記録ID: 21478
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
燕岳、大天井岳、槍ヶ岳、奥穂高岳
1979年07月27日(金) ~
1979年07月30日(月)
イグルスキー米山
その他1人
- GPS
- 81:00
- 距離
- 36.5km
- 登り
- 4,842m
- 下り
- 4,778m
コースタイム
7月27日中房温泉→燕岳→大天井岳、大天荘泊
7月28日大天荘→西岳→槍ヶ岳山荘泊
7月29日槍ヶ岳山荘→南岳→キレット→穂高岳山荘
7月30日穂高岳山荘→前穂→岳沢→上高地
7月28日大天荘→西岳→槍ヶ岳山荘泊
7月29日槍ヶ岳山荘→南岳→キレット→穂高岳山荘
7月30日穂高岳山荘→前穂→岳沢→上高地
アクセス | |
---|---|
コース状況/ 危険箇所等 |
中房温泉→燕岳→大天井岳→西岳→槍ヶ岳→大喰岳→南岳→奥穂高→前穂高→岳沢→上高地 父と二人の縦走登山。初めての穂高岳、中学三年。 父と燕岳からの入山三年目。いよいよ中学校も今年で最後だし、穂高連峰に行こう。槍ヶ岳までに比べあきらかにレベルが高くなったので少々緊張して臨んだ。 結局父との北アルプスは毎回燕岳からのルートで、槍へ穂高へと伸ばしていった。今から思えば当時の父は夏休みをたったの3日しか取れなかったのだ。もっと長く縦走していた気がしたけれど、これが二人には精一杯の計画だった。 槍ヶ岳から南岳へ向かう日は天気があまり良くなかった。すこし時間待ちをして、ガスの晴れ間を見て出発した。大喰岳の横で大きな雪田の脇を通り、いよいよ北穂のキレットへ。これまでにない細い稜線、両脇の高度感、その危険地帯の長さだった。悪いところからはいずり上がっていくと、山頂直下の断崖に、突然北穂の小屋。山頂で一息ついていると、安全のため張ってあるロープの向こう、滝谷の側から紅いヘルメットのクライマーがちょうど登ってきた。ルートでないところを上がってきたクライマーを格好良く、羨ましく思った。 涸沢岳から奥穂の小屋へ降りるころもガスがついたり晴れたりした。これまでの北アルプスに比べ、ハイマツが少なく灰色の岩の多い印象だった。 奥穂の小屋から奥穂の山頂に登った。これまでの最高標高の山頂だ。父と三年かけてとうとうここまで来た。南にはジャンダルムと西穂への最難関の稜線が雲の中にのぞいていた。「あっちはちょっと、むずかしいぞ」と父が言っていた。 吊り尾根から前穂を経由して、急なため事故が多いという重太郎新道を気をつけて降りて岳沢へ。後半はお父さん今年も足や膝を痛めていた。 燕岳から初めて、見える範囲の山をどんどんつなげてここまで来たが、続いて穂高連峰以外の山に興味を持つ、と言うわけでもなかった。 |
写真
撮影機器:
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2572人
コメント
この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍 [5日]
中房温泉から上高地まで表銀座ルート縦走 燕岳(合戦尾根) 大天井岳(表銀座) 西岳(喜作新道) 槍ヶ岳(東鎌尾根)
利用交通機関:
電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
米山さんの、こんなにも若い頃の写真を拝見できただけでも、ヤマレコに登録した甲斐があったって云うもんですよ。
うちの児らが通っている保育園に、この写真に似た児がおるよ。「ゆめ」ちゃんという女の子なんだけどね。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する