天国と地獄????大雪渓〜白馬岳〜栂池
- GPS
- 33:10
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,898m
- 下り
- 1,285m
コースタイム
猿倉7:00→7:30(ダムっぽい滝状の流れの見えるベンチで休憩)7:35→
8:12白馬尻小屋8:18→8:33アイゼン装着8;45大雪渓→10:32葱平(ネブカビラ)(アイゼン外し)10:50→10:55昼食11:30→11:50(休憩)12:00→12:26(休憩)12:32→(水場)→13:00 2533M地点→13:43白馬岳頂上宿舎(宿泊)
7/29(日)
白馬岳頂上宿舎5:55→6:18白馬山荘6:28→6:45白馬岳山頂6:57→7:38三国境7:45→8:00小蓮華山8:40→9:27船越ノ頭9:35→10:03白馬大池山荘10:35→10:58乗鞍岳手前(昼食)11:40→12:00乗鞍岳山頂(ケルン)→13:00(休憩)13:10→13:30天狗原13:45→14:48栂池自然園→14:56栂池ロープーウェイ15:00→ゴンドラ→バス停
天候 | 7/28(土)晴れ(霧多し) 7/29(日)晴れ(霧多し) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・猿倉→白馬尻小屋 危険箇所なし ・大雪渓 落石多し(杓子岳から落ちてくるとのこと)軽アイゼン必要 ・岩室跡 葱平 石を落とさないように注意 ・小雪渓 横断するだけなので アイゼン不要 ・白馬岳山頂 風強し ・三国境手前はコマクサの群生あり ・白馬大池山荘まではキケン箇所なし ・白馬大池山荘のトイレは個室4つ・男性用小便器2つ、トイレットペーパーあり 協力金要(10分待ちでした) ・乗鞍岳からの下りは岩と雪とで歩きづらく体力を奪われる |
写真
感想
今回は会山行なので、まずはメンバーから。
前日白馬宿泊組(10名)
アッキー、マー君、シゲルちゃん、中ちゃん、マッチャン
千代ママ、ウメちゃん、マコちゃん、ココさん、クミちゃん
夜行組(6名)
カッちゃん、タッキー、
大ちゃん、前ちゃん、ジュンちゃん、みえころ
−−−−−−
7/28(土)
5:40 夜行組が白馬駅に到着。
宿泊組のみんなが出迎えてくれ、楽しい山行の幕開け。
…が、予約のジャンボタクシーが来ない…
運転手さんが道の渋滞のため たどり着かないらしいのだ。
その間、バスが2台猿倉へと出発した。
タクシーを待つ間、本日の予定を確認…と山行計画書をみようとすると、
地図と一緒に入れていたジップロックが丸ごとない…。
タクシーで寄った ローソンでコピーをとり、どうにかしのぐことができた。
(前回の櫛形山山行では、登山靴を忘れ、駅で一人引き返すという大失態があったばかりで 今度は地図。
家に帰っても見つからなかったので 途中で落としてしまったらしい)
7:00 猿倉 タクシーの遅れにより予定より20分遅れのスタートとなる
周りにはたくさんの登山者が意気揚々と準備にいそしんでいる
8:12 白馬尻小屋 イナバ物置のように、屋根に乗っている人多数。
8:33 大雪渓入り口 アイゼンを装着。
思っていたよりも大規模な雪渓にしばし見惚れ、圧倒される。
途中、大ちゃんが カメラをアイゼン装着場所におき忘れた ということに
気づき、タッキーと取りにもどる。
落石が多いと有名な大雪渓。
人の頭よりも大きな(しかもとがった)石というより岩が
ゴロンゴロンと転がっている
私たちが歩いていたときにも 大勢の人が一斉に「ラーク ラーク」と
叫んでいたので、本当にしょっちゅうあるようだ。
10:32 岩室跡・葱平 アイゼンをはずす
花が咲き乱れ、オアシスのよう。
10:55 カメラを探しに戻った人たちも葱平に到着。
昼食タイム
13:00 2533M地点 すばらしいお花畑。ホワイトボードで花の名前も紹介されていた。
13:43 頂上宿舎に到着 御来光 という部屋が貸切だった。
2段ベッドでセミダブルサイズくらいの布団が一人一枚。
実に広々だ。
レストランでの生ビールを楽しみにしていたが、ビールサーバーの調子が
悪いとのことで缶ビールでの乾杯となった。
17:00 夕食。ただし162番のため、5巡目位となった。
バイキング形式。酢の物もあり山小屋の食事とは思えないほどの満足感。
21:00 消灯
7/29(日)
4:00 起床予定 4:30から先着順での朝食のため 4:00に起きようと前夜に計画し
たが、すでに行列ができていたので 4:00前から並ぶ。
順番がめぐってきたのは5:02。1時間以上の立ちんぼ。
ところが食堂に入ると席はたくさん空いている。
おかずの種類が多く、1列(調理場との境にあるので片側からしか取れない)
しかないので、列が進まないのである。
貴重な朝の時間、これは勿体なさ過ぎる…
5:55 出発
朝一番の登りはつらい
6:18 白馬山荘に到着
大勢の人ごったがえしている
6:45 白馬岳山頂到着 風が冷たく強く、耳が痛い
途中 強風で飛ばされたと思われる帽子がいくつか落ちていた
7:38 三国境 この手前でコマクサの群生を発見
11ヶ月前に燕岳で初めて見た時の感動がよみがえった。
涙をこらえるのに必死になった。
8:30 小蓮華山
高低差はたいしたことのないはずの場所だが、つらかった。
息も絶え絶え、どうにかたどり着く
9:27 船越ノ頭 大勢の人でにぎわう
地図に、"雷鳥坂"とあるので苦しい中でも目を皿のようにして雷鳥を探すも
出会えず。
10:03 おなかの調子が悪かったので、先に行かせてもらったが、
トイレは10分待ち。日陰がなく暑かった。
こちらのテント場は平らで広々としていて よさそうだ。
10:58 乗鞍岳を目前に一歩も歩けない状態になった。
みんなには早いお昼。
私は一人では靴を脱ぐこともタイツを脱ぐこともできない状態で
助けてもらった。お礼を言うこともできず、涙だけが流れ出た。
11:40 男性陣が代わる代わるザックを背負ってくれ、から身で歩き始めた。
12:00 乗鞍岳山頂に到着
白馬大池-栂池はハイキングコースと聞いていたが、とんでもなかった。
岩と雪とぬかるみとだら〜っとつながったロープのコラボレーション。
ヘタなアトラクションより スリル満点かも。
から身でも一歩一歩がひざにずしりときた。
だが、そんなさなか 雷鳥に遭遇。
どんどん近寄ってくる。
目の上に赤いアイシャドーはなかったので メスなのかな?
13:30 天狗原。あと1時間頑張れば、乗り物に乗れる。
木道は期待ほど長くは続かず、途中岩などの道がちょこちょこ出てきた。
14:48 自然園に到着
15:00 予定ギリギリにロープーウェイに到着。
バスには乗り切れず、タクシーで白馬駅へ。
松本からは 松本始発の特急列車の自由席へ。
座席争奪戦に破れ、一席足りない状況となってしまった。
男性陣が交代で席を譲り合っており、我が会の男性陣はすごいな
とまたしても感心した。
自分の弱さとみんなの強さ、やさしさを痛感した山行となった。
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