東北の山旅(2) 失敗だらけの岩木山(神社から登れば…)
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 1,344m
- 下り
- 349m
コースタイム
・夫はスカイラインで岩木山八合目から登った。途中合流して一緒に下山。
・もともと嶽温泉のコースを予定していたが、車中泊の関係で百沢コースに変更。神社から登ることに意味があると知らず…。下山後に岩木山神社を参拝して、このような素晴らしい登山コースだったことを知り愕然。リサーチ不足!
・調べると「百沢コース」がいちばん歴史もありおすすめと出てくる。これは正しいと思った。神社のこともあり、登る意味のある、よいコース。しかし焼止まり避難小屋までの樹林帯が長く…しんどい!
天候 | 小雨/ガス/一時本降り ・予報は雨でわかっていたが、少しでも希望があればと決行。しかし途中で本降りにもやられ、終始ガス。結局岩木山の山容をこの目に見ることはかないませんでした…がっくり。 ・天候が天候だったので、百沢コースから早朝登ったのは4名のみでした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(無料駐車スペースは、公園上のスキー場入口あたりにある。 この情報は「山と高原地図」には載っていない) ・帰りは岩木山八合目駐車場からバスもあるが、夫の車で下山。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆7/25現在、錫杖清水から上200mほど雪渓あり。 この雪渓を詰めていくのが正しいルート。しかしもろいので慎重に。 ・道標の指示はなく、雪渓を詰めるのか分からなくなる。雪渓に踏み跡も見つけにくい。しかし地図を見ると沢を詰めるコース取りをしていることが分かるため、雪渓を詰めるので正解。 ・アイゼンは不要と思う。しかしダブルストックあるいはアイゼンがあってもよい。 ◆焼止まり避難小屋から先は沢を詰めるコース。土砂崩れに注意。 |
写真
感想
<これまでの東北の山旅>
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-210065.html
東北山巡り第二弾は、岩木山に。
雨天が分かっていての決行。
梅雨がなかなか明けず、シビレを切らしての登山決行でした。笑
しかし、やってみて、
雨天が分かってはいても大変心残りになる登山になった……。
「失敗だらけ」とまで言わずとも、
・雨天はつらい!特に本降り。しかも蒸し暑くてレインウエアがつらい。
・視界5〜10mで景色ナシ。結局岩木山の山容が見られなかった。(;_;)
・百沢コースから登ったのはソロ4人。人に会わず気がまぎれなかった。
・極め付けは、百沢コースを「途中から」登ってしまったこと!
焼止まり避難小屋までの樹林帯は、たった2時間程度なのに苦しかった。
上記のような、雨、人に会わない、視界なし、じめじめと暑いなどの環境が相まって「しんどさ」を作っていたのだと思う。(翌日岩手山へ登ったけれど、快適で余裕すらあった)
それはまあ天気のことなのでよいのだが、
神社の参道からこんな立派に登山道が続いていて、それが本来の参拝、本来の百沢コースだった…ということを知った時には「私のバカバカバカァ!」という気持ちになった。少しでも短いコースで、少しでも楽に、という考えは見直さなくてはなりません。
いつかまた絶対、天気のよいときに、もう一度きちんと「岩木山神社奥ノ院」まで百沢コースで参拝するぞ!!
そう決心したのでした。
だって岩木山の山容はこの目で見られもしなかったのだから…。
<所感>
その後岩手山に登ってみて、比較すると、岩木山はスカイラインがあるため多くの登山者はそちらから登っているのが現状だと思った。
メインとはいえ、百沢コースの樹林帯登山道は、道幅がせまい。
岩手山(馬返し・焼走り)は3人は並んで歩ける登山道ばかりだったけれど、岩木山(百沢コース)は2人でもきつい幅がほとんどだった。
1人通れれば何の問題もないけれど、登山道の快適さ、山の印象の違いとして記しておきます。
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