霧ヶ峰:車山とガボッチョ
- GPS
- 06:10
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 546m
- 下り
- 551m
コースタイム
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 6:09
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
霧ヶ峰インターチェンジ、池のくるみ(踊場湿原)入口付近にも駐車できる。この他、富士見台をはじめビーナスライン脇に駐車場が多数ある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
車山肩〜車山〜車山乗越〜車山肩〜霧ヶ峰インターチェンジ〜池のくるみ入口については、登山道の状態はよく、特別な危険箇所はない。要所に道標があるが、霧ヶ峰インターチェンジから池のくるみという発想での道標はないようだ。 池のくるみ南側の遊歩道は細く、草が被さり気味(北側の遊歩道は広いが草は被さり気味)。ただし、道形はしっかりしている。 池のくるみ〜ガボッチョ〜富士見台は、一般登山道はなく、踏跡も怪しい。しかし、岩場や崩落箇所はないので、草の枯れた時期の視界のよい日なら、山慣れた人は余り困難なく登れるだろう。 富士見台から車山肩はビーナスラインを歩くので、車に注意。 |
その他周辺情報 | 車山肩に山小屋とレストランあり。 白樺湖周辺には宿泊施設が多い。霧ヶ峰インターチェンジ付近(強清水)にも池のくるみ入口にも宿泊施設がある。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
双眼鏡
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感想
草も枯れた様子で、雪が降りる前にガボッチョに登るいいタイミングです。今回の主目標でした。が、一つ課題があります。早朝は草に霜が降りて、掻き分けて歩くと全身がずぶ濡れになることです。そこで、無難に歩けるようになるまでの時間稼ぎに、車山で眺望を楽しむことにしました。前回6日前とは違って空気は澄み、遠望が利きます。
車山乗越から車山湿原の上側を通って肩に戻りましたが、木道が整備され大変歩きやすくなっていました。ここに限らず、車山付近の登山道は常に手入れがされていて感心します。
先に車山に登った利点は眺め以外にもありました。ガボッチョの概観が把握できたことです。車山肩から霧ヶ峰インターチェンジへは眺めの開けた道を下りますが、角度を変えつつガボッチョを見ることができます。どんなルートを採ればいいか検討できました。過去の記録では西峰の右(西)側の針葉樹林と草原との間付近を登っているようですが、傾斜はきつそうです。西側から針葉樹林を抜けられればその傾斜は緩くなるのではないか。
池のくるみ南側の遊歩道を辿り、1度沢を渡って10分ほど後、左に折れてもう1度沢を渡る直前(ここが針葉樹林の西端になります)、後で西峰山頂で見ることになるのと同じようなポールを櫓に組んだものがありました。林業関係者が境界確認のために立てたものではないかと思います。とすると、尾根筋を歩く人はいる。ここからガボッチョ西峰に向かうことにしました。下草も笹もないので藪漕ぎ不要です。その代わり木の下枝が張り出していますから、それを避けて歩きやすそうなところを登りました。人が歩いた気配も残っています。枝にビニールテープが下がってもいました。
稜線に出ると樹林は終わり草原となりました。枯れたススキを掻き分けて山頂を目指します(乾いていたので衣服が濡れることはありませんでした)。頻繁に踏跡らしきものが現れますが、獣道かもしれません。適宜利用しました。最後の5分ほどは明瞭な踏跡が山頂に続きました。
山頂は写真の通りです。360度の眺望、浅間山方面が車山の陰になってしまうのが残念なだけです。地形図の1681mの標高点は東峰にありますが、眺めて比較するとこちらの方が高く(国土地理院がWebで提供している地図から推定すると1682m台の後半、即ち1683mはある)、現地ではここをガボッチョの山頂としているようです。
この後、東峰にも寄り(山頂らしい雰囲気に欠ける)、一旦下ってから富士見台に登り返しました。やはり適宜、踏跡を選びながら。
終始快晴、若干霞みはしたものの、南・中央・北アルプスが見え続け、風は強くはなく、暑くもなく寒くもなく快適に歩け、久しぶりに満足感溢れる一日となりました。
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