〜高坪山〜世界遺産菅沼合掌造り集落から登る

2019年11月09日(土) [日帰り]

• GPS: 06:24
• 距離: 10.6km
• 登り: 1,276m
• 下り: 1,279m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:50
• 休憩: 0:39
• 合計: 6:29

距離 10.6km 登り 1,276m 下り 1,279m

8:03 駐車スペース
9:59 小倉山
10:16 獅子越分岐
10:34 宮谷の頭
11:25 11:55 高坪山
12:43 12:50 宮谷の頭
13:07 13:08 獅子越分岐
13:26 13:27 小倉山
14:32 駐車スペース

天候

晴れ〜やや曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山口から3分ほどの道路脇に駐車スペースあり。4台くらいは停まりそう。
登山口のすぐ近くにも停められそうなスペースあり。
菅沼合掌造り集落の駐車場（有料？）からも歩けます。

コース状況／危険箇所等

・登山口から922m地点まではかなりの急登です。ひたすら登って一気に600mほど稼ぎます。今の時季は落葉が大量に敷き詰められているので、下りの時の方がスリップ等注意が必要です。
・922m地点以降、小倉山前後から1028mピーク（獅子越分岐）手前までは緩やかなとても歩きやすい道です。
・1028mピーク（獅子越分岐）〜宮谷の頭は急登のアップダウン。林道と合流する辺りは特に急な泥の斜面で、固定ロープが張られています。
・高坪山登山口手前まではひたすら林道歩きです。半ばヤブ化しています。
・高坪山山頂への道もそれなりの急登です。落葉やぬかるんでいる所があるのでスリップ注意です。

その他周辺情報

下山後は、「南砺市平ふれあい温泉センター　ゆ〜楽」で入浴しました。
露天風呂からの展望が素晴らしいです。湯に浸かりながら眼下にエメラルドグリーンの祖山ダム湖を眺められます。
料金は大人620円（600円？）ですが、JAF会員証提示で500円になります。
https://nanto-yuraku.jimdo.com/

写真

11/9 7:55

登山口近くの駐車スペース。車は4台は停められそうです。

11/9 7:56

角にひっそりと道宗道の道標。

11/9 8:05

車を停めた所から2〜3分で登山口。分かりやすくて良かった。

11/9 8:09

少し登った所から菅沼合掌造り集落が見える。

11/9 8:14

潔いまでの直登。こんな感じで600m標高を稼ぐ。

11/9 8:29

まだ標高300m台なので紅葉も微妙。

11/9 8:30

道宗さまのねまり岩。

11/9 8:32

ねまってみたちゃ。

11/9 8:39

少し登って。だいぶんいい色になってきている。

11/9 8:47

さらに登って。結構いいじゃん！　標高を上げるごとに山の表情が変わって楽しい。

11/9 8:55

しかし、写真ではなかなか伝わらぬこの急登感。こんな所よくトレラン大会のコースになっているなぁ。凄い・・・。

11/9 9:21

1時間ちょっと登って、ベンチあり。ここで小休憩。

11/9 9:16

ここからの展望が素晴らしい。白山と庄川の流れ。

11/9 9:16

冠雪の白山。

11/9 9:17

道宗開基の行徳寺も見えます。

11/9 9:32

ベンチから暫く登ると袴腰山眺望ポイント。

11/9 9:35

この辺りでもう急登は終わり、気持ちのいい道に。

11/9 9:38

サクサクと進めます。

11/9 9:45

第二のベンチの所。標識はほぼ読めません。

11/9 9:46

ここからも展望が素晴らしいです。

11/9 9:48

笈ヶ岳＆大笠山。

11/9 9:57

第二ベンチから10分ほどで小倉山山頂。ひどい齧られようです。

11/9 10:15

小倉山から15分で獅子越分岐。道標は辛うじて読めますが、「猪越分岐」と書いてあるような？　どっちも「しし」と読めるのでOKか。

11/9 10:18

少し下った所から槍ヶ岳が見えました。

11/9 10:32

獅子越分岐から15分で宮谷の頭。この間、急登のアップダウンあり！

11/9 10:42

そして、林道との合流地点がこの泥の急斜面。ロープを頼りに慎重に下ります。

11/9 10:43

ここからは暫く林道（獅子越林道）歩き。

11/9 10:46

すぐに分岐に突き当たる。どっちの道を見ても、先はヤブしか見えない。が、左（高坪林道）が正解。（右は獅子越林道本線）。

11/9 10:47

道は分かるが、けっこうヤブヤブ。

11/9 10:52

バイク？で通った跡があった。林道マニアにはたまらない道？？

11/9 10:50

右手におむすび山が見えてきた。

11/9 10:50

更に右奥に、人形山〜カラモン峰。

11/9 11:02

分岐から15分、右手にピンクテープが続いていたが、ただのヤブ。冬季用？

11/9 11:05

やっと正面に高坪山が見えた。

11/9 11:06

登山口。じめじめとしていて寒い。

11/9 11:07

日陰はほぼぬかるんでいます。

11/9 11:14

山頂までずっと疑似木の登りが続く。落葉に覆われているため、スリップ注意！

11/9 11:16

紅葉は大分終わりかけ。途中、下山してきた女性二人に遇いました。たいらスキー場から登って来られたようです。やっぱ、そっちがメイン登山道だよなぁ・・・。

11/9 11:24

高坪山登山口から15〜20分で山頂到着。何はともあれカップ麺で昼食。

11/9 11:30

山頂からは立山方面の展望はあります。紅葉と冠雪した立山。

11/9 11:31

紅葉の山々と薬師。

11/9 11:43

槍もわずかに見えた。

11/9 11:44

昼食後、再び写真を撮ろうとしたら、剱立山が雲に隠れてしまった。この後、急速に雲が増えていった。

11/9 11:50

三角点あり。

11/9 11:51

山頂は広くもなく狭くもなく。

11/9 11:53

山頂すぐ横には大きな広場もある。ここが埋まるほど高坪山に人が押し寄せることはあるだろうか・・・。

11/9 12:09

帰りの林道から。高落場山〜高清水山の連なりが美しい。右の丸い山は越形山（たいらスキー場の山）。

11/9 12:11

さて、突入。

11/9 12:15

11/9 12:17

もうちょっと早く来られれば良かったかな。

11/9 12:18

宮谷の頭から小倉山。また何度も登り下り。

11/9 12:29

分岐まで戻って、

11/9 12:29

またこの登り返し(笑)

11/9 12:46

さっきとは違った見え方。高清水山系と越形山。中央一番奥は牛岳。

11/9 12:54

こっちは高坪山。

11/9 12:56

下山時の急登の登り返しはきつい。

11/9 13:03

獅子越分岐到着。「猪越」の標識発見。（猪越山という山はあるが、高坪林道沿いにある。ややこしい。『富山県山名録』参照）。

11/9 13:11

この辺りはシャクナゲロード。落葉の絨毯が太陽で乾燥してパリパリ、カサカサ。舞い上がるかのよう。

11/9 13:16

ブナ、コナラなどの木は多いのだが、実が全然落ちていない。

11/9 13:20

小さい秋発見。

11/9 13:30

第二ベンチまで戻った。あと600m下ればゴール。

11/9 13:38

11/9 13:43

急登（急降下？）に差し掛かる頃、クマと遭遇しました。遭遇と言っても20mは離れていましたが。クマは物凄いスピードで駆け下って行きました。あんなのとは絶対にかけっこできません・・・。

11/9 14:27

第二ベンチから1時間ほどで、合掌造り集落が見える所に戻って来ました。

11/9 14:27

菅沼は相倉や白川郷に較べて静かですね。

11/9 14:28

ゴール近し。

11/9 14:31

終了。

11/9 14:34

お地蔵さんにお参りしました。奥に合掌造りが見える。

11/9 15:09

帰りの温泉は「ゆー楽」へ。

11/9 15:09

露天風呂からはこんな感じの風景が見られます。（駐車場から撮影）。

11/9 15:12

タヌキがいました。餌付けされてるっぽい。

撮影機器：

ILCE-6300 SONY

装備

備考

・持参水分
水1ℓ　スポーツドリンク500ml×2
・消費量
水200ml　スポーツドリンク500ml×1
（その他:昼食用のお湯500ml）

感想

でぶねこ山

先週は鋲ヶ岳〜駒ヶ岳の往復23�劼粘袷看馨討世辰燭里如∈�週は楽な登山でも、と思って来てみたら結構ハードでした・・・。
アップダウンがあるのは山なので当たり前ですが、とにかく急登の繰り返しが精神的にこたえます(笑)。
去年行った大門山〜奈良岳の登り下りを思い出しました。南砺の山は急登ばかりですな。

今回の登山で、初めてクマを目撃しました（大きさは1mくらい）。
今までは、見えなかったけどニアミスだったのかなという事はあったのですが・・・。
人里での熊出没が毎日のようにニュースになっている昨今ですので、鈴鳴らしまくりなのは勿論、時折声を上げてこちらの存在を知らせるようにして歩いていました。
紅葉がほぼ終わりかけている標高の高い所ではあまり獣の気配などはしませんでしたし、木の実も全くと言っていいほど落ちていなかったので、人里に全クマ出動してるのかな〜、と思っていたら出ました。標高的には、これから紅葉〜現在紅葉の辺りです。

とにかくクマは走るのが速いと聞いていましたが、今回目の当りにして、これは絶対に逃げられないスピードだと思いました。
今回は、落葉をシャカシャカ踏み鳴らし＆鈴を鳴らしていたので遠くから気付いてもらえたのが近距離遭遇にならずに済んだポイントかもしれません。
出るとは思っていたので、お初でビックリはしたものの、やっぱりいるんだという感じでした。
富山では大抵の山がクマの生息域なので、不幸な近距離遭遇をしないための準備が如何に必要かという事を改めて考えさせられました。