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Yamareco

記録ID: 2147317
全員に公開
雪山ハイキング
甲信越

【マニア向け】米山 野田コース・積雪期編

2019年12月16日(月) [日帰り]
 - 拍手
Forest21 その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:21
距離
17.8km
登り
1,223m
下り
1,222m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:42
休憩
0:39
合計
8:21
6:54
60
県道25号・冬季閉鎖地点
7:54
8:00
40
8:40
8:41
14
8:55
8:56
111
10:47
10:48
36
11:24
11:54
28
12:22
12:22
87
13:49
13:49
13
14:02
14:02
30
14:32
14:32
43
15:15
県道25号・冬季閉鎖地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●北陸道・柏崎ICからR252→R8→R353→県道25号(冬季閉鎖。開通期間は5月中旬〜11月中旬・要問い合わせ)経由で18km。約30分。
●R353「城東信号機」付近のローソンが最終コンビニ。
●駐車場はありません。冬季閉鎖地点付近に邪魔にならないよう路駐。
コース状況/
危険箇所等
【野田コースの状況】
積雪期はほとんど人が歩かないため、トレースは期待できない。迷路はほぼ無いが、ヤブを避けながらのトラバースが多く、熊野権現周辺には急斜面もいくつかアリ。雪山1年目の単独入山はオススメできない。
●駐車地点→小村峠…安全なつづら折りの車道を1時間ほど歩く。片道3km。標高差200m。熊&イノシシの足跡アリ。
●小村峠→一本木…序盤は粘土質でスリップしやすい。途中、ピンクテープで右へ下るルートがあるが、そちらは雪庇防止柵の管理道。雪庇防止柵沿いは意外に急登。後方には越後三山の展望がよい。
●一本木→791m…緩急の斜面を織り交ぜた小コブをいくつか越えていく。途中のブナ林はすばらしい。眺湖台から米山山頂はかなり遠くに感じる。791mピークは近くに見えるが、右へと回り込む尾根を進むために割と時間がかかる。途中で尾根が拡散するが、791m直下はヤセ尾根の急登に変わる。
●791m→熊野権現…序盤「大下り」で一気に鞍部へ下るが、ルートが分かりにくい。右斜め下へと下るイメージ。三角岩〜熊野権現が本コースの最大斜度。ヤブを避けながらのトラバースも多く、この場所以降は6本爪以上のアイゼン無しでは困難。頸城三山の展望良好。
●熊野権現→米山山頂…序盤に小鞍部経由後、トラバースにて斜上するが、ここが足場が最も狭い区間。やや急登の先でひとたび尾根を外れ、ロープ場と思しき急斜面を斜上して尾根に復帰。この区間もルートが分かりにくい。その後は米山山頂まで、ヤセ尾根のウイニングロード。飯豊連峰・越後三山・谷川連峰などの大展望が待ち受ける。

●出会った登山者…0人。
●駐車場から791mの先までツボ足、それ以後は6本爪アイゼン。ワカン出番ナシ。
●登山ポスト&トイレ&水場ナシ。
●*米山山頂手前にて撮影
2019年12月16日 11:19撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 11:19
●*米山山頂手前にて撮影
●●*登ってきた野田コース
2019年12月16日 11:19撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 11:19
●●*登ってきた野田コース
●●●*中央奥に苗場山
2019年12月16日 11:19撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 11:19
●●●*中央奥に苗場山
●●●●*右奥に頸城三山
2019年12月16日 11:19撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 11:19
●●●●*右奥に頸城三山
【北陸自動車道・柏崎IC】
6時30分、北陸自動車道・柏崎ICを降り、野田集落へ向かいます。野田コースの長い尾根が見えてきます。
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【北陸自動車道・柏崎IC】
6時30分、北陸自動車道・柏崎ICを降り、野田集落へ向かいます。野田コースの長い尾根が見えてきます。
【小村峠が見えてくる】
6時48分、野田小学校そばの信号を右折し、野田集落を走行。登山口「小村峠」が見えてきます。
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【小村峠が見えてくる】
6時48分、野田小学校そばの信号を右折し、野田集落を走行。登山口「小村峠」が見えてきます。
【柏崎小国線・冬季閉鎖】
6時55分、県道25号・柏崎小国線の冬季閉鎖地点に到着。上空には月が浮かんでいます。「寒いね…」
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【柏崎小国線・冬季閉鎖】
6時55分、県道25号・柏崎小国線の冬季閉鎖地点に到着。上空には月が浮かんでいます。「寒いね…」
冬季閉鎖地点にて迷惑にならないように路駐。標高123m。ここから登山口「小村峠」までは1時間ほど車道歩きです。
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冬季閉鎖地点にて迷惑にならないように路駐。標高123m。ここから登山口「小村峠」までは1時間ほど車道歩きです。
【登山開始・まずは林道】
7時07分、支度を整えて登山開始。持ち物はワカン・6本爪アイゼン・Wストック。「道路、凍ってるよ…」
2019年12月16日 07:07撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 7:07
【登山開始・まずは林道】
7時07分、支度を整えて登山開始。持ち物はワカン・6本爪アイゼン・Wストック。「道路、凍ってるよ…」
【小村峠に向かう】
奥には、最初に目指す小村峠(323m)が見えます。「アソコまで標高差200m、片道3kmの道のりです…」
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【小村峠に向かう】
奥には、最初に目指す小村峠(323m)が見えます。「アソコまで標高差200m、片道3kmの道のりです…」
【朝靄の野田集落】
つづら折りにて林道を登っていきます。眼下には朝靄(あさもや)に霞む野田&木沢集落が幻想的でした。
2019年12月16日 07:37撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 7:37
【朝靄の野田集落】
つづら折りにて林道を登っていきます。眼下には朝靄(あさもや)に霞む野田&木沢集落が幻想的でした。
小村峠へ向けて、粘り強く林道を歩きます。イノシシや熊の足跡も見かけました。
「熊よけにしゃべりながら行きましょう…」
2019年12月16日 07:20撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 7:20
小村峠へ向けて、粘り強く林道を歩きます。イノシシや熊の足跡も見かけました。
「熊よけにしゃべりながら行きましょう…」
【登山口・小村峠を通過】
7時59分、野田コース登山口となる小村峠を通過。標高323m。「トレースなし…」
2019年12月16日 07:59撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 7:59
【登山口・小村峠を通過】
7時59分、野田コース登山口となる小村峠を通過。標高323m。「トレースなし…」
小村峠にはコース案内を示す看板が設置。野田コースは山頂までのコースタイム3時間30分です。
2019年12月16日 08:00撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 8:00
小村峠にはコース案内を示す看板が設置。野田コースは山頂までのコースタイム3時間30分です。
小村峠から登山道を進むと、すぐにいくつもの石祠が並んでいます。「米山は越後の霊山なのです…」
2019年12月16日 08:08撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 8:08
小村峠から登山道を進むと、すぐにいくつもの石祠が並んでいます。「米山は越後の霊山なのです…」
【滑り易い登山道】
序盤、まあまあの急登から始まります。意外に滑り易く、いくつかロープも設置。
2019年12月16日 08:09撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 8:09
【滑り易い登山道】
序盤、まあまあの急登から始まります。意外に滑り易く、いくつかロープも設置。
【一本木へ向けて一ノ坂】
峠から一本木(593m)までは「一ノ坂」と称されます。右奥に667mが見えますが、アソコへは行きません。
2019年12月16日 08:22撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 8:22
【一本木へ向けて一ノ坂】
峠から一本木(593m)までは「一ノ坂」と称されます。右奥に667mが見えますが、アソコへは行きません。
【雪庇防止柵が立ち並ぶ】
8時23分、雪庇防止柵が登場。尾根に沿ってずっと上まで無数に立ち並んでいます。
2019年12月16日 08:23撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 8:23
【雪庇防止柵が立ち並ぶ】
8時23分、雪庇防止柵が登場。尾根に沿ってずっと上まで無数に立ち並んでいます。
雪庇防止柵の左右を縫うようにして、急坂を登り続けます。「支柱に頭をぶつけないでねー!」「ウース!」
2019年12月16日 08:24撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 8:24
雪庇防止柵の左右を縫うようにして、急坂を登り続けます。「支柱に頭をぶつけないでねー!」「ウース!」
【一本木を通過】
8時39分、雪庇防止柵が切れたところで「一本木(593m)」を通過。薬師の石仏が祀られています。
2019年12月16日 08:39撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 8:39
【一本木を通過】
8時39分、雪庇防止柵が切れたところで「一本木(593m)」を通過。薬師の石仏が祀られています。
一本木からは勾配が緩み、しばらくはゆるやかなアップダウンを進みます。展望の利かないブナ林の中を進みます。
2019年12月16日 08:47撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 8:47
一本木からは勾配が緩み、しばらくはゆるやかなアップダウンを進みます。展望の利かないブナ林の中を進みます。
【赤岩ダム眺湖台を通過】
8時55分、赤岩ダム眺湖台を通過。視界が開けた場所があり、そこから赤岩ダムが見渡せます。
2019年12月16日 08:55撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 8:55
【赤岩ダム眺湖台を通過】
8時55分、赤岩ダム眺湖台を通過。視界が開けた場所があり、そこから赤岩ダムが見渡せます。
その眼下の景色を撮影。中央に赤岩ダム、その奥に谷根ダムと米山湖。さらに奥には日本海が広がります。
2019年12月16日 08:56撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 8:56
その眼下の景色を撮影。中央に赤岩ダム、その奥に谷根ダムと米山湖。さらに奥には日本海が広がります。
【まだまだ遠い米山】
そこから視線を左上に移すと、ずっと奥に米山が聳えます。「ウワッ、まだまだ遠いね…」
2019年12月16日 08:57撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 8:57
【まだまだ遠い米山】
そこから視線を左上に移すと、ずっと奥に米山が聳えます。「ウワッ、まだまだ遠いね…」
●*眺湖台から同定 米山
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●*眺湖台から同定 米山
●●*赤岩山・コンボウ平
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●●*赤岩山・コンボウ平
●●●*谷根&赤岩ダム
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●●●*谷根&赤岩ダム
●●●●*鯨波集落 方面
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●●●●*鯨波集落 方面
【791mへ向かう】
眺湖台からは尾根が右へとカーブ。奥の小ピーク791mを目指します。アソコまで所要時間は60分。
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【791mへ向かう】
眺湖台からは尾根が右へとカーブ。奥の小ピーク791mを目指します。アソコまで所要時間は60分。
「眺湖台→791m」区間、美しいブナ林が広がります。写真のようなブナの巨木、そして「あがりこ」も散見。
2019年12月16日 09:04撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 9:04
「眺湖台→791m」区間、美しいブナ林が広がります。写真のようなブナの巨木、そして「あがりこ」も散見。
【平頂751m・尾根拡散】
9時30分、ちょっとした急坂をパスし、平頂751mを通過。「この辺りは尾根が拡散してる…」
2019年12月16日 09:30撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 9:30
【平頂751m・尾根拡散】
9時30分、ちょっとした急坂をパスし、平頂751mを通過。「この辺りは尾根が拡散してる…」
大岩峰791mが近づいてきました。あのピークを越えた後、鞍部715mへと大きく下ることになります。
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大岩峰791mが近づいてきました。あのピークを越えた後、鞍部715mへと大きく下ることになります。
右奥に柏崎の海岸線を眺めつつ、ゆるいアップダウンを越えていきます。ちなみにここまでずっと「ツボ足」です。
2019年12月16日 09:33撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 9:33
右奥に柏崎の海岸線を眺めつつ、ゆるいアップダウンを越えていきます。ちなみにここまでずっと「ツボ足」です。
【見えてきた頸城三山】
尾根の右斜面と左斜面をスイッチしながら進みます。左手側、奥に頸城三山が見えてきました。
2019年12月16日 09:42撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 9:42
【見えてきた頸城三山】
尾根の右斜面と左斜面をスイッチしながら進みます。左手側、奥に頸城三山が見えてきました。
【尾根がヤセてくる】
9時54分、791mを前にしてしだいに尾根がヤセ、勾配もキツくなります。
2019年12月16日 09:54撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 9:54
【尾根がヤセてくる】
9時54分、791mを前にしてしだいに尾根がヤセ、勾配もキツくなります。
ヤブをよけながらのトラバース。この辺りからこうした場面が多くなり、そのスクワット運動が徐々に体力を奪います。「クッ…」
2019年12月16日 09:52撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 9:52
ヤブをよけながらのトラバース。この辺りからこうした場面が多くなり、そのスクワット運動が徐々に体力を奪います。「クッ…」
【791m・ピーク通過せず】
9時58分、791mを通過。ピークの位置が分からず、そのまま歩きやすいルートを通過しました。
2019年12月16日 09:58撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 9:58
【791m・ピーク通過せず】
9時58分、791mを通過。ピークの位置が分からず、そのまま歩きやすいルートを通過しました。
周囲は木々で囲まれており展望は利きません。枝ごしにこれから向かう熊野権現、左奥に米山ピークが見えます。
2019年12月16日 10:04撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 10:04
周囲は木々で囲まれており展望は利きません。枝ごしにこれから向かう熊野権現、左奥に米山ピークが見えます。
【大下りで鞍部へ…】
791mを通過後、「大下り」と称されるまあまあの急斜面にて鞍部715mへ。夏道の位置が分かりにくい。
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【大下りで鞍部へ…】
791mを通過後、「大下り」と称されるまあまあの急斜面にて鞍部715mへ。夏道の位置が分かりにくい。
【鞍部・6本爪アイゼン】
10時09分、鞍部715mを通過し、ワカンデポ。この先で待ち受ける急斜面に備え、6本爪アイゼンを装着。
2019年12月16日 10:09撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 10:09
【鞍部・6本爪アイゼン】
10時09分、鞍部715mを通過し、ワカンデポ。この先で待ち受ける急斜面に備え、6本爪アイゼンを装着。
【トラバースが連続】
鞍部より先、しばらくは右斜面のトラバースが連続。クラスト時は要注意。「ヤブが邪魔だっツーの…」
2019年12月16日 10:20撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 10:20
【トラバースが連続】
鞍部より先、しばらくは右斜面のトラバースが連続。クラスト時は要注意。「ヤブが邪魔だっツーの…」
トラバースを続けていると、右手側に赤岩山が見えました。谷根コースからせり上がった尾根が、熊野権現にて合流します。
2019年12月16日 10:21撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 10:21
トラバースを続けていると、右手側に赤岩山が見えました。谷根コースからせり上がった尾根が、熊野権現にて合流します。
【三角岩・最大斜度】
10時28分、三角岩を通過。この斜面がこの日の最大斜度。ステップを刻みながら、ゆっくりと高度を上げます。
2019年12月16日 10:28撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 10:28
【三角岩・最大斜度】
10時28分、三角岩を通過。この斜面がこの日の最大斜度。ステップを刻みながら、ゆっくりと高度を上げます。
この三角岩付近がいわゆる「二ノ坂」。下山時のことを考え、しっかりとしたステップを築きながら登りました。
「よし!これで安全だよ…」
2019年12月16日 10:31撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 10:31
この三角岩付近がいわゆる「二ノ坂」。下山時のことを考え、しっかりとしたステップを築きながら登りました。
「よし!これで安全だよ…」
●*熊野権現からの展望
2019年12月16日 10:53撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 10:53
●*熊野権現からの展望
●●*中央奥に米山ピーク
2019年12月16日 10:53撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 10:53
●●*中央奥に米山ピーク
●●●*米山北東尾根
2019年12月16日 10:53撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 10:53
●●●*米山北東尾根
●●●●*奥に鯨波海岸
2019年12月16日 10:53撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 10:53
●●●●*奥に鯨波海岸
【熊野権現を通過】
10時50分、急斜面を征して熊野権現(887m)を通過。谷根コースと合流。前日のトレースあり。
2019年12月16日 10:50撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 10:50
【熊野権現を通過】
10時50分、急斜面を征して熊野権現(887m)を通過。谷根コースと合流。前日のトレースあり。
【三ノ坂・山頂部へ】
山頂部へ至る三ノ坂の状況。急斜面とヤセ尾根が連続。その代わりに大展望で爽快なラストとなります。
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【三ノ坂・山頂部へ】
山頂部へ至る三ノ坂の状況。急斜面とヤセ尾根が連続。その代わりに大展望で爽快なラストとなります。
熊野権現からまずは軽く小鞍部へ下り、そこからヤセ尾根の急斜面を登ります。「さっきよりは緩いよー!」
2019年12月16日 10:58撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 10:58
熊野権現からまずは軽く小鞍部へ下り、そこからヤセ尾根の急斜面を登ります。「さっきよりは緩いよー!」
急斜面の途中で一部トラバース区間アリ。夏道ではロープが張られている箇所になります。「夏道はヤブを避けているんだね…」
2019年12月16日 11:06撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 11:06
急斜面の途中で一部トラバース区間アリ。夏道ではロープが張られている箇所になります。「夏道はヤブを避けているんだね…」
【足場の狭いトラバース】
このトラバース区間、本コースで最も足場の狭い場所でした。ロープは埋まっているため、枝を掴みながら斜上。
2019年12月16日 11:03撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 11:03
【足場の狭いトラバース】
このトラバース区間、本コースで最も足場の狭い場所でした。ロープは埋まっているため、枝を掴みながら斜上。
【東頸城の山々】
このとき左手側の眼下を撮影。兜巾山、尾神岳、霧ヶ岳などの東頸城の山々が見渡せました。
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【東頸城の山々】
このとき左手側の眼下を撮影。兜巾山、尾神岳、霧ヶ岳などの東頸城の山々が見渡せました。
トラバースをパスして再び急斜面。夏道の位置が判別できず。「ガムシャラに登るべし…」
2019年12月16日 11:09撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 11:09
トラバースをパスして再び急斜面。夏道の位置が判別できず。「ガムシャラに登るべし…」
【熊野権現を振り返る】
後方の熊野権現を振り返る。この辺りから周囲の展望もすばらしくなってくる。「視界が開けてきたよ…」
2019年12月16日 11:01撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 11:01
【熊野権現を振り返る】
後方の熊野権現を振り返る。この辺りから周囲の展望もすばらしくなってくる。「視界が開けてきたよ…」
●*小鞍部にて撮影
2019年12月16日 10:59撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 10:59
●*小鞍部にて撮影
●●*ずっと奥に栂海新道
2019年12月16日 10:59撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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●●*ずっと奥に栂海新道
●●●*進行方向に相棒
2019年12月16日 10:59撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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●●●*進行方向に相棒
●●●●*北東尾根と日本海
2019年12月16日 10:59撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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●●●●*北東尾根と日本海
●*谷根コース・飯豊連峰
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●*谷根コース・飯豊連峰
●●*後方の熊野権現
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●●*後方の熊野権現
●●●*仙ノ倉山・苗場山
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●●●*仙ノ倉山・苗場山
●●●●*鍋倉山・頸城三山
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●●●●*鍋倉山・頸城三山
ヤセ尾根から山頂部を撮影。もう一段上がると尾根を外れ、そこからヤブを掴んで斜上。その先で尾根に復帰。
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ヤセ尾根から山頂部を撮影。もう一段上がると尾根を外れ、そこからヤブを掴んで斜上。その先で尾根に復帰。
【尾根を外れて斜上】
その斜上する区間を撮影。雪に埋もれたロープが見えます。なかなかの急斜面で、ヤブを掴み体を引き上げる。
2019年12月16日 11:13撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 11:13
【尾根を外れて斜上】
その斜上する区間を撮影。雪に埋もれたロープが見えます。なかなかの急斜面で、ヤブを掴み体を引き上げる。
【山頂部に上がる】
11時19分、ついに山頂部に上がりました。「ヨッシャ。今日は大展望だー!」
2019年12月16日 11:19撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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【山頂部に上がる】
11時19分、ついに山頂部に上がりました。「ヨッシャ。今日は大展望だー!」
この時期の新潟としては珍しいほどの快晴。越後三山、谷川連峰、頸城三山のみならず、遠く飯豊連峰や朝日連峰まで望めました〜(^^)/
2019年12月16日 11:19撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 11:19
この時期の新潟としては珍しいほどの快晴。越後三山、谷川連峰、頸城三山のみならず、遠く飯豊連峰や朝日連峰まで望めました〜(^^)/
最後の斜面を登ると、徐々に山頂の米山薬師堂の建物が見えてきます。「登山者の話し声も聞こえてきましたね…」
2019年12月16日 11:25撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 11:25
最後の斜面を登ると、徐々に山頂の米山薬師堂の建物が見えてきます。「登山者の話し声も聞こえてきましたね…」
【米山山頂に到着】
11時28分、米山山頂に到着。標高993m。1等三角点は雪の下です。
2019年12月16日 11:28撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 11:28
【米山山頂に到着】
11時28分、米山山頂に到着。標高993m。1等三角点は雪の下です。
【米山避難小屋】
広々とした山頂には米山避難小屋が建ちます。ログハウス2階建。収容人数35人。薬師堂裏手に別棟トイレ。
2019年12月16日 11:30撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 11:30
【米山避難小屋】
広々とした山頂には米山避難小屋が建ちます。ログハウス2階建。収容人数35人。薬師堂裏手に別棟トイレ。
ランチの場所を求めて、避難小屋の南側へ進みます。ずっと奥から頸城三山が歓迎してくれました♪
2019年12月16日 11:31撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 11:31
ランチの場所を求めて、避難小屋の南側へ進みます。ずっと奥から頸城三山が歓迎してくれました♪
「いや〜、全部見える!」
米山に登るのは7年ぶりでしたが、実にスバラシイ展望。越後を取り囲む山々がズラリと連なります。
2019年12月16日 11:34撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 11:34
「いや〜、全部見える!」
米山に登るのは7年ぶりでしたが、実にスバラシイ展望。越後を取り囲む山々がズラリと連なります。
【米山山頂でランチ】
そして米山山頂でランチ♪風はほとんど無く、雪の上に腰をかけてのんびりとラーメンをすすります。
2019年12月16日 11:36撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 11:36
【米山山頂でランチ】
そして米山山頂でランチ♪風はほとんど無く、雪の上に腰をかけてのんびりとラーメンをすすります。
【遠かった野田コース】
駐車場からここまで4時間30分。歩いてきた尾根を眺めました。
2019年12月16日 11:44撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 11:44
【遠かった野田コース】
駐車場からここまで4時間30分。歩いてきた尾根を眺めました。
「コンチハー!」
次々登ってくる登山者にご挨拶。日焼けもかまわず帽子を脱ぎ捨て、山頂でのひとときを楽しみました。
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「コンチハー!」
次々登ってくる登山者にご挨拶。日焼けもかまわず帽子を脱ぎ捨て、山頂でのひとときを楽しみました。
●*米山山頂より山座同定
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●*米山山頂より山座同定
●●*妙高山・火打山・焼山
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●●*妙高山・火打山・焼山
●●●*白馬岳・栂海新道
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●●●*白馬岳・栂海新道
●●●●*直江津港・日本海
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●●●●*直江津港・日本海
●*越後駒ヶ岳・平ヶ岳
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●*越後駒ヶ岳・平ヶ岳
●●*下津川山・巻機山
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●●*下津川山・巻機山
●●●*谷川岳・万太郎山
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●●●*谷川岳・万太郎山
●●●●*仙ノ倉山・霧ノ塔
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●●●●*仙ノ倉山・霧ノ塔
●*大日岳・粟ヶ岳・矢筈岳
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●*大日岳・粟ヶ岳・矢筈岳
●●*御神楽岳・守門山塊
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●●*御神楽岳・守門山塊
●●●*浅草岳・毛猛山塊
7
●●●*浅草岳・毛猛山塊
●●●●*村杉岳・未丈ヶ岳
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●●●●*村杉岳・未丈ヶ岳
【米山より下山開始】
11時59分、米山山頂より下山開始。往路を辿って野田コースを戻ります。
2019年12月16日 11:59撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 11:59
【米山より下山開始】
11時59分、米山山頂より下山開始。往路を辿って野田コースを戻ります。
【遠い帰路を展望】
それにしても帰路は遠い。万里の長城のごとき尾根の先、登山口の小村峠は隠れる。
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【遠い帰路を展望】
それにしても帰路は遠い。万里の長城のごとき尾根の先、登山口の小村峠は隠れる。
急斜面の尾根、雪面はゆるみつつあります。ズルッと滑らないよう、慎重に足を運びます。「気をつけて…」
2019年12月16日 12:02撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 12:02
急斜面の尾根、雪面はゆるみつつあります。ズルッと滑らないよう、慎重に足を運びます。「気をつけて…」
うねる三ノ坂の下り。めったに来ることのない野田コース。周りの展望を目に焼き付ける。「飯豊が見える…」
2019年12月16日 12:08撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 12:08
うねる三ノ坂の下り。めったに来ることのない野田コース。周りの展望を目に焼き付ける。「飯豊が見える…」
●*朝日&飯豊連峰・守門岳
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●*朝日&飯豊連峰・守門岳
●●*毛猛山塊・越後三山
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●●*毛猛山塊・越後三山
●●●*巻機山塊・谷川連峰
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●●●*巻機山塊・谷川連峰
●●●●*岩菅山・志賀高原
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●●●●*岩菅山・志賀高原
山頂直下「三ノ坂」の急斜面を下り終え、小鞍部を通過。熊野権現への斜面を登ります。
2019年12月16日 12:18撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 12:18
山頂直下「三ノ坂」の急斜面を下り終え、小鞍部を通過。熊野権現への斜面を登ります。
【下山・熊野権現を通過】
12時24分、下山「熊野権現」を通過。後方の米山を撮影。「サヨウナラ米山…」
2019年12月16日 12:24撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 12:24
【下山・熊野権現を通過】
12時24分、下山「熊野権現」を通過。後方の米山を撮影。「サヨウナラ米山…」
【下山・三角岩を通過】
12時38分、二ノ坂を下って「三角岩」を通過。「やっぱりココが一番急斜面だわ…」
2019年12月16日 12:38撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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【下山・三角岩を通過】
12時38分、二ノ坂を下って「三角岩」を通過。「やっぱりココが一番急斜面だわ…」
小さなトラバースをいくつも経て、791m、751mと次々に小ピークを越えて行きます。左手の眼下に「赤岩ダム湖」が見えてきました。
2019年12月16日 13:23撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 13:23
小さなトラバースをいくつも経て、791m、751mと次々に小ピークを越えて行きます。左手の眼下に「赤岩ダム湖」が見えてきました。
【下山・赤岩ダム眺湖台】
13時55分、赤岩ダム眺湖台を通過。下山開始から2時間。「米山がずいぶん小さくなりました…」
2019年12月16日 13:55撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 13:55
【下山・赤岩ダム眺湖台】
13時55分、赤岩ダム眺湖台を通過。下山開始から2時間。「米山がずいぶん小さくなりました…」
【下山・一ノ坂を下る】
14時08分、一本木を通過。雪庇防止柵沿いに一ノ坂を下ります。奥には越後三山が真っ白です。
2019年12月16日 14:08撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 14:08
【下山・一ノ坂を下る】
14時08分、一本木を通過。雪庇防止柵沿いに一ノ坂を下ります。奥には越後三山が真っ白です。
雪庇防止柵が終わり、正面に刈羽黒姫山が大きくせり上がってきます。この辺りは粘土質の登山道、スリップにご注意を。
2019年12月16日 14:29撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 14:29
雪庇防止柵が終わり、正面に刈羽黒姫山が大きくせり上がってきます。この辺りは粘土質の登山道、スリップにご注意を。
【下山・小村峠を通過】
14時36分、登山口「小村峠」を通過。当然のことながら、野田コースでは誰にも会いませんでした。
2019年12月16日 14:36撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 14:36
【下山・小村峠を通過】
14時36分、登山口「小村峠」を通過。当然のことながら、野田コースでは誰にも会いませんでした。
【車道が除雪されてる…】
駐車地点へ向けての車道歩き。どういうわけか、除雪したばかりの跡。「おや?除雪されてるよ。なぜ…」
2019年12月16日 14:56撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 14:56
【車道が除雪されてる…】
駐車地点へ向けての車道歩き。どういうわけか、除雪したばかりの跡。「おや?除雪されてるよ。なぜ…」
冬季閉鎖区間に車両が入り、雪害に備えたガードレールのワイヤー取り外し作業が行われていました。「なぁんだ、それで除雪ね…」
2019年12月16日 14:58撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 14:58
冬季閉鎖区間に車両が入り、雪害に備えたガードレールのワイヤー取り外し作業が行われていました。「なぁんだ、それで除雪ね…」
【駐車地点・下山終了】
15時18分、駐車した冬季閉鎖地点に到着し下山終了。下山には3時間20分かかりました。
2019年12月16日 15:18撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 15:18
【駐車地点・下山終了】
15時18分、駐車した冬季閉鎖地点に到着し下山終了。下山には3時間20分かかりました。
【バックショット】
眺望に優れたヤセ尾根、眼下に見えた青いダム湖が印象的でした。皆さま、どうかよいお年を〜(^^)/
2019年12月16日 11:54撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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12/16 11:54
【バックショット】
眺望に優れたヤセ尾根、眼下に見えた青いダム湖が印象的でした。皆さま、どうかよいお年を〜(^^)/
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 アウター手袋 防寒着 雨具 ネックウォーマー ザック 輪カンジキ アイゼン 昼ご飯 行動食 飲料 水筒(保温性) 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ GPS 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

上越市と柏崎市の境にある米山は、越後を代表する霊山の1つ。
学校登山などでも登られ、地元に親しまれている人気の山です。

登山コースは6つありますが、最長の「野田(のた)コース」を登る人は極めて少ない。
とりわけ、登山口「小村峠」まで通じる県道25号が冬季閉鎖されるため、積雪期の登山記録は皆無に等しい。そのため、今回のレコは「マニア向け」としました。

珍しく快晴となったこの日。米山山頂からは大展望でした。
延々と連なる真っ白な稜線を目にして、越後にも冬の季節が到来したことを実感しました。


【参考文献・その他】
●『柏崎谷根ウォーキングMAP』 「たんねのあかり」実行委員会発行
●『米山登山道&周辺マップ』 柏崎観光協会発行
●『かしわざき空からマップ』 柏崎地域観光復興推進協議会発行
●『新潟県登山口情報300』全国登山口調査会編 新潟日報事業社
●『関東・越後の避難小屋114』盒郷一 著 随想舎
●『越後の山旅』藤島玄 著 富士波出版社
●カシミール3D

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