神室連峰縦走(神室山〜小又山〜火打岳)
- GPS
- 29:07
- 距離
- 20.3km
- 登り
- 1,857m
- 下り
- 1,892m
コースタイム
- 山行
- 4:06
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 4:30
天候 | 1日目くもり 2日目晴れ一時あられ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
〈有屋口〜神室山〉 崩落斜面では道が分かりにくい。ピンクテープを確認のこと。 渡渉2ヵ所は増水時注意。沢沿いは足場が悪い箇所多数。 〈神室山〜火打岳〉 足場が悪い箇所多数。一部藪が濃い所あり。 火打岳への登りはかなりの急斜面、滑落注意。 〈火打岳〜火打新道口〉 長い急斜面、落ち葉に隠れた木の根に注意。 |
その他周辺情報 | 神室山避難小屋について ・水場は、小屋からトラバースする踏み跡をたどり、急な涸れ沢を数分下ると湧き水が出ている。 ・2年前にあったストーブは撤去されたようです。 ・銀マットと毛布があります。 |
写真
感想
数年前からの念願だった神室連峰の縦走をしてきました。
有屋口に4人を下ろして先に行ってもらい、私とH会長は火打新道口に車をデポしてから、1時間遅れで出発しました。相変わらず歩きにくい沢沿いの道を行くと、途中でH会長がナメコを発見、ついでボリ(ナラタケ)、ムキタケと収穫しながら進みました。二股でキノコを洗い(水が冷たくて結構大変でした)、急登を2時間ほどでやっと主稜線に到着。ガスガスで景色は見られず残念でしたが、雨は濡れるほどは降らなかったので良かったです。小屋に着くとすぐに水場へ。ここの下りがこの日一番の核心部でした(2年前にはなかったロープが設置してありました)。
小屋には盛岡の沢屋のOさんが泊まりにきており、宴会の途中から加わっていただき、楽しいひとときを過ごしました。私はお会いするのは2回目でしたが、最初はご挨拶程度だったので今回親しくお話できてとても感激しました。私たちの他に5〜6人ほど宿泊していたので、20時にはお開きにして就寝しました。
翌朝は4時に起床、外は満天の星空と夜景がとてもきれいでした。明るくなったころOさんとお別れして出発しましたが、直前からガスが湧き始めて、神室山頂はまたしてもガスガスでした。縦走路をしばらく下り十里長峰分岐の辺りで、ガスの切れ間からご来光を眺めることができました。稜線上は風が冷たかったですが、ところどころ風が当たらない場所は陽射しのおかげで暑いくらいでした。最初の大きなピークの天狗森は藪や木に覆われて展望はありませんが、三角点の周りだけ刈りはらわれていました。最高峰の小又山は見晴らしがよく、これまで歩いてきた縦走路やこれから向かう火打岳が良く見えました。細かいアップダウンを繰り返し、砂利押口分岐のところで大休憩をとり、最後の登りに備えました。風が当たらない場所を選んだので、陽射しが暖かく、紅葉に染まる谷底をのんびり眺めながらの休憩でした。火打岳への登りは聞いていた通りもの凄い急登で(特に北峰)、山頂に着いたときはものすごい達成感を味わいました。南にはさらに縦走路がのびており、いつかこの先も行ってみたいと思いました。火打新道は長い急坂が続きところどころロープが設置してありましたが、よく整備されている感じでした。下り始めてからすぐ天気が怪しくなってきてあられが降ってきましたが、それほど長くは降らず再び晴れてきて、キノコを収穫したり紅葉を眺めたりしながらゆっくり下りました。
全体的にタフなコースでしたが、天気に恵まれ楽しい縦走ができました。
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