赤岩尾根からの鹿島槍ヶ岳日帰り
- GPS
- 09:42
- 距離
- 19.6km
- 登り
- 2,189m
- 下り
- 2,174m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ 山頂は長野県側はガス、富山県側晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
行程のメインの赤岩尾根はしっかり整備されていて特に問題はありません。 高千穂平までは視界は良くありませんが、そこから先は花も多く視界も開けてきます、利用する人も極端に少ないため、静かな登山を楽しみたい方にはおすすめです。 帰りの3km以上の林道歩きはこたえますのでMTBを利用しました、15分程で猛暑のなか風を切ってこれたのは大正解でした。 |
写真
感想
一昨年同じコースで行って、そのときはガスで何も見えなかった鹿島槍に再度行ってきました。
駐車場に着いたらほぼ満車、皆さん出発が早いようです。
今回も林道はMTBを使いました。降りずにペダルを漕いで登ったので汗びっしょり、準備運動のつもりがヒートアップ状態です。
ここから急登の赤岩尾根は階段等整備されていたため10分で100mの高度を稼ぎながら登ることが出来ました。高千穂平までがきつい感じですが、そこからは視界が開けてきたのと花に癒され同じ10分100mのペースも気が楽になりました。
冷乗越からは爺ヶ岳方面からたくさんの登山客が来ます、今までの静かな登山が歓声やらで一気に賑やかになりました。乗越から直ぐ降りたところに咲いているタカネバラは目立ってみんながカメラを向けます。
冷池山荘で休憩して山頂に向かいます、ちょうど山荘に泊まった人が山頂から降りてくる時間でたくさんの方と行き会いました。
キャンプ場からはお花畑が広がり、目を楽しませてくれました。青い空を真上で半分ガスが覆い、ガスの中なのに日が差している風景のなか黄色のシナノキンバイ、ミヤマキンボウゲ、白のアオノツガザクラ、チングルマの群生そのなかにピンクのハクサンフウロが混じって賑やかでした。
山頂まで終始長野県側がらガスがわいてきて山の稜線を境に西側は青空が広がります。山荘から1時間半程で山頂に着いた頃は人も少なく雄大な景色を堪能しました。
しばらく休憩して、今度は山荘まで小走りかてら55分で降りてきました。途中雷鳥の親子が登山道に現れ、雛鳥の勝手気ままな行動を母鳥が心配そうな様子で見ているのが面白かったです。
山荘からは苦手な下りです、この日は猛暑で途中から日差しを背面に受けて汗だくだくです。途中トレイルランもどきに、つま先から着地を心がけて下りましたが、膝を曲げながらそうすることで踵や膝には衝撃が減って良かったのですが、今度は足全体の筋肉の負担がきつく、おまけにここ2日ほどの睡眠不足がたたって、赤岩尾根を下り降りた時点で両足は痙攣気味、さらに上半身もなぜかバテバテでした。
西俣出会での休憩時に、雪解けの沢の水でキンキンに冷えたノンアルコールビールは最高でした、また沢の冷たい風が降りてきて外からもクールダウン、本当に生き返りました。あとは最後の林道をMTBで風を切って下るだけです、一気に下って大谷原到着でした。帰りは山荘から2時間半弱(休憩30分含む)で降りてこれました。
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