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Yamareco

記録ID: 215583
全員に公開
沢登り
甲斐駒・北岳

黄蓮谷右俣を遡行し甲斐駒ヶ岳へ、、

2012年08月11日(土) ~ 2012年08月13日(月)
 - 拍手
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
26:25
距離
26.2km
登り
4,045m
下り
4,518m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

8月11日
尾白川渓谷駐車場 06:10――09:35 入渓 ――11:05 鞍掛沢分岐 ―― 14:40 尾白川本谷分岐――16:30 (1750m付近のビバークポイント)泊

8月12日
BP 06:20――07:40 右俣・左俣 分岐――15:05 (2520m付近のビバークポイント)泊

8月13日
BP 06:10――09:00 稜線――09:46 甲斐駒山頂 10:15 ――11:50 七丈小屋 12:40 ――17:25 尾白川渓谷駐車場
天候 8/11 曇|晴/雨
8/12 晴|曇/曇|雨
8/13 曇/雨
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
尾白川渓谷駐車場 に駐車
コース状況/
危険箇所等
登山ポスト 駐車場売店前に有

高巻き踏み跡は途中から不明瞭になる場合が多い。
高巻き時もロープ必要

奥千丈滝は水流沿いを登りました(ところどころに残置支点あり)
※シャワークライム有

登り難い逆層の滝・スラブが多い。

帰路 名水公園隣接の「尾白の湯」に寄りました。料金 700円

予約できる山小屋
七丈小屋
2012年08月11日 09:06撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/11 9:06
2012年08月11日 09:10撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/11 9:10
2012年08月11日 09:14撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/11 9:14
やっと入渓
2012年08月11日 10:13撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/11 10:13
やっと入渓
入渓後最初の釜
2012年08月11日 10:29撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/11 10:29
入渓後最初の釜
2012年08月11日 10:46撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/11 10:46
2012年08月11日 10:51撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/11 10:51
2012年08月11日 11:36撮影 by  DSC-TX5, SONY
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2012年08月11日 11:39撮影 by  DSC-TX5, SONY
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2012年08月14日 11:55撮影 by  DSC-TX5, SONY
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2012年08月11日 11:59撮影 by  DSC-TX5, SONY
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2012年08月11日 12:00撮影 by  DSC-TX5, SONY
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2012年08月14日 11:55撮影 by  DSC-TX5, SONY
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2012年08月11日 13:32撮影 by  DSC-TX5, SONY
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2012年08月14日 11:56撮影 by  DSC-TX5, SONY
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2012年08月11日 15:43撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/11 15:43
千丈滝を左から巻くと「黄蓮谷大龍神」の石碑が。
2012年08月14日 11:56撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 11:56
千丈滝を左から巻くと「黄蓮谷大龍神」の石碑が。
一泊目
2012年08月11日 19:47撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/11 19:47
一泊目
2012年08月12日 06:48撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/12 6:48
2012年08月12日 06:49撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/12 6:49
2012年08月14日 11:57撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 11:57
2012年08月12日 11:01撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/12 11:01
2012年08月12日 13:39撮影 by  DSC-TX5, SONY
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2012年08月12日 15:26撮影 by  DSC-TX5, SONY
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2012年08月14日 11:57撮影 by  DSC-TX5, SONY
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二泊目は岩下で快適??ビバーク
2012年08月12日 15:27撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/12 15:27
二泊目は岩下で快適??ビバーク
朝、ビバークの岩陰がら望む
2012年08月13日 04:43撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 4:43
朝、ビバークの岩陰がら望む
天気が心配です
2012年08月13日 04:43撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 4:43
天気が心配です
甲斐駒ケ岳山頂
2012年08月13日 10:10撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 10:10
甲斐駒ケ岳山頂
稜線のこの付近に出ました
2012年08月13日 10:31撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 10:31
稜線のこの付近に出ました
2012年08月13日 10:42撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 10:42
2012年08月13日 11:14撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 11:14
刀利天狗
2012年08月13日 14:28撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 14:28
刀利天狗
2012年08月13日 17:14撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/13 17:14
2012年08月14日 11:53撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/14 11:53
撮影機器:

感想

8月11日
駐車場にあるポストに登山届を投函し、出発。神社手前で日向山方面に分岐し登山道を登り尾白川林道へ出ます。林道を西にひたすら歩き、車両通行止め地点の東屋で錦滝を眺め、さらに廃道を行きトンネルを3か所抜けると林道終点に到着。はっきりした踏み跡を降りると、いよいよ入渓です。
入渓後すぐ深い緑色の淵を持つ美しい滑滝が現れ、今後の期待が高まります。美しい滑滝、中滝を、時に巻きながら進みます。この辺りの巻き道は、トラロープも多く、はっきりしています。鞍掛沢出合を過ぎさらに快適に進み、落下点が少し噴水みたいに見える滝を超えると、次は尾白川本谷との分岐に出合います。この辺りから、滝の高巻きも、途中から不明瞭になる場合が多くなってきました。千丈滝(たぶん)を超え本日のビバーク地を探します。天気も悪くなってきたので、ビバーク地を慎重に選び本日の行程終了。早速ツエルトを張り、夕食&乾杯!後、雨の滴を気にしながら爆睡。

8月12日
なんとか持ちそうな天気の中出発。小さなスノーブリッジをくぐり、坊主滝を高巻くと、いよいよ連続した奥千丈滝に。前半は右岸を登り、途中から水流沿いを時にシャワークライムになりながら登りました。連続した滝はなかなか終わらずかなり時間を要します。その後も滝を高巻いたり、出合う二俣でルートファインディングを慎重にしたりとゆっくり進むと、大きな岩下にビバーク適地を発見。この先稜線まで詰めるのも辛いので、本日はここでビバークすることにしました。のんびり夕食・乾杯後!ツエルトをかぶり浅眠。

8月13日
曇りの中出発。小滝を超え二俣をすぎると沢も涸れてきます。涸れても大岩は健在で超えるには苦労します。詰めは 草付・這松・また沢筋に戻る を繰り返し、最後は這い松帯・草付を藪漕ぎで喘ぎながら登ると、頂上より少し下の黒戸尾根に出ました。
アクアステルスソールの沢靴からアプローチシューズに履き替え甲斐駒をめざします。ピークはあいにくの雨で眺望は良くなかったですが、達成感は充分でした。
ただ最後に黒戸尾根の長い下りが待っていました。ヨレヨレになりながら竹宇駒ヶ岳神社に到着、全行程終了。
帰路、尾白の湯に浸かり、黄蓮谷の美しさ・スケールの大きさの余韻に浸かり、ノンアルコールで乾杯!!

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コメント

夏も素敵ですね!
cederさん、こんにちは!
夏の黄蓮谷右股の写真、素敵ですね! 一枚岩を流れ落ちる滝や、花崗岩の岩場の写真に魅せられてしまいました。

黄蓮谷の左俣も右俣も、アイスのアルパインルートとして有名です。私は、どちらもやりましたが、滝のスケールが大きく、夏は無理なのだろうと思っていましたが、沢として登れるんですね。大滝は右からでも巻いたのでしょうか・・・・?
目から鱗です。


http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-90167.html
2012/8/15 16:03
美しい沢でした!
mizuki さん、こんにちは!

黄蓮谷、滝・滑・淵 の美しい沢でした。ただスケールが大きく、我々の体力が脆弱すぎ沢中で2泊してしまいました。
滝はたくさん高巻きましたが、奥千丈滝は水流沿いを、けっこう濡れながら登りました。

mizukiさんの冬の記録、「氷の回廊」の表現どおり美しいですね!!  でも厳しそう、、、
2012/8/18 12:06
甲斐駒でしたか
cederさん、こんにちは。

黄蓮谷に行かれたのですね。
花崗岩の遡行はなかなか見ごたえがあり、綺麗です。

この猛暑の中、ここは別次元ですね。
終始(○戸尾根以外)は涼しそうです。

2泊のビバークも快適!?

「南アルプスの天然水」飲み放題ですね
2012/8/25 18:34
南アルプスの天然水
Akanekoさん、こんばんは!

まさしく南アルプスの天然水と戯れながらの山行でした。
2泊目は気を抜くと頭をぶつけてしまうのでヘルメットをかぶったままの快眠??です。
黄蓮谷は昔から遡行したかった沢で、ようやく実現しました。

いよいよ秋山ですね! まだ平地は暑いけど、、、
2012/8/31 21:17
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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