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Yamareco

記録ID: 2130538
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積雪期ピークハント/縦走
甲信越

【薮山レコ】ヨモギ山 〜大迫力の越後三山〜

2019年12月01日(日) [日帰り]
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GPS
08:36
距離
6.9km
登り
794m
下り
789m

コースタイム

日帰り
山行
7:05
休憩
1:25
合計
8:30
6:02
48
荒山集落先
6:50
6:50
178
尾根末端
9:48
10:30
32
11:02
11:40
32
1036m峰(ヨモギ山東峰)
12:12
12:17
135
14:32
荒山集落先
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
車道は荒山集落先で冬季閉鎖
コース状況/
危険箇所等
ヨモギ山は登山道の無い薮山
積雪は麓で5センチ、中腹で20センチ、山頂部で40〜50センチ(まだ潅木薮が露出し薮こぎ登山)
その他周辺情報 ゆ〜パーク薬師(日帰り温泉)
駒ヶ岳のシルエットに向かって歩き出す
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駒ヶ岳のシルエットに向かって歩き出す
高石沢沿いの林道を上る。振り返ると八海山が聳える。
高石沢沿いの林道を上る。振り返ると八海山が聳える。
林道を横切る熊の足跡(不動滝付近)(左は親子熊、右は雄熊 サイズ20センチ)
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林道を横切る熊の足跡(不動滝付近)(左は親子熊、右は雄熊 サイズ20センチ)
高石沢とその支流。登る尾根は両沢に挟まれた尾根。
高石沢とその支流。登る尾根は両沢に挟まれた尾根。
尾根下部は杉林で薮は薄い。
尾根下部は杉林で薮は薄い。
振り返ると雲海に覆われた魚沼平野が見えてくる
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振り返ると雲海に覆われた魚沼平野が見えてくる
杉林を抜けると尾根は細くなり潅木薮が増えてくる
杉林を抜けると尾根は細くなり潅木薮が増えてくる
徐々に積雪は増加し薮の濃い場所が現れ、かなりハードな薮こぎとなる。
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徐々に積雪は増加し薮の濃い場所が現れ、かなりハードな薮こぎとなる。
魚沼平野の雲海は徐々に晴れてくる。中央の島のような山は坊谷山。
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魚沼平野の雲海は徐々に晴れてくる。中央の島のような山は坊谷山。
標高が上がると尾根は広がりブナ林が増えてくる。潅木薮が減って少し歩きやすくなる。
標高が上がると尾根は広がりブナ林が増えてくる。潅木薮が減って少し歩きやすくなる。
ヨモギ山の山頂部は日当たりの良い潅木薮の密集する丘。積雪は40センチ程度、三角点は雪の下。
ヨモギ山の山頂部は日当たりの良い潅木薮の密集する丘。積雪は40センチ程度、三角点は雪の下。
以下、山頂展望。北方向パノラマ、笠倉山から続く郡界尾根、毛猛山塊。。(元サイズ→拡大)
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以下、山頂展望。北方向パノラマ、笠倉山から続く郡界尾根、毛猛山塊。。(元サイズ→拡大)
北東方向パノラマ、毛猛山塊〜未丈ヶ岳。(元サイズ→拡大)
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北東方向パノラマ、毛猛山塊〜未丈ヶ岳。(元サイズ→拡大)
毛猛山塊拡大。
守門岳、黒姫拡大。
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守門岳、黒姫拡大。
毛猛山塊の左に飯豊連峰が遠い。
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毛猛山塊の左に飯豊連峰が遠い。
次に目指す1036m峰、その左後ろにカネクリ山と駒ヶ岳、右後ろに中ノ岳(南東方向)
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次に目指す1036m峰、その左後ろにカネクリ山と駒ヶ岳、右後ろに中ノ岳(南東方向)
駒ヶ岳を拡大
中ノ岳と御月山を拡大
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中ノ岳と御月山を拡大
南方向には八海山が聳える。
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南方向には八海山が聳える。
八海山の八ツ峰を拡大
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八海山の八ツ峰を拡大
未丈ヶ岳拡大
檜岳拡大(毛猛山塊の鋭鋒)
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檜岳拡大(毛猛山塊の鋭鋒)
会津丸山岳を拡大(中央やや左奥)
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会津丸山岳を拡大(中央やや左奥)
魚沼平野のパノラマ、浦佐〜八色(元サイズ→拡大)
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魚沼平野のパノラマ、浦佐〜八色(元サイズ→拡大)
西方向、水無川下流方向。
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西方向、水無川下流方向。
全貌を現した坊谷山(306.6m)拡大。読み方は「ぼたんやま」。山城のあった山。
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全貌を現した坊谷山(306.6m)拡大。読み方は「ぼたんやま」。山城のあった山。
妙高方面遠望。左から白馬岳〜妙高山〜火打山。
妙高方面遠望。左から白馬岳〜妙高山〜火打山。
南東隣りの1036m峰までは軽く下って60m登り返し。(元サイズ→拡大)
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南東隣りの1036m峰までは軽く下って60m登り返し。(元サイズ→拡大)
距離と標高差は大したこと無いがシャクナゲ、ヤマグルマ、ネジキなどの潅木薮が行く手を阻む。
距離と標高差は大したこと無いがシャクナゲ、ヤマグルマ、ネジキなどの潅木薮が行く手を阻む。
密薮を越えると1036m峰が近づいてきた。積雪のメリットは全くなく、ワカンとストックはヨモギ山にデポ。
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密薮を越えると1036m峰が近づいてきた。積雪のメリットは全くなく、ワカンとストックはヨモギ山にデポ。
見晴らしの良い1036m峰の山頂部よりヨモギ山を振り返る。積雪は50センチほどのラッセル。
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見晴らしの良い1036m峰の山頂部よりヨモギ山を振り返る。積雪は50センチほどのラッセル。
山頂には赤布と空き缶の目印があるが山名板などはない。
山頂には赤布と空き缶の目印があるが山名板などはない。
以下、山頂展望。南東方向、越後三山パノラマ。(元サイズ→拡大)
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以下、山頂展望。南東方向、越後三山パノラマ。(元サイズ→拡大)
南方向、八海山。
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南方向、八海山。
北西方向、ヨモギ山〜笠倉山稜線、小出方向パノラマ(元サイズ→拡大)
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北西方向、ヨモギ山〜笠倉山稜線、小出方向パノラマ(元サイズ→拡大)
小出市街地と魚野川拡大
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小出市街地と魚野川拡大
大迫力の駒ヶ岳。
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大迫力の駒ヶ岳。
オカメノゾキ(中ノ岳〜五龍岳稜線)、中央奥の丸い山は日向山と雨量計
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オカメノゾキ(中ノ岳〜五龍岳稜線)、中央奥の丸い山は日向山と雨量計
さらにカネクリ山方面へ進みカネクリ山を望む。険しい稜線を140m下り330mも登り返し。(元サイズ→拡大)
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さらにカネクリ山方面へ進みカネクリ山を望む。険しい稜線を140m下り330mも登り返し。(元サイズ→拡大)
1036m峰を後にヨモギ山へ戻る。ヨモギ山の東面は岩が露出している。
1036m峰を後にヨモギ山へ戻る。ヨモギ山の東面は岩が露出している。
ヨモギ山に戻ってみると山頂部に新しいワカンの跡のみが付いていた。この時期に登るのはかなりの経験者と思われる。
ヨモギ山に戻ってみると山頂部に新しいワカンの跡のみが付いていた。この時期に登るのはかなりの経験者と思われる。
山頂からは南西尾根を下る。
山頂からは南西尾根を下る。
前方に小ピーク(770m)が見えてくる。ワカンの跡は途中の尾根から下っているようだ。
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前方に小ピーク(770m)が見えてくる。ワカンの跡は途中の尾根から下っているようだ。
小ピークにはシンボルの大きな岩が立っている。
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小ピークにはシンボルの大きな岩が立っている。
高さ3mほど。
大岩に登ると遮るものの無い大展望が広がる。ヨモギ山まで行かなくてもここで十分。下ってきたヨモギ山を振り返る(元サイズ→拡大)
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大岩に登ると遮るものの無い大展望が広がる。ヨモギ山まで行かなくてもここで十分。下ってきたヨモギ山を振り返る(元サイズ→拡大)
越後三山と水無川パノラマ(元サイズ→拡大)
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越後三山と水無川パノラマ(元サイズ→拡大)
水無川上流にある越後三山森林公園、タイヤ痕が付いているようだ。
水無川上流にある越後三山森林公園、タイヤ痕が付いているようだ。
大岩の下で見かけたホシガラス
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大岩の下で見かけたホシガラス
越後駒ヶ岳〜中ノ岳パノラマ(元サイズ→拡大)
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越後駒ヶ岳〜中ノ岳パノラマ(元サイズ→拡大)
中ノ岳と御月山
(おまけ)雪煙舞う中ノ岳(2019年1月下旬)
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(おまけ)雪煙舞う中ノ岳(2019年1月下旬)
水無川下流の荒山、桐沢集落方面も良く見える
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水無川下流の荒山、桐沢集落方面も良く見える
浦佐駅方面拡大
さらに薮尾根を下る、徐々に積雪は少なくなる。
さらに薮尾根を下る、徐々に積雪は少なくなる。
大きな八海山の山体(元サイズ→拡大)
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大きな八海山の山体(元サイズ→拡大)
地形図で崖マークのある区間。垂直近い岩場を薮につかまりながら下降。
地形図で崖マークのある区間。垂直近い岩場を薮につかまりながら下降。
下るにつれ尾根は広がり潅木薮の急勾配斜面が続く。
下るにつれ尾根は広がり潅木薮の急勾配斜面が続く。
杉林が出てくると林道は近い
杉林が出てくると林道は近い
ようやく棚田が広がる里に下りてくる。
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ようやく棚田が広がる里に下りてくる。
冬季閉鎖のゲートまでもうすぐ。早朝凍結していた路面は融けて濡れている。
冬季閉鎖のゲートまでもうすぐ。早朝凍結していた路面は融けて濡れている。
ゲート前より駒ヶ岳を望む
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ゲート前より駒ヶ岳を望む
帰途、水無橋より上流方向を望む
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帰途、水無橋より上流方向を望む
左よりヨモギ山〜カネクリ山〜池ノ塔〜駒ヶ岳
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左よりヨモギ山〜カネクリ山〜池ノ塔〜駒ヶ岳
(おまけ)帰途、小出地区より望む越後三山(元サイズ→拡大)
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(おまけ)帰途、小出地区より望む越後三山(元サイズ→拡大)
(おまけ)川口地区より望む夕照の越後三山(元サイズ→拡大)
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(おまけ)川口地区より望む夕照の越後三山(元サイズ→拡大)

装備

個人装備
長靴&ワカン

感想

本格的な積雪になる前に越後三山の迫力の展望が期待できる魚沼の薮山に登る。登路は高石沢沿いの林道を登り、比較的緩やかなヨモギ山北西尾根に取付く。下山路は距離短縮でヨモギ山の北西尾根を行くが、無駄なアップダウンを伴う急峻な岩峰の下降や逃げ場のない細尾根の薮こぎで体力を消耗しお勧めできない。
尾根上は締まりのない新雪のため潅木や根曲り竹の薮に悩まされ、ほぼ薮こぎ登山。邪魔になること甚だしく途中からワカンとストックは収納する。ヨモギ山からは新雪を抱いた越後三山の雄姿と魚沼平野の眺望が広がる。さらに東隣りの1036m峰まで膝上のラッセルと強靭なシャクナゲ薮をこいで進むと、遮るものの無い駒ヶ岳北西稜や怪峰カネクリ山を間近に見られて薮こぎの苦労が吹き飛ぶようだった。

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