鎌倉街道上道 その6（武蔵嵐山〜西大家）

2019年11月08日(金) [日帰り]

• GPS: 06:23
• 距離: 19.3km
• 登り: 75m
• 下り: 92m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:14
• 休憩: 1:09
• 合計: 6:23

距離 19.3km 登り 83m 下り 103m

9:59 武蔵嵐山駅
10:29 10:41 菅谷館跡
10:59 11:00 学校橋
11:18 11:21 大蔵八幡（大蔵館跡）
11:29 11:39 源義賢の墓・三代供養塔
12:24 12:46 笛吹峠
13:20 13:23 大橋バス停
13:44 13:45 鳩山町中央公民館
15:01 15:03 延慶の板碑
15:12 15:26 歴史民俗資料館
16:09 16:10 森戸橋
16:22 西大家駅

アクセス

利用交通機関：

電車

スタート：東武東上線　武蔵嵐山駅
ゴール　：東武越生線　西大家

写真

11/8 9:58

武蔵嵐山駅をスタート

11/8 10:23

早々に街道を離れ、R254バイパスを歩いて

11/8 10:24

菅谷館跡へ寄り道

11/8 10:31

畠山重忠像。重忠は源頼朝に仕え、厚い信頼を得ていた人物で

11/8 10:33

この城郭のどこかに重忠の館があったといわれているそうです

11/8 10:34

菅谷館跡には本廓を囲う土塁や堀が残されています

11/8 10:40

嵐山史跡の博物館裏手を抜けて街道に戻ります

11/8 10:56

学校橋への坂を下ると「蛇坂の水神塔」。都幾川の水運安全祈願のために造られたそうです

11/8 10:59

学校橋を渡ると都幾川の美しい流れが望めました

11/8 11:05

橋を渡ってすぐ、藤沢の遊行寺の末寺・向徳寺に寄りました

11/8 11:06

山門脇の覆屋の中にはたくさんの板碑が並んでいました

11/8 11:14

神明殿の案内の立つ交差点を右折すると

11/8 11:15

大蔵館・源氏一族一門・平氏一族一門と刻まれた石碑。刻まれた久寿2年8月16日は大蔵館の主・源善賢の亡くなった日だそうです

11/8 11:18

その先には大蔵稲荷大明神

11/8 11:21

境内に入ると二つの社殿があり、南側の鳥居は日吉山王大権現となっています

11/8 11:20

この鳥居の横には大蔵館跡の説明板が立っています。源義賢の次子が源（木曽）義仲であることも記されています

11/8 11:29

街道に戻り、左に少し入ると源義賢の墓。

11/8 11:31

小さなお堂の中には県内最古といわれる五輪塔が立っていました

11/8 11:38

道を挟んで義賢神社と源氏三代供養塔があり

11/8 11:35

源（木曽）義仲の出世物語が、源氏三代の物語として並べられていました、

11/8 11:41

街道を挟んだ安養寺には天保十年造営の風格のある山門があります。昭和30年代には作家の今東光氏が住職をしていたそうです

11/8 11:46

こちらの神明宮は関係者以外立入禁止！！

11/8 11:49

遠征中の坂上田村麻呂を心配して追ってきた奥方の縁を切ったとされる縁切り橋を通過します

11/8 11:56

将軍澤の村落に入ると坂上田村麻呂将軍塚があります

11/8 11:59

その奥、日吉神社の参道脇にひっそりと将軍神社がありました

11/8 12:07

将軍澤の村落を抜ける辺りにあった庚申塔

11/8 12:10

いよいよ笛吹峠に入ります

11/8 12:13

緩やかな坂を上っていくと

11/8 12:24

笛吹峠に到着。ここには、トイレと東屋があり、ここで昼食休憩をとりました

11/8 12:45

こちらは笛吹峠碑

11/8 12:46

峠道はここで嵐山町から鳩山町に入り、「林道将軍澤線」から「笛吹通り」にその名を変えます

11/8 12:51

緩やかに坂を下ると

11/8 12:53

猿田彦大神の石碑。後は良品計画鳩山センター

11/8 12:56

その先、生垣？の中に板碑が見えます

11/8 13:16

県道41号線を左折して進むと新橋の手前に鎌倉街道上道の説明板があります

11/8 13:20

新橋を渡り、大橋バス停脇には馬頭観音や庚申塔など石仏・石塔が並んでいます

11/8 13:44

鳩山町に入り、県道から鳩山町中央公民館側の脇道に入ると

11/8 13:44

鳩山中学校のフェンスに鎌倉街道の説明板がありました

11/8 13:49

脇道から県道に戻る途中、墓地の横に掘割状の道が見えます。もしや、あれが街道跡かも

11/8 13:58

県道に戻り、更に県道の旧道に入るとお地蔵さんと二本の供養塔が立っていました

11/8 14:25

今宿交差点を過ぎ、越辺川の手前を右に川沿いの道を進むと

11/8 14:26

川沿いに常夜燈が。土台の脇には庚申塔もありました

11/8 14:34

更に川沿いの道を進むと、フェンスや柵に枯れ草が絡まっています。台風19号の時、ここまで水が上がったそうです

11/8 14:36

YSKライディングスクールでは一頭のお馬さんが走り回っていました。ここまで水は上がってないようで、良かったね

11/8 14:43

川沿いの道から川角リサイクルプラザを回り込み、越辺川を渡ります。

11/8 14:50

案内に従い、鎌倉街道上道に入ります

11/8 15:01

特別支援学校の裏手を抜けて、崇徳寺跡・延慶の板碑に立ち寄りました

11/8 15:26

街道に戻り、歴史民俗資料館へ。ここには崇徳寺跡からの出土品や延慶板碑のレプリカも展示されています

11/8 15:39

街道を進むと鎌倉街道遺跡。掘割状の道は幅約5m、両側に排水溝もあったようです

11/8 16:01

一旦県道に出て西大久保から市場神社を回り込むように田圃の中の道を歩きます。ポツンと馬頭観音がありました

11/8 16:09

道幅車1台分ほど森戸橋を渡り

11/8 16:20

東京国際大学の総合グランドを回り込むと東武越生線の踏切に着きます

11/8 16:21

今日は踏切脇の西大家駅がゴールです

撮影機器：

COOLPIX AW100 NIKON

感想

simtak

上道ウォーキング初日以来の晴天。東上線の車窓からは雪を冠った富士山のその美しい姿を見せていた。
今回のウォーキングでは、畠山重忠、源義賢・（木曽）義仲、坂上田村麻呂など平安・鎌倉時代の武将に関わる遺跡史跡をたくさん見ることができ、この道が歴史の道であることが実感できた。
また、源（木曽）義仲の生誕地が埼玉の嵐山であると知り、たいへん驚きを感じた。
車ではアッという間に通り過ぎる距離ではあるが、1日かけて歩くことで長い歴史と語り合えるウォーキングはやはりやめられない。