【釈迦ヶ岳】静寂に包まれる仏生ヶ岳への修験道

2019年11月30日(土) [日帰り]

• GPS: 4188:18
• 距離: 15.3km
• 登り: 1,058m
• 下り: 1,076m

コースタイム

※途中ログが切れて時間等がおかしくなってます

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

太尾登山口駐車場利用

コース状況／危険箇所等

釈迦ヶ岳から孔雀岳への登山道は崖の岩場や笹薮に覆われた狭い道もあり
今回は凍結もあったのでチェーンスパイクを使用しました

写真

11/30 6:23

太尾登山口
自分より先に来てる車は2台
トイレは冬季使用不可

11/30 6:23

手作り感あふれる新しい看板できてました

11/30 6:39

尾根の東斜面が朝焼けでほのかなピンクに

11/30 6:41

朝日が奥駆道の向こうから登ってきます

11/30 6:41

朝日を受ける笠捨山

11/30 6:43

同じく大日岳

11/30 6:53

1465地点
下の登山口からの合流点

11/30 7:03

笹薮の原を行く

11/30 7:07

朝日に照らされ笹原が輝く

11/30 7:10

スタート時立ち込めてた雲も無くなりました

11/30 7:15

ご来光に輝く樹氷林

11/30 7:15

雲海漂う熊野の山々

11/30 7:18

笹も道も凍りつく

11/30 7:20

古田の森
やっと釈迦まで半分くらい来ました」

11/30 7:21

まだまだプチ樹氷

11/30 7:24

目の前に美しい樹氷林

11/30 7:24

空へ突き上げる木々
緑の時期と違った趣があります

11/30 7:38

森を抜けるとここから少し登りがきつくなる

11/30 7:38

遠めでみる白い森もカッコいい

11/30 7:41

今日は千丈平にシカは無し

11/30 7:43

雪が残る斜面を上がる

11/30 7:52

足元は霜柱でザクザク

11/30 7:53

ここから深い藪笹が続く

11/30 7:55

やっとこ山頂近くまで

11/30 8:00

釈迦ヶ岳（1799.8m）山頂到着
お久しぶりのお釈迦様

11/30 8:00

積雪はほとんど無し

11/30 8:00

雲が流れてだいぶ青空が広がってきました
奥は少し雲がかかってます

11/30 8:11

お釈迦様の台座に”岡田雅行強力ニテ運搬セシ者也”と刻まれてます

11/30 8:21

郡山から来られたハイカーさん色々教えてもらいました
ここにはしょっちゅう来られてるようです

11/30 8:29

一休みしてまずは孔雀岳を目指します
いきなり急傾斜の岩場下り
凍結もあるのでチェーンスパイク装備

11/30 8:35

凍った狭い尾根を渡る馬の背

11/30 8:37

すぐ横は断崖絶壁なので慎重に

11/30 8:38

この後も両部分け辺りまで鎖場・ロープ場が連続します

11/30 8:44

日の当たらない西側斜面は雪が残ったまま

11/30 8:51

出た！モアイ

11/30 8:57

空鉢岳で釈迦ヶ岳を振り返る

11/30 8:58

北側八経ヶ岳のガスも抜けました

11/30 9:08

こちらも崖の横のロープ場を登っていく両部分け
雪と凍りで緊張感が増す

11/30 9:10

右の孔雀岳は近くに見えますがなかなか遠い
左手の丸い山頂は仏生ヶ岳

11/30 9:21

枯れ立ち木も絵になる青空

11/30 9:25

アップダウンを繰り返し雪の残る稜線を行く

11/30 9:33

孔雀覗到着
前回はガスって何も見えませんでしたが今回は好展望
伊勢湾が輝いてます

11/30 9:34

真下には巨大な岩壁

11/30 9:33

間違いなく屏風岩でしょう

11/30 9:34

先週は高取、今週は大峰の五百羅漢

11/30 9:55

孔雀岳（1779m）到着
東側の展望が開けてます

11/30 9:55

大台ケ原が望めます
日出ヶ岳に雪はなさそう　

まだ時間に余裕もあるので仏生ヶ岳目指します

11/30 10:03

仏生ヶ岳まではなだらかなアップダウンが続きますが、踏跡が雪に覆われて見にくい部分と倒木が邪魔してる箇所も多く歩きにくかったです

11/30 10:30

お初のピーク 仏生ヶ岳（1804.7m）到着　三角点もあり

11/30 10:34

全方位木が邪魔してせっかくの展望が残念な感じに・・

すぐ横の巨木に上がってみると

11/30 10:44

北奥駆のオールスター揃い踏み
良い眺めです

11/30 10:42

眼前に迫る弥山・八経・明星のトリオ
明星から下っていく奥駆道が険しそうでいかにも修験者の道って感じでした

11/30 10:44

大普賢三兄弟も綺麗に並んでます

11/30 10:44

山上ヶ岳の山肌も少し白くなってました
左隣は・・念仏山？

11/30 10:44

稲村ヶ岳
隣に天に突き出す大日山が目立つ

11/30 10:46

大普賢の手前には行者還岳とそこから大きく曲がって弥山へ向かう稜線

11/30 10:43

東向きには大台ケ原

有名どころのお山が見れてお腹いっぱい

11/30 10:53

ちょうどお腹もすいたのでお昼

楊枝ヶ宿の小屋まで行こうかと思いましたがさすがに元気も無く戻る事にしました

11/30 11:45

遠くに見える釈迦ヶ岳
景色もよいので軽快に歩けます

11/30 11:59

掾の鼻（えんのはな）
大峰を見守ってくださってるのでしょうか

11/30 12:07

釈迦〜仏生の間では誰一人会うことも無く静かな山歩きができました
あまりにも静かな仁王様の傍らで少し昼寝

11/30 12:14

トラちゃんみたいな岩

11/30 12:46

釈迦山頂まで帰ってきました
空は雲ひとつ無い大快晴
孔雀、仏生、八経の並びもよく見えます

11/30 12:47

朝は霞んで見えた七面山岸壁、アケボノ平もクッキリ

11/30 13:09

山頂で新宮から来られたハイカーさん達と少し話をして下山開始

11/30 13:13

水場のあたりで食事中のシカ達と鉢合わせ

11/30 13:13

近寄っても逃げるそぶりも見せません

11/30 13:14

4頭いましたが、ファミリーでしょうか
ぞろぞろと並んで行っちゃいました

11/30 13:56

釈迦ヶ岳と今回は行けなかった大日岳
深仙の宿の青い屋根も見えた

11/30 14:33

無事下山完了
車が停めきれずに下の空き地にも停まってました

11/30 14:34

ここからも八経の山頂が見えました

11/30 14:35

朝は裏返ってた看板
実は熊出没の注意を促すものでした

撮影機器：

Canon PowerShot SX720 HS Canon

感想

tu-san1977

寒気も入ってきてそろそろ樹氷が見たくなるこの時期
高見山が第一候補でしたが、朝方の天気は曇り・・という事でそれなら一日快晴予報の釈迦ヶ岳に決めました

太尾登山道までの道路の凍結が気になりましたが、滑るような場所もなく無事到着
6：30には登山スタートできました
日陰に所々雪が積もっているところもあるものの、樹氷はまだ小さかったです
それでも快晴に恵まれ、孔雀岳、お初となる仏生ヶ岳まで足を伸ばすことができ、大峰の大パノラマを観望できました
釈迦〜孔雀までの区間はクサリ、ロープの岩場も多く凍結箇所もあるのでチェーンスパイクを使用しました

コメント

ゲスト

あの足跡は、
ツーさんやったんやね！仏生から1人だけの足跡が見え出したのでおっ！っと思っておりました。土踏まずのとこの菱形が特徴的でしたね。チェーンスパイクは私は今回初めて雪で使いましたがとても歩き易くていい物ですね、1000円で買ったやつはすぐに鎖が開いて外れていきましたが…ヤマオトコさんに片方頂いたモンベルのは凄い良かったです。それにしても素晴らしい夜明けでしたね！僕はその頃は楊枝の森から舟の垰へでした。

tu-san1977

Re: あの足跡は、
結構ニアミスやったんですね
さすがakiraさん、足跡まで覚えてはるとか
うらやましい記憶力と観察力です
自分もakiraさんの足跡を見たような気がするんですが・・よく覚えてません（＾＾；

僕もチェンスパはモンベルのしか使った事ないですが、安い無名のものはすぐ壊れてしまうのが多いみたいですね
多少お高いですが、命に係わるかもしれない道具なので安心できるもの使った方がよいでしょうか
朝焼けに染まる綺麗な雲と樹氷を見ると、寒くても早く出てきた甲斐があったと嬉しくなります

winglet

仏生からの展望
tu-さん こんばんは〜
大峰の奥深い処まで素敵なハイクでしたね。
写真51の大峰オールスターズ揃い踏み、見事です。
仏生からあんな展望が見れるところがあったんですね〜。(^o^)

tu-san1977

Re: 仏生からの展望
お久しぶりです
ご無沙汰の大峰でしたが、北奥駆の山並みはたまらん絶景ですよね♪
初仏生でどうしても木が邪魔しない景色が見たくて、山頂のすぐ北側にある木に登っちゃいました
途中で折れた部分がスロープ状になっていて思ったより簡単に上がれて良かったです