【200】白駒池駐車場を起点に天狗岳まで周遊


- GPS
- 08:41
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 967m
- 下り
- 956m
コースタイム
9:35 麦草峠
10:19 丸山
10:37−49 高見石
12:00 中山
12:21 中山峠
13:20−25 東天狗岳
13:42−14:12 西天狗岳
14:27 東天狗岳直下
14:37 天狗の奥庭分岐
15:28−37 黒百合ヒュッテ
15:42−47 中山峠
15:57 ニュウ分岐
16:41 ニュウの肩
17:11 稲子湯からの巻き道に合流
(この間、道をそれて10分ロス)
17:37 白駒池湖畔
17:47 白駒荘
17:58 白駒池駐車場
■所要時間:8時間41分
■歩行時間:491分(小休止を含む、西天狗岳での休憩30分を除く)標準CT(522分)の0.94倍。
■累積標高差:+1050m、−1050m
■距離:15km
■行程量:1050/50+1050/100+15.0/0.5=61.5P(★★★)EK30.75
■ラップタイム:7.98分/P(マイペース登高能力:+282m/h、ランク検
(標準CT:8.49分/P、+265m/h)
■エネルギー定数:歩行時間(分)*0.03+登り累積標高差(km)*10+下降累積標高差(km)*0.6+距離(km)*0.3
=491*0.03+1.05*10+1.05*0.6+15.0*0.3=30.36
(ルート定数:522*0.03+.....=31.29)
■山のグレーデイング:4C
■消費カロリー:エネルギー定数*(体重+荷物重量)=30.36*(77.0+(11.5+8.1)/2)=2,635kcal
※各指標の説明を、プロフィールの欄に書いています。
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
麦草峠の一般用駐車場(30台、無料)が満車で、白駒池駐車場(160台、500円)に駐車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
(道の状況) 全般的に石が多い。特に東天狗岳からの下山時に利用した天狗の奥庭はゴーロ帯で通過に時間がかかった。 道は概ね明瞭だが、樹林帯の中で踏み跡が何本にも分かれている区間もある。ニュウの肩からの下りでは、樹木の幹に巻きつけられている赤テープを頼りに下った。一度踏み跡に踏みこんで正規の道に戻るまで10分間ロスした。 (下山後の温泉) 奥蓼科温泉郷にいくつかの温泉あり。 時間が遅かったので、麓まで車で下って、尖石温泉「縄文の湯」に立ち寄った。 21時まで営業(館内で食事のできる縄文茶屋は19時までの営業)、大人400円 (コンビニ) 諏訪南IC出口から山の方向に200m走った右手にファミリーマートあり。 ********ヒヤリ・ハット事案******** 1.ニュウの森で道をはずれる。 ◆踏み跡だけでなく、木につけられたテープ(正しいとは限らないが)もチェックすること。 ◆周りの景色に見とれないこと。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
ヒュッテの前は、バスの回転用広場とヒュッテ利用者用駐車場になっている。一般用にはここから5分程度離れた国道沿いに30台程度の無料駐車場があるが、当日朝は既に満車になっていた。
感想
3週間前の7月の海の日に編笠山の頂上で遠望できた、天狗の双耳峰に登ることにしました。麦草峠に車を停めて天狗岳に行くことにしましたが、単純に天狗岳を往復するのは面白くないので、周回コースで計画を立てました。この周回コースは距離15km、累積標高差1050mで、8時間あれば回れると予想していましたが、実際にはさらに時間を要しました。
日帰りで計画をしましたが、当日は自宅を出発したのが遅かったことや、麦草峠の一般用駐車場が満車で白駒池の有料駐車場に駐車したこともあって、出発が9時17分となりました。駐車場から直接に高見石に行けば時間短縮できましたが、当初の計画どおりのコースをとったため、麦草峠、丸山をぐるっと回りました。
高見石からの景色を見た後、中山に登っている途中で曇り出してガスが出てきましたが、天狗岳に着いた時にはタイミング良く雲が晴れて、硫黄岳・赤岳・阿弥陀岳と編笠山が遠望できました。
天狗岳からの帰りに天狗の奥庭を回りましたが、ゴーロ帯の通過に時間がかかり、黒百合ヒュッテに下りてきた時には15時28分と、小屋やテントで一泊してもいい時間になっていました。宿泊客が生ビールを飲んでくつろいでいました。こちらはこれから駐車場まで戻るので気が重かったです。
黒百合ヒュッテから駐車場までの帰りも、時間短縮の図れる中山・高見石経由に変更せずに当初計画どおりニュウ経由のコースをとりました。ニュウには登らずに手前のニュウの肩から下りました。稲子湯から白駒池間の巻き道に合流した後、ニュウの森と書かれた標識の近くで、迂闊にも苔むした森の景色に見とれて踏み跡に入り込み、道をそれてしまいました。地形は平坦、しかも樹林帯で視界が利かないために近くの山も見えず、日が差し込む方向から向こうが西だとわかる程度でした。仕方がないのでシルバコンパスを取り出して地図を整置して進行方向が逸れていることを確認し、踏み跡を戻って正規のルートに復帰できました。この間10分ロス。白駒池に出るまでの道が非常に長く感じられました。
結局、駐車場到着は夕方の6時前となりました。この日の長野県中部の下界の天気予報では、晴れで夕方から所によりにわか雨、降水確率20%の予報でした。山でも実際に雨に降られずに済んみましたが、もし途中で夕立にあったりしていたらと考えると、時間短縮になるルート(例えば高見石小屋と白駒池間のルート)を当初の計画段階からサブルートとして組み込んでおくべきだったと反省しています。
また、途中で道をそれてしまったのは、踏み跡や景色にとらわれて、赤テープを最後までしっかり見ていなかったためで、もっと日の短い季節であれば、すぐに暗くなってテープが見づらくなって道迷い遭難になっていたかもしれませんので、これも大いに反省すべき点です。
この日は土曜日で、温泉に入ってから20時前に諏訪南ICより高速に乗りました。7月の3連休最終日のような車の混み方ではなく22時30分頃には家に着きました。
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