倉戸山:予想以上の積雪に計画途中で撤退、半袖隊長、代わりに奥多摩むかし道で帰還
- GPS
- 07:11
- 距離
- 19.9km
- 登り
- 1,405m
- 下り
- 1,614m
コースタイム
- 山行
- 6:14
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 7:11
累積標高(上り): 1874m / 累積標高(下り): 2081m
(標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)
★EK度数:49.055=19.91+(1874÷100)+(2081÷100÷2)
→→→判定「●EK40〜50未満 日帰りとしては非常にきつい」
EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142
【注】累積標高差が上下とも2000m前後になっているのは明らかに多過ぎると思われる。
倉戸山登降だけであれば(分県登山ガイドに拠れば)約650mほどだけだ。
その後の奥多摩むかし道歩きの影響なのだろうか…。
このところ3件連続で同様の症状が生じており、明らかにシステムバグが存在している。
従って今回も算出しているものの…参考にならない💦
【参考文献】
分県登山ガイド12東京都の山(山と渓谷社/2018年4月30日初版)
07倉戸山(くらどやま)1169m:湖畔から一気に高度を上げてヤマザクラが自生する頂へ
天候 | 晴れ…日向はぽかぽか陽気 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(注)この時間帯では、立川駅ホームのNDはまだ開いていない。 【復路】奥多摩駅15271600青梅駅16081638立川駅16451714登戸駅1718地元駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース状況【emj:158]】 ●深山橋BS〜女の湯BSは個人的な歩跡(赤線)伸ばしのためで省略可。 ●倉戸山・女の湯コースは山高地図では破線扱い。 尾根道に乗るまでは急な斜面にはりついた山腹道に高度感があったのでビビった。 入口に「大変急峻・不明瞭・滑落事故多発」の警告板があったが、その通りだったが、参考にした分県登山ガイドには、その種のことは一言も書かれていない。 なおサルの生息地帯にて恐らく1000m地帯で一家と遭遇した。 ●倉戸山頂上では最深15cm程度の積雪で、足許に不安(水濡れなど)があったので、水根山⇒六ツ石山縦走を諦め、倉戸口コースで下山した。 上部には自転車を押して上がったような踏み跡があり、また途中で3名の登山者とすれ違ったので、下山まで道迷いの心配はなかったのは幸いだった。 しかし急斜面のトラバースゾーンではやはり高度感があり、雪が融け出して足元がより不安定となったので、以降、チェーンスパイクを装着した。 ●積雪は断続的に「消えては現れ」を繰り返したので、チェーンスパイクを外すタイミングが難しく、結果として登山道終了地点の温泉神社にて取り外した。 ●奥多摩むかし道は前半こそ山道だが、中盤からは舗装された旧道歩き。 小河内ダム(水根BS)から最初のみ上りとなるが、すぐにピークアウトし、基本的には下り基調。 各種資料には「約10km/約4時間」と紹介されるが、それは「奥多摩駅⇒奥多摩湖(小河内ダム)」上り基調の場合であって、今回の所要時間は約2時間半だった。 ★水場:なし ★渡渉箇所:なし ★泥濘状況:なし ★積雪状況:標高1100m付近から…倉戸山頂上で15cmほど ★蜘蛛の巣 :なし ☆半袖 タイム:女の湯登山口から約35分…尾根に乗った地点 ★半袖 出会い指数:ゼロ ☆半袖 驚かれ指数:ゼロ ★入山者:倉戸山で男性3人P、奥多摩むかし道では男性ばかりソロ3人 |
その他周辺情報 | ★登山ポスト:奥多摩駅 ★駐車場:不要 ★トイレ:深山橋近く、大麦代駐車場、水と緑のふれあい館、むかし道には4ヶ所 ★携帯:基本的に圏内 ★食料調達処:ファミマ(地元商店街) ★酒類調達処:NewDailyStore奥多摩氷川店(奥多摩駅から徒歩5分) ★お土産処:買わず ★飲食店:水と緑のふれあい館…ラーメン650円 ★温泉:寄らず ★宿泊施設:日帰り |
写真
感想
この数年の行き先は山梨や栃木が多く、偶には群馬や埼玉県にも行きましたが、奥多摩にはとんとご無沙汰していました。
「奥多摩の主要な山にはもう登ったからねぇ」と言うのが主な理由で、代わりに梨百や栃百に精を出していたわけです。
調べてみたら、奥多摩駅で乗り降りしたのは3年前の10月が最後でした。
さて、最近、ryokuchahaさんが精力的に「分県登山ガイド」を「登った山リスト」に登録されています。
そこで「東京都の山」をクリックすると…
「あれ?まだ四つも残ってる💦」
と言うことで、そうちの一つである倉戸山に雪がないうちに登ることにしました。
行く前日に最近のレコをチェックしたら、12/22(日)付けのものがありました。
「しめしめ、まだ積雪はないぞ!」
とほくそ笑んで行ったのですが、なんと登ってみたら、最深で約15cmの雪が積もっていました。
そうですよね…12/22の昼間は大して雨(雪)は降らなかったけど、本格的に降ったのはその夜でしたよね。
それなのに…勘違いして、ほとんど雪は積もっていないとの頭で行ってしまいました。
深山橋BSでバスを降りて、周囲の山肌が白っぽいのに無頓着。
標高を上げるに連れて積雪量が増えて行って…標高1100mより上部は完全に白い世界でした。
「念の為に」とチェーンスパイクは持って行ったものの、スパッツもサングラスもありません。
また靴も防水型ではあるもトレラン仕様(ローカット)なので浸水してくる可能性があります。
倉戸山に登った時点で「今日の計画の最高所(水根山=1620m)はもっと雪深いだろうし、下山時の道が分からないかも?」と考え、あっさり撤退することにしました。
まぁ、倉戸山に登った時点で「東京都の山」の中で、未踏先は三つに減りましたから。
その決断は正しかったと思いますが、奥多摩湖畔に下山しても12時過ぎなので、そのままバスに乗って帰る気になりません。
小河内ダムサイトの「水と緑のふれあい館」でラーメンをすすりながら、
「そうだ!奥多摩むかし道で奥多摩駅まで帰ろう」
と速断し、受付で簡単な資料をもらって下山しました。
あまり詳しいことは知りませんでしたが、きっと整備されているに違いない…と思ったら、中盤から先(奥多摩駅側)は舗装路歩きだったので予想以上に早い電車に乗って帰ることができました。
今回歩けなかった榧ノ木尾根は機会を改め歩いてみたいと思います。
…が、女の湯登山口からのトラバース道は怖かった!!!
分県登山ガイドにはそんなことは一言も書かれていないので、皆さん、要注意ですよ。
今度登る時は、倉戸口からにしよっと(⇒ただしこれも少しおっかない💦)
一方で、奥多摩湖から大ブナ尾根を経て御前山へ至り湯久保山へと抜ける道も歩き甲斐がありそうです。
なお行きの西東京バスの運転手さんに聞いたことですが、先の台風被害で道路が寸断され運休中の東日原行きバスは、まだまだ1〜2年先にならないと再開できないそうです。
我々ハイカーは「だったら行かない」だけなのですが、住民の方々はそれはお困りで、親戚・知人を頼って集落から脱出する人々が増えているとのこと。
一日も早い復旧を祈るばかりです。
【今回登った主な山】
★倉戸山(くらどやま)1398m:初…多摩百、多摩100、東京里山100、(東京都の山)
お疲れさんどした<m(__)m>
隊長
【個人用過去レコ・リンク:前回の奥多摩駅利用山行記録】
2016年10月15日(土)
三ツドッケ・蕎麦粒山:東日原BS〜古里駅、半袖隊長、広葉樹林と青空と絶景と(53)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-981473.html
コメント
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以前の山高地図にもあったのでしょうか
確かに分県ガイドには載ってますね〜
凍結や雪の時は更に怖いトラバースになるんでしょうね〜
ご無事で何よりでした
でも降りて行った方々は大丈夫だったのかな?
奥多摩もここんとこのお天気で雪化粧ですね〜
僕にはしばらく無理そうだな
拙者の手許にある山高地図は2015年版ですが、女の湯登山口からからは赤破線、倉戸口登山口からは赤実線です。
しかし「危」印や注意書きは何もありませんね。
分県ガイドでは「急坂だから辛い」程度のことしか書かれておらず
「急坂で辛いのは当たり前でしょ!」
ぐらいにしか考えていませんでした。
なので「遭難警告書き」を見た時にはとても違和感がありましたが、ホントでした。
あの3人組もトレランシューズ(ローカット)でしたよ。
チェーンスパイクはしてましたけどね。
そろそろ根雪の季節になって来るのでしょうか
隊長
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