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Yamareco

記録ID: 2095616
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
御在所・鎌ヶ岳

御在所岳…秋晴れの 鈴鹿の主峰 人の群れ👤

2019年11月02日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:28
距離
9.8km
登り
1,081m
下り
1,061m

コースタイム

日帰り
山行
4:38
休憩
2:50
合計
7:28
8:18
2
川鹿橋
8:20
8:21
3
涙橋
8:24
3
中之島小公園
8:29
13
8:42
6
8:48
8:51
1
武平道登山道 中道分岐
8:52
11
9:03
9:05
3
※展望地(御在所岳の展望)
9:08
9:09
4
中道登山道 裏道分岐
9:13
9:15
3
※ロープウェイ下
9:18
9:39
2
9:41
10:00
4
5合目
10:04
10:06
2
10:08
10:12
1
※第4号杭
10:13
10:16
3
※岩場(北側の展望)
10:19
10:22
13
10:35
15
7合目(かもしか広場)
10:50
5
※鎖場
10:55
11:00
21
8合目(岩峰)
11:21
1
富士見岩(朝陽台)
11:22
11:23
1
※展望地(国見岳の展望)
11:32
6
カモシカ駅
11:41
12:00
3
12:03
12:08
7
12:15
12:16
4
カモシカ駅
12:32
12:34
2
※北谷源頭
12:36
12:38
8
12:46
12:57
3
※展望地(藤内壁の展望)
13:00
1
13:01
2
石門分岐
13:03
13:15
2
13:17
1
石門分岐
13:18
13:20
1
13:21
1
石門分岐
13:22
3
13:25
13:42
8
※展望地(藤内壁の展望)
13:50
13:51
6
13:57
14
7合目
14:11
11
6合目
14:22
2
14:24
6
5合目
14:30
14:34
12
兎の耳
14:46
14:57
8
15:05
15:12
1
※待機(三重県警より要請)
15:13
4
裏道登山道 中道分岐
15:17
3
七の渡し
15:20
15:21
5
日向小屋前のダム
15:26
15:28
5
裏道登山口
15:33
1
蒼滝分岐
15:34
15:35
2
15:41
1
涙橋
15:42
1
川鹿橋
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2019年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
《アクセス》
【道路】
<往路>
・藤井寺市🏠⇒西名阪道 藤井寺IC.⇒西名阪道/名阪国道 天理IC.⇒名阪国道/東名阪道 亀山JCT⇒東名阪道 鈴鹿IC.⇒県道27号線⇒国道306号線⇒国道477号線⇒県道577号線⇒湯の山パーキングセンター👣
・走行距離128.6km…2時間14分(うち買物/食事1回…26分)

<復路>
・湯の山パーキングセンター👣⇒県道577号線⇒国道477号線⇒国道306号線⇒県道27号線⇒東名阪道 鈴鹿IC.⇒東名阪道/名阪国道 亀山JCT⇒名阪国道/西名阪道 天理IC.⇒西名阪道 藤井寺IC.⇒藤井寺市🏠
・走行距離128.8km…2時間22分(うち休憩1回…15分)

 <有料道路>
・行き
(西名阪道)藤井寺IC.−天理IC. 630円
(東名阪道)亀山IC.−鈴鹿IC. 260円
・帰り
(東名阪道)鈴鹿IC.−亀山IC. 260円
(西名阪道)天理IC.−藤井寺IC. 630円

 <渋滞状況>
・復路で鈴鹿IC.入口付近で渋滞が発生。IC.手前5kmの国道306号線から県道27号線にかけてトロトロの運転であった。

 《駐車場》
【湯の山パーキングセンター】
・駐車料金800円、おみやげ店が運営している。土産物の購入時に10%値引きあり。
・約60台の駐車が可能。到着時(7:40)6台、帰宅時(16:16)25台分のスペースが埋まっていた。
http://search.ipos-land.jp/p/detailp.aspx?id=P2400019Z
コース状況/
危険箇所等
・中道コースは、花崗岩の切り立った岩場の道が連続します。足場を踏み外すと滑落や転落につながりかねないところもあります。足元をおろそかにして景色に見とれないように。また、初心者には危険かなとも思われます。
・おばれ石、地蔵岩等の奇岩に登る時は、くれぐれも慎重に。落ちたら生きては帰れません。岩の端で悪ふざけをしながら写真撮影をしている大バカ者たちがいたが、決して真似などはしないように。
・キレットは渋滞になりがち。落石には十分な注意が必要です。
・山上公園近くの岩峰帯の右巻きが、高度感のある下りになっており、最も緊張するところ。鎖だけに頼らず、足場を固めて三点確保を。
・山上公園から山頂にかけては観光客の領域。登山者は2割程度か。山頂写真がまともに撮れないほどの大混雑であった。
・山上公園から国見岳にかけては、静かな山旅が楽しめる。
・裏道コースは初心者向けのコースだが、北谷に沿って歩くので増水時には注意が必要です。
・当日に遭難事故が2件あったようです。三重県警の方の話によると、中道から裏道への連絡道で脚がつって動けなかった人がいたとのこと。安易に救助要請をするのは如何なものかと感じた。
その他周辺情報 【セブンイレブン 鈴鹿インター店】
・行きの朝食と行動食の買出し、帰りの休憩で利用。
・鈴鹿IC.に近くて便利。
https://www.sej.co.jp/shop/

装備

MYアイテム
tomoyamasyan
重量:4.90kg
個人装備
行動着(ウィックロンZEOサーマルジャケット / ウィックロンTシャツ / スティングレイハット / サンダーパスグローブ / トレッキングパンツ / 下着パンツ / 靴下 / ロングスパッツ / 登山靴) 防寒着(ノマドパーカー / ウルトラライトダウン / バーサライトジャケット / ストームクルーザー(上・下)/ ウインタートレッキンググローブ) 予備着(フリースハイネック / ウィックロンTシャツ予備 / ヒートテック / ハイソックス / ウォーマーキャップ) ザック(リッジラインパック30L) 食事(たっぷりたまごサンド / 手巻おにぎり(日高昆布)/ 鳴門金時パンケーキ) 行動食(ミニゼリー×6 / 森永ミルクキャラメル) 非常食(サラダピーナツ) 飲料(水550mL / ポカリスエット900ml / オレンジジュース200ml) 登山道具(1/25000地図 / 山と高原地図 / 地図ケース / コンパス / サングラス / クマよけ鈴 / ホイッスル / アーミーナイフ / タオル×2) 緊急道具(ヘッドランプ / 予備電池×3 / エマージェンシーシート / ライター / マッチ / トイレットペーパー / 予備靴紐) 救急道具(テーピング / ファーストエイド / 日焼止め / 消毒液(マキロン) / ハッカ油 / ポケットティッシュ / ウェットティッシュ / バンダナ / 踵用サポーター / 下腿用サポーター) その他(腕時計 / スマホ / 一眼レフカメラ / 予備電池×3 / 偏光フィルター / 一脚 / たばこ / ライター / ポケット灰皿 / 財布 / 免許証・保険証 / 貴重品防水袋×2 / メガネ) 【計9.5kg】
備考 【反省点】
・偏光フィルターを多用したため、全体的に暗いトーンの写真が多くなった。

【思い出の曲】
 Asian Dub Foundation "Naxalite"
 Pulp "Glory Days"
 Mitski "Why Didn't You Stop Me?"

感想

【感想】
 法事で大阪に帰省することになったため、そのついでに鈴鹿山脈の主峰である御在所岳に登ってみた。鈴鹿の山には何度か訪れたことがあるが、この山は初めてである。ロープウェイやスカイラインで簡単に山頂に立てるが、この山の楽しさは何といっても花崗岩の奇岩怪石を味わうこと。その随一のコースである中道コースから登ってみた。

 湯ノ山温泉の集落を抜け、味気ない舗装路を30分ほど進むと中道コースの入口に着く。登り出しから急な道である。木々の間から御在所岳のピラミダルな山容が望める。とても1200m少しの山とは思えない存在感のある姿である。南側には鎌ヶ岳の鋭鋒が聳え、東側には伊勢湾も見渡せる。ものすごく贅沢な展望である。
 コースを進むと“おばれ石”や“地蔵岩”などの巨岩が現れ、自然の造形造作に驚かされる。キレットや岩峰群の通過もあり、飽きのこない道が続く。ここは関西の山なのか?まるでアルプスに来ているかのような錯覚に陥り、興奮しきりである。

 しかし、山頂に近づくにつれて観光客が目立ちだす。9合目に着くと目の前にゲレンデが広がり、そこは遊園地のようである。お弁当を広げる人たちがピクニックを楽しみ、スキーリフトが遊具の乗物のように動き回る。リュックを背負って歩くこちらの方が、恥ずかしくなるくらいである。
 そして極めつけは山頂だ。写真も撮れないくらいの人だかり。三角点の周りには人、人、人…まるでトレビの泉を囲んでいるみたいだ。夕陽台の片隅で昼食を摂ろうとするも、自慢話にうるさいオッサンを筆頭に観光客が次々と押し寄せてくる。「これは、あかん!」。山の感動が一気に消え失せ、意気消沈しながら山頂を引き上げる。

 ヒト気の少ないところはないものかと国見岳への道を進むと、少しずつではあるが自然の静けさが戻ってくる。小さな沢を過ぎ、国見峠を越えるころには、すれ違う人もまばらになる。樹林を抜け砂礫の展望地に出ると、絶景が飛び出す。伊勢湾の広がりに酔いしれ、藤内壁の威容に圧倒される。山頂で満足が出来なかった分を取り返すかのように、この一等地で存分に寛ぐ。国見岳や石門にも行ってみるが、ここ以上の感動はない。国見岳からの折り返し後も再びこの地で寛ぎ、裏道コースで下山する。幸いすれ違う人も少なく、山気分を残したまま自然を楽しむことが出来た。

 関西の山は痛々しい。鈴鹿の山とて同じである。いい山でも開発の手が入ると、どうしようもなく醜い姿になってしまう。御在所岳もそんな犠牲の山。人間の手で美しい自然をどれだけ壊しているのか、それを痛感させられた山旅であった。

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技術レベル
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体力レベル
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技術レベル
2/5
体力レベル
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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

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