北ア縦走 槍〜大キレット〜北穂
- GPS
- 74:30
- 距離
- 40.5km
- 登り
- 2,270m
- 下り
- 2,256m
コースタイム
2日目:槍沢ロッジ(04:25)→大曲(05:45〜06:00)→水俣乗越(07:05〜07:20)→ヒュッテ大槍(09:30〜09:40)→槍ヶ岳山荘(10:35〜10:50)→槍ヶ岳(11:15〜11:30)→槍ヶ岳山荘(12:00〜12:20)→大喰岳(12:55〜13:00)→中岳(13:45)→南岳(15:10〜15:15)→南岳小屋(15:20)
3日目:南岳小屋(04:25)→A沢のコル(07:20)→北穂高小屋(09:20〜09:45)→北穂高岳(09:50〜09:55)→涸沢ヒュッテ(12:35〜13:40)→本谷橋(15:10)→横尾山荘(16:10)
4日目:横尾山荘(09:10)→徳沢(10:10〜10:15)→明神(11:05)→上高地(12:00〜13:30)→沢渡(14:00)
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
1日目:朝4時出発にはこたえる。前日は仕事が目いっぱいで寝たのは12時頃。眠い、ねむい。車3台で沢渡を目指す。人数が多いと買い物、トイレ等でやたら時間が掛かって結構面倒くさい。沢渡で今回のリーダーの知人宅に車を置かせてもらい、バスで上高地へ。全員のデータを載せた計画書を山行届けとして提出してスタート。早いペースで進んで明神で15分の休憩。15分も休憩するなら、もっとペース遅くていいんじゃないかと思う。このペースは速いが休憩が長いというのを何度も繰り返しながら本日の宿の槍沢ロッジへ到着。
いつも通り生ビールで乾杯。そして風呂へ。山の中で汗を流せるのは格別。風呂から出て夕食まで酒盛り。その後の夕食までは良かったが、我々の寝床は3階で熱気が上がってきていてかなり暑い。予想外の暑さに眠いのに眠れなくて参った。
2日目:4時半にヘッドランプを点けながら出発。昨夜暑くて口を開けて寝てしまったのか喉が痛い。暑くて最悪の夜だったが、前の晩が睡眠不足のため、寝ていないようで寝ていたみたい。今日も出だしのペースが早い。朝はスロースタートでイイのに。
班を3組に分けてあったが、班分けの組み合わせの意図は不明。私は先頭の第1班。班毎で行動するようにお達しが出ていたが第一班のリーダーは先に行ってしまい第1班は二つに分かれてしまった。私は第1班の最後尾で私の前を歩く北アルプス縦走初体験の人のサポートを任されたので、ほとんどマンツーマンで行動。リーダーは後ろを見てるのかよ、班毎で行動って言ったじゃないかと心の中でぶつぶつ言いながら歩いていた。でも北アルプス縦走初体験の人が怪我無く、そしてまた来たいって思うような山行にしてやりたくてサポートに専念した。高所恐怖症との事だったが、それよりも歩き自体がおぼつかない。東鎌尾根途中で苦しいようでペースが落ちた。結局、第1班の我々二人と第2班がくっついた状態で行動した。たびたび足を止めて休憩するようになった。ユックリでいいから足を止めないように助言した。なんだかんだいいながらも槍ヶ岳山荘に到着。でも第3班にはさらにバテテている人が居る模様。
我々は少し休憩して空身で穂先を目指す。高所恐怖症との事だが登る分には絶壁が見えるわけじゃないので問題ないのか、スムーズに登頂に成功。頂上は記念撮影している人が多く混雑していた。しばし大パノラマを見て感慨にふける。降り口も渋滞。時間を掛けて山荘まで下りた。
北アルプス縦走初体験の人は大キレットは無理なので本日はここに泊まって明日上高地に向けて下山との事。残ったメンバーは今夜の宿の南岳に向けて縦走開始。前に来た時は南岳までずっとガスの中で面白くなかったが今日は気持ちの良い縦走日和。こうでなくっちゃ!!
南岳の小屋は標高が高いので昨日の槍沢ロッジのように暑くないと思ったのに、またもや暑かった!! 何故? ホワーイ? Why?
yoshikonさん、yukkoさん、始めましてFutaroと申します。
riCさんのレコへのyukkoさんのコメントの返信で、riCさんがお師匠様と呼んでいたのでどんな方かと
8月4日にほぼ同じ時間に南岳小屋に着いているので会っている様です。確かに団体さんがいたような気がします。自分はその時、カップ麺を買って食べていました。
riCさんもこの日は少し遅れて南岳小屋に着いていますね。まあ自分は日帰りなので、カップ麺を食べ終わったら下山しましたが。。。
yukkoさん、高山病、8月15日からのファミリー登山で娘もなりました。やっぱり槍ヶ岳山荘です。初めて山の診療所を使いました。奇遇ですね。自分も何度かなった事が有るので辛さは判ります。高山病で近くのテントの女性が死んでいた事も有ります。寝るとくるんですよね。
高山病は体質も有りますが、日本の山の標高で有れば、登り方や訓練で克服できますよ 北アルプス、また登れますよ。でも今回の様な大人数ではダメかな〜。
この位の人数だと大変ですよね。リーダーの方も参加者の方も。。。yoshikonさんは経験が有るので初心者をまかされたのでしょう。ご苦労様でした。初心者の世話は、自分の意思でやればそれなりに経験になって思い出にもなりますが、やらされたと思うと山行自体が楽しめなくなりますね。yoshikonさんは前者に気持ちを切り替えられた様なので、それなりに良かったのでは
Futaroさん、こんにちは。
憶えていますよ。私とyukkoさんがポカリスエットを作っている時に「食事できますか」って入って来て「カップ麺ならありますよ」って小屋の人に言われていた人ですね。
あのコースを日帰りとは凄いですね。私達なんかナンチャッテ登山隊なんで雲泥の差がありますね。
南岳からの下りは長いですね。3年前に大キレットに行こうとした時に台風がやってきて南岳小屋で悩んだあげく雨の中を下山しました。長くて厭になり、このコースは二度と通りたく無いなって思いました。
景色見ながらブラブラするのが好きです。団体行動ですと見たい所でじっくり見られない、休みたくないのに休んだりするので、ペースがくずれます。でも優秀な人の指導を受ける事もあるので、たまには良いかなと思ってます。
yukkoさんは昨年、ドラマの舞台になっている三俣山荘でサマーレスキューの第1話と同じ状況になりました。ドラマをあの時と同じだと思って見てました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-131948.html
その時は、いろんな要素が絡み合って発症したと思っていましたが、2回目なので体質なのかなって思いました。
高山病は訓練で克服出来るんですね。ぜひyukkoさんも克服してもらいたいと思います。
Futaroさん、始めまして。
コメントありがとうございました。
医者から「もう山には登らないでください」と言われ
落ち込んでいました。
ヤマレコで素晴らしい記録や写真を見ると
自分はもう行けないのだと 拗ねてふてくされて。。でも山が好きなので見ています。
また、高山病になるのではと 怖さと不安がありますが
Futaroさんのように 「また登れますよ」とおっしゃってくださって、、、また やる気になってきました。
しばらくは日帰り低山でトレーニングして、またいつか高い山に登れるようになりたいです。
yoshikonさん、yukkoさん、今晩は。
yoshikonさんが書いていた去年のレコも見ました。僕は高山病の専門では無いので、お医者さんがそう言っているなら難しいのかもしれませんが。。。
ただ何回も高山病にはなった事が有るので、そのお医者さんよりは実際の経験値は高いかもしれません。一週間以上入院した事もあるし
まず効くのは水ですね。既に持っているかもしれませんが、トレランの人の様に水はザックを下さなくても、歩きながら飲めるタイプにする事です。粉のスポーツ飲料を持っていくべきでしょう。普通の水筒だとザックを下さなくてはならないので、グループだと気兼ねして随時水分を補給できませんから。
次に高山病は寝ている時に悪化する事を肝に命じる事です。よって疲れていても山小屋に着いて直ぐに寝るのはダメです。また日中に高い山に登っても、宿泊する山小屋はできるだけ下りた所にするべきです。
今回の山行なら槍ヶ岳山荘では無く、少しでも低い殺生ヒュッテですね。
それから同じ位の高度でも、酸素不足は蓄積される事を理解しておくことです。去年の山行が正にそれですね。高度順応は個人差もありますし1,2日で出来ないので、3000メートルに登った日はOKでも、翌日に悪くなる事も有ります。
前回ので言えば、最初は鏡平に泊まる事にして、着いたら荷物を置いて、稜線散歩に登ったりした方が良かったですね。それは結果論ですので去年は仕方がなかったと思いますが、次回は高所に弱い事が分かっているのでそうしたら良いと思います。
それから風邪を引いていると高山病になりやすいです。鼻が詰まっていると呼吸がし難いですからね。新婚旅行でゴーキョピークに登った際、かみさんはナムチェで高山病になりましたが、自分はその後で風邪を引いてゴーキョピークの直下の山小屋で高山病になりました。その時、かみさんは高山病から復活して元気でした
ちなみにせっかくの新婚旅行なので、一眼レフや三脚を持って行って荷物が重かったので、かみさんの高山病が治ってナムチェを出発する際、ポーターを一人雇ったら、初日にそのポーターが高山病になって自分が全ての荷物を持つはめになりました
シェルパでも高山病になるみたいです。。。
Futaroさん
去年のレコ見て下さってありがとうございました。
ベテランのシェルパでも高山病になるなんてこともあるんですね。
貴重な経験と新婚旅行のお話でしたが、具体的なアドバイスでわかりやすく
は難しい医学書より為になりそうです。次回からは給水と、寝る標高、風邪引かないように日ごろの健康管理に心がけたいと思います。
そのポーターは新米でした。ベテランではありません 15歳位だったかな〜。
ナムチェの住人なので高度には強いはずなのですが。。。何で彼を知ったのか経緯は忘れました。ポーターを探していると言ったら、宿の人が紹介してくれたのか、ナムチェの案内所に行ったのか、全く記憶に無いです
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