記録ID: 2118922
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積雪期ピークハント/縦走
飯豊山
飯豊前衛峰は迫力の大パノラマ「冠雪の赤津山」[加治川治水ダムから]
2019年11月23日(土) [日帰り]
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 07:28
- 距離
- 23.4km
- 登り
- 1,492m
- 下り
- 1,490m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り(主稜線は強風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
・駐車スペースは20台程度 ・登山ポスト有り ・トイレは使用不可 ●林道ゲートから登山口まで自転車を利用 ・林道は自転車・バイク・自動車の乗り入れ原則禁止(自己責任で) ・全区間砂利道(一部コンクリート舗装)で走行距離は片道約6.3Km ・標高差は100m弱で、所要時間は往路35分、復路25分程度 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★登山道整備度:0〜2(良5・4・3・2・1悪)階段や木道、鎖等の整備度 ★体力難易度 :4(難5・4・3・2・1易)歩行距離、累積標高差、急登等 ★技術難易度 :3(難5・4・3・2・1易)アイゼン、ピッケル、藪等の頻度 ★登山道の眺望:4(良5・4・3・2・1悪) ★山頂の眺望 :5(良5・4・3・2・1悪) 【すれ違った登山者の数:0人)】 ◆登山道の状況(登山口〜西ノ峰) ・登山口から尾根に取付く最初の15分ほどはルートがやや分かり難いので、ブナに記した目印(ペイント、ピンクテープ)を確認しながら進む。 ・尾根に取付くと西ノ峰まで樹林帯を尾根伝えに歩く。ルートは西ノ峰直下まで刈払われているので比較的明瞭で歩きやすく、実線ルートに近い印象。 ・特段の危険性を感じる箇所はないが、お助けロープが設置されていたり、急登は落葉で滑りやすかったり、痩せ尾根もあるので注意したい。 ◆登山道の状況(西ノ峰〜赤津山) ・西ノ峰まで登ると視界が開け、ほぼ360度の大パノラマを堪能しながら主稜線を進む。 ・西ノ峰から赤津山の気象観測地までルートは明瞭であるが、ここ数年刈払いがされておらず藪状になっている。また、大きなアップダウンも多く、距離はこの間1.7kmしかないが、往路は雪もあって1時間以上要した。 ・ルートが小崩壊している箇所が一部あり、アップダウンの急登が多いため、藪に掴まりながら上り下り区間も多かった。技術難度は然程高くないが、特に下りは十分に注意して歩こう。 ・赤津山の山頂は、気象観測地でなく、東側に100m弱いった三角点が設置されたピーク。本格的な藪漕ぎが必要になるが、飯豊連峰の見晴らしは三角点ピークの方が良いので、忘れずに立ち寄ろう。 ◆本日の積雪と雪山装備 ・標高700mから雪が積もりだし、標高とともに徐々に積雪量が多くなった。現時点でP941付近で15cm、西ノ峰から赤津山の稜線で30cm(吹溜りで50cm)ほどの積雪になっている。 ・雪山装備は、10本爪アイゼン、チェーンスパイク、ワカンを持参し、チェーンスパイクのみ装着。主稜線はワカンを使用しても良かったが、藪で歩き難そうなのでツボ足で歩行した。 |
写真
感想
本日の山行は以前から気になっていた飯豊連峰の前衛峰「赤津山」に登ってみました。
この山は、あまりガイドブック等には載っていませんが、気象観測用の雨量計が設置されているため、その巡視路を歩いて登ることができます。
山頂からの眺望は圧巻で、飯豊本山以外の朳差岳から大日岳までの飯豊連峰を近距離で一望できる、まさに展望台のような山です。
先週の寒波で、ある程度の積雪は予想していましたが、3シーズン用の登山靴+スパッツでは靴の中がズブ濡れになってしまいました。
また、重たい湿雪のツボ足歩行で足が攣りそうになり久しぶりに芍薬甘草湯を飲んだり、色々ありました(笑)
でも、360度の大展望を独り占めしながら、懐深い飯豊の静かな山にどっぷり浸る充実感は最高でした。
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コメント
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コメントすることは恥ずかしいのですが…
あらためて赤津山の眺望にうっとりでした
晩秋か残雪か…
最後の砦(ヤブ)を除けば、どちらの季節でも最高の山歩きが楽しめるようですね。
できれば眺めのいい雪の上で Joker72 さんのように…
(/・ω・)/
したいと思いました。
林道は荒れていませんでしたか?
毎年偵察かねて歩いていますが…
oniccoさん、こんにちは!
飯豊を展望できる山は他にも色々ありますが、二王子岳より近接している分、迫力ありました
薮があるので展葉期は避けた方がいいかもしれません。
確かに10月から11月上旬の紅葉期や残雪期が私も良いと思えました。
(残雪期の林道が微妙かもしれませんが)
今回の林道ですが、自転車走行は特に厳しい所はありませんでした。
でも、砂利道というより泥もあるので、洗車が必要なほど自転車が泥だらけになってしまいました
是非、機会がありましたら再チャレンジのレコを期待しています
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