北岳


- GPS
- 07:29
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 1,706m
- 下り
- 1,699m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所はなかった. |
写真
感想
富士登山競走の翌日,ラン仲間の二人とともに,南アルプスにハイキングに行くとこにした.
行き先は,富士山の次はやはり日本第二位の山が良いだろうとのことで,北岳に決定.広河原から大樺沢経由で北岳に向かい,時間があれば間ノ岳までピストンを追加することにした.
前日に富士吉田から中央高速経由で芦安駐車場に移動.一晩車中泊をして,当日第一便のバスで広河原に向かった.
芦安駐車場には早朝から登山客があふれ,乗合タクシー6台にバス8台ほどが出動していた.
広河原到着後,身支度を整えて早々に出発.すでに先行している登山者が多く,登山道は行列状態.われわれものんびりと歩き始めた.
大樺沢に入ると,間もなく雪渓が出現.前後の登山者の会話を聞いていると,今年は例年より残雪が多いそうだ.
幸い,雪はシャーベット状で凍結しているところはなく,アイゼンを必要とするところはなかった.
日差しが照りついて暑かったが,時より谷間を涼しい風が流れ,火照った肌に心地よかった.
二俣から左俣コースに行くと,飽きるほどの雪渓が続いたが,とにかく淡々と登るのみ.
雪渓を通過すると,あとは木製のハシゴ場を何か所か通りながら沢を詰めると,八本歯のコルに到達した.
八本歯のコルまで3時間17分を要した.残り時間を勘案すると,間ノ岳のピストンは厳しく,諦めモードとなった.
間ノ岳へのトラバース分岐点でも,行きたい衝動を抑えつつ北岳方面に向かった.
吊尾根分岐点.ここが間ノ岳と北岳の最終分岐点.ここで間ノ岳まで行ったら,広河原の最終バスに間に合わず,芦安まで歩きになることは必至.そこまでする気にはなれず,間ノ岳は諦めることで決定.
そうなると時間的に余裕ができたため,あとはのんびりと夏山登山をエンジョイすることにした.
北岳山頂からは仙丈,甲斐駒方面の展望が良く,山座同定を楽しんだ.十分に山頂からの景色を堪能し,あとは広河原まで下るのみ.
肩の小屋で,トイレ休憩.白根御池小屋では,湧水(まさしく南アルプスの天然水)がおいしかった.ついでにソフトクリームも投入,クーリング効果抜群だった.
白根御池からは,トラバース気味のトレイルを気持ちよく走り,あとは激坂を急降下して広河原に戻った.
富士登山競走の翌日にアクティブ・レストとして,夏山登山を堪能した.幸い天候に恵まれ,身も心もリフレッシュできた.御一緒して下さった、ヨーイチさんとジーサンありがとうございました。このまま時間が止まって欲しいと思うくらい、心が癒されました。次回はもう少し時間に余裕を持ち,間ノ岳や農鳥岳まで縦走してみたいですね。
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