鳳凰三山(薬師岳-観音岳-地蔵岳)
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 1,821m
- 下り
- 2,086m
コースタイム
二日目:南御室小屋04:00- 薬師岳小屋05:00- 薬師岳05:30- 観音岳06:00- 地蔵岳07:00- オベリスク07:30- 鳳凰小屋08:00- 五色滝08:40- 白糸の滝09:30- 南精進滝10:40- 青木鉱泉12:00
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
青木鉱泉から韮崎駅行きバス12:15発(バス券は青木鉱泉にて購入します) |
コース状況/ 危険箇所等 |
道:特に危険個所なし 温泉:青木鉱泉にあります 水場:南御室小屋、鳳凰小屋、ドンドコ沢の途中、青木鉱泉 |
写真
感想
初の南アルプス、鳳凰三山。
今回は一人でテント泊です。
甲府駅からバスにて夜叉神へ。バス停はすごい行列です。バス4台分。。。
2/3は広河原まで行かれる様子。僕は夜叉神で降ります。
今回の荷物は14kg程度。ちゃんと担いで登れるでしょうか。。。
準備を済ませたら、さーて出発。
夜叉神峠まではひたすら林の中を歩きます。
1時間程度で夜叉神峠。みなさん既に昼食中の様子。
バスでお隣だったおじいさんがたと抜きつ抜かれつ進みます。
その後もずーっと林の中。。。
単調ではあったけど、予定より早く苺平に到着。
野原みたいになってて苺が咲き乱れているイメージだったけど、なんだ苺ないじゃん。
そっからしばらくで南御室小屋到着です。
既にくつろいでいる人も沢山。テントもわりと張ってあります。
500円をお支払いして設営。コーラで乾杯です。あー気持ちがいい!
なんか雰囲気のいい小屋です。
途中のおじいさんがたも到着し、ワイン持参で乾杯されています。どうやら小屋泊の様子。
僕のバーナーにたばこの火を借りにきたり、一緒に記念撮影したりとすっかり仲良くなりました。
無事二日目を楽しまれたでしょうか。。。
晩ご飯はカレーうどんにソーセージをいれて。
食後にぼんやりしながらコーヒー。なんと贅沢な時間か。
暗くなり、少し肌寒くなってきたのでテントにて読書と明日のルートの確認。
朝は(といっても夜)2:30から起きて準備。空には一面の星。
ケータイの星座表というアプリで、星の名前や星座がすぐにわかります。これ便利。
金星や木星もしっかり見えました。
3時半ころからテントを撤収し暗いうちから出発。真っ暗な登山道を一人で歩くとかなり不安。。。
ぼんやり明るくなりはじめてしばらくすると森林限界。一気に視界が開けます。涼しくて気持ちがいい。
ブルーのグラデーションの山々と空。東の空はピンク色に染まっています。
南東には富士山の頭も見えます。西側には北岳、北西に甲斐駒、北には八ヶ岳まで。雲の上に浮かんだ絶景にひとり大はしゃぎ。誰が一緒にこれたら良かったのに。
薬師岳山頂にさしかかるところで朝日が顔を出します。ほんっとキレイ。
まだ人が少ない尾根道を観音岳へと歩きます。
観音岳では向こうに見えるオベリスクを眺めながらの朝ご飯とコーヒー。
そして地蔵岳へ。
オベリスクに到着するとすでに結構人が登っています。てっぺんに立っている人も。こりゃこわそーだ。
一応てっぺんの大岩の真下までは登ってみます。遠く八ヶ岳が雲海の上に見える。
「おにいさんも一緒に入って」とたまたま一緒に居合わせたおねぇさんがたの記念撮影にご一緒させて頂くことに。こういう山ならではの交流もなんかいいなぁ。
てっぺんに登るのは順番まちな様なので、下山することに。
鳳凰小屋までは足場の悪い砂漠みたいな道です。登ってくるかたは皆辛そうです。
鳳凰小屋もまた雰囲気のあるかわいい山小屋でした。ご主人としばし雑談し出発。今度はここに泊まってみたいなぁ。
青木鉱泉へむけてドンドコ沢コースへ。ドンドコってなんだろ。ドンドコ水が流れる的な?
ここでも先ほどのおねぇさん二人組と追いつかれ追いつきつつ下る。さらに川崎からいらっしゃったという赤いザックのおにいさんと一緒に滝を見ながら下山。見てない滝はおにいさんのデジカメでチェック笑
ただ、このドンドコ沢コース。かなり急でキツイ。。。膝崩壊です。クタクタです。ぐずぐずです。
そして12:15発のバスに間に合うのか。。。
よろよろになりながらもなんとか青木鉱泉到着。長かったー
コーラを一気に飲み干して、ものっすっごく揺れるバスへ。本当に浮きます。これはこれで楽しい。
本当に疲れたけど、いろいろな人との出会いあり(多分今まで山旅でいちばん他人と話した気がする)、
星空、朝日、晴れわたった空あり、花崗岩の美しい岩、白い砂ありの最高の山行でした。
今度はだれかを連れてきたい。けど、体力つけなきゃだな。。。
きっと南御室小屋で。。。
南御室小屋でテント隣でした。。。
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