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Yamareco

記録ID: 2146227
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八幡平・岩手山・秋田駒

岩手山(八合目で忘年会)

2019年12月14日(土) ~ 2019年12月15日(日)
 - 拍手
chem tbf その他9人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
31:54
距離
11.1km
登り
1,438m
下り
1,422m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:15
休憩
1:30
合計
6:45
距離 4.1km 登り 1,140m 下り 6m
7:25
8
スタート地点
7:33
7:45
38
8:23
8:28
18
8:46
8:57
29
10:32
10:43
66
11:49
12:03
13
12:16
12:41
62
13:43
13:47
23
2日目
山行
4:07
休憩
1:02
合計
5:09
距離 6.9km 登り 278m 下り 1,433m
10:11
77
11:28
11:38
33
12:11
12:49
29
13:18
13:24
41
14:05
34
14:39
14:45
30
15:15
15:17
3
15:20
ゴール地点
天候 1日目吹雪 2日目晴れ(強風)
過去天気図(気象庁) 2019年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
馬返し駐車場まで入ることができましたが、2日目に日帰りで登ってきた人は積雪のため途中までしか入れなかったようです。
馬返し駐車場まで車で入ることができましたが・・・
この降雪では翌日車を出せるか不安
2019年12月14日 07:23撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4
12/14 7:23
馬返し駐車場まで車で入ることができましたが・・・
この降雪では翌日車を出せるか不安
湿り雪がモサモサ降る中出発
2019年12月14日 07:45撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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12/14 7:45
湿り雪がモサモサ降る中出発
2019年12月14日 07:45撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
12/14 7:45
三合目で休憩&衣類調整&アイゼン装着
汗と雪で全身びしょ濡れ(暑いのに寒い!)。
2019年12月14日 09:44撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4
12/14 9:44
三合目で休憩&衣類調整&アイゼン装着
汗と雪で全身びしょ濡れ(暑いのに寒い!)。
四合目付近
相変わらず吹雪
2019年12月14日 10:56撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
12/14 10:56
四合目付近
相変わらず吹雪
六合目も変わらず吹雪。
七合目からはさらに厳しい風雪のため、全く写真撮る余裕なし
2019年12月14日 12:13撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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12/14 12:13
六合目も変わらず吹雪。
七合目からはさらに厳しい風雪のため、全く写真撮る余裕なし
貸し切りの八合目小屋で延々と続く宴会
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貸し切りの八合目小屋で延々と続く宴会
今回はリクエストにお応えして
・・・イカ納豆
2019年12月14日 16:06撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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12/14 16:06
今回はリクエストにお応えして
・・・イカ納豆
ホルモン鍋など
2019年12月14日 16:55撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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12/14 16:55
ホルモン鍋など
翌朝
風は強めですが晴れているので山頂アタック
2019年12月15日 10:11撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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12/15 10:11
翌朝
風は強めですが晴れているので山頂アタック
九合目付近で東北大学のパーティーと遭遇
御神坂から登って大滝展望台で泊まってきたそうです
2019年12月15日 10:40撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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12/15 10:40
九合目付近で東北大学のパーティーと遭遇
御神坂から登って大滝展望台で泊まってきたそうです
お鉢への登り
2019年12月15日 10:52撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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12/15 10:52
お鉢への登り
お鉢は結構な風ですが、昨日よりはマシ
2019年12月15日 11:05撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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12/15 11:05
お鉢は結構な風ですが、昨日よりはマシ
青い空と白い雪
2019年12月15日 11:18撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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12/15 11:18
青い空と白い雪
全員揃って登頂
2019年12月15日 11:29撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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12/15 11:29
全員揃って登頂
これは私
2019年12月15日 11:31撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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12/15 11:31
これは私
最高齢Nさん(S木先生の先輩)
77歳とは思えない
2019年12月15日 11:32撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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12/15 11:32
最高齢Nさん(S木先生の先輩)
77歳とは思えない
屏風尾根方面
2019年12月15日 11:36撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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12/15 11:36
屏風尾根方面
名残惜しいですが下山します
2019年12月15日 11:38撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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12/15 11:38
名残惜しいですが下山します
中央火口丘の妙高岳
2019年12月15日 11:39撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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12/15 11:39
中央火口丘の妙高岳
山頂を振り返りながら
2019年12月15日 11:39撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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12/15 11:39
山頂を振り返りながら
風で雲がどんどん流れていきます
2019年12月15日 11:39撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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12/15 11:39
風で雲がどんどん流れていきます
鬼ヶ城
2019年12月15日 11:42撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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12/15 11:42
鬼ヶ城
不動平から鬼ヶ城分岐へ登っていく東北大パーティー
2019年12月15日 11:59撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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12/15 11:59
不動平から鬼ヶ城分岐へ登っていく東北大パーティー
2019年12月15日 11:59撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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12/15 11:59
2019年12月15日 12:00撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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12/15 12:00
小屋に戻り掃除をしてから下山開始
2019年12月15日 12:45撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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12/15 12:45
小屋に戻り掃除をしてから下山開始
次は2月の講習会かなぁ
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次は2月の講習会かなぁ
一晩でかなり雪が積もりました
2019年12月15日 13:12撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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12/15 13:12
一晩でかなり雪が積もりました
2019年12月15日 13:12撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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12/15 13:12
六合目まで降りると風が弱まりポカポカ陽気
3
六合目まで降りると風が弱まりポカポカ陽気
素晴らしい1日でした
2019年12月15日 15:15撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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12/15 15:15
素晴らしい1日でした
車も無事に出すことができました
2019年12月15日 15:21撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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12/15 15:21
車も無事に出すことができました

感想

毎年恒例の岩手山忘年会に今年も参加してきました。今年は雪が少なく駐車場まで車で入ることができましたが、1日目の天気は最悪で、湿り雪の中、濡れながら登りました。4合目から上は風も強く、特に7合目から小屋までが過酷でした。冬山経験がほとんどない新人3人にとってはかなりキツかったと思います。
全員無事小屋に着いて、落ち着いたところで、15:30頃から宴会開始。今年も飲みきれないほどのお酒で大いに盛り上がり、気付くと22時過ぎまで飲んでいました。
翌朝は誰も起きないので7時頃まで熟睡。のんびり朝食を摂ってから、晴れていたので山頂へ向かいました。風は強めでしたが、青空と雪の景色を楽しみながら、全員無事登頂しました。
小屋に戻る途中、単独の男性が山頂目指して行き、さらに小屋で掃除したり出発準備したりしている間に2組4名が小屋に到着しました。一晩で雪がかなり積もったのでラッセルが大変だったようです。午後は次第に風が弱まり、青空のもと、景色や雪の感触を楽しみながら下山しました。

私ではなく、始めて冬山に登ったSさんの記録です。臨場感があり、初心者を連れていく時に参考になる記録だと思い投稿しました。(本人了承済み)

「初めての冬山登山と山小屋泊」

先月入会したばかりのSと申します。北上相去町在住の○歳、○に勤務させていただいています。
今までに夏油三山や西和賀町の山や県内の山々を数回登った程度です。
山と沢が好きなのですが知識・技術がなくもっと山と沢の魅力を知りたく入会させていただきました。よろしくお願いいたします。
今回入会し初めての登山が岩手山の冬山登山&北上山岳会の大忘年会ということで、慌ててSNSで冬山について調べました。まずは、装備を揃えなければと思い、バックパック、ピッケル、スノーシュー等々を注文しましたが、到着したのが前日とドキドキ・ハラハラしながら当日を迎えました。天気を確認すると14日の午後から天気が崩れる予報でしたのでHさんに中止があるかどうか確認したところ暴風警報がでない限り中止はないとのことでしたので、集合時間の6時に花巻ICへ向かいました。
途中、稲光が光る中、雷と風雪注意報が発令になっていたとは知らず、ワクワクしながら10分前に到着!皆さんと合流し岩手山へ向かいました。
 登山口に着くと、積雪は1〜2僉気温が高かったためか雪とみぞれが混じったような小雪が降る中、準備をし7時30分頃入山しました。
 雪が少し強くなってきましたが、風はそれほどでもなく何とか午前中のうちに山小屋までつけば大丈夫と思い登り始めました。
 夏山とは全く違う景色、一歩一歩を確認しながら登って行かなければならない感じ、思っていた以上に時間がかかることを実感し、冬山の大変さを初めて知りました。
 4合目くらいで11時頃だったと思います。雪も風も強くなり、体はずぶ濡れで汗は出来るだけかかないように薄着で来たため、休むたびに体が冷え、これはやばいと思いながら登っていました。ちょうどその時、Dさんから2合目まで来たが体調不良で引き返すとの連絡を聴き、後からですが、これからの状況を分かって判断したのではないかと思いました。
 午後になり、思っていた通り雪、風が共に強くなり、とても厳しい状況での登山となりました。前を向いて歩くもの大変なくらい風が強く、一面真っ白でどこに進んでいいのかわからないまま気付いたらトップをしていました。積雪も深いところでは腰くらいまであり、ラッセルして前へ前へと進んではいましたが、この方向でいいのか不安を感じながら、無我夢中で進んでしまいS木さんに止められながら、そして寒くて震えながら登り7合目まで何とか到着!あと少しで山小屋だと思ったのもつかの間、さらに雪・風とも強くなり、風速は30m以上あったのではないかと思います。前も全く見えず目を開けて進むことができない状態でした。歩いていても寒さを感じ、冬山で遭難する時は、もしかしたらこんな感じなのかもしれないと頭をよぎりながら、必死で山小屋を目指しました。
 Hさんから、このまま真っ直ぐ50mで山小屋だからと言われ、必死で前を見ましたが、まったく山小屋が見えず、ただただ足元だけを見て、真っ直ぐ、真っ直ぐと自分に言い聞かせながら歩いて行くと、20m手間まで来てやっと山小屋の形が見えたときは、正直「助かった。」と心の底から思いました。後ろを振り返えると数人しか確認できず、みんな本当に大丈夫なのかと本当に心配になりました。
みんなが着いた時にすぐ山小屋へ入って体を温めないと思い、ドアを開けるのを手伝いましたが・・・。まっまさか・・・。凍っていて、ドアが全く動かない!
ドアノブがぐらぐらし、壊れるのではと思うほど頑張ったのですが、これが中々開かない・・・。そんな状況の中でも冷静にHさんが、Nさんが携行していたシュリンゲに気づき、それを使って何とか20分くらいはかかりましたが、ドアが開き山小屋へ入ることが出来ました。
 その時には、Eさんは低体温症一歩手前、S原さんは足がつり、ドアを開けるのにもっと時間がかかっていたらと考えると・・・。山の厳しさを本当の意味で感じた瞬間でもありました。
 岩手山には、夏、何度か登った時には必ず薪をもって(今まででトータル10本くらい)登っていたので、山小屋には薪ストーブがあると思い準備してきていたので、薪ストーブがないと聞いた時のショックは途轍もなく、途中で無理せず下山していればと本当に本当に思いました。
 14時20分頃、山小屋へ皆さん入ることができ、急いで着替えないと思いましたが、寒くて手が思うように動かず、頭も動かず(普段からですが)昔のブリキロボットのような動きで何とか上だけは着替えに成功しました。
低体温症ぎみのEさんはHさんのソロテントで暖を取り復活!S原さんもツムラ68を服用し回復!皆さんの顔に笑顔が戻り始め、15時30分から第2部の大忘年会がスタートしました。
 自分は、山を舐めていたため準備があまく、着替えは上しかもっていかず・・・。さらに、像足というものの存在も知らず・・・。下半身は濡れたまま、着干しをすれば何とかなると思いましたが・・・。忘年会開始30分で左足をつり、動けなくなり、Mさんからツムラ68をいただき服用!これで大丈夫と思っていたら、30分後に右足をつり、両足の大腿四頭筋とヒラメ筋がつるという人生はじめての経験をしました。
ツムラ68を服用したのですが、足の痛みが中々引かず、これはやはりアルコールで忘れるしかないと思い飲んでみたものの、脱水症状に拍車をかけ、益々痛みは増すばかり・・・。
ですが、夕食が何と豪華!食当をしてくださったMさんが山小屋で食べることのできないような料理を作ってくださいました。前菜のピザから始まり、お刺身、イカ納豆、お餅にホルモン鍋、締めにはラーメンとすべて美味しく、ここはレストランかと思うほど!
Tさんの野菜炒めやNさんからのサワークリームクラッカーなどはワインにとても合いお酒の進むこと、進むこと。冷えた足にはKさんから湯たんぽをお借りし痛みが治まりほっと一安心!と思っていたら、S木さんに足をつっていることに気付かれ、なんとS木さんに両足のマッサージをしていただくことになり恐れ多いと恐縮していましたが、これが中々の激痛で、足をつった時より厳しい痛みが!!歯を食いしばること10分!終わってみると筋の硬さがとれすごく楽になりました。さらに、S木さんからパーティーでのトップの登り方について何度も丁寧にご指導いただきました。美味しい食事とお酒を飲みながら、皆さんから沢山の経験談や武勇伝などをお聞きすることができ、とても貴重な時間を過ごすことができました。
 大忘年会も気づけば21時を回り、明日の準備と思いましたが、S木さんとTさんは、まだまだこれからという感じで歌も飛び出し、疲れを一つも感じさせませんでしたが、22時半に強制終了となり、1日目は楽しく終了しました。
 2日目は7時ごろに起きましたが、前日の天候が嘘のような快晴で、岩手山の頂上を目指すこととなりました。
その前に腹ごしらえと、チャーハン、スープ、さらにバタートーストにコーヒーなどホテルの朝食のような感じで、少しアルコールと両足の痛み(寝ていてまた足をつったため。)が残っていましたが、気持ちは超回復し頂上に向けての元気が湧いてきました!
 荷物をパッキングし10時過ぎに山小屋を出発。途中、東北大学の山岳部の皆さんにお会いしましたが、大滝展望台でテント泊をしたと聞き、あんなに風が強く吹雪の時にテント泊なんて、やっぱり山に関係する人たちは「半端ない」と驚きました。
お鉢まで上がると風がとても強く飛ばされないよう必死で歩き、11時30分全員が最高の景色の岩手山山頂に無事到着することができました。
 夏の岩手山頂上の景色もとても綺麗ですが、冬の岩手山頂上はまた別物で、昨日のことをすべて忘れさせる程の景色!頑張って登ってきて本当によかったと心の底から思いました。山の神様の魔法にまたかけられてしまったなぁと立っていられないほどの強風の中、みんなで記念写真!景色をずっと見ていたいと思う気持ちもあるのですが、寒さがどんどん襲って来て現実に引き戻され下山開始。
 その後は、景色を満喫しながら下山したのですが、駐車場に着くと一晩で車が動けなくなるほどの積雪(20〜30僉砲あり、車の雪を下ろし周りの雪もよけ、少し動かすことができましたが、レガシィツーリングワゴンは腹が付き、すぐエンスト・・・。デフロックをかけて一気に脱出、ハンドルを取られながら駐屯地の出入り口のゲートまでたどり着き、皆さんの車も無事スタックせず下りてくることが出来ました。
 この二日間、今までの人生で経験したことのないことを沢山経験することができ、色々な面で成長できたのではないかと思います。これからも、皆さんと色々な経験をし、自分を磨いていければと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
 

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