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Yamareco

記録ID: 2123057
全員に公開
雪山ハイキング
栗駒・早池峰

栗駒山・氷の殿堂

2019年11月26日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
02:53
距離
14.0km
登り
794m
下り
776m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:41
休憩
0:12
合計
2:53
10:11
28
スタート地点
10:39
10:39
43
11:28
11:37
5
11:50
11:51
12
12:03
12:03
41
12:44
12:44
20
13:04
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2019年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
宮城県道42号線終点のいわかがみ平駐車場までは車では行けない。
車止めのゲートがあり、その周辺にあるいこいの村跡地に駐車する。
コース状況/
危険箇所等
今日のコンディションは、全体的に凍っている道を歩いた。
今後の積雪や寒暖などにより状況は日に日に異なるので、今日のコンディションがまたあるとも、ないとも言えない。
今日のコンディションにおいては、歩行技術と適切な装備がないとまともに歩くこともできないため、経験、装備が乏しい人には全くおすすめできない。
よしんば登ることができても、凍結した斜面を下山することができなくなるだろう。
その他周辺情報 新湯温泉くりこま荘は、平日の日帰り入浴は電話確認してから行くほうがいい。
仮にお休みだった場合でも、ハイルザーム栗駒なら確実に営業している。
県道42号線の冬期閉鎖のゲート
1月中にはこれが埋まるほどの積雪が欲しい。
なんとか降って欲しい。
県道42号線の冬期閉鎖のゲート
1月中にはこれが埋まるほどの積雪が欲しい。
なんとか降って欲しい。
霜柱
ウソかホントか、行者滝の温度表示はマイナス1℃だった。
1
霜柱
ウソかホントか、行者滝の温度表示はマイナス1℃だった。
飴細工のような霜柱
4
飴細工のような霜柱
いわかがみ平駐車場
風も穏やかで、気温もそれほど低く感じなく、気持ちいいコンディションだ。
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いわかがみ平駐車場
風も穏やかで、気温もそれほど低く感じなく、気持ちいいコンディションだ。
中央コースを登る
11/20頃の雪があちらこちらに残ってはいるものの、溶けた雪が凍っていて、ほとんどが氷の登山道なっている。
中央コースを登る
11/20頃の雪があちらこちらに残ってはいるものの、溶けた雪が凍っていて、ほとんどが氷の登山道なっている。
広範囲というよりは、登山道が全て氷の上だと思ったほうがいい。
広範囲というよりは、登山道が全て氷の上だと思ったほうがいい。
流れた水がそのまま凍ったような、そんな氷の道だ。
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流れた水がそのまま凍ったような、そんな氷の道だ。
氷の上に乗る。
もっと早い時間なら、かなり硬く凍った道だったろうと思う。
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氷の上に乗る。
もっと早い時間なら、かなり硬く凍った道だったろうと思う。
たまに雪の上を歩くが、この雪も硬く締まっている。
踏み抜く心配はあまりないが、雪歩きになれていない人には難しい雪だろうと思う。
たまに雪の上を歩くが、この雪も硬く締まっている。
踏み抜く心配はあまりないが、雪歩きになれていない人には難しい雪だろうと思う。
滑る足下ばかりを気にしてはいられない。
青空の下に栗駒山山頂部が見えてきた。
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滑る足下ばかりを気にしてはいられない。
青空の下に栗駒山山頂部が見えてきた。
氷の道
光を反射して綺麗だ。
氷の道
光を反射して綺麗だ。
一回こけた
せとものポイント
なんとか氷にも雪にも埋もれずにいた。
3
せとものポイント
なんとか氷にも雪にも埋もれずにいた。
梢の奥に岩壁が見える。
3
梢の奥に岩壁が見える。
青空と霧氷の組み合わせは、雪山登山者の心に深く染みいる。
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青空と霧氷の組み合わせは、雪山登山者の心に深く染みいる。
御室方面を見下ろす。
御沢や大日沢はどのくらい凍っているだろうか。
1
御室方面を見下ろす。
御沢や大日沢はどのくらい凍っているだろうか。
中央展望台より
東栗駒山の南斜面に広がる灌木の霧氷
雪景色ではなく、こうした霧氷が広がる景色は、栗駒山に何回登ってもそう見られるものではない。
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東栗駒山の南斜面に広がる灌木の霧氷
雪景色ではなく、こうした霧氷が広がる景色は、栗駒山に何回登ってもそう見られるものではない。
紅葉の盛りの頃と甲乙つけがたい美しさだ。
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紅葉の盛りの頃と甲乙つけがたい美しさだ。
相変わらず登山道は氷と硬い雪の道だ。
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相変わらず登山道は氷と硬い雪の道だ。
2K展望地より
右手中央付近から左に流れるように霧氷をまとった灌木は、紅葉の頃は真っ赤なスカーフのようだった。
今は真っ白なスカーフだ。
2K展望地より
右手中央付近から左に流れるように霧氷をまとった灌木は、紅葉の頃は真っ赤なスカーフのようだった。
今は真っ白なスカーフだ。
なんとなく飛んでみる
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なんとなく飛んでみる
つららができていた。
この地方では、つららを「たろひ」と呼ぶ。
どうやら由緒ある方言らしい。
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つららができていた。
この地方では、つららを「たろひ」と呼ぶ。
どうやら由緒ある方言らしい。
栗駒草原を見下ろす。
草紅葉に白が混じり、なんとも言えない美しさだ。
3
栗駒草原を見下ろす。
草紅葉に白が混じり、なんとも言えない美しさだ。
いつもこの場所を見上げると、空へと続く階段と錯覚する。
本当に空にいったら寒くて凍えるだろう。
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いつもこの場所を見上げると、空へと続く階段と錯覚する。
本当に空にいったら寒くて凍えるだろう。
滑る階段を慎重に登る。
滑る階段を慎重に登る。
うさぎは標高1600m地点にもやってくる。
案外、登山やトレイルランニングが趣味だったりして。
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うさぎは標高1600m地点にもやってくる。
案外、登山やトレイルランニングが趣味だったりして。
空まで登りきった。
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空まで登りきった。
栗駒山山頂
青空が美しい。
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栗駒山山頂
青空が美しい。
まずはお作法を。
鳥海山は雲の上に顔を出している。
さすが出羽富士だ。
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まずはお作法を。
鳥海山は雲の上に顔を出している。
さすが出羽富士だ。
エビの尻尾が発達してきている。
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エビの尻尾が発達してきている。
天馬尾根の先にある秣岳が見えないほど雲がある。
栗駒山は、東西で相当気象条件が異なるので、積雪期は気をつけなければならない。
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天馬尾根の先にある秣岳が見えないほど雲がある。
栗駒山は、東西で相当気象条件が異なるので、積雪期は気をつけなければならない。
山頂付近を見返す。
なんとなくドーム状に見える。
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山頂付近を見返す。
なんとなくドーム状に見える。
改めて山頂の標識の前に立つ。
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改めて山頂の標識の前に立つ。
がんばって高く、高く飛んでみた。
来月もう一度来る予定だが、今年最後かも知れない。
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がんばって高く、高く飛んでみた。
来月もう一度来る予定だが、今年最後かも知れない。
下山は東栗駒コースへ向かう。
みんなが登りで苦労する階段状の急登は、雪が積もって大変デンジャラスになっていた。
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下山は東栗駒コースへ向かう。
みんなが登りで苦労する階段状の急登は、雪が積もって大変デンジャラスになっていた。
スキーができそうな斜面。
とはいえ、滑走距離50mもなさそうだ。
スキーヤーはそれでも滑りに来るものだが。
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スキーができそうな斜面。
とはいえ、滑走距離50mもなさそうだ。
スキーヤーはそれでも滑りに来るものだが。
東栗駒コースは、下山に使うのが最良と個人的には思っている。
栗駒山山頂部を振り返りながら、先を進む。
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東栗駒コースは、下山に使うのが最良と個人的には思っている。
栗駒山山頂部を振り返りながら、先を進む。
雪と氷のミックスが続く。
氷だけよりはマシではあるが、結構危ない道だ。
雪と氷のミックスが続く。
氷だけよりはマシではあるが、結構危ない道だ。
草原越しに山頂部を見上げる。
2
草原越しに山頂部を見上げる。
栗駒山山頂部と東栗駒山の火山活動の境目。
いつ見ても迫力満点だ。
そして、この角度から山頂を見る度に、はやくスキーがしたくなる。
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栗駒山山頂部と東栗駒山の火山活動の境目。
いつ見ても迫力満点だ。
そして、この角度から山頂を見る度に、はやくスキーがしたくなる。
岩も石も凍っている。
岩も石も凍っている。
ついつい何度も写真を撮ってしまう。
いつ見ても美しい山体だなと心から思う。
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ついつい何度も写真を撮ってしまう。
いつ見ても美しい山体だなと心から思う。
定番ショット
氷の世界だとひと味違う。
2
定番ショット
氷の世界だとひと味違う。
雪や氷が朝日に照らされる時間はとても美しい。
今日は寝坊したから見られなかった。
雪や氷が朝日に照らされる時間はとても美しい。
今日は寝坊したから見られなかった。
新湯沢に到着した。
今日の最大目的は、凍った新湯沢を歩くことだったのだ。
実は、凍った新湯沢を見るのはなかなか難しい。
狙って見に行ける訳ではない。
そして、凍った新湯沢は何の装備なしに来てはいけない大変危険な場所だ。
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新湯沢に到着した。
今日の最大目的は、凍った新湯沢を歩くことだったのだ。
実は、凍った新湯沢を見るのはなかなか難しい。
狙って見に行ける訳ではない。
そして、凍った新湯沢は何の装備なしに来てはいけない大変危険な場所だ。
正午を過ぎる頃にあわせて来たので、幾分溶け始めている。
これがガチガチに凍っていると、割とデンジャラスだ。
運が悪いと骨折くらいはすると思う。
2
正午を過ぎる頃にあわせて来たので、幾分溶け始めている。
これがガチガチに凍っていると、割とデンジャラスだ。
運が悪いと骨折くらいはすると思う。
溶け始めたおかげで、乾いた岩を使って歩くことができる。
とはいえ、滑り止めは必須だ。
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溶け始めたおかげで、乾いた岩を使って歩くことができる。
とはいえ、滑り止めは必須だ。
氷の上に乗りたいけれど、これは絶対割れるやつだ。
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氷の上に乗りたいけれど、これは絶対割れるやつだ。
凍った沢は、確かな歩行技術と跳躍力と反射神経が必要とされるので、運動能力の低い人には大変危険だ。
2
凍った沢は、確かな歩行技術と跳躍力と反射神経が必要とされるので、運動能力の低い人には大変危険だ。
東栗駒コースもほとんど氷の上を歩く。
今日のコンディションだと、登りは相当難しいと思う。
東栗駒コースもほとんど氷の上を歩く。
今日のコンディションだと、登りは相当難しいと思う。
いわかがみ平駐車場まで帰ってきた。
当たり前だが、駐車場には一台の車もない。
はやくこの場所にたくさんの雪が積もってほしい。
いわかがみ平駐車場まで帰ってきた。
当たり前だが、駐車場には一台の車もない。
はやくこの場所にたくさんの雪が積もってほしい。
美しい景色を背に、ロードランニングで帰る。
美しい景色を背に、ロードランニングで帰る。
今日の日よ、ありがとう。
3
今日の日よ、ありがとう。

感想

11/20にまとまった降雪があり、岩手県の夏油高原スキー場がプレオープンした。
ところが、その後の高気温であっという間に溶けてしまった。
そのまま寒気が居座れば、スキーをしにどこかに行く予定でいたのだが、あてが外れた。

鳥海山か、神室連峰か、焼石岳か、安定の栗駒山かと悩んだ。
コンディションとしては、新湯沢が凍っているかもしれないと思い、栗駒山に足を向けた。
沢が渇水していれば気温が低くても凍らないし、雪がある程度降ってしまうと凍った姿を見られない。
案外、見られるようでいてそうそう見られるものではないのだ。
とにかく気温は低い予報だったので、必要以上に凍結していることを警戒して、朝寝坊の大義名分とした。
起きようとするとねこが布団に入ってくるので、山よりもねこを優先したのだった。

帰宅しても、夕陽とともに栗駒山の山容を眺めることができた。
今日はいい一日だった。

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コメント

まだまだですね
1日に偵察に行こうと(もちろん板を背負って)思ってたんですが、だいぶ溶けてますね。先日の降雪でだいぶ白くなりシーズンインを予感させたんですが・・・。明日明後日辺りからの寒気に期待です。
それにしても氷の新湯、かなりレアです。
2019/11/27 20:20
Re: まだまだですね
私も高い期待を胸にこの日を待っていたのですが、土日があまりにも高温でしたね。
もう少しの辛抱ですが、はやくシーズンインしたい気持ちを抑えるのはなかなか大変ですよね〜
違った意味で滑ることができますので、氷の新湯沢は必見ですよ。
2019/11/27 21:58
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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ハイキング 栗駒・早池峰 [日帰り]
栗駒山 (東栗駒コース〜中央コース周回)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

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