塩見岳 2020年初登り
- GPS
- 51:45
- 距離
- 52.8km
- 登り
- 5,675m
- 下り
- 5,664m
コースタイム
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 6:34
- 山行
- 10:04
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 10:58
- 山行
- 3:32
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 3:53
天候 | 3日間とも晴れ!風は普通 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
最寄りインターは中央道松川IC |
コース状況/ 危険箇所等 |
【コース状況】 ●冬季ゲート前〜鳥倉登山口:ひたすら舗装道路を歩きます。山からの落石と凍結路面に注意。 ●鳥倉登山口〜三伏峠:今回はトレースもあり積雪量も多くないことから、登り下りともにチェーンスパイクのみで通しました。急登は少ないですが、凍結した登山道のトラバースが多いため、斜面への転落には要注意。 ●三伏峠〜本谷山〜塩見小屋:アイゼン 利用。地味なアップダウンの繰り返しで急登はほとんど有りません。樹林帯なのでもう少し雪が降れば輪かんじき等も重宝しそうな感じです。三伏山は眺望最高なので、ここまで止まりでも十分楽しめます。 ●塩見小屋〜天狗岩:現在のところ雪の量は少な目です。比較的急な登りの後、短いトラバースもあります。雪のコンディションで難易度は変わるでしょう。 ●天狗岩〜山頂直下〜山頂:今回の核心部でした。積雪量が少なく、アイゼン 、ピッケルの歯がほとんど刺さりません。雪質も水分量の少ない砂状の雪で、アイゼンの歯が直接岩に当たりました。もう少し雪が着くと難易度は下がると思いますが、現時点ではかなり慎重に通過したい場所です。滑落注意。 なお、風によって直下のザラ石と細かな氷柱がパラパラと落ちてきます。下山者とのすれ違いには、落石や氷柱落下に特に注意が必要です。 |
その他周辺情報 | 【下山後温泉とご飯】 ●まつかわ温泉 清流苑 湯船からは仙丈ヶ岳〜赤石岳までがよく見えました。 素晴らしい眺望と泉質です。 http://www.seiryuen.jp/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
バラクラバ
毛帽子
靴
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
スコップ
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
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感想
皆様、新年明けましておめでとうございます。今年も山を愛する皆様にとって素晴らしい1年でありますように!(^^)
本年初登山は、harubo33 が唯一残していた最後の3000m峰の塩見岳に定めました。下調べによると、毎年積雪期に人が入っているし、林道歩きも片道約9キロ程度とそんなに長く無い(←麻痺していると言うウワサも‥‥😅)、去年の悪沢岳よりも標高差も少ないじゃん♪ と昨年本気で泣くほど体力的に限界だった登山を思い出して、今回は比較的呑気に登るつもりでスタートしました。
Google先生に頼って諏訪から下道で鳥倉林道を目指すと、一昨年車のパンクで仙塩尾根を撤退させられた道まで来て、何と通行止。。。これは、塩見は登るな予告かな?(・・;) と、一瞬怯みましたが、気を取り直して1時間以上遅れて登山口まで到着し、登り始めます。
途中、30日、31日から登り始めた方々とすれ違います。5号目付近までは全員が『塩見は撤退でした』というお返事。え〜(・・;)誰か1日に御来光登山に成功した人居ないのかな?、、と思っていると、ようやく休憩中に降りて来た若い男性2人が『塩見小屋から先ノートレースの中、自分たちが1番に登頂出来ました!』というお返事。その後も2人ほど登頂出来たという方々とすれ違い、よーし、これでトレースはバッチリだね♪ と少し安心する事が出来ました。
天狗岩のトラバースが難所なのかな?などと想像したのですが、いざアタックをかけると一番の難点は、今回の雪質。水分量の少ないサラサラの雪の上、積雪量がとにかく少なすぎて岩に雪が固着していないのが難易度を大きく上げている原因でした。もう2ー30cmほどベタ雪が固着してくれたらそこまで難儀な山では無くなる印象ですが、今回はとにかくアイゼン 、ピッケルの掛からない砂状の雪に最も難儀しました。
核心部のトレースはRFのためでしょうか、複数路に分かれていて、自分たちでも都度RFしながら登るという感じに近くなりました。ruhasamanさんの辿ったルートだと、コレは足が上がらない、、、これ以上は無理!と言う場所に行き詰まり、悩みましたが昨日の通行止も頭をよぎって安全のために『私の山頂は今日はココ』と決めて登頂を諦めることにしました。標高差残りあと30m‥‥悔しいけど仕方がない、これが実力と言い聞かせて下山を開始すると、途中で右に大きく巻くトレースを発見!『ruhasamanさんこっちもあるよ!』と進んでみると何とか核心部を突破する事が出来ました。
山頂から見れた景色は当然の大絶景で、今まで見えていなかった富士山がご褒美として出迎えてくれたのには大感動なのでした(^^)
今回は雪質のお陰で久しぶりに緊張する登山になりましたが、無事に登頂して帰宅出来たのも、年末から入ってトレースを付けてくれた方々のおかげだと思います。トレースを使わせて頂いてありがとうございましたm(_ _)m この場を借りて感謝申し上げます!
2020年も自分らしく歩ける事を祈りつつ、今年こそ怪我のない1年でありたいと願っております。皆様、本年もどうぞよろしくお願いします(^^)
harubo33様 ruhasaman様
あけましておめでとうございます。
そしてharubo33さん、3000m峰完登おめでとうございます。
冬季の塩見岳、さぞかし美しい光景に出会えたことでしょう。
東峰から西峰を撮った写真は有りませんか。
もし有ったらメッセージでこっそり送ってください。
とにかくご無事で何よりです。(一旦、撤退を決意する場面、感動しました!)
次は百高山完登ですね。
ruhasamanさんのご指導のもと、達成されることをお祈りいたしております。
kimichin2様、明けましておめでとうございます。
またお祝いのお言葉もありがとうございました!(^^)
昨年は百高山が停滞してしまったので、今回ギリギリでしたが何とか登頂することが出来て素直に嬉しかったです。気づいたら素で標柱に抱き着いていました(笑)
東峰から西峰の写真、撮ってありました!後程メッセージでお送りさせていただきますね。
今年もkimichin2さんの描写のすばらしい、まるで一緒に登っている感覚になってしまう歯切れの良いレコを楽しみにしておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
harubo33さん、ruhasamanさん、
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
新年初の山が、すごいところに〜👍
私がヘトヘトだったところをすごいよ〜。
危険箇所もあったようですが、お天気も良く、無事に行ってこれて、
素晴らしい山頂の景色が見れて良かったですね。
hapiraさん、本年もどうぞよろしくお願いいたします(^^)
三伏峠までのテント担ぎ上げはやっぱり痺れますよね〜😅冬はさらに上まで担ぐ方がいらっしゃるから、本当にすごいと思います。
私も当然ヘロヘロですよ〜。でも今回は『つかれた😭』と嘆いたら1回につき1000円という罰則付きだったので、平気なフリをしてヘロヘロしてましたヨ 笑
しんどかったですー!
harubo33さん、ruhasamanさん
あけましておめでとうございます。
新年初登山で登頂おめでとうございます!
素晴らしい景色!
清々しい気持ちなりました。
tomokofishさん、今年もよろしくお願いします(^^)
登頂は五分五分という気持ちで臨みました。運良く登れたと思ってます!
四阿山は天気微妙だったかな?って麓から見てましたー。また快晴の日にご一緒しましょう♪
タイトルは新年の挨拶と3000m峰完登の2つの意味を込めました😊
レコの題名を見ただけで凄い〜!!とワクワクしながら読み進んでいきました。他の方もコメントされていますが、山頂直下で一旦は諦めて(安全のための決意も素晴らしい)でもその後に登頂できたなんて、私はその場にいなかったけど感動しました!山頂からしか見えない富士山そして360度の絶景も見れて本当に良かったですね!!
今年もお2人のレコを楽しみにしています♪
popieさん、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします(^^)
コメントありがとうございました! 今回は珍しく体力的にはヘバる事も無く元気に登れたのですが、何よりも雪の少なさと雪質のお陰で自分の冬山経験の中ではトップクラスに入る恐怖感を味わって来ました😅 たまたま運良く無事に登れましたが、前日のトレースが無い時だったり、後は黒部五郎に行った時のように自分がヘロヘロだったりしたら、間違いなく敗退だっただろうなぁ、、と思っています。popieさんのようにrunをしながら鍛えないとダメですね(^◇^;)
今年もお互いに安全登山で楽しみましょうね♪
私もpopieさんのレコを引き続き楽しみにしております!
今年もよろしくお願いいたします。
私、3000m峰がだいぶキツく感じるお歳になってしまったようですが、、
今年もなんとか登山が続けられるよう精進したいと思います。
皆様にとって幸せの年になりますようお祈りいたしております。
下山される際にスライドしました♪
熟練の雰囲気漂う方々だなぁと思っておりましたら、やはり!でした。お声がけいただきありがとうございました(^^)
伺った通り、烏帽子岳の先はノントレースでしたが、新雪をワクワクしながら歩くことができました。
大変お疲れ様でした。これからもお気をつけて。また拝見させてください♪
chee2005さんコメントありがとうございました! ていうか、ヤッパリ❣って思いました(^^) 時々cheeさんの素晴らしい写真たっぷりのレコを拝見していたので、すれ違った後に『あれ?なんかcheeさんに似てたかも。。。』と思ったんですよ。初スライド出来て光栄でした〜♪
さすがcheeさん、トレース無くてもしっかり小河内岳まで歩けちゃうのがスゴイですね!
今さっき、仕事の新年会が終わって帰ってきたので、今からたっぷりとレコ拝見させていただきますね〜!ありがとうございました😊
haruboさん、ruhasamanさん、こんにちは。
いやぁ、精力的に登られてますねー!こないだharuboさんと登ったばかりと思ってたら数日も経たずに今度は塩見岳テント泊なんて、すごすぎますねー!
残雪期ならありますけど、厳冬期にテント泊はしたことがなくて、こういう山行はとてもためになります。ま、仮にも行くとしても一人で挑むことはないと思いますが。
今年はぜひ、ruhasamanさんともご同行の機会を得られれば光栄です。それまで、ケガをしないよう体力つけたいと思います。
Murphyさんこんにちは!コメントありがとうございました。
せっかくの冬休みなので、いつもは出来ない2泊とかどうしても行きなくなってしまうんですよね〜😅 冬は空気も澄んでて景色も良いし最高ですね♪ だだし登ってる時は気になりませんが、テントはやっぱり極寒ですよ。。。
ruhasamanさん
haruboさん
超遅米になり、すみません。大トリという事でお許し下さい😏
まずはハル坊さん、3000メートル峰全座登頂!おめでとうございます!💎
ruhasamanさんは輝かしい実績をお持ちの方なので素人が何か語るのも憚られますが、ハル坊さん! さすがアスリートですねえ。体力・気力・勇気・技術の全てを兼ね備え、もはやハイカーというくくりは飛び越えて登山家と呼ぶべき域に達していますね。もう尊敬の一言です。
ハル坊さんのパワーがあれば8000メートル峰だって登れるんじゃないかと思うほどですが、次の目標は「百高山」ですかね、引き続き応援しています。
さて、今回はあわや山頂目前で敗退かという瀬戸際からの大逆転劇でしたね👏
現地の詳細な状況までは分からないので、仮にですが、ruhasaさんだけ登頂してハルさんが撤退なら欠席裁判になるところを、見事「逆転勝訴! 」。山岳小説でも書けそうなぐらいドラマチックな展開でしたね。
新年一発目から印象に残るレコを見せていただきました。
tsukadonさん、こんばんは(^^) コメントありがとうございました〜♪
際どかったですが、何とか最後の3000m峰に無事に行って帰ってこれました。私は今も今後もアスリートでは無くて単なるハイカーのままですが、この手の山をやる時に絶対に必要なのは 気力、体力、時の運 と言うウルトラクイズの実力である事は間違い無いと確信し始めています😅
特に最後の時の運は重要で、ラッキーだったから無事に済んだとか、たまたま登れたって言う話も良く耳にしますし、私自身も今回の山行も含めて、今までそう言う経験が多いですかね(・・;) 山も巡り合わせですねぇ〜。
ちなみにスキーは気力と知力のスポーツのような気がしてます(^^)
ruhasamanさん。 harubo33さん。
お疲れさまでした。
こちらも気になり見に来てしまいました。(;^ω^)
yamapのシキブです。
今回のお正月は最高でしたね、塩見山頂直下の核心部のお二人からアドバイスをいただき挑まず左にトラバースしピークを踏むことができました。
アドバイスありがとうございました<m(__)m>。
harubo33さんも100高山狙ってるんですね!
自分も以前の100高山はすべてリセットして新たにスタートを切り 2016〜2017で97座。2019年7月に御岳山でゴールしました。
いま2週目を半分くらい 1周目と違う季節とルートで回っています。
こちらでもよろしくお願いいたします。
SkiBさん、こんばんは!コメントありがとうございました〜(^^)
レコだと塩見岳登頂記録が他に無かったので、スライドしたはずの方々はYAMAPなのかなぁ〜って覗いていたらシキブさんや他の方が上げてらっしゃいましたね。YAMAPが利用者数最も多いという事を実感しました 笑
お互いに快晴の塩見岳を満喫出来て本当に良かったですねー!
それにしても左にトラバースする事も可能だったのですね♪ あの時は直登に進んでしまって左トラバースは目に入りませんでした(・・;)。やっぱり確実なRFは安全登山には必須ですね!もっと広い視野を持たないと〜😅
YAMAPはやってませんが、これからも時々お邪魔させてください(^^) どうぞよろしくお願いします✨
ヤマレコは強者さんが凄いレポ上を多くアップされていますので
恥ずかしく見るだけなのです。
YAMAPはまだ新しく新参者が多いので結構お気楽にやってます。
どちらも一長一短があり 両方登山のお助けアイテムとしてとても良いですね。
塩見の核心部の所は左岩に雪で隠れたマーキングを見つけ 左に巻いてちょっと岩を登ってまた右に移動 核心部の上に出ました
山頂直下の岩場はトレースいっぱいで皆さん右往左往していたようですね。
何と素晴らしい核心部の回避✨
まさにルーファイ能力の高い証拠ですね(≧∀≦)! 私は右往左往のトレースにまんまと引っかかりました😅
百高山の大先輩SkiBさんのレポも参考にさせていただきながら、残る18座を登っていきたいと思います(^^)
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