下仁田九峰(浅間山〜冨士山〜下仁田御嶽山〜大崩山〜金剛萱)
- GPS
- 09:51
- 距離
- 26.4km
- 登り
- 1,931m
- 下り
- 1,956m
コースタイム
- 山行
- 8:57
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 9:51
16:25峯橋バス停-17:00鍬柄岳登山口
天候 | くもり後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・古嶽山〜浅間山はバリエーションルート。 浅間山直下に斜度がきつくやや難易度が高い岩場と、 外傾ザレ場で岩場のトラバースの2か所が難所です。 ・伊勢山は南からが登るのが一般的。 東側からは取付き地点が藪っぽいです。 ・冨士山は山と高原地図の破線ルートはバリルート並み。 一方、下りで使用した山と高原地図に載っていないルートは破線並み。 ・大崩山を東から登るのは一般的ではないようです。 ・川井山の南ルートは踏み跡皆無のバリルート。 ザレ気味の急登の連続で、特に下りは要注意。 |
写真
感想
今回は赤線空白地帯の下仁田周辺の山を巡ります。
小さな山が多数あり、どう登るか悩ましい所ですが、
調べていると下仁田九峰なるものが存在することを発見。
稲含山を除いて全て未踏の山だったので、これはうってつけと飛びつきます。
1つ1つは小さな山なので、今回は予定を立てず、
5座を目安に、時間のある限り登ることにします。
スタートは赤線繋ぎの始点となる鍬柄岳登山口。
ここからまずは古嶽山を目指しますが、
標高300m台ながらさすがは西上州の山といった山容です。
山頂は空中に飛び出したような所にあり、展望も抜群。
この先、浅間山までが本日一番の難所。
しばらく明瞭なヤセ尾根を進みますが、浅間山が目の前に迫った頃、
角度のきつい岩場が現れます。
久々に緊張感のある岩場でしたが、これぞ西上州の山です。
浅間山から下山すると伊勢山庚申塔なるものを発見。
そういえば伊勢山も下仁田九峰だったかなあと思い出し、急遽登ることに。
庚申塔から登山道があるに違いないという思惑は外れ、藪で不安な道のり。
どうやら南側から登るのが正規のルートで、行き当たりばったりはダメですね。
冨士山は急登ですが、小さいながら浅間神社がありました。
下仁田御嶽山は石祠がたくさんある信仰の山。
妙義山の展望も素晴らしかったです。
10分で登れるほたる山を登り、下仁田の町中からでも存在感ある大崩山へ。
唯一山頂標識のない山でした。
時間的にはまだ余裕がありそうなので、再び急遽川井山へ。
木につかまりながらの急登続きの山で、ザレ気味で体力的にきつい山でした。
ラストは金剛萱、なんとも不思議な名前の山です。
ルートの8割は林道をたどる山ですが、山頂からの展望はなかなかのもの。
所狭しと置かれている石像&石祠が印象的でした。
先週に引き続き今週も誰とも会わなかった山行。
今回登った下仁田九峰7座全てが標高600m以下にもかかわらず
西上州らしさが随所に見られ、小粒でもスパイスが効いていました。
超低山でも西上州の山は楽しく、自分の居場所といった感じです。
コメント
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hirokさん こんばんは
下仁田や南牧には、登れそうな山が連なっていますが、登山道が
しっかり整備させている山以外は、なかなか登るハイカーさんは
いないと思います。そんな山々を歩くルート?は、流石に危険な
香りがしますが、1日で走破するhirokさんに脱帽です。
埼玉のchii
chii1961さん、こんばんは
こんな数の山を登ったのに、一人の登山者とも会わなかったのはちょっと意外でした。
どれも1〜1.5時間ほどで登れる山ばかりだったのですが。
標高は低いものの、展望が良い所が多いのは、さすが西上州でした。
下仁田はこれまでは完全に通過ポイントだっただけに、
だいぶ親しみがわいてきました。
一度登ると、次回山を見上げる楽しみが加わりますね。
hirokさん、こんばんは。
「ご当地名峰」って下仁田にもあるのですか。
人知れずいい山があったりして、そんなときはとても嬉しいですね。
だだでさえ難易度の高い西上州ですが、
「小粒でもスパイス」となると、私には厳しそうです。
(今回の7峰で、やめたほうがいい山はどれですか?)
ただ、西上州エリアは、甲府の裏山同様、赤線空白エリアなんで、
いろいろ計画してみようと思います。
satfourさん、こんばんは
私も全く知りませんでしたが、
知る人ぞ知るご当地シリーズが下仁田にもありました。
確かに車を運転していると、特徴的な山が視界に多数入ってきます。
古嶽山もシリーズに加えても良いのになあと思いました。
危険なのは古嶽山〜浅間山の稜線です。
岩場は斜度がきつくて高度感ある上に、靴のつま先分しか足場がありません。
川井山は斜度がきつい上にこの季節は落ち葉が堆積しているので、集中力が必要かと。
他の山も登りやすいルートを選べば大丈夫だと思いますが、
一筆書きにこだわって難易度を上げてしまったかもしれません。
hirokさん、こんにちは。
みなさんのコメントとかぶりますが
下仁田九峰、まったく知りませんでした。
下仁田なのに、荒船山や物語山、四ッ又山etc..など
メジャーな山は入っていないのですね。
私も登ったことがある山は稲包山のみです。
金剛萱は今度(いつだ?)登ろうと思っていたため
こんなお山の紹介は助かります
youtaroさん、こんばんは
言われてみればyoutaroさんがピックアップした山は全て下仁田町なのですね。
古嶽山を探すまでもなく、名峰がたくさんあります。
九峰は町中心部から見える山という選考基準なのでしょうか
全てがコンパクトな場所に集まっていました。
ほたる山と川井山を除けば、楽しめる山ばかりでした。
冨士山、下仁田御嶽山、金剛萱と信仰の山が多かったのも特徴です。
低山でも楽しめる山なので、トライしてみてください
hirokさん、こんばんは。
今回は西上州でしたか。
師走に入っても山三昧とは、羨ましさ半分、あきれ半分です
標高だけを見れば、まるで丘レベルの山々
なのに、景観やルートの有様は、高度感タップリ
バリで走破しているとは言え、流石は西上州ですね。
そこが居場所とは素晴らしい!
技術力、体力に裏打ちされた者のみが言えるお言葉ですから。
tailwindさん、こんばんは
例年通り、季節を問わずマイペースです。
登山は日常生活の一部に完全に取り込まれてます
西上州は低山でも山容は目を引く山が多く、素晴らしいですね。
やはり山は格好いいに越したことはありません。
次々に登りたい山が視界に入って、目に毒ですね
妙義山に代表されるように、山は標高ではない!と主張しているようです。
このエリアにこれだけユニークな山が集まっているのは不思議ですが、
その割に歩いている人も少なく、毎年通いたくなるエリアです
きっとtailwindさんには気に入ってもらえると思いますので、
来年は遠征いかがでしょう
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