ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 216211
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
積丹・ニセコ・羊蹄山

北海道遠征機 全鼎なかった後方羊蹄山〜

2012年08月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
satoyama その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:28
距離
10.9km
登り
1,297m
下り
1,568m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

【北海道遠征機8月12日)後方羊蹄山】

*GPSのスタート地点が途中からとなってますが、ゴール地点と同じ、半月湖野営場がスタート地点です。
4:52半月湖野営場ー6:43六合目(朝食)6:52ー8:49山頂9:03ー11:59半月湖野営場
天候 山頂手前まで、おおむね晴れ、その後ガスと強風


過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場のトイレは水洗(ペーパー、手洗い場あり)
コース状況/
危険箇所等
登山道に危険個所はありません。
ただ、人の手がほとんど入ってない登山道のため、樹林帯を越えるまでの区間は歩きづらく、思いの外、苦戦しました。
前泊地のニセコから10分ほどレンタカーを走らせ、半月湖野営場に到着。
倶知安(くっちゃん)コースで登ります。
2012年08月12日 04:52撮影 by  Canon PowerShot G1 X, Canon
8/12 4:52
前泊地のニセコから10分ほどレンタカーを走らせ、半月湖野営場に到着。
倶知安(くっちゃん)コースで登ります。
2合目まではごく緩やかな登山道が続きます。
2012年08月12日 05:31撮影 by  Canon PowerShot G1 X, Canon
8/12 5:31
2合目まではごく緩やかな登山道が続きます。
その後、ほとんど人の手が加えられてないと思われる、歩きにくい登山道となります。
2012年08月12日 05:57撮影 by  Canon PowerShot G1 X, Canon
8/12 5:57
その後、ほとんど人の手が加えられてないと思われる、歩きにくい登山道となります。
黒土や赤土の滑りやすい路面が続きます。
登山道は階段状になってないため、足首を深く曲げることになり、地味に堪えます。
2012年08月12日 06:27撮影 by  Canon PowerShot G1 X, Canon
8/12 6:27
黒土や赤土の滑りやすい路面が続きます。
登山道は階段状になってないため、足首を深く曲げることになり、地味に堪えます。
振り返ると雲海に浮かぶお山が見えました。
2012年08月12日 06:39撮影 by  Canon PowerShot G1 X, Canon
1
8/12 6:39
振り返ると雲海に浮かぶお山が見えました。
足首を深く曲げることを余儀なくされる道のせいで、足が地味に堪えてきたので、朝食をかねて、休憩することにします。
2012年08月12日 06:43撮影 by  Canon PowerShot G1 X, Canon
8/12 6:43
足首を深く曲げることを余儀なくされる道のせいで、足が地味に堪えてきたので、朝食をかねて、休憩することにします。
アキノキリンソウなどのお花が、登山道を彩ってます。
2012年08月12日 07:48撮影 by  Canon PowerShot G1 X, Canon
1
8/12 7:48
アキノキリンソウなどのお花が、登山道を彩ってます。
展望が開け、気持ちもウキウキしてきます♪
2012年08月12日 08:07撮影 by  Canon PowerShot G1 X, Canon
8/12 8:07
展望が開け、気持ちもウキウキしてきます♪
九合目辺りから、お花畑を気持ちよく進みます。
ここからは、歩きやすい道になります。
2012年08月12日 08:08撮影 by  Canon PowerShot G1 X, Canon
8/12 8:08
九合目辺りから、お花畑を気持ちよく進みます。
ここからは、歩きやすい道になります。
アキノキリンソウ。
2012年08月12日 08:15撮影 by  Canon PowerShot G1 X, Canon
8/12 8:15
アキノキリンソウ。
「もう一息頑張れ」の文字が書かれてます。
羊蹄山は、北海道遠征の小手調べとして、サクッとすまそうと思ってましたが、結構きついです(汗)
2012年08月12日 08:16撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/12 8:16
「もう一息頑張れ」の文字が書かれてます。
羊蹄山は、北海道遠征の小手調べとして、サクッとすまそうと思ってましたが、結構きついです(汗)
でも、樹林帯を抜け、お花畑の登山道に変わると、疲れは吹っ飛びました!
2012年08月12日 08:17撮影 by  Canon PowerShot G1 X, Canon
8/12 8:17
でも、樹林帯を抜け、お花畑の登山道に変わると、疲れは吹っ飛びました!
イワギキョウ。
2012年08月12日 08:21撮影 by  Canon PowerShot G1 X, Canon
8/12 8:21
イワギキョウ。
ナナカマドの実もうっすら赤みを帯びてます。
2012年08月12日 08:23撮影 by  Canon PowerShot G1 X, Canon
8/12 8:23
ナナカマドの実もうっすら赤みを帯びてます。
火口縁にたどり着きました。
いい眺めです。
2012年08月12日 08:24撮影 by  Canon PowerShot G1 X, Canon
2
8/12 8:24
火口縁にたどり着きました。
いい眺めです。
青い空と白い雲の下、山頂を目指します。
2012年08月12日 08:25撮影 by  Canon PowerShot G1 X, Canon
8/12 8:25
青い空と白い雲の下、山頂を目指します。
山頂は、どこだぁ!
2012年08月12日 08:29撮影 by  Canon PowerShot G1 X, Canon
8/12 8:29
山頂は、どこだぁ!
ニセピークが次々現れます。
2012年08月12日 08:30撮影 by  Canon PowerShot G1 X, Canon
8/12 8:30
ニセピークが次々現れます。
おっと、火口側から、ものすごい勢いでガスが上がってきました!
2012年08月12日 08:32撮影 by  Canon PowerShot G1 X, Canon
8/12 8:32
おっと、火口側から、ものすごい勢いでガスが上がってきました!
「晴れているうちに、山頂に着きたいよ〜!」
ここでも、山頂ははっきり分かりません。
2012年08月12日 08:33撮影 by  Canon PowerShot G1 X, Canon
8/12 8:33
「晴れているうちに、山頂に着きたいよ〜!」
ここでも、山頂ははっきり分かりません。
「山頂はあれかな!」
と思いましたが、違ってました。
2012年08月12日 08:35撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/12 8:35
「山頂はあれかな!」
と思いましたが、違ってました。
羊蹄山は独立峰なので、いろいろコースがあります。倶知安コースの登山口は比羅夫(ヒラフ)です。
2012年08月12日 08:42撮影 by  Canon PowerShot G1 X, Canon
8/12 8:42
羊蹄山は独立峰なので、いろいろコースがあります。倶知安コースの登山口は比羅夫(ヒラフ)です。
三角点が先に現れます。
2012年08月12日 08:44撮影 by  Canon PowerShot G1 X, Canon
1
8/12 8:44
三角点が先に現れます。
あれだな!
山頂に2名、確認。
2012年08月12日 08:46撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/12 8:46
あれだな!
山頂に2名、確認。
緑色に覆われているきれいな父釜。
ガスよ、引いてくれ!
2012年08月12日 08:47撮影 by  Canon PowerShot G1 X, Canon
8/12 8:47
緑色に覆われているきれいな父釜。
ガスよ、引いてくれ!
山頂ではノービュー率の高い私たちですが、ちょうどうまい具合にガスが引いてくれました。
今日はラッキー!
2012年08月18日 15:09撮影 by  Canon PowerShot G1 X, Canon
14
8/18 15:09
山頂ではノービュー率の高い私たちですが、ちょうどうまい具合にガスが引いてくれました。
今日はラッキー!
お鉢めぐりをしても、タイム的には大差なさそうな気はしましたが、トムラウシ温泉に一刻も早く浸かりたいので、比羅夫へそのまま戻ることにしました。
2012年08月12日 08:52撮影 by  Canon PowerShot G1 X, Canon
2
8/12 8:52
お鉢めぐりをしても、タイム的には大差なさそうな気はしましたが、トムラウシ温泉に一刻も早く浸かりたいので、比羅夫へそのまま戻ることにしました。
ガスが引いた一瞬、緑豊かな火口(父釜)が見えました!
2012年08月12日 08:54撮影 by  Canon PowerShot G1 X, Canon
5
8/12 8:54
ガスが引いた一瞬、緑豊かな火口(父釜)が見えました!
さあ、トムラウシ温泉へ向けて先を急ぐぞー!
2012年08月12日 09:05撮影 by  Canon PowerShot G1 X, Canon
3
8/12 9:05
さあ、トムラウシ温泉へ向けて先を急ぐぞー!
9合目辺りは、気持ちいい登山道です。
2012年08月12日 09:32撮影 by  Canon PowerShot G1 X, Canon
8/12 9:32
9合目辺りは、気持ちいい登山道です。
お花畑はわずかな時間が経っただけなのに、お花がいっぱい開いてました。
2012年08月12日 09:32撮影 by  Canon PowerShot G1 X, Canon
1
8/12 9:32
お花畑はわずかな時間が経っただけなのに、お花がいっぱい開いてました。
標高差は1500mあるんだぁ(驚)
歩きづらい登山道も相まって、思いの外、苦戦しました(汗)
2012年08月12日 11:58撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/12 11:58
標高差は1500mあるんだぁ(驚)
歩きづらい登山道も相まって、思いの外、苦戦しました(汗)
予定より1時間遅い下山となりました(汗)
後方羊蹄山、甘くみてました。
カーナビをセットすると、トムラウシ温泉まで、340辧
「一体何時につけるんだ〜!」
2012年08月12日 11:59撮影 by  Canon PowerShot G1 X, Canon
8/12 11:59
予定より1時間遅い下山となりました(汗)
後方羊蹄山、甘くみてました。
カーナビをセットすると、トムラウシ温泉まで、340辧
「一体何時につけるんだ〜!」
16時35分、トムラウシ温泉東大雪荘に到着。
待ちに待った源泉かけ流し100パーセントの湯にカラダの芯まで癒されました。
「うぅー、しみるなぁー!」
2012年08月12日 17:12撮影 by  DSC-RX100, SONY
3
8/12 17:12
16時35分、トムラウシ温泉東大雪荘に到着。
待ちに待った源泉かけ流し100パーセントの湯にカラダの芯まで癒されました。
「うぅー、しみるなぁー!」

感想

11日午後から15日まで待ちに待った夏休みです。
せっかくの連休なので、後方羊蹄山、トムラウシ山、雌阿寒岳・斜里岳、羅臼岳と4日で5座をやっつける盛りだくさんの計画を立てました。
夏休み前の忙しい仕事をこなし、15時30分羽田発で17時05分千歳へ到着。
レンタカーを借り、コンビニで食料を揃えたりしていると、何だかんだで、前泊地のニセコへ到着したのは、20時過ぎになってしまいました。

北海道遠征でのメインは何と言っても、昨年、悪天候で断念したトムラウシ山です(十勝岳に変更)
羊蹄山は、その小手調べにちょうどいいと思って臨みました。
kuniyanさんは、「トムラウシの前に羊蹄山ですか!」
と懸念されてましたが、kuniyanご夫妻が羊蹄山に行かれた時は雨で、しかも奥様が普段と違う靴を履いたせいで、足爪がやられて苦戦しただけだと、高をくくってました。
ところが、いざ登ってみると、手つかずの登山道は、階段状の所がほとんどなく、足首を深く曲げなければならない箇所が随所に現れます。
それに加え、赤土、黒土の路面や石、木の根も滑りやすく、とても歩きづらい登山道が、地味に足と心に疲労を与えます。
カミサンのペースも一向に上がりません。
展望が開け、お花畑も通過する頃には、道もよくなり、いくらかペースも上がったかもしれません。
火口縁にようやくたどり着くと、外輪を見渡せました。
「おー、気持ちいい! ところで、山頂はどこだ?」
と言っている間もなく、ものすごいガスと風が唸りを上げて、父釜から押し寄せてきます。
「これはまずいぞ!急ごう!」
と、尻に火がついて、大急ぎで、山頂を目指しました。
ところが、焦る私たちをあざ笑うかのように、ニセピークが次々現れます。
ガスで見えにくいこともありましたが、三角点の先にようやく山頂を確認できました。
そして、山頂にたどり着くと、幸運にもその時だけガスが引いて、青空と緑色に彩られた父釜が浮かび上がりました。
この一瞬を逃さず、山頂に居合わせたオジサンに写真を撮っていただきました。
それから先は、ガスと強風が吹き荒れたことを思うと、ほんとラッッキーでした。
山頂でのノービュー率が高い私にとっては、こんなことは滅多にありません(笑)
こんなことが明日のトムラウシ山でもあってほしいと願いつつ、下山します。
(運を使い切ってしまったかな!)
お花畑の花は、往路よりさらに花を開かせ、元気を与えてくれました。
でも、樹林帯へ入ってからは、やはり滑りやすい登山道に手を焼き、ペースも上がらず、思いの外、消耗し駐車場に戻りました。

羊蹄山、「羊の皮を被った狼」とまでは言わないまでも、甘くみていると、痛い目に合う山でした。
kuniyanさんの言わんとした意味が、登ってみて分かりました。

カーナビで、トムラウシ温泉の東大雪荘をセットすると、目的地まで340劼判个泙靴拭粉澄
千歳まで2時間かかり、そこからまだ200勸幣紊△襪里!!
明日の天気予報は、午後から雨。
明日のトムラウシ、山頂まで何とか天気もってくれないかと、願いつつ、早く温泉に浸かりたい一心で飛ばすのでした。(安全な範囲で)

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1040人

コメント

くっちゃんコースを選択!?
こんばんは、satoyamaご夫婦。

てっきり真狩コースだと思ってました。

けっして甘くなかったでしょ
同コース歩いて頂きありがとうございます(笑)

ガスも晴れお釜も見れて羨ましいです!
「モウ一息頑張れ」の文字。
あてになりません!その後、随分私は頑張りましたよ

次のトムが楽しみです
2012/8/18 18:12
遠征お疲れ様でした!
satoyamaさん、お疲れ様でした

写真を拝見すると、初日はマズマズのお天気だったようで、何よりでした

私は、所用のオンパレードで山には行けず、ヤマレコで登山気分を味わっていました

引き続きレコ楽しみにしています。
さて?山頂のビューは
2012/8/19 4:15
くにちゃんコースでした(笑)
前泊のラマット・ニセコというペンションからすぐの倶知安コースにしました

標高差1500mに加え、道が滑りやすく、kuniwifeの爪が破壊された理由が頷けましたよ

サクッといけませんでしたね

トムラウシ温泉まで340劼蓮∩瓩着きたい一心で飛ばしましたが、ホント山奥ですね

東大雪荘の湯は最高でした
水風呂を併用し、筋疲労は吹っ飛びました
2012/8/20 7:00
天気、ぎりぎりセーフでした!
hottenさん、レス遅れてすみません
羊蹄山は山頂で写真を撮るやいなや、ものすごい強風とガスが押し寄せました
山頂まで間に合って、ラッキーでした

hottenさんのアドバイスの通り、山行日を12〜15日とすることで、完全に埋没していたレコが浮上できました

自分でもページをいくら送っても、全く見つけられなかっただけに、うれしかったです
ありがとうございました。

所用で山に行けないとき、天気がいいとへこみますよね
腰ももう大丈夫でしょうから、この時期ぐっとこらえて、爆発してください
2012/8/20 7:10
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 支笏・洞爺 [日帰り]
後方羊蹄山 倶知安ルート
利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら