薬師岳
- GPS
- 29:10
- 距離
- 19.8km
- 登り
- 1,648m
- 下り
- 1,642m
コースタイム
折立7:10-8:30三角点-10:40太郎平-11:10薬師峠キャンプ場
2日目:
薬師峠キャンプ場4:40-5:10薬師平-5:50薬師岳山荘-6:30薬師岳山頂6:50-8:10薬師峠キャンプ場9:10-9:30太郎平-12:20折立
天候 | 1日目:曇時々雨 2日目:晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛越トンネル側からだとゲートから折立まで約30分かかる。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全く危険な所はない。三角点から太郎平小屋までの稜線の石畳の道はジリジリと暑くドラゴンボールの蛇の道を連想させる。決して界王星に辿り着くことはできないが・・・。 |
写真
感想
天気予報は土日月と雨となっていたが,土曜日はまだ良さそうだったので,金曜の仕事が終わってから,延々とドライブして,有峰林道の飛越トンネル側のゲートに夜22時半頃辿り着く。神岡からゲートまでは本当に遠かった。そのまま,ゲート前で車中泊。ここは,ゲートを徒歩でくぐった所にきれいなトイレもあり,富山県に感謝である。
1日目:
朝6時のゲート開門前に起きる。周りには6台ほど似たような車がある。開門と同時に折立に向かうが,駐車場はほぼ満車で,最後の2台目に滑り込んで停める事ができた。周りには,間一髪で停められなくてアブのようにウロウロする車がたくさんいた。
さすがに盆の始まりだけあって,天気が悪いと言う予報にも関わらず,行列ができるほどの人人人だ。三角点までの急登で徐々に人がバラけてきたので,ゆっくりマイペースで登る。先々週の山で狭心症的発作があったので,意識して呼吸が乱れないように登る。時折,雨粒が顔にあたる曇り空の中,まあ暑くなくて良いやと思いながら石畳の道を延々と歩く。淡々と歩くうちに太郎平に着き,雨が降りそうだったので,急いで薬師峠のテンバに向かう。適地を見つけて,テントを張り終わるとほぼ同時に雨が降ってきた。何とか滑り込みセーフだ。
しばらくすると雨もやみ,時間も早いし,空荷で薬師岳に登ってきてしまおうかと思うが,昼飯を作っている間にまた降ってきたので,もうのんびりすることにする。今回の目的はペルセウス流星群を見ることだったが,諦めモードになる。ダラダラして,このテンバ特有のビール販売が始まったら,さらにマッタリする。夕飯の雑煮を食って寝る。が,会社の同僚と思しき男女5,6人組が富山弁で大声で話して,時折,おばさんの大きな笑い声が響き渡り,何度も起こされる。グループになると周りが見えなくなる日本人そのものだ。
2日目:
ゆっくり行こうと思っていたのに,3時過ぎから周りが騒がしくなり寝てられないので,4時半くらいに朝飯も食わずに薬師に行く。天気予報に反して晴天である。きっとテンバの晴れ男率が高かったのだろう。薬師平を過ぎて稜線に出ると,雪渓が朝日に反射して,槍,穂高,笠が岳,乗鞍,御嶽と全て見える。最高である。頂上では,剣まで見渡せ,北アルプスが全て見えるようだった。言葉を無くす絶景である。
名残は惜しいが,腹が減ったので,テンバに戻ることにする。テンバでカップヌードルを食べ,ドラゴンボール蛇の道を淡々と歩いて折立に戻る。歩き難いことこの上ない。晴れの代償として,強烈に暑くペースも上がらない。登ってくる人たちは本当にしんどそうだ。
折立について,有峰湖ビジターセンターの向かいのレストランでカツカレーを食べる。やっと一息。最高の山だった。
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