記録ID: 2092181
全員に公開
沢登り
奥秩父
真ノ沢
2019年11月02日(土) ~
2019年11月04日(月)
- GPS
- 56:00
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 2,138m
- 下り
- 2,109m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:42
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 6:33
7:47
117分
毛木平駐車場
9:44
10:02
60分
十文字峠
11:02
11:35
165分
お昼
14:20
柳避難小屋
2日目
- 山行
- 8:42
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 9:08
3日目
- 山行
- 3:48
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:48
天候 | 11月2日 晴れ 11月3日 曇り 11月4日 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
7:30で満車。我々はギリギリ止められた。 往路 2日4:00市川-京葉市川IC-6:05長坂IC-7:25毛木平駐車場 復路 4日9:00毛木平駐車場-10:10たかねの湯11:10-須田すき家(昼)-11:40須玉IC-12:06勝沼IC-R20(初狩付近で通行止め)-都留-秋山-14:00相模湖IC-15:33京葉市川IC-15:40市川 高速代 1,160+2,840+900+1,120+1,160=7,180円 ガス代 140×48=6,720円 交通費計 13,900円 8,000円補助 残高-21,000円不足 |
コース状況/ 危険箇所等 |
十文字峠から柳避難小屋 一部不明。一時道を外れる。ピンクテープが頻繁にあるのでなくなったら間違いです。けっこう間違った踏み跡がある。 柳避難小屋手前で土砂崩れの為、登山道は消失しているが、眼下に桟道が見えているので慎重に降れば問題ない。 柳避難小屋から真ノ沢林道経由千丈ノ滝落口まで 真ノ沢林道はすでに廃道です。間違って入らないようロープで閉鎖されてます。ロープを越えて侵入。ピンクテープはありますが踏み跡が多数交錯していて間違えやすい。ヘッデンでの通過は絶対に無理です。ただロープを出すような危険な所や崩壊箇所はありませんでした。 千丈ノ滝に下りる場合、落口の手前に明らかに傾斜の緩い場所があります。滝付近は垂壁で全く下りられません。下りてからは膝から腿の渡渉になります。2〜300m上流に向かえば見られます。 尚、真ノ沢林道は滝の落口から2〜30m上流の対岸に続きます。地形図の破線は間違いです。 千丈ノ滝落口から甲武信小屋 沢登りです。ピンクテープもありません。本流を忠実にたどれば荒川源流の碑に出ます。滝はほとんど巻きました。メインロープを出すようなところはありませんでした。1ヶ所だけ巻き下りに補助ロープを出しゴボウでおりました。 甲武信小屋から毛木平駐車場 先の台風19号の為か登山道の崩壊箇所が多数ありますがすべて巻道が整備され安全に歩けます。 |
その他周辺情報 | たかねの湯 830円 |
写真
感想
今回は大滝より上のみ遡行しました。
もともと倒木が多い感じですが、今年の台風や大雨により倒木が増えているようです。また、大雨の影響なのか未だに水量が多いようでした。
もうこの時期ですから、水は冷たくて決してシャワーは浴びたくないので、滝を超えていくルートを一つ一つ考えさせられます。
夏に来ればもっと楽しめたでしょう。
下りのルートも大雨による影響が出ていますが、既に整備されておりピンクテープで示されているとおり迂回していけば問題ありません。
この山頂から荒川源流、千曲川源流が流れていることに、改めて感動した次第です。
私は3度目の真ノ沢になりますか。
1度目は入川から入り柳避難小屋から千丈ノ滝まで。
2度目は下山に使う真ノ沢林道の偵察を兼ねて入川を柳避難小屋まで遡行し、真ノ沢林道をつめるが甲武信岳に届かずに終了。
2度の経験から真ノ沢林道を使って甲武信岳から1日で下山するのはきわどいとの判断になり、下山の楽な毛木平からの入山になりました。
計画では柳避難小屋からの入渓でしたが、水量が多く、またあまりの冷たさに千丈ノ滝落口までは真ノ沢林道をつかいました。
結果的にこの判断が正解で、もし柳避難小屋から入っていたら明るいうちに甲武信小屋には着けなかったでしょう。
真ノ沢の良さは木賊沢出合から上流にあると思います。苔むした川床に山深さを感じ、また大滝はないですがほどほどの滝がこれでもかと続きます。とてもいい沢ですがアプローチと下山が問題ですね。結局、入山に1日、下山に1日と2泊3日の行程になりました。
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お疲れ様でした3度目でやっと達成しましたね
一緒に行けなかったのは非常に残念です。
11月に入ってから急に寒くなってきましたので
もう沢シーズンは終わりですね
これからは稜線歩き楽しみましょう
まだまだ沢ですが。雪が降るか氷るまで沢です。
荒川、千曲川への最初の一滴。
甲武信岳から生まれているのですね。
なんともはかり知れない自然の力を感じます。
ご無事で何よりです。
その一滴から始まって、新幹線も水没する水量になったのですね!
台風19号の影響だと思いますが、新しい倒木がけっこうありました。それもどれも大木でね!風ではなく、増水によって根がえぐられたものばかりでした。保水力の強い奥秩父ですが、それを遥かに凌ぐ雨が降ったようです。そして、この日も梅雨時期より水量が多かった。
倒れた大木から考えて、何十年もこんな大雨はなかったのではないでしょうか?地球規模で環境が急速に変化、悪化?しているのかな?息子達、さらにその子供達の将来が心配です。
まあ、そんなことは子孫達に任せて老い先短い我々は今を楽しまないとね。御参加お待ちしてます。
初めまして 柳避難小屋に18年ほど関わっている者です。台風19号以後の柳避難小屋に関する投稿記事を待っていました(という割りには 気が付くのが遅くなってすみません)。 タイトルにも書いた通り 小屋と吊り橋が無事なお写真を拝見させていただき、ひと安堵しています。今年4月と5月に訪れた際「あともう一度大きな洪水に見舞われたら吊り橋も小屋もその土台の根元をえぐり取られて崩落してしまうのでは」と心配していましたがなんとかもってくれて嬉しいです(管理当局の話しによると、現在 埼玉県側の川又から柳避難小屋に行くのは不可能のようで確認に行けません)。 木賊沢出合いから上流は滝の宝庫ですね。もし一般人が行けるとしたら『名瀑100選』にいくつも入れたいくらいの見事な滝ばかりの連続ですね。たくさんのお写真ありがとうございました。 あのへんの倒木はもしかしたら昨年の台風21号によるものかもしれません。地元の方の話しですと、今回の台風19号では「雨は凄かったが風はそんなに強くなかった」と聞いてます。昨年の台風では「かつてない量の倒木発生」を登山道で見ましたので(切除処理済み)。 ところで 柳避難小屋 南面軒下の『薪の在庫残』はまだありましたでしょうか。ご記憶にある範囲で教えていただければありがたいです。薪づくりに行く予定だったのですが、通行不能となり行けなくて悔しい想いをしています。
事前の下見を経ての今回の沢登りの山旅 さぞ充実感を得られたことでしょう。ご無事での遂行 お疲れさまでした。 長々とすみませんでした。
imokenpi様コメントありがとうございます。
私は今回初めての真ノ沢だったので、柳避難小屋も初めてですが、快適に過ごさせていただきました。日頃のお手入れありがとうございます。
薪は少し残っていました。我々は焚き木を拾ったので火の着きが悪かったですが(笑)
橋と小屋は無事でしたが途中の道が崩れており、土石の山を歩かないといけない所が有りました。
沢の倒木は古いものが多いですが、一部新しいものも有ったようです。
水量はもう落ち着いたと思いますが、台風や大雨から一週間以上経っているのに、可成り多かったようで雨の量が物凄かったのかなと思います。
imokenpiさんも末永く山を楽しんでください!
以前すれ違ってます。
雨の中傘をさして川又から柳小屋を目指して歩いていた二人組のひとりです。
その時もコメントもらってます。
いつも柳小屋を管理されているお方ですね。
今回は柳小屋を使わさせていただきました。たいへん綺麗で快適な一夜を過ごせました。ありがとうございます。
小屋は無事です。その直ぐ上の建物(フェンスで囲ってある)は土台が剥き出しになってますが柳小屋は大丈夫です。河原に下りるには1mほどの段差になり、けっこうえぐれてました。かなりの水量があったものと思われるます。
川又から柳小屋までは通過出来ない状態でしたか。知りませんでした。下流部の方が被害が大きいようですね。千丈ノ滝から上では大きな新しい崩壊箇所や土砂の流入はありませんでした。唯一、柳小屋から直ぐ上の登山道が土砂で埋まっていましたが、本流まで土砂は届いていませんでした。
川又からの登山道が復旧できるといいですね。付近にまだ沢があるので、また柳小屋を利用させてもら機会があると思います。
kaitoさん kotsさん 早速のご返信ありがとうございました。 標高の高い場所で拾い集めた焚き木は湿っていることが多く、今回ご体験されたように着火しづらいです。そのため あらかじめ乾いた薪を用意しておこうと思い、薪ストーブが設置された4年ほど前から薪づくりを始めました。訪れた方がすぐに暖をとれるようにとの想いだったので、私としては残っていた薪を使っていただきたかったのですが、避難小屋という意味合いから「緊急時のために」とご配慮されたようですね。
あのあたりの山域(埼玉県側のみ) をここ15年以上みてますが、最近の 4、5年の洪水による変化(=被害)は異常に感じられます。登山道にさしかかる小沢にしても土砂の流れ込み量や、えぐり取られる度合いが それまでとは違ってきています。特に沢沿いの山道には顕著に現れていて、そう遠くないこの先『半永久的に通行不能な事態』が起こってしまうのでは という不安さえ抱かされます。
話しは変わりますが、同じころに(11月4日〜7日) 私は柳避難小屋の北にある 白泰山避難小屋に薪づくりに行ってました。 展望台もあって 眺望と天候に恵まれた山旅(山滞在)でした(水場がないので水の節約には神経質なほど気を遣いましたが)。
私のプロフィールにも書いてますが、山行記録の投稿は苦手でやっていませんが、情報提供の投稿はやっていますので、次のところを検索すれば 情報記事と登録写真があります。 たいしたものではありませんが お時間がありましたらどうぞ。
『柳避難小屋 | 山の最新情報、登山情報ーヤマレコ』
『白泰山避難小屋 | 山の最新情報、登山情報ーヤマレコ』
『四里観音避難小屋 | 山の最新情報、登山情報ーヤマレコ』
ありがとうございます。
情報利用させていただきます。
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