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Yamareco

記録ID: 211920
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

元橋〜平標山(松手山経由)〜谷川岳〜土合駅

2012年07月22日(日) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 群馬県 新潟県
 - 拍手
GPS
12:50
距離
21.1km
登り
2,179m
下り
2,484m

コースタイム

6:30 元橋駐車場出発 9:15 平標山頂 9:55 仙ノ倉山頂 10:32 エビス大黒避難小屋 11:00 エビス大黒の頭 13:25 万太郎山 14:22 大障子避難小屋 16:22 肩の小屋 19:20 土合駅
天候 小雨
過去天気図(気象庁) 2012年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー 自家用車
元橋の駐車場まで自家用車,土合駅から越後湯沢駅まで上越線,越後湯沢から元橋までタクシー(路線バスもあります)。
コース状況/
危険箇所等
仙の倉から先は薮に覆われて登山道不明瞭な個所あり。下草で濡れてしまうため,レインパンツを着用した方がよいと思われます。
松手山経由の登り口です。東京方面から来たらしい後のおじさんグループが,「クマなんかでねーよ」と言っていました。大丈夫?
2012年07月22日 06:31撮影 by  S006, KDDI-SN
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7/22 6:31
松手山経由の登り口です。東京方面から来たらしい後のおじさんグループが,「クマなんかでねーよ」と言っていました。大丈夫?
3時間弱で平標山。景色を楽しみたいのであれば,山の家経由で登った方がよさそう。ただ,あの林道歩きは苦痛なので,私は松手山コースの方が好み。
2012年07月22日 09:15撮影 by  S006, KDDI-SN
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7/22 9:15
3時間弱で平標山。景色を楽しみたいのであれば,山の家経由で登った方がよさそう。ただ,あの林道歩きは苦痛なので,私は松手山コースの方が好み。
仙ノ倉に来るのは2回目。5,6人がいた。この先も,この調子で進めるものと思っていた。山ガール風の人たちが引き返してくるので,「?」と思っていた。小雨が降ってきた。
2012年07月22日 10:00撮影 by  S006, KDDI-SN
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7/22 10:00
仙ノ倉に来るのは2回目。5,6人がいた。この先も,この調子で進めるものと思っていた。山ガール風の人たちが引き返してくるので,「?」と思っていた。小雨が降ってきた。
急に足元が草ぼうぼうになり,登山道が不明瞭になってきた。しかも,誰もいないし,天気も悪く,眺望無し。エビス大黒避難小屋に着いたが,怖くてドアを開けられない(笑)。
2012年07月22日 10:32撮影 by  S006, KDDI-SN
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7/22 10:32
急に足元が草ぼうぼうになり,登山道が不明瞭になってきた。しかも,誰もいないし,天気も悪く,眺望無し。エビス大黒避難小屋に着いたが,怖くてドアを開けられない(笑)。
登山道はどこでしょう?ここなんかはまだ全然マシな方で,この先,オーバーヘッドの藪も体験した。雨が降っていたため,藪こぎするときに虫が少なかったのがせめてもの救い。
2012年07月22日 10:32撮影 by  S006, KDDI-SN
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7/22 10:32
登山道はどこでしょう?ここなんかはまだ全然マシな方で,この先,オーバーヘッドの藪も体験した。雨が降っていたため,藪こぎするときに虫が少なかったのがせめてもの救い。
藪をかき分けながら,エビス大黒の頭。歴史ある登山道なのでそのうち藪は終わるのではないかと甘く見て,レインパンツをはかずにいたら,靴の中までびしょ濡れに。誰もいないが,遠くに,高速道路を走る車の音が聞こえてきた。
2012年07月22日 11:02撮影 by  S006, KDDI-SN
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7/22 11:02
藪をかき分けながら,エビス大黒の頭。歴史ある登山道なのでそのうち藪は終わるのではないかと甘く見て,レインパンツをはかずにいたら,靴の中までびしょ濡れに。誰もいないが,遠くに,高速道路を走る車の音が聞こえてきた。
やっとのことで万太郎山。このあたりで行程の半分。本当にロープウェイに間に合うのか心配になってくる。相変わらず誰もいない。この先の分岐から,谷川岳方面は一気に下ることになるが,若干,登山道が不明瞭なため心配になり,GPSと地図を取り出して確認しつつ進む。
2012年07月22日 13:25撮影 by  S006, KDDI-SN
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7/22 13:25
やっとのことで万太郎山。このあたりで行程の半分。本当にロープウェイに間に合うのか心配になってくる。相変わらず誰もいない。この先の分岐から,谷川岳方面は一気に下ることになるが,若干,登山道が不明瞭なため心配になり,GPSと地図を取り出して確認しつつ進む。
高度を下げる道中,このようなお花畑が何カ所もある。誰もいない。
2012年07月22日 13:47撮影 by  S006, KDDI-SN
7/22 13:47
高度を下げる道中,このようなお花畑が何カ所もある。誰もいない。
右も左も絶壁のようなところ。晴れていたら相当美しいだろうと思う。相変わらず,誰もいない。「マツダランプ 肩の小屋まで○○○○メートル」という朽ち果てそうな杭を発見。その由来は,戻ってきてから知った。たしかに今回道迷いしなかったのは,この杭のおかげ。
2012年07月22日 13:50撮影 by  S006, KDDI-SN
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7/22 13:50
右も左も絶壁のようなところ。晴れていたら相当美しいだろうと思う。相変わらず,誰もいない。「マツダランプ 肩の小屋まで○○○○メートル」という朽ち果てそうな杭を発見。その由来は,戻ってきてから知った。たしかに今回道迷いしなかったのは,この杭のおかげ。
大障子避難小屋。やはり誰もいない。これで避難小屋は最後だと勘違いしていた。次の建物が肩の小屋ではなく,オジカ沢避難小屋であるとわかり,ロープウェイには間に合わないと悟ったとき,さすがに気持ちが折れそうになった。登りと谷川岳らしいやせ尾根を伝うような道になったが,ペースを上げる。
2012年07月22日 14:23撮影 by  S006, KDDI-SN
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7/22 14:23
大障子避難小屋。やはり誰もいない。これで避難小屋は最後だと勘違いしていた。次の建物が肩の小屋ではなく,オジカ沢避難小屋であるとわかり,ロープウェイには間に合わないと悟ったとき,さすがに気持ちが折れそうになった。登りと谷川岳らしいやせ尾根を伝うような道になったが,ペースを上げる。
やっと肩の小屋。小屋近辺にも誰もいない。この時点で午後4時を過ぎており,ロープウェイには間に合いそうもない。ここで水を補給しておくべきだった。
2012年07月22日 16:22撮影 by  S006, KDDI-SN
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7/22 16:22
やっと肩の小屋。小屋近辺にも誰もいない。この時点で午後4時を過ぎており,ロープウェイには間に合いそうもない。ここで水を補給しておくべきだった。
途中,登山道横に残雪が見られた。滑りやすい不安定な岩の登山道なので,私はそもそも苦手。疲れ切った足には辛い。しかも雨も降っていて,時間を食ってしまった。
水も少なくなってきて,ボーッとしていたためか,土合へ降りる登山道をスルーして,ロープウェイ乗り場まで行ってしまう。誰もいないロープウェイ降り場はさらに怖い。引き返すための時間のロスは20分ほどか?この先は,日没のおそれがあったので,写真をとる余裕無し。
樹林帯を出て,ロープウェイ下に出たところで日没。両脇が沢と茂みであり,クマと遭遇する危険があると思ったので,笛を吹いたり,歌を歌ったりしながら,歩く。山と高原地図には,ここからロープウェイ乗り場まで15分とあったが,恐怖感もあったためか,それ以上の長い道のりに感じた。

2012年07月22日 16:27撮影 by  S006, KDDI-SN
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7/22 16:27
途中,登山道横に残雪が見られた。滑りやすい不安定な岩の登山道なので,私はそもそも苦手。疲れ切った足には辛い。しかも雨も降っていて,時間を食ってしまった。
水も少なくなってきて,ボーッとしていたためか,土合へ降りる登山道をスルーして,ロープウェイ乗り場まで行ってしまう。誰もいないロープウェイ降り場はさらに怖い。引き返すための時間のロスは20分ほどか?この先は,日没のおそれがあったので,写真をとる余裕無し。
樹林帯を出て,ロープウェイ下に出たところで日没。両脇が沢と茂みであり,クマと遭遇する危険があると思ったので,笛を吹いたり,歌を歌ったりしながら,歩く。山と高原地図には,ここからロープウェイ乗り場まで15分とあったが,恐怖感もあったためか,それ以上の長い道のりに感じた。

国道へ出たころには,完全に真っ暗。ここにタクシーを呼んでも来てくれないだろうと思い,土合駅まで歩くことに。幸い,新潟方面は20:45まで電車がある。土合駅は改装されたようで,トイレなど非常にキレイだった。自販機のお茶はぬるかったが,生き返った。翌日,谷川岳に登るという方々が待合室で宴会をしておられ,久々に人間と出会った。
2012年07月22日 20:35撮影 by  S006, KDDI-SN
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7/22 20:35
国道へ出たころには,完全に真っ暗。ここにタクシーを呼んでも来てくれないだろうと思い,土合駅まで歩くことに。幸い,新潟方面は20:45まで電車がある。土合駅は改装されたようで,トイレなど非常にキレイだった。自販機のお茶はぬるかったが,生き返った。翌日,谷川岳に登るという方々が待合室で宴会をしておられ,久々に人間と出会った。
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コメント

お疲れ様です
こんにちは、ヤマレコ記録拝見しました!
単独行でこの行程、すごいです!
今週は平標山の予定なので楽しみ(^^)
でも仙ノ倉で引き返しですね。
2012/8/5 14:29
ありがとうございます!
ymkstrさま

平標山,楽しみですね。
長い林道歩きはつまらないですが,平元新道〜平標山の家から山頂へ登る方が景色がキレイなのかなと思います。

あの近辺のスキールートについてちょっと探してみたら,こんなのがありました。
http://homepage1.nifty.com/_morita/yamaski/tikeizu5.html

これを見ますと,平標山から平標新道へ下っておくと,冬,役に立ちそうです。ただ,平標新道は厳しいコースみたいですよね。。。降りていった先の土樽駅近辺も,全く人けがなくて,単独は避けた方がいいのかなとも思っています。
2012/8/5 22:45
こんにちは
サイト見ました!
凄い人がいるもんですね、驚き!!
BCはまったくの初心者なので、かぐらでチョロチョロ始めようと思います。

ラルゴのオーナーからは八甲田誘われていますが・・・
まだまだ・・・

>平元新道〜平標山の家から山頂へ登る方が景色がキレイなのかなと思います。

お言葉に甘えて、左回りで上ってみます。ありがとうございます。
2012/8/7 16:19
こんばんわ!
今日も関越トンネルをくぐって,地元に戻ってきたところです。やはり,午後の谷川連峰は,雲に覆われていました。

たしかに八甲田の雪は,ちょっと怖いですよね。
ただ,ガイドツアーに入ってしまえば,全く問題ないと思います!
私もここ数年参加させていただいてます。
酸ヶ湯の湯治部もなかなかおすすめです
2012/8/8 22:44
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