将棊頭山 桂小場から日帰りピストン
- GPS
- 08:24
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,496m
- 下り
- 1,511m
コースタイム
- 山行
- 7:41
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 8:58
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
冬季ゲートはまだ開いていたため登山口まで入れました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
稜線までは問題なし。 胸突き八丁から雪が出始める。 稜線の分岐から西駒山荘までのトラバース路が一部危険に感じた。チェーンスパイクでは無理でアイゼンに履き替えた。 詳細は個人ブログに記載 https://www.mountaineer-kurou.com/2019/11/shougikasira.html |
その他周辺情報 | 黒川PAにETCスマートインターがあり最も近い。 また帰りは天気が良ければ仙丈ケ岳の美姿を拝める。 |
写真
装備
MYアイテム |
kurou
重量:-kg
|
---|
感想
有休でお山へ。
■ブログ
https://www.mountaineer-kurou.com/2019/11/shougikasira.html
■Garmin
https://connect.garmin.com/modern/activity/4279067746
雪が降ったら行ける時期にいこうと思ってた中央アルプス北端に位置する将棊頭山へ。
コガラから木曽駒に登った時に白い頭の山が見えて気になってはいたのです。
3:30-6:30で登山口へ。
黒川PAのスマートICが中央道の最寄りの出入口です。駐車場は西駒ステーションの少し先にあります。
指定した地点
〒396-0021 長野県伊那市伊那付近
https://goo.gl/maps/oXhQTwWfSGAuVKM3A
そこそこ広いんですがかなりの傾斜です。
ドアの開閉に注意ですね。
◾️登山口〜野田場
登山口に看板がありましたが、企業のアサヒが寄付金を出して登山道の整備を行ったようです。木曽駒にはアサヒビールを担ぎ上げて飲みましょう、ということでしょうか。
ありがたいことです。
少し歩くとぶどうの泉という水場があります。
そこからはジグザグで登り上げていきますが、緩く道をつけてあるため楽に登れます。野田場の手前で一部崩落地点がありますが、迂回路がつけてあります。
野田場には水場とベンチがあり、休憩に適していますね。
◾️野田場〜大樽避難小屋
この区間はかなりまったりです。
ひたすら緩い傾斜をゆるゆると登っていきます。何より道がかなり均されているので歩きやすい事この上ない。まるで平地のようです。
また登山道の位置からして日中ほとんど日が当たるため、晴れだと気持ち良い道です。
先に進んで行くと広々とした地形に出て、大樽小避難小屋に到着します。
大樽小屋はこぢんまりとした避難小屋です。
トイレも併設されていました。確認していませんが、近くに水場もあるようです。
◾️大樽避難小屋〜茶臼山分岐(行者岩分岐)
少し行くと信大ルートとの分岐があります。
同じ桂小場からのルートで、沢を詰めた後急登を登るような感じでした。帰りに行こうかと思いましたが、コースタイムが不明なのと現在も使用されているルートなのか事前調べがなかったためやめておきました。あまり時間に余裕もなかったので。
さてここからがこのルートで大変なところ。
胸突き八丁の看板があり、その先は傾斜が増します。相変わらず登りやすいことは変わらないのですが、とにかく長い。コースタイムよりなんだか長く感じました。
傾斜がキツイ方が大変なんですけど集中もできるので体感の時間は短いですね。
胸突き八丁の途中から出てくる雪は、快晴が2日続いたおかげかよく締まって歩きやすいです。チェーンスパイクでザクザクと歩きます。
胸突き八丁の頭まで登り上げて少しトラバースすると稜線に出ます。
出た瞬間目の前に雄大な御嶽山、間近には木曽駒ケ岳が聳えています。
◾️茶臼山分岐〜将棊頭山
ヤマレコに記載されているコースは小ピークをトラバースして西駒山荘に向かい、その後将棊頭山に向かうコースです。
雪もあって夏道はよく分からないので、進めるところを進んで行きます。予想通りアップダウンがあるので体力と時間を消耗します。
しかし右手に木曽駒ケ岳、御嶽山。
左手に八ヶ岳、南アルプス。
後ろに北アルプスを見ながらの贅沢な稜線歩きです。
冬の澄んだ空気でよく見えます。
2、3のピークを超えると将棊頭山に到着します。
山頂には新しい標識に手書きで山名が書かれていました。最近新しくしたのでしょうか。
360度、かなりの展望です。
御嶽、乗鞍、笠ヶ岳、穂高岳、槍ヶ岳
八ヶ岳、甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳、白峰三山、塩見岳、荒川岳などなど。
◾️将棊頭山〜西駒山荘
このまま降りて茶臼山に向かう計画でしたが、木曽駒ケ岳をより間近で見たいと思い、稜線上を少し先に行くことにしました。
地図と地形を見合わせて、一つ先のピークを越えればより山体を見渡せると思い向かいます。
ほんの10分程度歩いて少し登ると予想通り開けました。山荘が見えていたのでカールが見えるかと思ったのですがロープウェイが見当たりません。よくよく考えるとロープウェイは壁の向こう側らしい事が分かりました。
カールが見えなかったのは残念ですが、木曽駒ケ岳をやっとハッキリと認識出来た気がします。
さて、満足して見納めると西駒山荘に向かいます。西駒山荘は綺麗でこぢんまりとした山荘で、昔ながら?な石室が建屋の横にくっついています。
テーブルがあったのでそこでラーメンを頂きます。槍穂高が見える良いロケーションです。
さて食事を済ませて歩こうかと思いましたが、思ったより時間がない事に気付きちょっと焦ります。茶臼山はやめてそのまま下ろうと思い出発します。
帰りはトラバースを進みますが、おそらく元々細めのトラバースなのでしょう。雪が積もって斜面のようになっている箇所がありました。
チェーンスパイクじゃ落ちるなと思い、アイゼンとピッケルを用意します。山荘でつけておけばよかったですね。
稜線上はチェーンスパイクで全然行けたので、そのまま行けると思ってましたが到底無理でした。
アイゼンの横爪を刺しながら通過して、後はサクサク進むと分岐まで戻ります。距離はさして変わらない筈ですが、明らかにトラバースの方が早いですね。
◾️下山
下りはひたすら下ります。
気温で雪が少し緩くなっていたので、アイゼンよりチェーンスパイクの方が楽に降れそうだなぁと思いながらも履き替えるのが面倒でアイゼンで降りました。
夏道に出ると後はひたすらに下ります。
大樽小屋から先は緩やかなのでぼーっとしてしまいそうですが、気を持ちながら歩いて駐車場に着いたら終了です。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する