
登り
479m
下り
480m

コースタイム

11:00鳩待峠-11:50山の鼻-12:10至仏山登山口-12:45森林限界-13:20ベンチ(待機→撤退)-14:00山の鼻-(研究見本園散策)-15:15山の鼻-16:00鳩待峠
天候 曇り→雨→曇り
過去天気図(気象庁) 2012年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鳩待峠の駐車場は1000円/日、マイカー規制中なので乗り合いバスorタクシー(チケット共通900円/片道)です。バスは1時間弱程おき、タクシーは7〜8人集まったら出発。
コース状況/
危険箇所等
・雨で濡れると木道や蛇紋岩は滑ります。
・木道絶対踏み外さないよう。湿原の自然はとてもデリケートです。
・雨だとたまに木道の上に規格外の巨大ナメクジが出てきていたりするので苦手な人はビックリするかも?
・至仏山は天候変化し易い様です。
・至仏山東面登山口にポストありました。
・クマさん出没可能性のある箇所有。鈴の携行を。
・温泉は尾瀬戸倉ほか、付近に多数あります。
戸倉の駐車場。
バス出た直後で、乗り合いタクシー人数集まり待ち。
2012年07月20日 10:19撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 10:19
戸倉の駐車場。
バス出た直後で、乗り合いタクシー人数集まり待ち。
鳩待峠着。既に11時、キビシイなあ。
2012年07月20日 11:00撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 11:00
鳩待峠着。既に11時、キビシイなあ。
空はずっと曇り模様。
2012年07月20日 11:01撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 11:01
空はずっと曇り模様。
山の鼻へと向かう途中、見上げる至仏も上はモクモク霧の中。
2012年07月20日 11:18撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 11:18
山の鼻へと向かう途中、見上げる至仏も上はモクモク霧の中。
平日なのにとんでもない大渋滞。100人は続いてるかな?先頭集団が途中停滞してたりで、ペース上がりません。
2012年07月20日 11:34撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/20 11:34
平日なのにとんでもない大渋滞。100人は続いてるかな?先頭集団が途中停滞してたりで、ペース上がりません。
何とか集団をやり過ごし、ダッシュで取り戻すも山の鼻まで計1時間。
2012年07月20日 11:52撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 11:52
何とか集団をやり過ごし、ダッシュで取り戻すも山の鼻まで計1時間。
ちょっとだけ尾瀬ヶ原方面へ寄り道。
2012年07月20日 11:53撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 11:53
ちょっとだけ尾瀬ヶ原方面へ寄り道。
アザミの群落
2012年07月20日 11:54撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 11:54
アザミの群落
ヒオウギアヤメがありました。
2012年07月20日 11:55撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 11:55
ヒオウギアヤメがありました。
尾瀬ヶ原へと続いていく木道
2012年07月20日 11:55撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 11:55
尾瀬ヶ原へと続いていく木道
クルマユリ
2012年07月20日 11:55撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 11:55
クルマユリ
広々として気持ちが良い
2012年07月20日 11:56撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 11:56
広々として気持ちが良い
まだ少しですが、ニッコウキスゲ、ありました。
2012年07月20日 11:57撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 11:57
まだ少しですが、ニッコウキスゲ、ありました。
カラマツソウの繊細な葉
2012年07月20日 11:57撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 11:57
カラマツソウの繊細な葉
アザミ拡大
2012年07月20日 12:00撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 12:00
アザミ拡大
研究見本園の分布
2012年07月20日 12:01撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 12:01
研究見本園の分布
2012年07月20日 12:01撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 12:01
2012年07月20日 12:02撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 12:02
わたすげふわふわ
2012年07月20日 12:03撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 12:03
わたすげふわふわ
2012年07月20日 12:03撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 12:03
キンコウカがちらほら
2012年07月20日 12:03撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 12:03
キンコウカがちらほら
これは?
2012年07月20日 12:04撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 12:04
これは?
至仏へと導く木道
2012年07月20日 12:04撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 12:04
至仏へと導く木道
ニッコウキスゲには少し早かったかも?
2012年07月20日 12:05撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 12:05
ニッコウキスゲには少し早かったかも?
ここから登山道。登り専用、但し樹林帯までは往復OK
2012年07月20日 12:07撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 12:07
ここから登山道。登り専用、但し樹林帯までは往復OK
ポストにも投函
2012年07月20日 12:07撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 12:07
ポストにも投函
登っていくと日光キスゲ
2012年07月20日 12:36撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 12:36
登っていくと日光キスゲ
あ、ウスユキソウ!
2012年07月20日 12:38撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 12:38
あ、ウスユキソウ!
ホソバヒナ…じゃなくてミネウスユキソウ?
2012年07月20日 12:38撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
7/20 12:38
ホソバヒナ…じゃなくてミネウスユキソウ?
お食事中失礼します。
2012年07月20日 12:38撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 12:38
お食事中失礼します。
ここらが限界?
2012年07月20日 12:44撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 12:44
ここらが限界?
まだそれまで同様の木段が続くので、もう数分だけ歩を進めました。
2012年07月20日 12:45撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 12:45
まだそれまで同様の木段が続くので、もう数分だけ歩を進めました。
開ける視界
2012年07月20日 13:02撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 13:02
開ける視界
ベンチで休みつつ上の様子を伺うと…
あやしい。
2012年07月20日 13:02撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 13:02
ベンチで休みつつ上の様子を伺うと…
あやしい。
あそこらへんは完全に岩ゾーン。雲がかかったりたまに少し晴れたり…進んでいいか思案のしどころ。
2012年07月20日 13:13撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 13:13
あそこらへんは完全に岩ゾーン。雲がかかったりたまに少し晴れたり…進んでいいか思案のしどころ。
見上げるとツルツル岩が。
これを登るともう帰れないし。いよいよの森林限界。
2012年07月20日 13:13撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 13:13
見上げるとツルツル岩が。
これを登るともう帰れないし。いよいよの森林限界。
振り返る。
2012年07月20日 13:15撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 13:15
振り返る。
尾瀬ヶ原が
2012年07月20日 13:15撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 13:15
尾瀬ヶ原が
この前と反対側からの景色、燧ケ岳が見えます。
この後、天候は保つどころか一気に悪化。薄黒い雲が空一面に。
時間はギリギリ、単独だし無理。遭難しちゃう。
撤退。
2012年07月20日 13:15撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 13:15
この前と反対側からの景色、燧ケ岳が見えます。
この後、天候は保つどころか一気に悪化。薄黒い雲が空一面に。
時間はギリギリ、単独だし無理。遭難しちゃう。
撤退。
降り出すと、ドシャ降りに。
2012年07月20日 13:45撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 13:45
降り出すと、ドシャ降りに。
登山口まで戻りました。湿原散策に切り替え。
2012年07月20日 14:00撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 14:00
登山口まで戻りました。湿原散策に切り替え。
ヒツジグサの花
2012年07月20日 14:09撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 14:09
ヒツジグサの花
2012年07月20日 14:10撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 14:10
雨もポツポツ
2012年07月20日 14:11撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 14:11
雨もポツポツ
向こうには霧がかかって
2012年07月20日 14:12撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 14:12
向こうには霧がかかって
2012年07月20日 14:13撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 14:13
幻想的な光景
2012年07月20日 14:15撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 14:15
幻想的な光景
2012年07月20日 14:15撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 14:15
2012年07月20日 14:18撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 14:18
2012年07月20日 14:19撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 14:19
チングルマ
2012年07月20日 14:19撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 14:19
チングルマ
やや、あの花は
2012年07月20日 14:27撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 14:27
やや、あの花は
絶滅危惧種のオゼコウボネ。撤退のおかげでレアな花に逢えました。
2012年07月20日 14:27撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 14:27
絶滅危惧種のオゼコウボネ。撤退のおかげでレアな花に逢えました。
2012年07月20日 14:31撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 14:31
ニッコウキスゲ・プロムナード
2012年07月20日 14:31撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 14:31
ニッコウキスゲ・プロムナード
2012年07月20日 14:33撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 14:33
雨後
2012年07月20日 14:35撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 14:35
雨後
2012年07月20日 14:35撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 14:35
しょんぼり
2012年07月20日 14:36撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 14:36
しょんぼり
オバケ水芭蕉
2012年07月20日 14:36撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 14:36
オバケ水芭蕉
2012年07月20日 14:37撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 14:37
青い花がちらほら
2012年07月20日 14:38撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 14:38
青い花がちらほら
カランカラン
2012年07月20日 14:39撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 14:39
カランカラン
2012年07月20日 14:41撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 14:41
オバケ水芭蕉プロムナード
2012年07月20日 14:42撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 14:42
オバケ水芭蕉プロムナード
2012年07月20日 14:44撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 14:44
揚羽も一休み
2012年07月20日 14:45撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 14:45
揚羽も一休み
2012年07月20日 14:45撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 14:45
カキツバタの大群落
2012年07月20日 14:48撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 14:48
カキツバタの大群落
2012年07月20日 14:50撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 14:50
巨大なアイツ。ポテトフライLサイズ以上。
2012年07月20日 15:29撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 15:29
巨大なアイツ。ポテトフライLサイズ以上。
記念に一枚。
2012年07月20日 16:46撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/20 16:46
記念に一枚。

感想

久々の計画有休。
なぜかそんな時に限って、事前に見た天気予報ではどこも雨・雨・雨
雷注意報も出てるトコあって、3000m級は厳しそう。

そんな中、尾瀬は曇りのようです。でも天気図見てると降るだろうな…

ダメならダメで花を見る!で引き上げればいいし。
霧の中に浮かび来る〜ってのもいいかも。高山植物もシーズンですが、
最近は登るより花が好きです。

そんな訳で、3週前の燧ケ岳に続き、今度は群馬側から尾瀬へとアクセス。
ここでも道路のメロディーラインが「夏の思い出」を奏でて迎えてくれました。

遅いスタートで、戸倉に着くとバスが出るところでした。
次のバスは50分後、タクシーに乗る事にしますが人が中々集まりません。
7〜8人揃うと出発、30分弱程待って揃いました。鳩待峠までのマイクロバスの中で
睡眠不足を補いました。

鳩待峠に着くと、結構沢山の人。
全身ビシッとキマッた山ガールもチラホラ。平日でも夏休みなのかな…
出来れば至仏山までループで回りたい。更に欲を言うなら、山の鼻から尾瀬ヶ原にも少し出て花を見たい。ニッコウキスゲの群落なんてあれば…と妄想していましたが、出発して程なく妄想は打ち砕かれました。前を見ると長行列。しかも結構遅いです…
ツアーかな?とも思いましたが、どうもそうでもないようです。
20分ほど最後尾を歩いていましたが、後ろに居た地元?らしきランナーの方が痺れを切らして、タイミングを見て前に出ました。あとに続く私。
抜けども抜けども中々途切れない人。
先頭集団の方は道端で銀竜草を見つけて停滞、写真撮ってたり…遅いわけだorz

追い越した後は山の鼻まで軽く小走りで行きました。
1時間で到着。時間も惜しいので、おにぎり2個食べて上も脱ぎ、付近の花を見た後すぐに至仏登山口へ。

森林限界までは1時間程でした。ギリで午前入山ではありますが…天気の事もあり、ちょっと不安はあります。ベンチで休憩がてら、雨具の準備をして上空の様子を見守る事にしました。西の空は曇り気味ですが、燧から東は雲はあるもののまだ青い空が見えています。
荷物をまとめなおしていると、何だか一気に段々空一面暗くなってきて・・・雨雲が立ち込め、雨がポツポツと。

一昨年、同じ蛇紋岩の山としては早池峰に河原坊から登りましたが、とにかくあのツルツルっぷりには参りました。濡れてたらとてもヤです。
雨が本格化しそうな雰囲気×上は深い雲の中×時間もギリギリ×単独ほかに人もなし、全行程の半分は登ってる気もしましたが撤退決定。

程なく土砂降りになりました。撤退してよかった。
濡れた木道は時々傾斜もありそういう所は滑るので、またお尻をヒットしないように慎重に足運び。下りにも1時間近くかかりました。

雨も小降りになってきましたが、今度は時間が余ります。すぐに鳩待峠に帰るのもナンだし、かといって奥に行くほどは時間もなし…研究見本園の中を回る事に。
池塘のあたりに行くと、木道に張り付いて写真を撮ってるおじさん達に会いました。ヒツジグサと、あと葉っぱが似てるけどオゼコウボネがあるとの事。
一緒に写真を撮りました。写真を撮ってる間におじさんの傘が流されそうになったので、ストックで救出したり。

見本園のほかの地塘に行くと、オゼコウボネの花が出て行ました。昔月山に行った時や、前回、沼尻で写真を見て、いつかは見てみたいけど絶滅危惧種じゃそうないだろうな、と思っていただけに、ちょっと軽くテンションアップ。
水中の根茎が白く骨の様に見えるので河骨(コウホネ)、という名の由来だそうですが水中は良く見えませんでした。

近くの山には霧靄がかかりいい雰囲気です。池の面には雨粒が波紋を広げています。木道を歩いていくと、キスゲの群落、カキツバタの群落、…いろんな花がありました。

もし天気がもってピークを目指していたら見れなかった光景に、撤退を決めた当初はどこか残念な気もしていましたが、落ち着いた気持ちになれて、この機会に感謝の念も沸いてきました。

焼岳に続きなので、特に敗退すると悔しさもあり次は、とつい入れ込み勝ちになったりもしますが、最近(良くないという訳でも一概にはないのですが)、山に遊びに来ていてまでつい、効率、成果といった普段の感覚に染まりがちというか、十分リラックスして愉しむ気持ちが薄くなっていたので、またいい機会だったと思います。
時間がない時でも少しでも多くの機会、という気持ちもありますが、いつどこで何座登った、という記録よりも、1座1座の山行の中での思い出というか、記憶に残る登山の方を、どちらかと言えば重視したいです。

木道を一周してきてブラブラ歩いていると、さっきの写真を撮っていたおじさんに再度会いました。昔から尾瀬に来られていて、数十年前は自然保護以前で釣りをしている人も居た話、テント泊の話、近隣の村の話、等々、沢山の話を聞かせていただき、木道で30分以上のんびりと立ち話をしました。

帰りの木道を歩いていると、見た事もないような巨大生物が…
ナメクジ?
にしても、規格外サイズです。厚切りポテトフライより巨大です。
でもどう見てもナメクジの仲間の様です。
最初勢いで進んでいて踏んづけてしまいそうになり、思わずビックリしました。

先を見る事も大事ですが、目の前の一歩も大事(?)だなと思いました。
帰宅後調べると、ダイセンヤマナメクジというそうです。この手のが苦手な方は、
画像も出る所が多いので検索されない方がいいかも??

鳩待峠までは山の鼻から3.3kmあるものの傾斜も緩めで、30分強ほどで着きました。
翌日は京都に1泊2日で出かける予定なので、尾瀬の土産物を買って、早々に帰路へと着きました。

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