西穂高岳西尾根
- GPS
- 14:06
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,973m
- 下り
- 934m
コースタイム
- 山行
- 7:39
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 7:43
天候 | 3/9 快晴 行動中の気温0℃ 3/10 晴れ、-5~5℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
アイゼン
ピッケル1
ハーネス
ガチャ類
|
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共同装備 |
補助ロープ(30m)
テント一式
|
備考 | かんじきは現地判断で携行せず |
感想
西穂西尾根は、その名前のとおり西穂高岳の西側に派生する尾根で、ロープウェイとは谷を1つはさんでいます。
蒲田川右俣、穂高平小屋近辺からとりつき、西穂高岳の山頂に至る西穂のメジャーなバリエーションルートです。
条件によりますが、基本ロープはださないで済む場合が多いようです。
今回も使うことはありませんでした。
2日間とも好天に恵まれ、トレースもあり、かなり快適な登山ができましたが、条件が悪いと当たり前ですが格段に厳しくなると思います。
西穂西尾根初日。
<穂高平小屋から2400m幕営地まで>
・穂高温泉から蒲田川右俣を穂高平小屋まで
・穂高平小屋から牧場の柵をこえてしばらく直進、目標の尾根近くなったら左へ。
・基本的に尾根線の上りで赤リボンやテープが随所にあり、道はわかりやすい。ただしナイフリッジもあるので注意。
上部は狭い尾根で、松(ハイマツでなく松)の藪漕ぎがけっこうある。
・穂高平小屋の牧場や尾根下部は、雪が深いのでかんじき必要。
・2343mピークをこえてからさらに登り返した先の2400mのコルで幕営。
このすぐ先は第一岩峰なので、ワンデーでなければここが最後の幕営地。
(平坦地は何か所かあるので幕営可能、ただし、第1岩峰手前の2400mコルまでいっておくと翌日楽。)
西穂西尾根の2日目
<2400m地点から西穂山頂まで>
・幕営地の目の前の雪壁を登ると5分足らずで第一岩峰が現れる。
・第1岩峰の巻きは左右どちらの記録もあるが、今回は右はなだれそうだったため、左を巻いた。容易だが傾斜は急。ステップがないとつらいかも。
・巻いて雪稜を登ると、北西尾根との合流地点、ジャンクションピークに出る。
・JPには灌木の根に赤いリボンあり。そこから右へトラバースする。JPからは風が強くなる。2738ピークの側面を右上。
・その先の支尾根が第2岩峰。
第2岩峰は尾の長い岩尾根を1つまたぎ、2つめの尾根を右にまわりこむ感じ。
2つめの岩尾根を巻いたら少し雪壁を直上したのち、また右にトラバースすると、最後は長いワイヤーのたれているルンゼにでる。ここを直登。
・少しいくと、西穂高岳山頂に出ます。
・あとは一般登山道を西穂山荘経由で新穂高ロープウェイの西穂高口に下山。
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