快晴の間ノ岳・北岳 360度パノラマをほぼコースタイムどおりに

2012年08月03日(金) ~ 2012年08月04日(土)

• GPS: 32:51
• 距離: 19.6km
• 登り: 2,469m
• 下り: 2,478m

コースタイム

初日　所要時間　6時間12分　（大休止を除く歩行時間　5時間44分）
7:06広河原バス停 -9:32大樺沢二股（大休止）9:43　-11:47八本歯のコル（大休止）12:04　-13:18北岳山荘

二日目　所要時間　9時間58分　（大休止を除く歩行時間　8時間52分）
6:00北岳山荘　-6:37中白峰　-7:42間ノ岳（小休止）7:56　-8:56中白峰　-9:26北岳山荘（大休止）9:46　-10:53北岳（小休止）11:09　-11:41北岳肩ノ小屋（大休止）12:08　-　12:36小太郎尾根分岐　-13:48白根御池小屋（大休止）14:07　-15:58広河原バス停

天候

3日　快晴　午後曇り
4日　快晴　午後曇り

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー 自家用車

＜駐車場＞
芦安　第3駐車場　無料
（前夜　木曜夜23時時点で約7割の混雑）

トイレは第3駐車場の一番奥にあるが、ブースは男女共用で2つしかなく、バス発車前には行列ができていた（＋別途　仮設トイレ4-5基あり）

＜バス・乗合タクシー＞
芦安から広河原　1100円/一人　所要時間約1時間
登山バス・乗合タクシー時刻表
↓
http://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/kanko/yama/my-car_bus_taxi.html

5時30分のバスは4台
混雑時は座席がなく立ち乗りのこともあるらしい

個別のタクシーはなく、必ずバスまたは乗合タクシーに乗車する必要あり
定時以前にバスがいっぱいになっても、発車は定時通り

＜コンビニ＞
甲府昭和ICからはセブン・ローソンなど多数

コース状況／危険箇所等

＜登山ポスト＞
広河原インフォメーションセンター2F
広河原山荘前

インフォメーションセンターではコースの相談などにものっていただき、大変助かった


＜雪渓＞
大樺沢二股直前から雪渓が始まり約700m程度続く
後半は傾斜も強くなるが、ほとんどの方はアイゼンなし、ストック持ちで登っている
私も同様だったが、特に問題なし


＜危険個所＞
・八本歯のコル直下のガレ場とはしごの連続
・北岳山頂前後の岩場
上記あたりが危険かと思うが、通常の注意を払っていれば問題なし
花などに気を取られていると危険。。


＜温泉＞
ヘルシーハウス山渓園（南アルプス市営）
芦安駐車場から甲府へ下っていく左側
駐車場も中もコンパクト
空いていて気持ちよく利用できた
源泉かけ流しではない

055-288-2600
550円/大人
http://www.sankeienn.jp/

写真

8/3 6:34

朝6時30半の広河原
大勢の人たちが出発して行くのを見送ってゆっくり出発

8/3 7:09

さっそくつり橋手前でターゲットをロックオン！
あの雪渓を登ります！

8/3 7:10

野呂川を渡る

8/3 7:12

すぐに広河原山荘

8/3 7:49

きれいな水の流れる沢沿いを登り

8/3 8:03

北岳の頭を見上げて

8/3 8:07

パイプや板、丸太などいろんな橋があります

8/3 9:07

もうすぐ二股

8/3 9:43

二股を八本歯のコルへ

8/3 9:46

雪渓は700mくらい

8/3 9:55

アイゼンはいりませんでしたが、一段一段が高い

8/3 10:08

振り返ると稜線に　おっ！赤岳に違いない！

8/3 10:35

ながい雪渓を終了すると

8/3 10:51

長いガレ場が続く
ここと比べると雪渓のほうが楽だった。。

8/3 11:09

8/3 11:09

8/3 11:37

右上に北岳バットレス

8/3 11:37

ガレ場のあとは揺れる木のハシゴが延々と続きます

8/3 11:47

八本歯のコル

8/3 11:48

8/3 11:49

ここではじめて間ノ岳さまとご対面

8/3 11:50

稜線に北岳山荘を確認
おっ
思ってたより大きい

8/3 12:06

ここからまだまだキツイのぼりが

8/3 12:07

富士山が初めて見えた

8/3 12:14

8/3 12:36

8/3 12:37

8/3 12:38

8/3 12:39

8/3 12:40

8/3 12:43

鳥
かわいい声で鳴いてました

8/3 12:49

8/3 12:52

8/3 12:52

8/3 12:57

8/3 13:01

稜線を小屋から間ノ岳

8/3 13:14

振り返って北岳

8/3 13:19

北岳山荘に到着

8/3 15:25

8/3 16:32

夕飯はお魚

8/3 17:55

8/3 18:20

そろそろ夕焼けの富士山

8/3 18:26

素敵なカップルが稜線を散歩中

8/3 18:35

上の写真の直後　雲が上がってきて、ブロッケン現象が突然現れる

というわけで夕焼けは見れませんでした

8/3 19:13

月
満月です

8/4 4:11

朝焼け開始

8/4 4:17

8/4 4:23

8/4 4:24

8/4 4:27

8/4 4:33

8/4 4:50

日が昇る直前

8/4 4:50

富士山も素敵

8/4 4:52

8/4 4:52

8/4 4:53

8/4 6:43

8/4 7:11

8/4 7:43

間ノ岳

8/4 7:45

パノラマ-1

8/4 7:45

パノラマ-2

8/4 7:45

パノラマ-3

8/4 7:45

パノラマ-4

8/4 7:50

槍方面

8/4 7:50

立山方面

8/4 7:50

白馬方面

8/4 7:55

甲斐駒ケ岳の後ろに蓼科山

8/4 7:56

三角点には「相ノ岳」と表記されている

8/4 8:02

振り返って北岳方面
いざ！

8/4 8:48

つばくろのイルカ岩っぽい

8/4 9:05

北岳かっこいい！

8/4 9:46

一休みしていざ！

8/4 10:20

岩場を通過中

8/4 10:23

8/4 10:26

鉄人28号岩

8/4 10:28

8/4 10:42

8/4 10:46

直下は岩岩

8/4 10:52

山頂到着
たくさんの登山客が

8/4 10:53

北岳！

8/4 10:56

三等三角点

8/4 11:18

岩岩の道を下山

8/4 11:18

先に肩ノ小屋が見える

8/4 11:31

8/4 11:34

振り返って山頂
左からだいぶ雲が上がってきた

8/4 11:43

8/4 12:04

8/4 12:10

8/4 12:18

8/4 12:18

8/4 12:24

ここからが長い下山の始まり

8/4 12:31

ふしぎなほどきれいな緑のカール

8/4 12:42

下山先発見

8/4 13:02

8/4 13:04

昨日登った雪渓
歩いている人も見えます

8/4 13:07

8/4 13:15

ナナカマド
ちょっと赤い葉っぱが。。

8/4 13:24

ひたすら下ります

8/4 13:26

白根御池　発見

8/4 13:43

草すべりを振り返って

8/4 13:49

白根御池小屋到着！

8/4 13:52

広河原にアイスクリームがないと思ったので、ここで恒例のソフトクリームをいただきます

8/4 14:01

仰向けに寝っ転がるときれいな青空と白い雲

8/4 14:22

ここからガイドブックによると「うんざりするほど急降下が続く」

8/4 14:22

8/4 14:23

8/4 14:27

「うんざりするほど急降下が続く」

8/4 14:30

8/4 14:37

「うんざりするほど急降下が続く」

8/4 14:46

第2ベンチ

8/4 14:55

「うんざりするほど急降下が続く」

8/4 14:58

8/4 15:07

第1ベンチ

8/4 15:36

沢で顔を洗いました

8/4 15:54

広河原山荘を過ぎてつり橋に無事戻ってきました

8/4 15:56

昨日の朝見えた北岳は雲の中。。
また会いましょう

8/4 16:01

帰りは乗合タクシーで

8/4 16:59

バスより快適でした
ありがとうございます

撮影機器：

DSC-TX10 SONY

NEX-5 SONY

感想

pandapan

＜一番きつかったのは！＞
早朝のバス！
山岳道路をウネウネ曲がったり、ガタガタと跳ねたりするので、気分が悪くなりそうになる・・
それを思うと登山のほうが楽でした！！

そうそう！下山後は乗合タクシーで駐車場に戻ったのですが、こちらのほうが乗り心地もいいように感じました
次は乗合タクシーを狙っていきます！


＜ペース＞
コースタイムどおりに歩こうと、疲れない歩き方を心がけた

結果は登りはほぼコースタイム通り

間ノ岳往復と北岳への登りを含む下山は大休止を除いてもコースタイムを30分程度オーバー
特に北岳から延々と続く下りがきつく、途中、北岳肩ノ小屋到着時点で最終バスの時刻16:40に遅れないよう16:00を目標に設定し、特に草すべりではペースが落ちないように気をつけた
結果、設定した16時に下山できた


＜日帰り北岳＞
よく、ヤマレコで北岳日帰りのレコも多くお見かけするが、私のようにコースタイム程度で歩いているのでは難しいと思った
確かに、飛ぶように下山して行く方をたまに見かける
そう行った超人技なのだろう


＜絶景＞
普段、下界からはなかなか見えないこの両山と仙丈ヶ岳
北岳山荘からはこの山を含めて絶景が広がる！
もちろん富士山も！

間ノ岳からの南アルプスの絶景！
北岳からの北側の絶景?のはずは残念ながら雲がだいぶ出てしまったが。。

さすが3000m級の稜線は素晴らしい！
ぜひ、また行きたい！


＜雲＞
初日、二日目とも早朝から10時台までは雲ひとつない晴天で遠景が楽しめる
11時を過ぎると雲が増えるものの晴天で近くの山はきれいに見渡せる
といった状況
いい天気でした


＜北岳山荘の診療所＞
現在、放送中のドラマ「サマーレスキュー」でも話題の診療所
実は同室の女性の体調が悪くなり、素早く学生さん、医師が駆けつけてくださり、点滴をうち、翌朝には回復されていた
本当にありがたい
ちなみに北岳山荘は（先日の白馬山荘も）昭和大学さまが常駐されている


＜ルートログ＞
大樺沢上部でログが乱れていますが、そのまま載せています